リストラ対象者となる人は、どんな特徴があるのかご存じですか?大手企業で盛んなリストラですが、対象となる人はいくつかの特徴があり、これは年代に関係なくリストラ対象者になってしまうので要注意です。今回の記事は、対象となる人の特徴と転職することがおすすめの理由を解説。
こんな方におすすめの記事
①景気が悪く、リストラが行われている
②自分もリストラ対象者になっている
③リストラ結構前に転職する際の注意点を知りたい
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目次
リストラ対象者は年代に関係なくなっている
こんにちは!転職アドバイザーのKOUMEIです。
コロナリストラが盛んになりつつある2020年12月以降。大手企業も数多くのリストラ対象者を選別していることは火を見るより明らか。
地方では求人倍率が1倍を切るところもあり、徐々に大不況が到来しています。
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緊急事態宣言発令後から中小企業の特にサービス、飲食業を中心に営業できない状態が続き過去に無い異常事態と言える状況でした。
サービス業の中でも百貨店をはじめ特にアパレル業界が大打撃を受け、前年より売り上げ8割減などが堅調に現れています。
上場企業も現在、近い将来を見据え『リストラ』を決行している企業が70社以上あり、リーマンショックに匹敵する割合です。
リストラと言えば『さえないミドル層』が対象と思われがちですが、コロナで内定切りなども話題になっているように、転職が比較的に容易に行える入社1年目から3年目までもが対象になっているので注意が必要です。
今回の記事はリストラ対象者はどんな人か、対象者になりやすい人の特徴は何かという観点で解説させていただきます。
リストラ対象者になりやすい人の特徴3選
「自分がリストラ対象になんかならない」と思っている人は多いかもしれません。
しかし、企業にはきちんと理由があってリストラ対象者を選定し、リストラ実施までの段階をへて実施します。
企業も馬鹿ではありません。優秀な人材を流出させないためにもきちんとリストラ対象者となる方のリストを保持しています。
特に対象者になりやすい方たちについての特徴を次に解説します。
特徴1:性格的要因
リストラ対象者になりやすい人の特徴の一つが、性格的要因です。
会社中で管理職になっていく多くの人の特徴は、積極的に経営に対して関与していることが多いです。
しかしリストラ対象になる人の特徴の多くは、積極という言葉と反対の要素が多いです。
下の枠線の中を見てください。
③根暗(陰キャ)
④まじめ
この理由は、将来的な管理職としては不適切であり且つ、リストラ対象者にしても大きくもめることは無いという特徴が性格からにじみ出ています。
上記に当てはまる人は、リストラ対象者になりやすい性格的な特徴を持っているので気をつけましょう。
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特徴2:仕事感が社内のムードに合っていない
リストラ対象者になりやすい人の特徴は、仕事感が他の社員と合わないことや、よく社内でもめる人が多いです。
仕事の輪を乱され、上手くいかなくなることも多いです。
よく言えば、仕事に積極的に取り組んでいるとも見えますが、裏を返すと乱しているとも捉えられ評価となり、非常に悪い印象を持たれているのが特徴です。
②KY(空気が読めない)な人
③ルーズ
④嘘つき
⑤よく休む
特徴3:性別と年代・役職的要素
リストラ対象者を選別するとき、性格的特徴や仕事の取り組み方の特徴の他に、性別や年代的な特徴をもっているのことが多いです。
特に男性より女性で活躍の場が見出だせない人は、十分注意する必要があります。
また、男性がリストラ対象となり得る場合は、40代以上で管理職として働けていない方はリストラ対象者になりやすい特徴を持っています。
特に、役職者になるべき年代にそのポジションにいない方は真っ先にリストラ対象者になるので要注意です。
②若手
③独身
④40代以上で役職者で無い方
リストラ対象者マトリクスを使って確認してみよう!
前述した3つのを並び替えると以下のような表を作り上げることがでます。
下表の「点数」を見てください。点数が各区分で示されています。
この内容から3つ選ぶことができ且つ、点数加点が高いとリストラの対象になりやすいことを表しています。
リストラ対象者マトリクス
性格 | 仕事 | 年代・性別 |
会話下手(5) | 自己中(5) | 女性(3) |
自己主張下手(4) | KY(3) | 若手(3) |
陰キャ(3) | ルーズ(4) | 独身(4) |
まじめ(2) | 嘘つき(5) | 40代以上(5) |
優しい(2) | よく休む(5) | さえない管理職(4) |
例えば以下のような人は、リストラの対象者になりやすい人を表しています。
会話が下手(5)+よく休む(5)+40代以上(5)=15点となり、リストラ対象になりやすい人の大きな特徴です。
3つの特徴を分析すると、リストラ対象者になりやすい人の特徴がわかるので、参考にしてください。
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リストラ対象者は20代・30代にも広がっている
入社1年目は将来有望株として採用されたためリストラ対象にならないというのが今までの日本のリストラのやり方でした。
しかし昨今のコロナリストラでは、新卒者の内定取り消し、先の見えない中自宅待機且つ、直近の成果が見えないということでリストラされる若者が増えています。
この傾向はもちろんリーマンショックの時にもありましたが、優良企業であれば3か月の猶予期間が与えられ、その3か月の間に転職活動をしてよい等のお達しが出ることがありました。
大企業に内定を貰えた人材であっても、中小企業への転職となるので、将来が大きく変貌することになることは間違いありません。
精神的なショックはもちろんのこと、すぐに行動に移せるフットワークの軽さも必要になります。
【注意】入社3年目までは『リストラ対象』になりやすい
リストラを決行するときは、企業によって対象年齢は異なると思いますが、一般的には下記の様な状況になります。
50代>40代>30代後半>20代前半>30代前半>20代後半
この構図からも分かるように、20代後半が最もリストラ対象になりにくくなっています。
これは、20代後半は将来の優良株であり間違いなくリストラ対象から外れています。
しかし20代前半は、将来の優良株と言えるかどうかは微妙ですし、今の厳しい状況下で戦力とカウントすることも厳しいです。
その為、コロナリストラを決行する企業は『入社3年目』までをリストラ対象者としてカウントするという傾向が今後増えることが予想されます。
次に20代前半の方がリストラ対象に自分がなってしまっていると感じたら取るべき行動について解説していきます。
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【吉報】リストラされても20代は転職が簡単
20代という若さは本当に武器になります。
30代、40代でリストラされると将来はありませんが、20代という若い世代でのリストラは怖いものなんてありません。
むしろ『将来性が無い会社から出れてラッキー』と思ってよいでしう。
リストラ対象者として20代をリストラするような会社は将来がありません。
そんな会社は早くおさらばできてよかったと思って転職活動を行うと、結構モチベもあがります。ではその転職活動を行う時、どのように進めるべきか解説します。
20代・30代でリストラ対象者になったら即転職!
20代・30代でも実力があるのにリストラ対象者として名が上がることは有りえます。
そんなときは急ぎ良く心を切り替え転職活動を行ったほうが断然有利な転職ができるようになります。
もしご自身が前述した特徴に当てはまるようであれば転職を視野に入れ、リストラが結構される前に店すく活動を行うことを強くおすすめします。
そんなリストラ対象者になり得る方たちが、どのように転職活動を行えば成功できるのかについて次に解説します。
①職種は同じで業界を変えて転職活動をする
リストラを決行するということは業界全体がかなり末期的状態のはずです。例えば、飲食業なんて地獄のような状態。
20代で飲食業で働いていてリストラや会社倒産に有ったら飲食業を選んではいけません。
できれば職種は活かして業界を変えましょう。
例えば飲食の接客経験があるならドラッグストアー店員など安泰な業界を選ぶとよいでしょう。
また、思い切ってまったく職種も業界を変えるのもありですが、その際は『製造業』がおすすめ。
コロナ禍でもV字回復した業界なのでチャレンジしてみるとよいでしょう。
②20代限定!第二新卒枠を狙って転職準備をする
20代前半特に入社1年目でいきなりリストラ対象なんてひどいし、会社倒産もあり得る中での転職活動は急いだ転職活動が必要です。
しかし、1年目から3年目までは『第二新卒』という枠が使えるので転職活動をしても経験不足を突っ込まれることは少ないです。
転職活動をスムーズに進められるための準備で大事なのは新卒の就活で使用した資料一式です。
この資料をベースに社会人経験を埋めてしまえばOKです。
例えば、高校→大学の何かのストーリーを説明した資料があればそこに『就職後のストーリー』をサラッと書きます。
部活で主将→根性→就職後にコロナでリストラに有ったが根性で再チャレンジ!
こんな前向きな展開を作るとかなり好印象を与えることができます。就職活動の資料を少しアレンジするだけで済むというのも入社3年目までの特権と言えると思います。
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③30代募集求人を狙い撃ち!
例えば、大手転職サイト「リクナビNEXT」などの転職サイトを利用する場合、「20代・30代活躍中」と具体的な年齢を示唆する求人に応募すると、若手募集をしたい意図がわかります。
これらの求人は「ある程度の即戦力」を募集している求人なので、転職できるチャンスが非常に高いです。
リストラ対象者の特徴に当てはまったら、まずは求人検索を行ってみましょう。
大手転職サイトの求人例で30代でもチャンスが有る例を下記に抜粋します。
【求めている人材】
大卒以上・文理不問/未経験歓迎・20代・30代活躍中/英文メール・日常会話程度の英語力必須
【具体的には】
業界・職種未経験の方歓迎
■コミュニケ-ションを大切にできる方 ※一番重視します!
■自分で考えて動ける方
■一人前の営業になりたい!という熱い気持ちがあり、粘り強く学べる方
■営業経験者歓迎
20代・30代活躍中などの文言が入った求人は、採用ハードルが下げられている傾向にあります。
ただし、上記の求人の様な『必須事項』は満たしてください。この求人事例だと、日常会話の英語力が無いとさすがに落ちるので要注意。
必須事項をよく読み、求める人物像とのマッチ度を図って転職活動を行っていきましょう。
応募条件 | 必須条件 | 歓迎要件 |
学歴不問 | 年収 | 試用期間 |
マネジメント経験 | 第二新卒 | コミュニケーション |
人物重視 | UIターン | 求人票全般 |
④転職エージェントを積極的に活用する
新卒の就職活動ではマイナビ新卒などを利用して就職活動をされていたと思います。いわゆる『サーチ型』の就活スタイルと言われ、企業の求人広告を参考に自分の好きな企業に応募する形だと思います。
これと似たスタイルとして、転職活動では『リクナビNEXT』が一般的です。自分のペースで転職活動をしたい人におすすめですが、結構苦労することも多いです。
しかし、現代社会は積極的に転職活動をすすめる上で重要視されていのが『転職エージェント』です。
自分で企業の求人を探さなくてもマッチ度の高い求人を人材紹介会社が紹介してくれるというのが特徴です。
若手専門の転職エージェントで非常に定評があるのが『【第二新卒エージェントneo】』です。第二新卒の初めての転職でキャリアカウンセリングによりマッチ度の高い求人紹介から応募書類対策、面接対策、内定時の雇用条件調整そして、企業とのやり取りをエージェント経由で行うことができるのでおすすめです。
30代・40代でリストラという非常に不安定な状態の中、二人三脚でサポートを行ってくれる転職エージェントは、下記になるので、積極的に活用してみましょう。
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リストラ対象者の特徴:まとめ
コロナリストラは先行きが不透明なことから、入社3年目までの層までもが積極的にリストラ対象者になっています。
現に新卒内定切りも盛んな為、今後の新卒者だけではなく入社3年目までは積極的にリストラ対象者になることは間違いありません。
そんなときは20代の強みを活かし『第二新卒』という枠を利用すればリストラ、倒産に対してもスムーズな転職が可能です。
30代・40代であれば、自分の今のポジションや経験・スキルに合った求人を紹介してくれる転職エージェントなどを積極的に活用し、早めに転職活動に取り組むことがおすすめです!
それではまた!
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