職務経歴書をカンペ利用しながら面接できれば楽だなーと思ったことはありませんか?「もしできるならそうしたい!」「やってもいいのか?」など疑問を持つ方も多いと思います。今回の記事は、職務経歴書のカンペ利用の注意点、作り方、面接時のやり方について解説します。
こんな方におすすめの記事
①面接で職務経歴書を見たい
②カンペの作り方を知りたい
③職務経歴書を完璧に作りたい
リクルートエージェント (★★★★★)
リクルートエージェントは多くの求人情報と業界をカバーしているため、特に20代の転職希望者にとっては、自分の興味・スキルに合った様々な選択肢を見つけることが可能です。また、リクルートエージェントのコンサルタントは経験豊富でプロフェッショナルであり、求職者のニーズに合わせたアドバイスを提供することが可能です。
doda (★★★★☆)
dodaは、豊富な求人情報と分かりやすいインターフェースが特徴です。求人情報が充実しているので、20代の求職者でも自分に適した仕事を見つけやすいです。ただし、リクルートエージェントと比較して、一部の特化した業界の求人が少ない場合もあります。
マイナビエージェント (★★★★☆)
マイナビエージェントは、新卒者や若手社員を中心に高評価を得ています。各業界のトレンドを理解し、個々の転職希望者に対して具体的なキャリアアドバイスを提供します。ただし、中高年の転職希望者に対するサポートが他のエージェントと比較して若干弱いという点がマイナスポイントです。
type転職エージェント (★★★☆☆)
業界ごとに専門のキャリアアドバイザーが求人の詳細だけではなく、 今後のキャリアプランも含め案内してくれます。みなさんの気付いていない可能性、キャリアの可能性を広げる求人を紹介してくれるので、登録の価値あり。
ビズリーチ (★★★☆☆)
ビズリーチは、高級な職種や経営層向けの求人が多いのが特徴です。一方で、20代の求職者には必ずしも合致しない場合もあります。それでも、ビジネススキルやリーダーシップスキルを向上させたいという意欲的な20代には有益な選択肢でしょう。
これらの評価はあくまで一般的な傾向に基づいており、各求職者の具体的なニーズや希望によって最適な転職エージェントは異なります。自分のキャリア目標を明確にし、それに最も適したエージェントを選ぶことが重要です。
目次
職務経歴書をカンペ利用して話すデメリット
こんにちは!転職アドバイザーのKOUMEIです。
書類選考の合格率はいいのに面接でよく落とされてしまう方は、面接の際に何を言いたいかを上手く言えずに自信を失っている傾向にあります。
そんな時、「職務経歴書を作ってカンペやりたいなー」と思うことはありませんか?応募書類を見て話せばできたことも緊張のあまり忘れてしまって答えられないなんてこともありますよね。
面接本番でうまく話せないため職務経歴書を持ち込んでそこに詳しく書いておき対策するというのはOKなのか、うまいやり方はないのかについて今回の記事でわかりやすく解説します。
職務経歴書を読みながら面接を受けるのは基本NG
応募書類の通過率がいいのに面接が通過できなくなかなか転職先が決まらないといった方は多いと思います。
面接が通過できない原因は、大きく分けて4つがあげられます。
この4つの要因についてきちんと理解することで、その後の対策が打ちやすくなるので、下記をみてください。
②面接の対策不足。
③応募求人のマッチ度が低い。
上記のどれかに当てはまると不採用になる確率が非常に高くなりますが、特に③と④については企業側との「縁」の部分が強いので対策だけではどうしようもなく、転職先の探し方の改善が必要です。
ただ、①と②に関してはきちんと対策が必要ですが、それでも落とされてしまうと面接の苦手意識が強くなります。その対策として多くの方が考えるのが、職務経歴書を見ながら話したいといったカンペ利用です。
しかし、面接の場では職務経歴書を見ながら話すのは基本的にご法度とされています。
次になぜ職務経歴書を見ながら話すいわゆる「カンペ利用」がだめなのか、その理由について解説します。
①「自分の経歴がなぜ話せないのか」と悪い印象に
面接では、職務経歴書や履歴書その他資料を見て話す、説明することは心象が非常に悪いです。
これは面接官が応募者の生の言葉と思いを面接の場できちんと確認したいことそして、自分の経歴すらきちんと話せない人という悪い印象を持つからです。
面接官は応募書類について事前にしっかり確認しています。
ご自身で作成した資料であれば当日に説明できるのは当然ですし、知りたいのは職務経歴書に書かれていない部分を会って説明してもらうことを期待しています。
②企業研究をきちんと行い応募しているのか
③志望動機を詳しく知りたい
④経歴の部分の○○の部分を知りたい
⑤今までのスキルや経験の具体的エピソード
これらをきちんと調べ・考え・まとめているか、それを熱意をもって話せるかを聞きたいのであってカンペ・台本をうまく作成して対策されていることを期待しているわけではないというのが面接官の本音です。
職務経歴書をただ読んでも面接官の期待には添えず、深い質問が来ても職務経歴書に載っていません。だからこそ職務経歴書を単純にカンペとして利用しても悪い印象を与えるだけでメリットがありません。
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②原本をカンペ利用しても棒読みになって印象が悪い
面接官をやっているとたくさんの方を面接します。
職務経歴書をはじめとする書類を出して読み始めた応募者の方には、書類をしまっていただくこともあります。
これはたくさんの応募者の方は何も見ないで話しているのに、その方だけが見て話すのは不公平ですし、棒読みの話を聞きたいわけではないからです。
面接というのはあくまでも会話です。
何かを見ながら面接というのは、相手への説明とし思いが伝わりにくいといった問題があります。
何かを見る行為に関しては良い印象がないということを念頭に、面接対策をすることが大事であることを覚えておきましょう。
③面接は上手く話すテストをしているわけではない
面接が苦手という方の多くは、緊張せずにすらすら話すことが大事であると思っている人が多いです。
しかし面接は上手に話すことに越したことはないですが、それだけではありません。
職務経歴書をカンペして利用し手に読み上げるのではなく、自分の意志で回答し、説得力ある答えが返ってくることを面接官は期待しています。
断片的な書類では応募者の真意が伝わりにくいので、そこを詳しく聞くのが面接です。
上手く話すことは、スラスラ話すことが重要では有りません。
大事なことは皆さんのスキルや経験・気持ち・熱意といった入社に関する求める人物像にマッチしていることでを忘れないようにしましょう。
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職務経歴書をカンペとして利用する時の上手いテクニック
職務経歴書をカンペとして利用する際の重要なポイントは、詳細版を作ることです。
みなさんが提出した応募書類を見て「会ってみたい」と思われたわけですから、面接では職務経歴書の詳細を確認されます。
つまり、職務経歴書の詳細を作ることで面接対策にも直結しますし、カンペとしても非常に役立ちます。
次に、カンペ利用のやり方と作り方について解説します。
①職務経歴書は提出したものより詳細を作る
例えば、面接の際に「志望動機を教えて下さい」という質問が来たら、多くの人が志望動機の職務経歴書欄を見て話そうとしてしまいます。
前述した通り、職務経歴書や履歴書は確認済みなのでそこを知りたいわけではありません。
重要なのは詳細です。職務経歴書をカンペとして見るのであれば、志望動機をアレンジしておくことが大事です。
極端な例ですが、下記のようにカンペ用の応募書類に以下のようにアレンジしておくことが大事です。
御社の営業職はインセンティブの割合が高いため、過去の経験が活かせると考え応募しました。
【カンペ用の志望動機】
御社の営業職の求人を拝見し、個の力を高く評価していただけるインセンティブ制度の割合が高く、前職の飛び込み営業スタイルに強みがある私にとって、高く評価いただける環境で存分に活躍できると思い応募させていただきました。
このようにカンペ用の職務経歴書や履歴書などには、提出したものよりも詳細に書くことで、面接の場でカンペ利用した際も詳細に説明できるようになります。
②経歴欄の詳細を記載する
面接では必ず経歴の細部を確認されます。
例えば、「営業データーの分析と書かれていますが、どのような分析をされたのですか?」という質問を想定し、カンペ用の職務経歴書には詳細を記載しておくことがポイントです。
事前にまとめておくことで、一つ一つの経歴を棚卸しすることにも繋がり、面接対策にも繋がっていきます。
下記の例を参考に、職務経歴書の経歴に書いた一つひとつのワードに取りこぼしが無いように詳細を作りましょう。
主な仕事
①営業データの分析
②・・・
【カンペ用の経歴】
①営業データの分析:引き合い数の総計に対して、失注数・契約数・ペンディング数及び、どのようなお客様が契約に繋がりやすいのかを分析し、効率のよい営業活動につながる分析を行いました。担当後は、お客様の傾向を分析したことにより、チーム全体の契約数が25%アップへと繋がりました。
②・・・
上記の例の場合、具体的な仕事内容の詳細とエピソードとその結果を書いています。これをカンペと使用することで、苦手な面接でも上手く話せるようになってきます。
③面接当日はカンペ版を机に出しておく
面接前に机に出すものは基本的には、筆記用具、手帳(メモ帳)のみですが、特に指示がない限り応募書類を出してもOKです。
その際に職務経歴書の詳細版をカンペとして利用するために一緒に出しておきましょう。会議室で行われることが多い面接なので、新卒と違い必ず机が置いてあるので右側あたりに置いておけばOKです。
目を少しずらして読めるようにセットアップしておけば完璧です。
④カンペはあくまでも「最後の手段で見る」に留める
面接が苦手という人の多くは、応募書類の暗記をしようとするのでカンペが行いたいと考えます。
しかしカンペ通りに回答しても面接官に強い印象を与えることは全体できません。
むしろ「見て話しているので印象が悪い」と取られるリスクが有るのが職務経歴書のカンペです。
そのため、職務経歴書をカンペとして利用し読むこと自体の考えをやめましょう。
上手くできるようになるコツは、応募書類のキーワードについて面接対策を実施することです。
例えば「売り上げ目標2000万円を二年連続で達成した」と職務経歴書に記載したのであれば、2000万円を達成した努力・苦悩を応募書類を作成しながらまとめていくことが大事です。
また、例えば分析スキルをアピールしたいのであれば、応募書類には強みに分析というワードを入れておき、面接で分析力がどのように前職で役立ったのかを具体的に面接で説明するようにしましょう。
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Web面接はカンペの最高に役立つ場面
対面式の面接では職務経歴書をがっつりカンペ利用するのは難しいですが、Web面接では容易にンペが利用できます。
注意すべきは、職務経歴書のカンペをPCで作成して手元に置く方が多いのですがこれはNGです。
なぜなら目線分かってしうからです。
このWeb面接ではカンペが利用できる利点を最大限に活かすためにやることは、パワーポイントに要点をまとめておき、目線をカメラから大きく逸らさないでも読めるように工夫することが大事です。
パソコンの画面にカンペを写すことで目線をそらさずにカンペを見れることで非常にスムーズにカンペを読むことが可能です。
Web面接におけるカンペのやり方は、過去記事で詳しく解説しているので是非参考にしてみてくださいね!
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カンペより大事なのは「面接トレーニング」
カンペをしたいと思うのは、会話をすることが苦手な人に多い傾向があります。
面接ではコミュ力も見られていることから、スムーズに会話ができるように対策はきちんとしないといけません。
この対策が不足してしまうと、自信のなさから「緊張」につながってしまっています。
しかし面接の練習を永遠に一人でやるよりも圧倒的に効果が得られやすいのが、転職エージェントが無料で行ってくれる模擬面接の利用です。
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職務経歴書のカンペのやり方と作り方:まとめ
職務経歴書を一生懸命作成し、やっとの思いで行けた面接。是が非でも内定を取りたい思いで職務経歴書見ながら説明しようと思ったら「しまってください」と言われて撃沈ということは多いです。
面接は上手く話すことをテストしているのではなく、みなさんの入社したいという思いや入社後の活躍できるイメージを持つために会話をしながらお互いの気持ちを確かめ合う手段です。
職務経歴書をカンペとして考えるのではなく、そこに書かれたキーワードをまとめて対策を準備していくことが大事です。
その対策の一つに転職エージェントが無料で行ってくれる模擬面接があるので、うまく活用して練習するようにしましょう。
転職エージェントを知らない方は、下記に年齢・業界・職種に合わせておすすめのエージェントをまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね!それではまた!