コロナ転職は正直厳しい。この厳しい転職市場だからといって、転職しないという選択も危険。10年後見据えた転職活動をきちんと行えるかが、求職者に求められるスキルです。厳しいコロナ転職を失敗しないための年代別の秘訣、おすすめの業界・方法についてわかりやすく解説します。
②コロナで生活に影響を受けた30代
③リストラ・会社倒産を受けた40代
④早期退職に追い込まれた50代
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目次
コロナ転職を行うかどうかで今後10年が決まる
コロナ感染拡大を止まらぬ状況の中、皆さんは『転職』についてどのようにお考えですか?
未曽有の大不況と言われた10年前の『リーマンショック』や20年前の『就職氷河期』と言われていたその時よりさらに酷いのがコロナ大不況です。
コロナ前に転職を考えていたのに、今回のコロナ不況により転職を諦めた20代、30代、40代の方も多いかと思います。
今まで10年以上の面接官の経験と転職経験からの感想をいうと、「今は厳しいから転職しない」という単純理由だけでは間違えています!
今回はコロナ禍の今だからこそコロナ転職しないと逆にやばい理由を解説していきたいと思いますので、是非参考に転職活動をしてみてくださいね!
コロナ転職は厳しい!転職市場に大打撃
コロナという目に見えないウイルスが原因で、世界中は大混乱し、多くの感染者、死者をもたらしました。
この酷いウイルスは、景気を悪化させたことにより『雇用』にも大きな打撃を与えています。
2022年現在、大きな話題を呼んでいるキーワードが以下のようなリストです。
②リストラ
③コロナ
④不景気
⑤テレワーク
・・・
会社倒産、リストラ、離職といったようにネガティブなワードが市場で多くつぶやかれています。
このコロナがもたらした影響は、好調だった20代、30代の求職者にも当然影響を与え、特に新卒の採用を中止した企業は非常に多いです。
企業は、人件費を削減したいし、今は新しい人を採用したいとは思わないのは当然のことと言えるでしょう。コロナ転職は、年齢を重ねるごとに非常に厳しくなっています。
次に、厳しい市場における明るい兆しもあるので、その情報について記載します。
完全失業率調査結果
画像引用元:統計局HPより
コロナ転職を成功させたい場合は、完全失業率に注目してみることが大事です。2020年年平均で2.8%と高い傾向にあり、2021年5月は、3%台まで上がっています。失業率が低下傾向にあるため、厳しいコロナ転職からの脱却時期に来ていると考えられます。
特に2021年10月以降は、おすすめの時期といえます。
ワンポイントチェック
完全失業者数を労働力人口で割って算出し、数値が高いほど仕事を探している人が多いことを示しますので、景気の指標に使われます。
雇い止めが加速!非正規労働者は不利!
コロナ禍で頻発している『雇止め』ですが、それを行うと逆に増える求職者。
需要と供給のバランスが崩壊してしまい、転職市場は求職者で溢れています。
既に非正規雇用者で職が無い方々は市場で溢れかえり、逆に正社員として働いているのにコロナ禍だからこそ起きる『会社への不信感』が増したことにより、転職を考え行動している人も多いです。
②賞与なし
③給与カット
④会社倒産/リストラ
⑤契約延長停止
⑥フリーター・パート解雇
コロナ感染リスク対応への不信感のみならず、生活ができない正社員の方も非常に多いのが現状です。
その為転職市場は求職者で溢れかえり、現状は『買い手市場』です。つまり、企業側が有利な採用ができてしまうという市場の低迷が起きてしまっているため厳しいです。
不景気になると増える正社員への就職希望者。コロナ不況による若い非正規雇用者の正社員希望が増え、中年層の転職にも影響を与えてしまい、スキルの高い中年層でも厳しい市場です。
特に目立つのがリストラによる求職者である40代以上。逆にコロナ退職を避けているのが20代。しかし企業が欲しいのは20代のコロナ求職者なので、市場と求職者の需要と供給が崩れているのが現状です。
コロナ転職:年代別難易度
50代&40代、30代、20代&10代でコロナ転職の厳しい状況は大きく変わります。
コロナ転職をいざ行うと、厳しい現状が突きつけられ、転職活動をやめてしまったり、転職はできても焦ったことにより失敗してしまうケースが目立ちます。
次に各年代の転職難易度、対策、おすすめツールについて次に解説します。
50代、40代:ゲキムズ!
コロナ転職難易度 |
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コロナ禍で資金力豊富で、ピンチをチャンスに変えられる企業であれば40代・50代のスペシャリストを採用したいと思うかもしれませんが、そういった会社は非常に少ないでしょう。
そのため、現在の会社に大きな不満もなく、急いで転職しなければいけない事態でなければ無理に転職活動をする必要はありません。
むしろ大きなリスクになってしまいます。
もし、転職を希望される場合は、ハイクラスの転職を成功させたいといった方だけは、転職活動をしてみると良いかもしれません。
ハイクラスとは、年収800万円以上を目指したい方たちを指しますので、エージェントを経由して求人を紹介してもらえば、厳しいコロナ転職でも失敗を防ぐことが可能です。
30代の転職は高い即戦力!
コロナ転職難易度 |
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30代のコロナ転職は、好景気の2年前よりさらに高いスキル・経験が求められます。
給与が低い、労働環境が悪いといった個人の不満だけを解決したいと思うのであれば、転職先で活躍できる高いスキルを保有し、給与に見合った結果を残すことにコミットする必要があります。
コロナ転職は転職したい人が多く倍率が高いので、同じ能力を持っているのに低い給与でもいいと言う人がたくさん現れ、そのような人が採用されます。
エージェントの持つ良質な求人であれば、給与レンジも高いので、スキルを身に着けていれば採用される確率も上がります。下記のエージェントを参考に登録面談を受けてみましょう。
20代はコロナ転職でも成功できる!
コロナ転職難易度 |
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コロナ禍で発生した『雇止め』。
それとは裏腹に増える『転職希望者』。
ライバルが多い中での転職は、かなり不利なので現状は転職しない方がいいという専門家の方が多いはず。しかし、実際は転職しないとまずい20代の方も多いのでそんなことは言ってられないのが現状。例えば・・・
②会社が倒産しそう
③ブラック企業でもう無理
④フリーターで職を失いそう
自分の人生に大きく関わることなので悠長なことは言ってられない状態です。
そういった人は積極的に転職活動を行ってください。
なんとなく転職を意識している人も、市場の調査や業界動向などを加味しながら行動しておくことがおすすめです。
しかし20代の方はコロナ転職が不利になるから転職しないと思い、市場では20代を求めているのに多くの方がチャンスを逃しているのが現状なんです。
そのチャンスの情報を的確に入手し、コロナ転職の対策をきちんと行えば成功を勝ち取ることは難しくありません。20代おすすめのエージェントは、下記を参考にしてみてくださいね!
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コロ転職:業界選択は要注意!
コロナ転職を成功させたいと思っていざ行動に移すと「求人がない」といったこともよくあります。
この原因は、コロナで大打撃を受けたような業界で転職活動をする方に多く見られる傾向です。
下記に紹介する負け組業界、勝ち組業界について把握し、転職活動を進めることが大事です。
コロナ負け組業界
業界 | 危険度 | 転職先 |
飲食業 |
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製造業がおすすめ理由 |
イベント業界 |
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特になし |
公共交通系 |
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現状維持 |
販売業 |
|
営業職がおすすめ理由 |
パチンコ業界 |
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IT・営業職・製造業がおすすめ理由 |
参照記事:コロナ負け組業界5選
コロナ転職で厳しい業界5選は、上記5つの業界。
人との接触という観点でコロナ時代に入り、厳しいバッシングを受けたことが挙げられます。
唯一関係ないのがパチンコ業界でしたが、ギャンブルという世間的に認められないことも多く、何かとやり玉に挙げられるので、この機会に本気で転職を考えた方がいいでしょう。
コロナ勝ち組業界
おすすめ業界 | おすすめ度 |
ネット通販 |
|
オンライン会議 |
|
電子決済システム関連 |
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運送業界 |
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製造(家電・車など) |
|
参照記事:コロナ勝ち組業界5選
コロナウイルスの影響により多くの業界が衰退を見せている中、IT分野についてはうなぎ上りの成長を見せています。それは将来性から注目を集めていましたが、注目が加速した印です。
IT分野というとプログラミングをイメージする人も多いと思いますがそうではなく、IT分野の事務職、電子機器メーカー、自動車産業などIT分野なくては語れない業種も沢山あります。
そういった業種においで、今までの経験を活かして転職することが求められるので、コロナで勝ち組分野で今の職種をどう活かすかを考えてみてくださいね!
コロナ転職を考える際の注意点
つぎに実際にコロナ転職を考える際に注意すべき点について解説します。
現状が不満というだけではコロナ転職は失敗します。
今の現状をただ単に打破するための目的を転職にすり替えると、転職後に後悔することも。失敗しないためにも注意点を見ていきましょう。
給与カットは即転職活動を!賞与一部カットはセーフ
給与カットと言われるのはいわゆる『基本給の一部がカットされたパターン』です。これは正直会社倒産寸前でリストラを実施しなくてはならない状況に陥っています。
給与カットが実施された場合、立ち直れる見込みが明確な企業ならまだしも、殆どの企業はそうではないので、即時コロナ転職をしないとかなりまずいです。
特に20代社員にまで給与カットが発生してしまっている企業は要注意!
『賞与一部カット』をされた場合は、あと半年様子を見て行動しましょう。多くの企業が前年の30%カットなどを行うとともに、冬のボーナスは全額カットする企業も多いでしょう。
もし皆さんの会社が『夏のボーナスも全額なし』だった場合は、危機的状況なので、冬の賞与も全額カットの可能性が高いです。そういった場合は、生活できなくなる場合があるので転職活動を行うべきでしょう。
会社が倒産してからのコロナ転職は超不利!
多くの方はこう考えるでしょう。
「会社が倒産するまで待って、失業保険をもらいながら転職活動すればいいや!」
これが通じたのは一年前まで、現在これをやるとほぼ間違いなくコロナ転職ができず爆死します。このコロナ不況は現在はまだましで、オリンピックが開催できないと分かった時点で日本の市場はさらに酷くなるでしょう。
その為にも今後成長できるだろう業界を見極めて転職しなくてはならないのが『コロナ禍の20代』です。
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コロナでブラック企業に気づいたら20代の内に転職を!
ブラック企業でも給与がもらえて、賞与ももらえたなら今は転職しないで頑張った方がいいでしょう!
しかし、コロナ禍で経営悪化と共にブラック企業体質に変化していったような企業に在籍されているなら転職を考えたほうがよいでしょう。
特に、20代で以下のような企業に在籍されているのであれば、転職を視野に入れて在職中に転職活動をはじめてみるのもおすすめです。
ブラック企業在籍のこんな人はすぐ転職
②精神的に辛い(限界)
③月の残業時間が80時間を超えている
逆に上記に当てはまらないのであれば、転職活動しない方がいいでしょう。
①は、市場価値が高い20代後半の内にブラック企業を脱出しないと、市場価値が低迷する30代だとコロナ禍でさらに厳しくなることが予想できるからです。
②は、肉体的な疲れは、なんとか頑張れば耐えられるのですが、精神的に崩壊してしまうと回復することが難しいためです。
③は、②と連動しますが、よっぽど残業大好き人間でなければ肉体も精神も崩壊するレベルの残業時間なので転職すべきです。また、残業代全額支給でない会社に勤めているのであれば、即考えましょう。
④はコロナ禍で3密を防ぐ取り組みをきちんとしている企業でないまたは、テレワークOKといいつつもテレワーク中は評価外など行う企業は要注意です。
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現在20代フリーターなら最後の正社員チャス
前述してもうお分かりの様に、現在の転職活動が厳しい現状でも20代は市場価値が高いため30代、40代よりもかなりコロナ転職のチャンスです。
もしこの機を逃してしまうとオリンピック開催不可、オリンピック後の日本の景気はかなりひどくなることはわかっています。
だからこそ今正社員への就職をしないと、間違いなく地獄を見ます。
下手すると『生活保護』、フリーターでの結婚も男女ともに不可能な現状が待っています。
フリーターだがら正社員になれないではなく、コロナ禍のまだましな市場を利用して就職することが皆さんの将来に大きく影響してしまうので、今が本当の最後のチャンスだと思って行動しましょう。
その時に利用すべきフリーター向けエージェントについては、下記の様な専門的なエージェントを利用すると効率よく転職できるのでお勧めです。
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コロナ禍の転職は厳しい:まとめ
コロナ禍での転職は、一般的には不利な市場です。その為1年前とは違い、20代でもかなり厳しいでしょう。
しかし、新卒の就活生よりは明らかに有利であり、新卒採用凍結をしている企業でも20代の求職者を積極的に採用活動をしている企業が多いのが現状です。
正直今転職しない20代は、30代の更なるコロナ不況により転職することは厳しくなってしまうので、20代が最後のチャンスだと思って転職活動を行うべきと考えています。
その為の対策は必須であり、当ブログの関連記事でしっかり対策を行うとともに、エージェントなどを積極的に活用したアクティブな転職活動がコロナ禍の20代には必要なことだと私は考えています。
それではまた!