アットホームな職場に転職したいと思う方は多いと思います。仕事にやりがいが持てそうな感じもするし、従業員同士の仲も良さそうなので、長く働けるイメージが持てる魔法の言葉がアットホーム。そんな会社に転職するメリット・デメリットについてわかりやすく解説!
こんな方におすすめの記事
①現職の職場がぎくしゃくしていて転職したい
②アットホームな会社でバリバリ働きたい
③ブラック企業に匂いがするけど大丈夫?
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目次
アットホームな職場のイメージ
こんにちは!転職アドバイザーのKOUMEIです。
転職活動をするときの転職先選びの基準は、人それぞれ異なるもの。
仕事内容・給与・やりがいなどを選ぶ人が多いですが、不動の人気なのが「アットホームの職場に転職したい」といった職場の環境を重視する方も多いです。
しかしこのアットホームの職場の転職には大きなメリットとデメリットがあるので、転職の際はそれらを理解した上で転職することが大事です。
【アットホームな職場早見表】
メリット | デメリット |
人間関係がよい | サービス残業が多い |
上司と部下の信頼関係がある | プライベートの時間も拘束される |
20代が活躍している | 20代が多くて辛い |
30代にきちんと権限委譲している | 人間関係に疲れる |
離職率が低い |
それでは、転職を成功させるためにアットホームという言葉の秘密に対してみていきましょう!
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アットホームな職場で働くメリット
せっかく転職するなら、よい職場環境で働きたいと思うのは転職活動をされている方々の共通点。
もちろん転職の基準は人それぞれ違いますが、よい環境で働けるならそれに越したことはありません。
そのよい職場環境のアピールに使用される言葉の一つが「アットホームな職場」という言葉。
この言葉が書かれている求人に転職するとどのようなことが期待されるのか、5つのメリットについて解説いたします。
①人間関係がよい
アットホームな職場を強調する会社の特徴は、なんといっても人間関係が良好であること。
ブラック企業からの転職ならこの人間関係がよいアットホームな職場を選択する方が多いです。
「会社に行きたくない」「今日も怒鳴られる」「相談相手がいない」といった環境とは真逆のアットホームの会社なら、毎日苦痛だった職場から解放され、仕事が楽しく苦痛にならないといったメリットがあります。
前職が過酷であればあるほどアットホームの職場への転職を希望する方が多いのが特徴であり、転職のメリットも大きいと言えます。
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②上司・部下の関係がよい
https://twitter.com/shingonogi/status/1101705771010543617?s=20&t=uiF_ks6UOOZNpMmecYmukQ
アットホームな会社の特徴は、トップ(経営層)や上司となる管理職メンバーが職場の雰囲気作りが上手いといった特徴があります。
困ったことがないか、悩み事は無いかなどを積極的に聞いてくれるので非常に相談しやすい環境が整えられていますのでメリットがあります。
自分からは言えない悩みも上司から聞いてくれると働いていく上でも前向きになり、上司との関係構築も楽というメリットもあり、アットホームな職場への転職を希望される方が多いです。
長く働く秘訣には、上司との人間関係の要素も強いので、アットホームな会社は転職先の選択肢として非常に人気が高いのが特徴です。
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③20代の活躍の場がある
アットホームな会社は、経営層から若手までの信頼関係の構築が上手い会社が多いのです。
その為、20代の若手でも積極的にプロジェクトに関わったり、顧客対応を任せれたりといった若手が活躍できる環境が整ているというメリットがあります。
20代といえばルーチンワークが中心で面白くないと思う方が多い中、アットホームな職場は仕事のフォロー体制が整っているので、失敗しても挽回できたり成功体験も増え自分の成長が感じられ自信にもつながります。
自己成長が実感できるのも大きなメリットと言えます。
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④30代への権限移譲がしっかりしている
アットホームな会社は20代の活躍があるのと同時に、中間管理である係長・課長クラスの30代を活躍させる環境をきちんと準備しています。
30代である中間管理職メンバーに承認権限などをできる限り移譲させることで、30代の仕事へのモチベーションへとつなげることができているのが特徴。
そして、20代への若手への指導などを経てより高いレベルの管理職への成長を目指すことができます。世代交代も含め、アットホームな職場であるメリットを活かして成長できる環境があるのが特徴といえます。
アットホームな職場だからこそ従業員全体のモチベがあがるというメリットは大きいですね!
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⑤アットホホームな職場だから離職率が低い(長く働ける環境がある)
アットホームな会社は、離職率が低いという特徴があります。①~④の内容を見ていただいてもわかるように、働きやすい環境であることからも離職する人が少ないです。
長く働けるということは、社員一人ひとりがモチベーションを維持し、そのモチベを保つための経営層・管理職が努力しています。
顧客満足を向上させることはまず社内従業員満足度の向上が必要であること理解しているからこそ、アットホームな職場への転職希望者が後を絶たないというのが現状です。
長く働ける環境というのは大きなメリットと言えます。
特に、ブラック企業を一度経験してしまうと、兎に角今の環境から逃れ、よい職場環境へ転職して長く働きたいと思う方も多いです。しかしアットホームな会社には大きなデメリットがあるということを忘れてはいけません。
次に、アットホームな会社に転職することのデメリットを見ていきましょう。
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アットホームな職場で働くデメリット
アットホームな会社への転職は、転職市場でも人気が高い選択肢。しかしアットホームな会社に転職することは、メリットだけではなくデメリットもあることを忘れてはいけません。
次にアットホームな会社に転職するデメリットを見ていきましょう。
①アットホホームな職場だからサービス残業が多い
アットホームな職場です(中々家に帰れないという意味)
— エンビ・ザナツグ (@zanatsugu) February 15, 2022
アットホームな職場というのは、人間関係が良好である一方で、仲間意識が強いがあまりに一人の仕事が残っていれば一蓮托生でみんなで協力して終わらそうという雰囲気が強いです。
その為、残業時間が異常に長かったり、会社への忠誠心が強いがあまりにサービス残業をしてしまうような会社もあります。
人間関係がよい環境は人間関係のストレスが生まれにくい一方で、一人が困っていればみんなで頑張る雰囲気があり、自分の意思で働く時間を制限することが難しい環境であるというのがデメリットです。
ブラック企業の求人票でよく書かれているアットホームという言葉の裏には、上記のようなサービス残業が横行する原因があることがこの意味なので、注意が必要です。
ただし、協力して助け合うこと自体はデメリットではなく、アットホームな職場のメリットとも言えます。そういった雰囲気がデメリットと感じる場合は避けたほうがよいでしょう。
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②アットホームな職場だからプライベートも一緒に
「アットホームな職場」とはやたらと社内で飲み会が多かったり、人事がtiktok踊ってたり、何かと公私混同しているから拘束時間が長く、決して「人間関係が良好」だけを意味しているのではない。
— どうしても働きたくない (@fu_majime66) February 8, 2022
アットホームな職場は、頻繁に社内イベントが開催されます。例えば飲み会、お花見、慰安旅行、BBQ大会など、家族ぐるみでイベントが開催されます。
せっかくの土日・祭日は家族で過ごしたい、趣味の時間に使用したいと思う人にとっては、本当に苦痛なので、デメリットになってしまいます。
②来週は会社全体のお花見大会
③再来週はBBQ大会
など、土日に開催されて疲れてしまうといった人も多いです。
参加しないと人間関係が維持できないといった辛い環境だったり、出世に響くイベントもあるので、入社後に後悔してしまう人が多いです。
人付き合いが苦手な方はデメリットになるのがアットホームな職場といえます。
③20代が多い職場環境
アットホームな会社雰囲気作りが上手い会社の年齢層を見ると、若手主体の企業が多いです。これは、経営層から管理職までも若いため、逆に40代、50代は働きにくい環境が殆ど。
プライベートの趣味より人間関係を重視する若手は、イベントごとで大いに盛り上がれますが、中年層にとっては居心地が悪い場合が多いのでデメリットとなります。
大手転職サイトで見られるアットホームを売りにする求人例を見てみましょう。
【求めている人材】
①学歴不問
②不動産仲介営業経験がある方
【具体的には】
<こんな方を特に歓迎いたします>
①専門知識を習得し、ビジネスパーソンとして成長したい方
②コミュニケーションスキルを発揮し、多くのお客様の悩みを解決したい方
③家族をはじめ、自分の生活を守れる働き方を手に入れたい方
④自ら学び、主体的に考え、行動を起こせる方
⑤アットホームな雰囲気中、腰を据えて長く働きたい方
⑥何か一つのことを頑張り、成し遂げた経験のある方<アットホームな雰囲気の中で働けます>
①社長や上司との距離が近く、何でも相談しやすい社風。
②先輩後輩の仲もよく、頻繁に飲みに出かけて相談し合うことも。
③また、宅建などの資格取得に際しても気軽に質問できるので、
④しっかり基礎から学んで成長することも可能です。
参考サイト:リクナビNEXT
参考URL:https://next.rikunabi.com/
20代の若手でも働きやすい環境提供を行っているで、仕事への取組みのモチベーションはあがります。
しかし、飲み会なども頻繁に行われるケースも多く、そういったことが苦手な人にとってはデメリットになり得るので、よく考えて転職することがおすすめです。
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④人間関係に意外と疲れる
しぬほどバイトに行きたくないよ
— あぷりこっと (@apricot_a_0128) February 14, 2022
アットホームな職場過ぎて逆に居ずらいんだよ…適度にビジネスライクの方が淡々と仕事できて良いのに…
アットホームな会社は、人間関係がよい一方で前述した①~③といった疲れてしまう要素もあります。
人間関係を構築することが得意で、イベント・催し物が好きな方にとっては天国な職場環境になるというメリットがある一方で、そういった環境に向いていない人には地獄となり得るのがアットホームな会社でありデメリットがあります。
次にアットホームな会社に多い職種について解説します。
アットホームな雰囲気を味わえる職種・職場とは?
アットホームな職場というのは、社内全体でアットホームな場合と職種限定・部署限定でアットホームな会社があるので、注意が必要です。
職種限定で見ると、協力して結果を出していく(チームワークが求められる)職種が多いのが特徴です。次に、アットホームな環境が提供されやすい職種について解説します。
①ベンチャー企業・小企業が多い
アットホームな職場を謳う求人の多くは、ベンチャー企業や小企業が多いのが特徴です。少人数の企業が多いため、自ずと管理職やトップまでの風通しが良いのが特徴です。
なんでも言い合える風通しの良い環境をイメージしやすいワードとして求人票にも「アットホームな職場」を使っている企業も多いのが特徴
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②営業職
アットホームな職場が提供されやすい職種の代表的なのが営業職です。
営業職の中でも特に不動産営業は、この傾向が強いです。個人売上が重視される一方で、チーム内での成果も求められるので、上司と部下の関係がよい業界ともいえます。
チーム内のコミュニケーション・メンバーのフォローなどを積極的に行わないと目標達成がしにくい業界・職種であればあるほどアットホームな雰囲気が強いので、そういった環境が好きな方は是非チャレンジしてみましょう。
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③事務職
アットホームな職場環境が強い職種二つ目は、事務職です。事務職は、女性主体である一方で、●●部の事務職として働くことが多いです。
営業部の事務職、設計部の事務職といったように、部の中にその職種の方がいることがほとんどです。
その為、部内では微妙でも、事務職の方には優しいといったパターンが多く、アットホームな雰囲気を味わえることが多いのが事務職のメリットです。
雑用を強いられることも多いですが、男性からは優しくしてもらえることが多いので、アットホームな雰囲気を味わいたいならおすすめな職種です。
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アットホームな会社を見極める秘訣とは?
アットホームな会社は、メリット・デメリットがありますが、自分に合っているれば転職先として選ぶことはベストです。
そんなアットホームな会社見極めるために必要なのは、大きく分けて3つしかありません。
次にアットホームな職場を見極める3つの大事なことについて解説します。
①求人票をしっかり確認する
「アットホームな職場」を謳う会社の多くは、人間関係の良好さや風通しの良さを表したいいった意図があります。
しかしアットホームという言葉は、ブラック企業の代名詞とも言われる言葉でもあるので注意が必要です。
その際に大事なことが、「アットホームな職場と同時に使われているワードが何か」に注目して求人票を見ることです。
アットホームな職場と同時に求人票に以下のワードが掲載されているとブラック企業の可能性が非常に高いので、応募は避けたほうがよいでしょう。
②未経でも活躍中
③20代中心の若い会社
④試用期間で月収100万円の未経験者
⑤即日勤務可能!
⑥20代で年収1000万円
⑦残業ほぼ無し
アットホームな職場が単独で使われておらず、上記の危険ワード複数と絡んで使われているとほぼ間違いなくブラック企業です。
こういった求人を避けて転職したい、本当のアットホームな職場で働きたい20代は、積極的にブラック企業を避けることができる転職エージェント利用して転職活動を行うとよいでしょう。
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②面接で雰囲気を感じ取る
アットホームな職場は、面接でもアットホーム感を出してきます。その雰囲気というのは、面接も堅苦しい感じではなく、応募者の良さを引き出してくれるような企業です。
逆にアットホームな職場と書いてあるのに、面接が硬い感じの企業の場合はブラック企業の可能性が非常に高いです。
アットホームな職場は名ばかりのトップ連中が単純に家族といパターンが良くあります。
能無し役員連中は家族なため、その雰囲気をアットホームと言っているだけの可能性があるので、きちんと面接でその雰囲気を感じ取ることが大事です。
③アットホームな職場か逆質問してみる
アットホームな職場を本当に求めるのであれば、面接の場で逆質問してみるのもおすすめです。
転職サイトなどで「アットホームな職場」と書くくらいなので、本当にアットホームかどうか聞いてみましょう。
聞き方の例としては以下のような聞き方がベターです。
②月一イベントで交流会があると記載されていましたが、社内イベントは月一イベントだけですか?
③飲みながら上司に相談できると書いてありましたが、どれくらいの頻度で相談事を受けることがあるのでしょうか?
僕が考える本当のアットホームな職場
アットホームな職場ときくと「わきあいあい」「結束力・団結力」「安心感がある」て考えますよね?そこにはメリットもあり、デメリットもあります。
しかし僕の考えは違います。
本当のアットホームな職場は、「心身ともに健康でメンバー全員が向上できる環境」だと思っています。馴れ合いやただ意見をいうだけの環境は決してアットホームな職場ではありません。
上司・部下そして役員までもが意見を出し合い、きちんと末端までもどんどん経営に携われるそんな環境こそが本当のアットホームな会社だと思います。
アットホームな職場は「ブラック企業の代表ワード」と捉えられていますが、本当の意味でアットホームな職場で使っている会社は少ないと僕は思っているので、そういった会社が出てくることを願っています!
それではまた!