転職活動中に求人票を見ていると、応募条件に「必須要件」「必須条件」「必須項目」と記載されていることよくありますよね。必須条件を満たしていないから応募できないと悩む方も多いと思うので、このワードの意味と応募時の注意点について、現役採用担当者がわかりやく解説します。
この記事でわかること
①求人票の必須条件の意味
②ご自身が応募できるかの判断
③上手い転職活動のコツ
応募条件 | 必須条件 | 歓迎要件 |
学歴不問 | 年収 | 試用期間 |
マネジメント経験 | 第二新卒 | コミュニケーション |
人物重視 | UIターン | 求人票全般 |
目次
求人票の必須条件とは何か
転職活動で大事なことは、求人票をきちんと読み取り、ご自身が応募条件を満たしているかどうかの判断をきちんと行い、いかに自分が応募企業で活躍できるかをアピールすることです。
その判断を行う大事な材料が求人票であり、求人票に書かれていることに対して満たしているほど採用確率が跳ね上がります。
その中で応募するために一番最初に確認しなければならないことが「応募に対する必須条件」の内容です。
必須条件とは、企業が応募してほしい方への最低条件として与える「スキル」「経験」に対する条件を表しています。
そのため、必須条件を満たしていない場合は高確率で書類選考が通過できなくなることがあるので、きちんとご自身が必須条件を満たしているか確認する必要があります。
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必須条件の求人記載例
求人票によっては「未経験歓迎」と謳いながらも必要条件(必要要件)を記載していることも多いです。
よく見る必須条件についてどういった内容があるのか見ていきましょう。
下記は一例となりますが、必須条件は比較的緩めの条件が多く、満たしている方は多いかと思います。
特に注意すべき点は、専門的なスキル(ITや理数系経験)を求める求人は、必須条件も専門的に内容になることが多いので、しっかり確認してから応募するようにしましょう!
【必須条件の事例】
必須条件例 | 意味など |
大卒以上 | 短大以下の応募はNGです。また文系、理系は関係なく、大卒以上であればOKです。 |
何らかの販売経験 | 接客をして販売をした経験。スーパー、コンビニでもOKです。 |
普通自動車免許 | AT限定でもOKです。 |
電気、機械、設備、建築いずれかの経験・知識 | メーカーのメンテナンスエンジニアや開発職などに多い必須条件です。 |
Microsoft製品(Excel・PowerPoint等)を日常業務で使用している方 | 事務職からエンジニアまで幅広く必須条件にされることが多いです。 |
社会人経験3年以上 | 若手向けの求人に多いです。 |
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必須条件が複数ある場合の考え方
求人票によっては必須条件が複数記載されている場合があります。
この場合、全ての条件を満たしているほど書類選考の通過率が上がります。
例えば、以下のような内容が求人票に書かれていたとしましょう。
この場合の合格する可能性について、右の欄のようになります。
【複数の必須条件がある場合】
必須条件 | 応募者A | 応募者B | 応募者C | 応募者D |
社会人経験3年以上 | 5年 | 2年 | 8年 | 2年 |
設計経験1年以上 | 3年 | 2年 | 5年 | 2年 |
大卒以上 | 大卒 | 大卒 | 専門卒 | 高卒 |
合格確率 | ◎ | ○ | △ | ☓ |
必須条件(必須要件)が複数記載されている場合、全ての要件を満たしている場合は合格する確率は高くなりますが、重要な条件とと耐えるべき内容が満たしていない場合は合格する確率があります。
例えば、社会人経験が3年以上と記載されていても2年10ヶ月でもあまり差はありません。
つまりそこまで重要事項と捉えず、むしろ設計経験をクリアしていることの方が大事です。
また、学歴については基礎学力が身についているかを測る指標になるので、必須条件を満たしていない場合は高確率で不採用になる可能性が高いです。
必須条件が複数ある場合は、最低2つ以上を満たしている場合は応募してみるという考え方がベターです。
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条件を満たしていないときの裏技
必須条件の目安は最低2つ以上を満たしているときではありますが、もちろん1つしか満たしていない場合でも応募することはできますが、書類選考が通過できるそして内定をもらえることとは別です。
ただし、企業も採用のニーズというものがあり、必須条件を満たしていなくても採用されることももちろんあります。
その見極めが非常に難しいというのが転職活動を難航させるポイントです。
そのときのポイントについて最後に解説します。
①採用難易度が高い職種ほど必須条件が大事
採用難易度が高い職種であればあるほど必須条件を満たしていない応募者は不採用になることが多いです。
例えば、ITスペシャリストやメーカーの設計開発職、サービスエンジニアなどいわゆる手に職が求められる職種は、条件を満たしていないと不採用になる可能性が非常に高いです。
逆にルート営業、飲食業(ホールスタッフ)、アパレル店員などは、何らかの経験が活かしやすい職種なので必須要件が年齢条件などに限定されるパターンが多いのが特徴です。
ご自身がどんな職種に応募しようと思っているのかを判断してきちんと応募するようにしましょう。
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②転職エージェントにアドバイスをもらう
転職エージェントを経由して応募することで、合格するためのアドバイスを客観的にレクチャーしてもらえます。
例えば、必須条件を一つしか満たしていなくても歓迎条件(あれば尚可)などをみなさんが持っている場合、職務経歴書の書き方を工夫して、能力をアピールするなどのテクニックを一緒に考えてもらえます。
営業経験3年以上の必須条件に対して、仮に2年しかなくても求める人物像のスキルを満たしていれば、その部分をアピールポイントとして職務経歴書を添削してくれます。
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