製造職は、取り扱ったことのある製品・組立工法・管理能力といった点が転職における採用の合否に直結するポイント。応募書類・面接対策を応募企業の求める人物像に合わせて対策を練れば有利にすすめることができます。製造職のアピールポイントをまとめて現役面接官が解説!
こんな方におすすめの記事
①製造職としてスキルアップしたい
②製造職として転職したい
③おすすめの製造職の転職方法を知りたい
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目次
製造職の転職は過去の取扱い製品群がポイント
製造職は、生産に使用される装置(加工機、自動機、治具など)、工法、品質管理などの幅広い経験・知識が要求される仕事です。
どのような製品を担当し、どのように効率的な生産ができたかまた、パートさん、アルバイトの方をどのようにマネジメントしてきたかという点は、アピールポイントになりますし、面接の場で必ず確認されます。
特に応募企業の製品群に近い製品を取り扱ったことがあると採用される確率がぐっと上がるので、製品群をもとに求人を探していくことが重要です。
例えば、モーター製品を担当していたのであれば、モーター心臓部として使うような製品を扱う求人に応募することが大事です。
生産上の深い知識も要求されますが、品質管理の知識・問題解決力なども併せてアピールポイントになりますので、そういった経験が豊富であれば転職を有利にすすめることができます。
その他有利になるアピールポイントは、他部署との品質改善に取り組み、その結果がどうなったかなども面接官が気になるポイントなので、まとめておくとよいでしょう。
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製造職の職務経歴のまとめ方
製造職は、取扱い製品がとても大事です。
どんな製品の製造に関わったことがあるのかで、自社とのマッチ度がほとんどわかってしまいます。
その為、取扱い製品が全く違うだけで書類選考が落とされてしまうことが非常に多いです。
書類選考で落とされない為には、応募企業の製品群とのマッチポイントをきちんと読み取り、職務経歴をまとめることがポイントです。
担当工程:30人①経験製品:〇〇モーター
②従事期間:〇年〇月~X年X月
③担当業務:コイル工程における製造
④ポジション:〇〇部 係長
⑤担当:コイル工程における製造管理
⑥実績:作業効率化プロジェクトにより生産性10%改善
上記内容を時系列にまとめて職務経歴書に書くと、見やすく、端的で分かりやすくなるため書類選考の通過率があがります。
その他アピールポイントとしてまとめておくことは、製造工程の業務だけでなく、マネジメント経験を強調しておくことが大事です。
マネジメントとは、部下の指導をすることだけではなく、生産スケジュールの管理、人員アサインなども含まれます。ご自身の担当業務と合わせてマネジメント経験も記載してください。
また工場の規模感と担当工程の人数などは記載しておきましょう。
応募企業の工場規模と担当してもらいたい工程の規模感がマッチしていることをアピールすることで、面接官がイメージしやすくなります。
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20代の製造職がアピールすべきこと
20代までは、製造職としての経験つまり、製造職としての心得をきちんと理解しているかという点が大事です。
取扱い製品群よりも製造職の経験でポテンシャルを見極められることが殆どです。
その為、製造職の経験値を使用したことのある設備・治具・工法などと合わせて詳細を記載していくことがポイントです。
30代以上の製造職がアピールすべきこと
30代以上は、応募企業に直結した製品群であることまた、管理能力・問題解決力が問われます。
機械設備や生産に関する専門用語、材料・仕入先・部品の取扱い・生産環境(例えばクリーンルーム)などの高いマッチ度が求められます。
特に、問題解決(品質トラブルなど)が発生した時の対応エピソードは、高確率で質問されますので必ず準備してください。
また製造職は、顧客の工程監査時の主管担当職種となりますので、そういった顧客対応力もアピール材料になります。
国際規格であるISO9001の14001などの品質マネジメントシステムに関わった経験、内部監査員資格などがあればより有利になる材料なので、職務経歴書・面接などできちんと答えられるようにしてください。
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製造職が転職で役立つ資格
製造職は、前述のとおり工程に関する知識・経験が求められますがそれと同時に各種設備の格・受講経験は資格蘭に記載しましょう。
また、QC検定を持っているとアピール材料になるので、面接前に取得しておくことがおすすめです。
一般職なら3級、30代以上だと2級を持っていると好材料です。
QC検定取得おすすめ本
また、前述したISO9001と14001などの内部監査員資格をお持ちであれば、資格蘭に記入しておきましょう。
ISO取得企業は製造業で多いので、採用側としても好印象を持ちます。
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製造職の自己PRポイント
製造職の転職における自己PRをきちんとまとめることで転職活動を有利に進めることができます。
取扱い製品や技術力・経験は、職務経歴に記載すればその流れに沿って面接では質問されます。
①異常発生時の対応力
製造職が一番のアピールポイントは、異常が発生した時の対応と、改善活動の経験です。
どんな小さい事でも改善に取り組める人物、作業効率を上げるために努力して改善できる人物は製造職として非常に優秀な人物です。
製造職は工場の要の為、仕事の取り組み方・前向きな人物は、採用担当者に好印象を与えます。
決められたルールを守ることができるのは当然ですが、自ら考え行動し、上長に報告し改善を図れるかで、その工場全体に必要になってもらえるかが採用担当者が期待することです。
②改善活動の結果
改善活動を積極的に取り組んだ経験があれば、転職活動を有利にすすめることできるので、自信をもって転職活動に臨みましょう。
③分析力・ストレス耐性
また、異常が発生した時、品質管理部門と連携し是正した経験、顧客のクレーム対策書の作成経験などは、プラスに評価される材料なので必ず自己PRに入れてください。いつもと違うことが発生した時の仕事の取り組み方は、その人の分析力・ストレス耐性のアピールに繋がります。
そして、その問題を解決するにあたりどんなツールを使ったかなども好材料です。QC7つ道具、新QC7つ道具の知識を持って解決したなどをエピソード付きで話すと採用担当者は高評価しますので、自分の強みとしてきちんとアピールしていきましょう。
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製造職の転職注意点
製造職の転職注意点は、求人票の読み取り不足を起こさないことです。
前述した通り製造職の転職は、取扱い製品が近いほど採用される確率が高くなります。
その為、求人をきちんと読み取らないと過去の経験・知識が活かせないといった事態に陥るだけではなく、書類選考・面接の通過率が悪くなります。
作業者としての募集なのか、管理者としての募集なのかをきちんと見極め、求める人物像とマッチしている求人に積極的に応募していきましょう。
応募条件 | 必須条件 | 歓迎要件 |
学歴不問 | 年収 | 試用期間 |
マネジメント経験 | 第二新卒 | コミュニケーション |
人物重視 | UIターン | 求人票全般 |
製造業おすすめの転職エージェント
製造職として転職するためには、少しでも好条件の転職を成功させたいところ。
製造職の好条件の求人は、転職サイトよりも転職エージェントの方がダントツで多いのが特徴です。
ハローワークなどは、製造職についての求人はありますが、エージェントが取り扱う求人よりも年収は低めに設定されている求人が多いです。
もしキャリアアップの転職を希望される際は、転職エージェントを積極的に利用しましょう。
転職エージェントのもつ非公開求人を積極的に活用すれば、大幅な年収アップも見込めます。特に、外資系企業の製造職は、高給を得られる求人が多いのでおすすめ。
求める人物像の把握やマッチ度の高い求人紹介が期待できるので、製造業おすすめの転職エージェントを是非参考にしてくださいね!それではまた!
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