未経験プログラマーとして転職したいという20代が非常に増えています。しかしいざ転職活動をやってみると、面接試験で玉砕してしまうというパターンも多いのが現状。今回の記事は未経験プログラマーの方が面接でよく質問されるパターンとその対策についてご紹介いたします!
こんな方におすすめの記事
①未経験プログラマーとして転職したい
②未経験の面接対策を行いたい
③未経験からの転職対策を知りたい
目次
未経験プログラマーでも転職のチャンスは大!
こんにちは!転職アドバイザーの田中弘明です。この記事を読んでいただいているみなさんは、もうおわかりだと思いますが、これから手に職をつけるにはプログラマーがおすすめ!
しかし、IT業界のハードルは高く、そう簡単に未経験で転職することはできないのも過去記事で詳しく説明させてもらっています。
しかし、それでもおすすめなのがプログラマーなんです。手に職をつけるためにもプログラマーを20代の内に目指すことがとても大事です。
近年、IT業界で人材不足が叫ばれています。
ただ、だからといってエンジニアを募集している企業に応募すれば、誰でも採用されるわけではありません。
企業側も、正直言って教育コストがかかる未経験者よりは、すぐに活躍してくれる経験者がほしいと思っています。ですから、未経験からプログラマーになるためにはそれなりに厳しい目で選考されます。
未経験プログラマーとして転職する場合の面接で聞かれる質問と、面接官の意図(≒何が知りたくてそんな質問をするのか)は大体決まっています。
これらを知って受け答えを考えておけば、未経験者でも面接通過率はぐっと上がります。というわけで、今回は、以下のようなことがこの記事でわかるようになるので、是非最後まで読んでくださいね!
・未経験者プログラマーとして転職する為の採用面接対策。
・面接官がなぜそのような質問をするのかの意図。
・おすすめ転職方法。
応募企業の研修制度に注目して面接対策を!
未経験からプログラマーとして入社した際の企業が実施する研修プログラムの内容は、面接対策としてとても参考になります。
各言語を上手く織り交ぜながら事前に勉強しておくととても効率がいいです。簡単すぎず難しすぎずで挫折しにくいよう工夫されているのが入社時研修制度です。
特に、PHPはかなり実践的な言語なのでオススメ!
面接時には、「PHPを勉強しました」とアピールするより「ECサイトを自作しました」と言えれば採用される確率はグッと高まります(資格とは比べ物にならない)。
PHPは社内研修でも非常に多く行われている言語のひとつなので、PHPについては未経験プログラマーとして転職したいのなら勉強しておくとよいでしょう。
各転職サイトなどでは、研修制度について記載されている求人も多いので、ご自身が応募される企業の求人サイトは要チェックです。
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面接前に作成物(ポートフォリオ)の準備が大事
未経験プログラマーとして転職するための準備資料として作成物があると、その人のスキルを測りやすいので重要視されます。例えば、以下のようなパターンです。
・PHPを勉強しました!
→イメージが沸きにくい=低評価
・PHPを勉強しECサイトを作ってみました!
→ECサイトを作れるレベルのスキルがあると分かる=高評価
その為、作成物(ポートフォリオ)が準備できていることは、かなり高評価をえられるので準備しておくことをおすすめします。この辺で「ちょっと自分には難しい」と感じたのなら 無料オンラインスクールに通いましょう。
「挫折=機会損失」なので自分にとって良い事なし。「それならお金を払ってでも通うべき」という人もいれば「無料スクールで最低限の知識を身に着けて転職」という方もいらっしゃいます。
チャンスをものにできる人は、事前準備にできる人なんです。
自分で勉強して何年も費やすなんて自分の市場価値を下げるだけ。お金を払ってまたは、無料だとしても将来に時間やお金を投資できる人は、どんな道でも成功できる人だと思います。
下記はおすすめ無料ITスクールなので、就職支援を含めてまずは説明会に参加してみることがおすすめです。
未経験プログラマーとして面接を受ける時のコツ
未経験からプログラマーになるための面接時のコツについて解説します。未経験というだけでハードルが高くなりそうですが、未経験OKの求人であれば高い要求を満たしてほしいというよりも、企業はポテンシャルを重視する傾向にるので、きちんと対策して挑むのがポイント!
私の勤めていたIT部門の採用担当者は、未経験プログラマーを技術面以外で4つの視点で見ていることがほとんどです。現に私が努めていた会社のIT部門のチェックリストは、下記の4つの部分が盛り込まれています。
②元気よく受け答えできるか
③折れない心(根気)があるか
④作成物の提示ができるか
資格取得も効果があるように見えますが、上位の資格でないと評価されないので省いています(持ってる時点でだいたい実務経験者かと思うので笑)。
資格をアピールしてもいいですが取りに行くほどではないです。資格なんてただの飾り程度。
資格をとる時間あるのであれば、いち早くスクールに通ったり(オンライン含む)、無料就職支援付きプログラミングスクールに通う方が100倍有利です。
それよりも4つのことに注目してエピソード付きで面接で説明できるようにきちんと対策しましょう。
①未経験からプログラマーになるためにはやる気が重要!
つまり向上心のこと。常に新しいプログラムや環境が出てきます。そこにどん欲に取り組み姿勢がプログラマに必要不可欠です。ITは常に進化し続けます。
この向上心が薄い方はまず採用されません。これは面接では以下のような質問をされますので、答えられるように準備しましょう。
②一日どれくらいプログラミングを勉強していますか?
③どんな言語を勉強していますか?
④興味がある分野はなんですか?
②元気に会話することはめちゃくちゃ大事!
つまりコミュニケーション能力。いわゆる「コミュ力」は必須。他のプロジェクトメンバーと連携を取りながら作業するので人見知りとか通用しません。
ある程度喋れないと現場に出てから苦労します。未経験からプログラマーになってすぐに自社開発に参加できるのは稀です。となると客先常駐として出向することもありえます。
その間のサポートは担当営業とやり取りすることになるので、喋れない人の管理はとても重荷になるので好まれません。
コミュ力が低いと、コミュ力低い→人間関係を築けない→担当営業に相談しない(しづらい)→辞めるなんてことが実際によくあることなので、採用側もしっかり確認してくることを頭にいれておいてください。
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③根気=根性論は意外と好まれる
つまり挫折しない心。これは色々ありますが、最初のうちは単調な作業ばかりで「プログラマーなんだよな?」と思う事も多いかと。そこで投げ出さずに最低1年は続ける忍耐力が必要です。
面接でも精神的強さを確認する質問は意外と多いです。さらに体育会系出身の方は未経験プログラマーの面接の場で好まれる傾向にあります。
②壁を乗り越えて成功したことはありますか?
③粘り強く取りくことは好きですか?
④作成物が提示できれば高アピール材料
未経験からプログラマーになる為の面接で「作成物・ポートフォリオを提示するといい」というのは事実ではありますが、実はこれだけだと不十分です。
その過程で何を得れたのかを答えれるようにしましょう。採用担当者は営業担当を兼任している事が多いので、提示しただけでは「で?」なんて反応も少なくありません。
面接時には上記3つを自然にアピールできると好印象です。例としては、以下のようになります。
・元気=面接時の受け答え
・根気=対応力をアピール
などでアピールすることが重要です。未経験プログラマーとして転職する際の面接では意外と精神論的な内容で攻めると高評価を得やすいのでおすすめ対策です。
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未経験プログラマへの必須質問4選
未経験プログラマーの転職の面接では、大きく分けて4つの質問をすることがほとんどです。技術的な質問意外にも、面接官が知りたいことと回答方法をまとめたので、是非面接対策に役立ててみましょう!
①プログラマーという仕事について
未経験からプログラマーになるための応募者によく聞く質問て実は決まっています。下記は必須質問事項です。
・なぜプログラマーになりたいのですか?
・プログラマーは具体的にどんな仕事だと思っていますか?
・自分のどんなところがプログラマーに向いてると思いますか?
この3点セットは必ず面接の場できかれます。では、面接官はなぜこのような質問をするのでしょうか?ここで大事なのは、未経験プログラマーとして転職することを『甘く見ていないか』という点がポイントです。
・PCに向かってさえいればいい
・楽に手に職がつけられる
そのように考えて入社されてしまうと、入社後のギャップが大きく、早期退職になる事例が非常に多いです。一人でシステムをすべて作れるわけではなく、周囲の人と一緒に作るので、コミュニケーションや情報交換は必須です。
企業によっては要件のすり合わせやマネジメントなど、社内外問わず積極的なコミュニケーションが必要な場合も多々あります。また、一つの技術を覚えたら一生安泰な職業ではありません。
むしろ言語のアップデート、新しいツールの登場などが常にあるため、知識も常に更新していかなければなりません。技術が好きな人でないとこの仕事を続けるのは難しいです。
このように、動機が勝手なイメージ止まりだと、ネガティブな印象になるだけでなく、実際には全然当てはまらない場合もあります。最低でも応募先の仕事内容についてはリサーチしておきましょう。
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②未経験プログラマーとしての将来のビジョン
未経験のプログラマ応募者によく聞く質問として、将来設計について聞かれる場合がとても多いです。
・将来どんなプログラマーになりたいですか?
・プログラマーになれた後のキャリアプランはありますか?
当然ですが、経験者よりも未経験者のほうが教育コストがかかってしまいます。どの企業もすぐに辞めてしまいそうな気配がある未経験プログラマーなんか採用したくありません。
将来的になるべく長く勤めてくれそうな、モチベーションのある人を採用したいと思っています。
・すぐ辞めない?
・エンジニアとして将来的なイメージはできてる?
面接で「自分はすぐ辞めます」と言う人はいないかと思いますが、例えばB2Bの業務系システムを開発している企業に行って「将来はゲームを作るプログラマーになりたいです!」と言われても「何でうちに応募してきたの?」となってしまいますよね。
将来的な質問に対しては、以下の様に答えるのがポイントです。
・3年もたてば部下もできていると思うので、ある程度マネジメントもできるようになっていたい
などといったイメージができているといいかと思います。
そのためには、長期的なキャリアプランまでは考えつかなくてもいいので、応募先の事業内容・仕事内容・使っている技術を調べてイメージしてみたり、他のプログラマ/エンジニアの記事を読んだり、話を聞いたりしていろいろなモデルケースを知っておくといいでしょう。
③未経験プログラマーへの転職理由
未経験からプログラマーになりたい応募者によく聞く質問として、なぜ異業界に行こうと思ったかです。
・なぜ転職をしようと思ったのですか?
『「前職のここが嫌で、この部分が向いてなかったので辞めました…」みたいな話ならいくらでも出てくる!』という人はいるかと思いますが、それだけだと「転職理由」としては不十分です。
・次の仕事を適当に選んでない?
なぜ未経験からプログラマーを目指すに至ったのか、プログラマーになって何がやりたいのか(前職を辞められれば何でもいいと思ってないか)がわかる「転職理由」を考えましょう。説得力のある転職理由は、以下のような事例です。
・プログラマ/エンジニアになったら○○の仕事がしたい。
というように、「仕事に対する自分の何らかの希望→その希望は頑張っても前職では叶わない→希望が叶う仕事に転職したい」の流れで組み立てられています。
合わせて、その希望がなぜ応募企業で叶うのかの志望動機と転職理由をきちんと一貫性をもたせるようにようにしましょう。
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④プログラミングの勉強意欲
未経験プログラマーとして転職したい応募者によく聞く質問として、向上心の確認をされることが多いです。
・最近はどんな技術に興味がありますか?
前述もしましたが、プログラマ/エンジニアは最初に一定量の勉強だけをすれば手に職つけられて一生安泰が叶う職業ではありません。むしろ技術や知識のアップデートが常に必要な職業です。
・本当にエンジニアになりたいと思って自分でも勉強してる?
・どんな技術が必要かも知らずに応募してきてないよね?
何の前提知識もない応募者に対して、「この人は未経験者だけど見込みがある!」と感じる面接官はいません。
未経験からプログラマーになるということは、ポテンシャルを見込まれて採用されるわけですから、最低限応募先でどんなサービスが作られているか、どんな技術が使われているかを理解した上で「その領域の勉強をしています」と言えたほうがよいでしょう。
また、勉強している内容やレベル感をわかってもらうには、GitHubで作ったものを公開したり、ポートフォリオを作っておくと便利です。
リクルートエージェント (★★★★★)
リクルートエージェントは多くの求人情報と業界をカバーしているため、特に20代の転職希望者にとっては、自分の興味・スキルに合った様々な選択肢を見つけることが可能です。また、リクルートエージェントのコンサルタントは経験豊富でプロフェッショナルであり、求職者のニーズに合わせたアドバイスを提供することが可能です。
doda (★★★★☆)
dodaは、豊富な求人情報と分かりやすいインターフェースが特徴です。求人情報が充実しているので、20代の求職者でも自分に適した仕事を見つけやすいです。ただし、リクルートエージェントと比較して、一部の特化した業界の求人が少ない場合もあります。
マイナビエージェント (★★★★☆)
マイナビエージェントは、新卒者や若手社員を中心に高評価を得ています。各業界のトレンドを理解し、個々の転職希望者に対して具体的なキャリアアドバイスを提供します。ただし、中高年の転職希望者に対するサポートが他のエージェントと比較して若干弱いという点がマイナスポイントです。
type転職エージェント (★★★☆☆)
業界ごとに専門のキャリアアドバイザーが求人の詳細だけではなく、 今後のキャリアプランも含め案内してくれます。みなさんの気付いていない可能性、キャリアの可能性を広げる求人を紹介してくれるので、登録の価値あり。
ビズリーチ (★★★☆☆)
ビズリーチは、高級な職種や経営層向けの求人が多いのが特徴です。一方で、20代の求職者には必ずしも合致しない場合もあります。それでも、ビジネススキルやリーダーシップスキルを向上させたいという意欲的な20代には有益な選択肢でしょう。
これらの評価はあくまで一般的な傾向に基づいており、各求職者の具体的なニーズや希望によって最適な転職エージェントは異なります。自分のキャリア目標を明確にし、それに最も適したエージェントを選ぶことが重要です。
まとめ
本記事の内容を簡単にまとめました。
→高度なスキルではなく、スクールで作成物を準備できた程度
・やる気、元気、根気を存分にアピールする
・コミュニケーション能力は必須事項
求人は常にチェックして良いのがあれば応募したいところですが、その間はスクールに通いながらのチェックでOKです。
作成物ができたら面接を受けるのですが、落とされても失うものは多少の時間だけです。そこで挫折せず次の求人を探し、応募しながらスクールで知識をインプットし続ける事が大事です。
あなたの心が折れない限りチャンスは常に目の前にあります。
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