
面接の結果待ち状態は、転職活動をしている人であれば誰しも不安になるもの。特に手ごたえのあった転職の面接ならなおさら不安になりますよね?今回の記事は、そんな転職活動の不安を解決するために、面接の結果待ちの不安を払拭する対策をご紹介いたします!
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
転職活動をしていて、志望度の高い会社であれば『早く面接結果が知りたい』と思いませんか?しかし、面接の結果待ちが長くなる不安になってくる方も多いはず。
そんな皆さんの不安を解消するために、面接の結果連絡が来る目安や、問い合わせした方がよい場合などについてわかりやすき解説していきたいと思います!
10年の面接官の経験から、間違いなく多くの企業が行っている『裏情報』についても皆さんにお届けするとともに、早く面接結果を入手するための転職ツールもご紹介します。
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
●こんな方におすすめな記事●
①面接結果が来なくて不安
②結果待ちが長く焦っている
③面接結果が早く来る方法を知りたい
目次
面接の結果を応募者に連絡するのは時間がかかる
応募者の気持ちを考えて、早く合否の連絡を出したいと思う企業も非常に多いです。しかし、その連絡を出す過程には、色々な打ち合わせや手続きがあり、どうしても時間がかかります。その為応募者の方には結果待ちの状態を長引かせ不安な状態にさせてしまっているのが実情です。
私自身「書類選考」や「面接官」を経験していますが、面接結果を通達するまでに応募者の方を待たせてしまったことが結構あります。
なぜ面接や書類選考でそんなに時間がかかるのかという点についてまずは説明いたします。
▶書類選考結果連絡に時間がかかる理由
応募者から莫大な数が届く『応募書類』。兎に角、見ていくのが大変な作業です。しかもこの応募書類は平社員ではなく、課長職以上が確認することが殆ど。忙しい管理職は、確認して人事に連絡するのにも遅れがちです。
さらに、担当者同士であーでもない、こーでもない等、意見が合わない場合もあるので、更に遅れてしまうことも頻繁にあります。
またやっとの思いで書類選考通過者が確定したら、書類選考の合格通知と、面接日程の調整をメールで送付かまたは電話で行います。
・メールを見ていない応募者
・電話に出ない応募者
に対しては、再度連絡することもありますが、大抵は折り返し連絡が無ければ不採用にしていました。人生のイベントにおいて、十分な転職活動体制になっていないというのは致命的なので、これは絶対に注意してください!
なかなか面接結果が来なくて結果待ちで不安になっている原因がみなさんの場合もあるので気を付けましょう。
2020年8月追加事項
転職活動中は、電話連絡が頻繁に行われるので、すぐに電話に出れる状態しておくか、出れない場合は、できる状態になったらすぐに折り返しで電話連絡をするようにしてください。
また、メールに関しては、頻繁にチェックするようにしてください。スマホから簡単にメールチェックができますので忘れずに行うこと。スパムメールに移動している場合もあるので、スパムメールファルダのチェックも忘れずに!
▶面接結果連絡に時間がかかる理由
面接の結果となると色々な手続きがあって、応募者に連絡するのが遅くなってしまいます。転職希望者に面接結果待ち状態を発生させ、不安を募らせることは企業も重々承知。しかし、以下のようなプロセスがあることも理解してください。
一次面接メンバー(課長、人事)で結果をまとめ
↓
部長クラスに報告(通過者のスペック確認)
↓
二次面接日程調整・通達準備
↓
結果連絡
部長クラスの人たちも忙しいですし、一次面接の詳細をまとめるのも時間がかかります。そういった理由からも、面接の結果連絡を応募者に行くのに時間がかかります。
しかし!
実はこれには色々な裏ルートがあり、応募者によっては早く連絡がいく場合もあるので次にご説明します。裏ルートを知っておくと意外と結果待ちで不安な状態も解消されるので覚えておいてくださいね!
マッチ度が高い人には『即連絡』という裏ルートがある
実は裏事情ですが、どうしても採用したいと思った人に関しては、なるべく早く連絡する傾向はありました。
自分たちが欲しい人材=他社も欲しい人材
と考えるので、そこは応募者側との駆け引きになると思います。一方で、応募者が横一線でも時間がかかります。どの人もダメな場合には不採用通知を出せば終わりですが、皆いい場合はすごく時間がかかります。
採用枠2人に対して10人くらい個性が違っていい人ばかりだと本当に困ります。
その場合は、吟味するのに時間がかかってしまい、全員に連絡するのにもかなり時間がかかります。
そういった場合は、当社に入社してくれる人の志望度によって連絡速度を変更していたので、面接の際は『御社が第一志望』とはっきりと伝えておくことがおすすめです!
結果待ちに不安を感じるなしっかりアピールしておきましょう!
企業規模別の書類選考・面接結果連絡早見表
面接の結果が大手企業からベンチャー企業まで、同じ連絡スピードになることはまずありません。その為に、早見表を作成したので下記を参考にしてください。
【結果連絡早見表】2020年8月追加
※単位:以内
企業規模 | 書類選考 | 一次面接 | 二次面接 | 最終面接 |
大企業 | 1か月 | 2週間 | 2週間 | 10日 |
中企業 | 2週間 | 2週間 | 1週間 | 1週間 |
小企業 | 10日 | 1週間 | 1週間 | 1週間 |
ベンチャー | 1週間 | 3日 | 3日 | 3日 |
上記の目安期限を過ぎるようであれば、企業に問い合わせるのも手です。当然求職者側も転職活動をしているのだから、問い合わせることが失礼にあたることはありません。
しかし、連絡の仕方については注意点があるので下記に解説します。このやり方をマスターすれば、結果待ちの状態で不安になった場合の対処法に繋がります。
▶電話で問い合わせをする場合の注意点
電話で問い合わせをする場合、社会人としての電話マナーを守りつつ、選考結果の連絡期日の問い合わせをすることになるので、注意しましょう。
連絡する場合は、下記を事前に確認した上で電話連絡での問い合わせとなるので
✅人事担当者(総務の場合も有)の名前
✅いつ応募書類を発送したのか
✅いつ面接を受けたのか
✅なぜ電話連絡をしたのか
→御社の志望度が高く、他の選考も進んでいると伝えた方がいい
✅いつ頃連絡がもらえるのか目安の確認
→確定日ではなく、目安
✅連絡方法の確認
→メールなのか電話なのか
電話では失礼が無いように、上記の内容を確認すればOKです。しつこい問い合わせは、迷惑なので、やめましょう。
一度電話で話すと結果待ちの不安は解消されやすいですよ!
▶メールで問い合わせをする場合の注意点
メールで問い合わせする場合は、電話連絡と同様に社会人としてもマナーを守りつつメールで問い合わせをする必要があります。
その場合は、下記の例文を基にアレンジして書いてもいいですし、下記をコピペしてもOKです!
×××株式会社
人事部 南野様(ご担当者様)
お世話になっております。御社の採用試験を受けさせていただいております●●です。
お忙しいところ恐縮ではございますが、選考状況について教えていただきたくメールさせていただきました。
応募より2週間以上経過しており、御社を第一志望とさせていただいておりますことから、選考状況について教えていただけばと思い、大変失礼とは存じておりますが、メールさせていただきました。
もし可能であれば、選考連絡の目安となる連絡期日などあれば、ご連絡いただければ幸いです。
以上、お手数をおかけして大変申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
個人で応募すると面接結果の入手に時間がかかる
企業のHPや転職サイトから企業に応募すると、平気で上記の結果連絡早見表よりも遅れることがあります。
これは、前述したように莫大な応募書類を確認していき、全て確認後に連絡したりする企業が多いのが原因です。私が所属していたグローバルベンチャー企業の場合は、以下のような順に選考結果を連絡していました。
転職エージェント>転職サイト>個人応募
これは、転職エージェント経由の人材の方が、効率よく採用活動ができるのが特徴だからです。転職サイトも利用したのですが、応募量が多く管理が非常に大変。個人応募に至っては、個別に連絡するので正直めんどくさかったです(笑)
もし、転職活動をスムーズに行いたいのであれば、転職エージェントを経由して応募する方が、企業の目にも止まりやすいので断然お得です。
結果待ちの不安も避けられるので積極的に活用しましょう!
転職エージェント経由は面接結果連絡が早い!
転職エージェントを経由して転職活動を行うと色々なメリットがありますが、その一つに選考結果の連絡が早いというメリットがあります。
企業側からなかなか連絡が来ないと当然企業側に問い合わせる訳ですが、個人応募だと自分から企業側に問い合わせなくてはなりません。
第二志望、第三志望が控えている中、企業側を急かすような行為をしなくてはならない為、下手をすると悪い印象を与えかねません。
転職エージェントであれば自分の印象を悪くすることなく、エージェントがすべてコントロールしてくれます。
現に私自身も転職エージェントを使い倒しましたが、転職エージェントに面接の結果連絡を早くしてくれというのと、企業に直接言うのでは心の負担は100倍くらい違いました(笑)。
つまり、面接結果を早く入手できるかは、転職エージェントを利用しているかどうかでかなり差が付きます。転職エージェントも商売ですから、求職者の要望に応えなければ顧客満足度を上げることはできません。
転職エージェントは、応募企業に対して自分の志望度が高いと猛プッシュ&フォローを入れてくれます。
エージェント側はあなたが数社面接結果待ちであれば、第一志望の面接結果を早く出すよう企業側にプッシュすることで、第二志望、第三志望を補欠としてコントロールできます。
当然転職エージェントもプロなので企業側に印象を悪くするようなプッシュはしませんよ。私が面接官を担当してた時のエージェント側のプッシュ方法を以下のような感じでした。
▶転職エージェント経由は面接結果が早い理由
転職エージェントを利用していた前職で、エージェント経由にすると兎に角選考結果を早く出すように社内も動いていました。
それは下記のように転職エージェントが上手く企業側に交渉していたのが理由です。
・応募者の面接の印象はどうでしたか?
・応募者は「第一志望」とのことですが改善点はありますか?
・第二志望、第三志望との日程調整が難しく早めに面接をさせてもらえるとありがたいのですが、御社でご考慮いただけると幸いです。希望としては3日後程度は可能でしょうか。
・もし応募者に次の面接でアピールしておくべき点などありましたら情報としていただけますか?
こういったことは、個人応募ではなかなか難しい交渉術ですが、転職エージェントであれば、簡単に交渉してもらえます。だからこそ転職エージェント経由は、転職活動において有利に進められると言われています。
その中でも、私が利用経験がある2社の特徴を下記にまとめておきますので、是非登録してみるとよいかと思います。
企業目線でもかなりサービスがよかったので、おすすめです!
▶20代おすすめ転職エージェント
若手1位『第二新卒エージェントneo』
第二新卒はもちろん、フリーター/既卒/中退/高卒/中卒/早期離職など学歴不問で就業支援を行っているので納得の転職が可能です!
求人数 | 10,000件前後 |
面談の質 | 若手専門のエージェントなので不安解消の為に初回面談は2時間と他社の倍! |
対応地域 | 東京、大阪、名古屋、福岡にオフィスあり |
特徴 | 若手の転職支援実績No.1。初めての転職からキャリアに不安な方までサポートしてもらえます。書類添削、模擬面接なども充実。 |
対応年齢 | 10代、20代 |
公式サイト▶ | 【公式】第二新卒エージェントneo![]() |
▶30代おすすめ転職エージェント
30代1位おすすめ転職エージェントNo.1『doda』
求人数 | 100,000件前後 |
面談の質 | 転職の動機からキャリアプランまで寄り添う面談 |
対応地域 | 全国 |
特徴 | 転職者満足度No.1。業界を牽引していくほどの大手人材紹介会社。サポート体制も充実。初めての転職でも安心 |
公式サイト▶ |
まとめ
第一志望の会社から面接結果が来ない「結果待ちの状態」で不安になるのはみんな同じです。焦らず待つことも大事ですが、今回紹介させていただいた、目安の期日を過ぎてしまうようであれば、問い合わせをしてみましょう。
ただし、個人応募で問い合わせすると下手すると悪い印象を与えかねないので、今回紹介させていただいた必要事項を確認し、問い合わせをしてみてくださいね。
また、転職活動をスムーズに進めていきたい場合は、今回紹介させていただいた転職エージェントなどを利用して転職活動をすれば、面接の結果などはかなり早く入手することができますし、面接後のフォロー体制(お礼メールなどは一切不要)も万全!
興味があれば、下記に年代別転職エージェント特集を組んでいますので参考にしてみてくださいね!それではまた!