こんにちは!南野弘明です。
今日は、看護師、介護士以上に人手不足に悩まされている「薬剤師」について記時にしたいと思います。医者の仕事と同様、薬剤師の仕事は,
患者の命に関わる大事な職業
です。年々日本で人手不足が続く中、薬剤師という仕事も
過酷な人手不足
に陥っています。今回、実際の薬剤師は売り手市場であるかどうかについて説明していきます。また、同種を目指す方向けに、失敗しない転職の方法も紹介していきます。最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
薬剤師が売り手市場と呼ばれる理由
薬剤師の求人倍率は、なんと、
10倍以上
医療系で働く方が少ないため、どの機関でも雇用をしたいと考えています。当然、医師・歯科医師・薬剤師の求人倍率は10倍を超えてきます。余談ですが、看護師や介護士の求人倍率は3倍です。これで市場の中で薬剤師がどの程度が必要とされているのかが鮮明に分かります。
薬剤師業界における今後の市場動向
薬剤師不足もあり、近年では、薬科大学のみでなく、薬学部を新設する大学が増加しています。この波から脱出しようと、薬剤師を目指す学生が増えてきました。また、専門学校でも学生が薬学を学べる環境を作っています。各医療機関は優秀な人材を雇用したいので、この職種の売り手市場は続いています。学生が早く目標に到達できるよう、既存の教育プロブラムを改善したりしています。
供給が需要を上まわる恐れが有ると噂をされていますが、薬剤師になるための専門知識や、経験を積めばそういった問題もなくなります。実際のところ、専門知識や高いレベルを持たなければなれない業種ですが、薬剤師が不足している現状では、医療機関に雇われる雇用率は高いと予想できます。
薬剤師の仕事は将来なくなる?売りて市場なのに何で??
薬剤師業界でも話題になっているAI技術の進化。AI技術の進化は薬剤師の仕事を失くしてしまうのでしょうか。
近年医療現場では業務を効率化できるシステムが多数開発されています。よって人件費の大幅な削減が可能となるため、薬剤師の売り手市場が終わるのではないかという懸念があります。
ここでは、現場に導入されているシステムを紹介していき、大きな目線で見て薬剤師の市場動向はどう変わっていくのかを解説します。
● 業務効率化システムの導入
先ほども述べた通り、薬剤師の現場では業務を効率化するためのシステムが既に多数導入されています。
1:電子薬歴システム(保険薬局用)
2:対話式電子薬歴管理システム
3:薬局情報共有プログラム
これらシステムの多くはPHCという企業により作られています。これ以外にも業務効率化を図る細かいシステムがいくつか存在します。
よってこのまま技術が進歩していけば、将来的に人が入る余地はなくなってしまうのでしょうか。しかし、そういった事態現在のところ起きないと予想されています。
1つ目に「薬機法」という法律によって、
★薬局の業務は対面指導が必須
と定められています。よって現在の法律が変わらない限り薬剤師の仕事とが機械に奪われることはありません。
2つ目に、地方の患者数がもともと少ない薬局では上記で紹介したシステムを導入するメリットがない点です。初期費用も掛かりますし、人件費を削減するほど売り上げに困っていない薬局も多いため、薬剤師の需要が減ることはすぐには来ないでしょう。
● 電子処方箋の導入
2018年4月から電子化された処方箋の提供が始まりました。
従来のように紙を用いずオンラインで管理するため、医療機関同士での情報共有がスムーズになります。印刷コストや保管という点で見ても今までより格段に便利になり、薬剤師の業務の負担は確実に減ります。
しかし、この程度の変化では薬剤師の売り手市場には全く影響がないとされています。むしろ市場の拡大につながり、売り手市場の活発化が期待できます。
● オンライン診療には注意が必要
ここまで紹介した内容を見る限り、システムの発展は売り手市場の変化に影響はないと考えられます。しかし、将来的に施行されるだろうオンライン診療が始まればそういった意見は覆ります。
先ほど紹介したように、薬機法が存在する限り薬剤師の仕事はなくなりません。しかし、
★オンライン診療が始まると薬機法が改正される危険性
があります。対面指導が必須という前提がなくなってしまえば、機械による薬局運営の流れが加速するのは必至です。
よって長期的に見れば薬剤師の売り手市場に変化は訪れると考えたほうがいいです。
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薬剤師不足に陥る原因とは
薬剤師として働く人は増えていますが、需要と供給が不安定の状態にあります。薬局やドラッグストアの増加が人手不足の原因になっています。24時間体制の薬局など、便利施設の増加のスピードが立派な薬剤師を育てる速度より早いからです。
原因1:薬学系大学卒業後の選択肢が多い
住民の行きやすい薬局を作ったのはよいが、新しい人材の確保が難しくなった
というのが答えです。更に、6年制の学校を卒業した薬学生が国家試験を受けるが、合格率が不調で、期待していた人数の獲得ができなくなったことも現状です。
国会試験を合格し、免許を獲得したとしても、すべての人が薬剤師として仕事することが出来るとも言えません。薬学部では、医学部とは異なり、
・調剤薬局
・ドラッグストア
・病院
・製薬メーカー
など、沢山の道を歩むことが出来ます。希望の仕事先が同業種の免許を必要としないことも多くあります。これらの原因もあって、十分な薬剤師を確保できていないのが現状なのです。今後もこの職種は売り手市場だと言えます。
原因2:かかりつけ薬剤師という新制度
2016年に施行された「かかりつけ薬剤師」という新制度が出ました。この制度は、患者さんに指名されると、その依頼者の方の担当となり、服薬指導のほか、体調面の食事管理や、心理面での相談をする制度です。しかし、この仕事をするためには幾つかの条件があります。
②指定の研修を受け、認定薬剤師の資格を得る
③地方の医療イベントなどに参加し、医療の普及に貢献すること
というようにこれらの条件をクリアしなければなりません。沢山の患者さんを面倒するよりも、一個人の患者さんの面倒を見たほうが、働き手にとっては負担が少なくなります。また、この業種の人は多くの医療機関から注目が余っています。そのため近年では、
「かかりつけ薬剤師」を目指す人が増えている。
傾向があります。異業界、異業種から転職を考える方はとても美味しい市場です。人気が集まる一方で、一般の仕事をする方は減少してしまいました。新制度と古来の制度をどうバランスを取るのかが重要なります。
薬剤師へ転職する際に注意すべきこと
この業界が売り手市場といって、安心はできません!その原因は、
職場環境と求職者のミスマッチ!
です。良くある事例をいくつか紹介します。
・転職サイトやハロ―ワークで薬剤師として働ける職場を探して転職したが、職場先では残業代が出る話していたのに、実際のところ残業代が出ないと言われた。
・業務の内容も門前の単科クリニックの処方箋しか出来なくて、とても暇でやりがいが持てない。
というようなことも起きています。単純作業のために仕事をするためにこの業界を目指す人なら良いが、そうではない方にとっては苦痛な仕事になってしまいます。では、どのように転職活動をすればよいのかを解説します。
薬剤師としてミスマッチのない職場へ転職するためには
仕事先を探す際よくミスマッチが起こります。これは探し方に問題があることが殆どです。転職サイトは、企業からの広告費で成り立ち、ハローワークは無料でだれでも利用できる職業紹介所です。この2つは、企業の調査を行っていないため、企業の求人広告に偽りがないかの調査は殆ど行われていないのが実情です。では、薬剤師の環境、求人内容に信頼性があるところはどこなのか、それは、
・老舗転職サイトを利用する
・転職エージェントが持つ求人や非公開求人は信頼性が高い
です。転職エージェントはあなたが入社することで企業側からあなたの年収の2~3割を得るシステムで成り立っています。その為、紹介できる人材を確保できなければ企業として成り立ちません。その為、良い人材を確保するためには、しっかりと職場環境、雇用条件に信用を持てる企業を紹介するのが新たな薬剤師の求職者を獲得できることに繋がると認識されています。その為、転職に失敗しない為には、
老舗転職サイトを利用しながら転職エージェントに登録し、自分に合った求人を紹介してもらう
ことがとても大事です。次に、私が独自調査した「おすすめ薬剤師特化型転職サイト&エージェント」について説明していきたいと思います。
おすすめ薬剤師特化型転職サイト&エージェント
ミスマッチの失敗を避けるためには、
転職エージェントとしっかり話し合い、希望とする年収・働く環境・労働条件などの条件と一致する求人を探すこと
です。
後から後悔が起きないよう、私がおすすめする今回の転職エージェントは正確で詳しい情報を持った転職エージェントなので、
・沢山ある転職サイトから自分に正しい情報を探すのは出来ない
・転職サイトやハローワークの求人を見てもいいことしか書いてない
など、そういった「不安」を解消できるのも転職エージェントを利用する大きなメリットです。最後に、後悔しないような転職ができるよう、今後も薬剤師の皆さんのお力になれればと考えております。
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