
ハローワークはもちろん求人保有数No.1!しかしブラックな噂をよく聞きませんか?一方で転職エージェントはきめ細かいサポートがあり良質な求人を保有していますが、求人数は少なめ。今回はそんな2つを比較してみましたので是非参考にしてみてください!
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
転職を考えたとき、今は色々な転職ツールがあるので、利用に結構迷っているというご相談をよく受けます。
多くの方が利用している転職サイト『リクナビNEXT』の利用は当然かと思いますが、もう一つ利用するなら何がいいかというと以下のどちらかです。
①ハローワーク
②転職エージェント
正直なところ、どちらもメリット・デメリットがあるので、どちらを使えばいいのかというのは、利用する人の環境や、経験、スキルによって最終的に変わってくるというのが結論です。
今回の記事で、ハローワークと転職エージェントについて徹底比較してみましたので、是非参考にしてみてくださいね!
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
●こんな方におすすめな記事●
①ハローワークはブラック企業が多そうで不安
②転職エージェントは本当に無料なの?
③メリット・デメリットを知りたい
目次
比較1:ハローワークは求人数だけなら上!
「転職活動をするなら求人数が多い方が自分にマッチした企業に出会う確率が高そう」というのは誰しもが思うはず。
まずは、求人数で比較してみましょう。
▶転職エージェントは求人が少ない
転職エージェント活用術内でも過去に説明している通り、転職エージェントは、求職者が入社後に採用報酬として求職者の年収の3割程度を対価として得ることになります(例:300万円なら100万円程度)。
一人採用するためにかなりの出費となりますので、利用できない企業も多いです。
よって、案件数はハローワークよりも少なくなります。その中でも断トツで求人数が多いのが、下記の『リクルートエージェント』です。
▶ハローワークは求人が多い
ハローワークは、国が管轄する職業安定所なので、企業側も求職者側も無料で利用することができるのが特徴です。
出張所も多く、全国に550所以上あることから、転職エージェントに比べ圧倒的な求人数を有しています。
つまり求人数だけで比較すると圧倒的にハローワークが多いので『とにかく早く転職したい』という人はハローワークを利用するのがおすすめです☆
比較2:ハローワークの求人はほぼ質が悪い
比較1では、単純に求人数で比較しましたが、次は、取り扱う求人の質に着目して比較してみました。
求人数が多ければ、転職できる可能性は高くなりますが、納得できる転職になるかと言えばそうとは限らないです。
次は、求人の質を比較してみましょう。
▶転職エージェントは求人は質が高い
一人採用するのに数百万の出費がかかるにも関わらず、採用に意欲的な企業は、資金力が豊富である企業が多いのが特徴です。
特に優良エージェントは、事前に「ブラック企業では無いこと」を企業側に対して調査・確認し、ブラック企業を徹底排除 していることも特徴です。
ブラック企業排除に取り組んでいる優良おすすめエージェントは以下となります。
▽20代限定!ブラック企業排除のエージェント
若手1位『第二新卒エージェントneo』
第二新卒はもちろん、フリーター/既卒/中退/高卒/中卒/早期離職など学歴不問で就業支援を行っているので納得の転職が可能です!もちろん利用は完全無料です。
求人数 | 10,000件前後 |
面談の質 | 若手専門のエージェントなので不安解消の為に初回面談は2時間と他社の倍! |
対応地域 | 東京、大阪、名古屋、福岡にオフィスあり |
特徴 | 若手の転職支援実績No.1。初めての転職からキャリアに不安な方までサポートしてもらえます。 |
対応年齢 | 10代、20代 |
公式サイト▶ | 【公式】第二新卒エージェントneo![]() |
▶ハローワークはブラック企業の温床
企業側が無料で利用できるので、兎に角求人の質が悪すぎ 。特に、
・給料
・業務内容
・待遇
において、多くのトラブル報告がされています。特に多いのが・・・
「掲載されている内容と明らかに違う!」
というトラブルです。
私自身面接官をしていた時にも、企業側へのブラック企業度を転職エージェントの営業マンがしっかり確認していたので、転職エージェントは全体的にブラック企業排除に力を入れている印象です。
逆に、ハローワークの相談員さんは、有名ブラック企業を平気で相談してくるなど、本当に信じられない経験を私個人もしたことがあります。
ハローワークはブラック企業の温床になっていることは間違いありません。その為、求人の質で比較すると圧倒的に転職エージェントの方がおすすめです。
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比較3:応募者の質もハローワークが明らかに低い
次は、企業目線で応募者を見たとき、どちらの応募者の方が質が高いのかという点で比較していきます。
実際に私が面接官だった企業は、転職エージェントとハローワークの両方に求人を出していたので、その経験をもとに企業目線で比較してみました。
▶転職エージェントの紹介求職者はレベルが高い
求職者が転職エージェントに登録すると、全てのサービスは完全無料登録後に利用することが可能です。
しかし、誰でも登録することができるというわけではありません。エージェントによっては、「審査」があります。
例えばフリーターやニートの方が大手転職エージェントに登録しようとしても、断られる可能性が高くなります。
つまり「キャリアが悪いまたは低い」と判断されると、非公開求人(優良企業が多い)を紹介してもらえないという場合もあり、転職エージェントによっては選別が行われ、能力が高い人を企業に紹介することが殆どです。
選別する理由は大まかには以下です。
・企業に出す推薦書が書けない。
・ブラックリストに載っている。
など様々なことを避けるため審査を行っています。
過去記事でも紹介していますが、キャリアが不安な方は、そういった方を専門に扱う転職エージェントを利用すれば、大手よりもしっかりとしたサポートを受けれることが多いので、過去記事を参考に登録してみるとよいかと思います。
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▶ハローワークの応募者は基本レベルが低い
ハローワークは、誰でも無料で利用できる点が特徴です。つまり企業側からしてみたら、とんでもない求職者に出会ったりするようなこともちらほら。例えば、
・面接当日に断わりもなく来ない
・入社当日に来ない
など呆れ返る事態も多いようです。
現に私が面接官を行っていた企業で、ハローワークからの求職者は応募書類通過率もかなり低く、社会的なマナーがなっていない人もかなり多かったです。
転職エージェントの紹介求人とはレベルが圧倒的に違うというのが、企業目線からの特徴です。その為、ハローワークからの応募者と比較すると、圧倒的に転職エージェントの応募者の方が質が高い為、内定率に圧倒的に差が出ていました。
比較4:サポートの手厚さはハローワークが低い
転職エージェントもハローワークも両方とも転職に対するサポートは付いています。しかし、そのサポートの質については雲泥の差があるのが特徴です。
次は、両者のサポート力について比較してみましょう。
▶転職エージェントのサポートは手厚い
転職エージェントの仕事は求職者を入社させることにより報酬を得ることができますので、求職者に対してとにかく手厚くサポートしてくれます。
私がホワイト企業に転職する際もエージェント経由で求人に応募していましたが、そのサポート力はかなり使えるサポートでした。
無料で手厚いサポートを受けれるので、絶対におすすめです。
・求職職者に合った求人紹介
・履歴書、職務経歴書の添削から企業への送付
・面接日程の調整
・面接対策
・内定後の条件交渉
兎に角手厚いサポートで求職者と一緒に内定を勝ち取ることが特徴です。
特に、在職中の転職希望者は絶対に利用すべきです。前職の企業でも転職エージェントを利用し、転職の際も利用した経験から、以下の転職エージェントがおすすめです。
▽実体験からのおすすめエージェント
1位おすすめ転職エージェントNo.1『doda』
求人数 | 100,000件前後 |
面談の質 | 転職の動機からキャリアプランまで寄り添う面談 |
対応地域 | 全国 |
特徴 | 転職者満足度No.1。業界を牽引していくほどの大手人材紹介会社。サポート体制も充実。初めての転職でも安心 |
公式サイト▶ |
▶ハローワークは真剣さが伝わってこないサポート
ハローワーク職員は企業のことを全然知らないので、ブラック企業をあたかもホワイト企業のように説明してくる始末。。。
世間的にもブラックで有名な企業をおすすめのような感覚で伝えてきたときは笑いました。ハローワークを利用するときは受け身でいると何もされないので注意が必要です。
転職エージェントは、転職初心者から上級者まで、登録者に合ったサポートを行ってくれるという特徴があるので、初心者であれば受け身な体制でもしっかりバックアップをしてくれます。
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比較5:転職難易度はハローワークの方が低い
転職する為には色々な求人に応募していくと思いますが、転職エージェントとハローワークの求人に応募した場合、どちらが転職難易度が高いのでしょうか。
これは、取り扱う求人の質に左右される要素なので、その点を踏まえ次に転職難易度で比較した結果を見ていきましょう。
▶転職エージェントの求人は質が高いため、難易度が高い
エージェントにお願いする企業というのは「質の高い企業」が多い為、採用は比較的難易度が高いです。
面接が概ね3回で、筆記試験+書類選考が行われる求人が多いです。
質が高い企業ですから質の高い求職者を求めるため、採用条件も厳しいものになるのは当然の流れと言えます。
エージェント側は、当然その高い難易度の採用試験をクリアーするための対策をしっかりやってくれるので、求職者とエージェントがWin-Winの関係になるのも納得できる結果と言えます。
しかしもし採用まで行けば『条件が良い』というメリットがある為、多くの求職者が転職エージェントを利用するというのが特徴です。
▶ハローワークの求人は、求人難易度激低
ハローワークに掲載している企業は、とりあえず採用しておくか程度の企業が多い為、筆記テストが無いところも多いのが特徴。その為、手っ取り早く働きたい人にとっては、ハローワークの求人はもってこいです。
適当に書いた履歴書、職務経歴書が通ったという事例が数多く寄せられています。
逆に言うと、転職難易度が低いということは、雇用条件も悪い(薄給、ブラック等)ということなので、よく考えて利用すべきというのが結論です。
好条件を求めるなら転職エージェント。兎に角働きたいならハローワークがおすすめです!
比較6:高収入が望めないハローワークの求人
最後に、高収入が望める求人という意味で比較してみたいと思います。
前述からも予想できるかもしれませんが、高収入を望むなら絶対に転職エージェントの利用がおすすめです!
▶転職エージェントは内定時に条件面の最終交渉をしてくれる
優秀な人材を確保するために高額な報酬をエージェントに支払うわけですから、資金力がある企業が殆どです 。
その為、採用時の年収も自ずと変化なし~高めに設定しても通る可能性があります。
条件面の交渉を行うのは、センシティブな部分で上手くできない人も多いのが特徴。エージェントを通して交渉してもらうとよいでしょう。
現に、私は転職エージェントを利用して年収400万円アップ(結構異例だと思いますが)に成功しているので、エージェントの最終交渉はかなり重要だと思います。
▶ハローワークは条件交渉してくれない
当然ながら質の良い求人が見込めないので、高収入は見込めません。更に言うと求人票の報酬条件が実態とは全く異なるなどは日常茶飯事です。
ご相談いただいた方々からも、入社後に雇用条件のトラブルがあり、再転職を余儀なくされたという方も多かったので、ハローワークを利用の際は、雇用条件通知書の確認をしっかり行うようにした方がよいでしょう。
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ハローワークVS転職エージェント:結果発表
転職エージェントとハローワークを比較してみると結局のところ、職場環境や条件面にこだわりを持つ場合は『転職エージェント』。手っ取り早く働きたいなら『ハローワーク』という結果かと思います。
【転職エージェントの特徴】
審査が通ればあとは手厚いサポートを受けながら内定獲得に向けて準備するのみ!質の高い求人なので当然キャリアアップが見込める=高収入を目指せる。
【ハローワークの特徴】
安かろう悪かろうな為、今後使用しない方が身の為だが「どうしても職が見つからない」人はてっとり早く就職が可能。
どちらが悪いということではなく、あくまでも自分の置かれている現在の立場を考慮した利用がおすすめです。また、併用するというのも得策の一つなので是非検討してみてくださいね!
色々な転職エージェントをまとめてランキング形式にした記事もあるので是非転職してステップアップしたい人は覗いてみてくださいね!それではまた☆
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