試用期間というのは、いわゆる本採用するかどうかのお試し期間。このお試し期間というのは、正当な理由があれば会社都合による解雇が可能な期間なので要注意です。会社都合で解雇される原因や、求人票の注意点などをわかりやすく解説します。
●こんな方におすすめの記事●
①試用期間が長いことについて気になっている
②クビにされることが不安
③試用期間をどのように過ごせばいいのかわからない
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目次
試用期間中は危険!
こんにちは!転職アドバイザーのKOUMEIです。
転職活動をしていると、多くの求人票に書かれている試用期間て結構気になるポイントですよね?例えば、試用期間3か月、6か月などが記載されていると思います。
3ヶ月
●月給から1万円減額となります
この試用期間が長いことに意味があるのかそして、試用期間中の待遇や、この期間に会社都合でクビ(解雇)になることがあるのか、そういった転職に対してのリスクについて、今回は解説させていただきます。
是非、求人票を見るときのポイントとして参考にしてくださいね!
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企業が試用期間を設ける理由
一般的に試用期間を設ける理由は、正式採用の前に能力や仕事に対する適性が備わっているかを確認してから採用することが企業の目的です。
さらに、勤務態度を含む人間性に著しく欠如していないかという点もしっかり確認されます。
この試用期間を設けることで、面接と応募書類とのギャップを確認し、正式採用するということを忘れないようにしましょう。
この間は、会社側に正当な理由があれば会社都合で解雇することが可能な期間なので、面接や応募書類の偽りが発覚する解雇することが可能であることを覚えておきましょう。
試用期間の長さはどれくらいが一般的?
試用期間の長さは企業によって異なりますが、一般的には以下のどちらかの期限が設けられています。
「使用期間が無い」という企業はかなり稀なので、「試用期間はあるが長さが違う」という認識を持っておくことがベターです。
一般的な長さは以下の2つです。
・6か月
このどちらかであれば、特に問題ありませんが、半年を超えるような企業であれば応募しないことをおすすめします。
試用期間が長いということは、それだけ解雇されるリスクが長くとられているわけですから、働く従業員としてはマイナスになるので、半年を超えるような企業には応募しないことをおすすめします。
ちなみに、離職率が高いことと試用期間が長いことに関連性はあまりありませんので、心配されている方がいれば、その点は大丈夫です。
会社都合による試用期間の解雇を避けるためには、試用期間が短い企業に応募する方がメリットがあると言えます。
会社都合で解雇されるのはどんなとき?
前述したように、試用期間内に面接や応募書類とのギャップが大きいと解雇される可能性があります。
具体的には「×××の経験が豊富にあり、〇億円を売り上げた実績がある」などの嘘の表現をし入社後にその経験がなく、「実績すら嘘であったことがわかった」やまた、経歴で在籍期間を偽ったり、職歴を偽装したことが後で分かった場合、期間内に容易に解雇することができます。
試用期間内は本当に適性があるかどうかの確認をされる期間なので、虚偽によることが発覚した場合、『正当な理由』と判断され、法律的にも解雇が適正と判断される可能性が高いです。
とはいうものの、真面目に働いていれば試用期間中に会社都合で解雇されることもありません(ない)ので、ほとんどの方は気にする必要はないと思います。
また、勤務態度などが著しく悪い場合も解雇される可能性はあります。
例えば、欠勤が多いや暴言などが多いなど相当な理由がある場合は、会社都合で解雇される正当な理由と判断されます。
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試用期間のリスクとは?
転職をすると当然試用期間というものを経験することになりますが、この期間は非常にリスクを伴いますので、下記の点に注意して応募するか検討してみるとよいかと思います。
会社都合で解雇されるというリスク以外にも、応募すると危険な求人もあるので、是非参考にしてくださいね!
①待遇が変更される求人は絶対に応募してはいけない!
試用期間を一般社員と同等の待遇ではなく研修期間と定め、正社員の給与の80%支給や残業代を出さないといったブラック企業が存在します。
残業代を支払わないというのはどんな立場でも支払う義務があるので、支払わないのは違法行為です。
試用期間内の待遇に変化がないことは、求人票の『試用期間中の待遇については変更無』と書かれている企業であれば問題無いので、明確に記載されている企業に応募しましょう。
3ヵ月
※労働条件は本採用と同じです。
試用期間中の会社都合の解雇というよりも、ご自身の身を守る為に絶対に必要になるので注意して求人票をみてみましょう。
②有給休暇が付与されないのは結構きつい!
試用期間内にかなりつらい思いをするのがこの有給休暇が付与されないパターンです。
試用期間終了後に11日の有給が付与されると思いますが、転職するとこの試用期間が足かせになる為、有給休暇を利用できません。
その為、風邪を引いたり、急な用事の時は『欠勤扱い』になり、給与が減らされるということが発生します。
また、頻繁に欠勤すると『勤務態度』について悪い印象を与えるので、注意が必要です。これが原因で試用期間中に会社都合で解雇されるケースもありますので気を付けてくださいね!
必要な用事がある場合は、退職前に消化する有給消化期間に済ませておくようにしましょう。
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③リストラの即対象になる!
コロナウイルスによる感染拡大もそうですが、予期せぬ理由というのは現代社会において突然やってきてしまうこともあります。
そのような予想できない事態の時に『リストラ』を決行する際、真っ先に対象になるのは試用期間中の方です。
長期雇用で実績がある人は、リストラするのは難しいのですが、試用期間内の方は即戦力としての長期的な見通しが立たない人と考え、リストラ対象になりやすいので注意が必要です。
これは正当な会社都合による解雇に該当します。
ただし、採用の段階で特別なポジション(管理職など)の場合は、必ずしも当てはまらないので、一般社員採用の方は要注意です。
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試用期間についての詳しい情報を得る為には?
試用期間については一般的な求人票なら試用期間の長さや、待遇面について書かれていると思います。
しかし、この詳しい内容というのは、なかなか面接を通じて聞きにくいデリケートな情報です。
細心の注意を払って入社したものの聞けない部分もあったため、入社したあとに試用期間の内容や、会社都合で解雇なんてことがあったら企業にとっても皆さんにとっても損なことしかありません。
私がその対策として一番おすすめしたいのが、転職エージェントの活用です。
転職エージェントはただ求人を紹介してもらうだけではなく、自分にとって有益な活用をしないと大損してしまいます。
応募企業に聞きづらいことや、転職の悩みについて自分から攻めていくと協力を得られるので、がんがん利用しましょう。
ちなみに私は、がんがん質問、企業への問い合わせを行ってもらいました(笑)
その協力があってこそホワイト企業に転職かつ、年収アップができたので非常にたすかりました。私が一押しのエージェントは下記に解説していますので、是非登録を検討してみてはいかがしょう?それではまた!
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