ベンチャー企業は日本でも年々増え、急成長を遂げている企業も非常に多いです。「成長企業で力を試したい」「裁量のある仕事がしたい」といった気持ちで転職し成功した人もいれば、失敗を経験した人も多いです。今回の記事は、ベンチャー企業に転職・就職するメリット・デメリットについて解説します!
こんな方におすすめの記事
①優良ベンチャー企業に転職したい
②自分の力を試したい
③自己成長を味わいたい
④転職のメリット・デメリットを知りたい
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ベンチャー企業の定義とは?
ベンチャー企業への就職・転職は、近年非常に人気です。
特に大中企業からの転職先として、ベンチャー企業への転職を希望する方が増加しています。
ベンチャー企業の定義は明確に示されていませんが、一般的な認識としては、以下のように考えられています。
また、ベンチャー企業は、資金面が難航する傾向にあり、その資金調達の為にベンチャーキャピタル(ベンチャー企業に投資し、利益を得る投資会社)から投資をしてもらっている企業は、ベンチャー企業と言えます。
僕が過去に在籍していた会社も上記に該当し、実際に多くのベンチャーキャピタルから出資してもらっていました。特に大事なのが「最先端の独自性」という点で、高い技術をもつエンジニアやギラギラした営業マン、大手企業に在籍していた財務担当などが在籍していた特徴があります。
自分の力を試したいという思いが強い人は、ベンチャー企業のメリットを活かした転職に向いている人ですが、デメリットを知らないで転職してしまう方も多いのが特徴とも言えます。
②インキュベイトファンド
③日本アジア投資株式会社
④みずほキャピタル株式会社
⑤りそなキャピタル株式会社
ベンチャー企業と混同しやすい企業とは?
「ベンチャー企業に転職したい」と考えいざ転職活動をすると、ベンチャー企業ではない企業に転職してしまっている人もいらっしゃいます。
入社してから気づくと時すでに遅し。
特に混同しやすい業務形態や名前について次に解説いたします。
①中小企業との違い
「成長過程」というと大企業ではなく中小企業であると考え、単純に中小企業を探して転職してしまう人が多いです。ベンチャー企業は、少人数精鋭で独自性の高い技術があれば、すべてがベンチャー企業というわけではありません。
中小企業の定義は、法律的に決まっており「中小企業基本法」で明確に定義されています。
<例:製造業>
資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人。逆に大企業は、3億円以上で従業員が300人以上の会社となる。
参考サイト:中小企業庁HP
つまり、資本金や従業員の数でベンチャー企業を探すと技術力・サービスといった独自性を図ることができません。
また、ベンチャーキャピタルの出資状況等を知る為には、求人票だけではわからず、企業のHPなどで確認する必要がありますが、具体的に記載している企業も決して多くはありません。
僕が在籍していた企業は、ベンチャーキャピタルについても記載していましたが、非常に珍しいという印象があります。
ただし、大手企業をベンチャー企業と表すことは少ないため、中小企業の中にベンチャー企業があるということは間違いないので、後述する方法でベンチャー企業を探していくのがおすすめです。
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②スタートアップ企業とベンチャー企業
「スタートアップ企業」と書かれている求人も最近は多くなっています。スタートアップ企業を簡単にいうと以下のように定義されています。
非常にベンチャー企業と定義自体は似ているのですが、「急成長」という面でベンチャー企業とは異なります。既存の技術やサービスを基に、持続可能な成長を遂げる企業がベンチャー企業なので、成長面を考えると異なります。
これらからもわかるように、日本の多くはベンチャー企業であり、スタートアップ企業ではないということ。急成長を遂げたい会社へ大きなメリットを感じる場合、スタートアップ企業に転職・就職するというのも選択肢と言えます。
【具体的には】
職種未経験の方歓迎・スタートアップ企業で自分の力を試したい方
・毎日同じ業務に携わるのではなく、日々新たな経験をしながら知識・スキルを磨きたい方
・成長意欲が高く、バリバリと働きたい方
・将来、独立を考えている方/独立に向けて動いている方〈歓迎する経験・スキル〉
・3DCAD、アプリケーョン経験者
・ビジネス会話レベルの英語が話せる方スタートアップ企業求人例
参考サイト:リクナNEXT
参考URL:https://next.rikunabi.com/
ベンチャー企業に転職・就職するメリット
「ベンチャー企業で自分の実力を試したい」という思いで転職・就職されることは多く、実際に実現できやりがいを持って仕事に取り組んでいる人は非常に多いです。
ベンチャー企業には、成長できる環境が多く整っているので、次に転職・就職するメリッついて見ていきましょう。
メリット①:仕事に真摯に取り組める
ベンチャー企業は、ひとりひとりの力量が非常に大事になります。現に僕自身もベンチャー企業に在籍していましたが、個々の能力が高い人が非常に多いです。
回りに優秀な方が多いので、自分の仕事に誇りを持って真摯に仕事に取り組むことができるメリットがあります。「実力には自信があるけど今の会社ではその力が発揮できない」という方は、ベンチャー企業への転職・就職に向いていると言えます。
メリット②:個人のスキルアップが非常に速い
大企業をはじめ中企業程度の会社では、個人の役割が明確に示されている為、業務は順々に与えられ、長期的な視野のなかで成長を遂げていきます。
その為、手厚い教育を受けることができ、日々成長を感じていくという特徴があります。
しかしベンチャー企業の場合は、個人の裁量権が非常に大きく、実力がないと仕事を進めて行くことができません。
できないことは業務の中で自分で解決していくことが求められる形態なので、急激な自己成長を感じることができるのもメリットです。
チームで活動するより、一人でいくつもの業務をこなして自己成長を図りたいと思っている人であれば、ベンチャー企業への転職は非常に魅力的に思う方も多いでしょう。また、転職しても成功できる方も多いのも特徴です。
リクルートエージェント (★★★★★)
リクルートエージェントは多くの求人情報と業界をカバーしているため、特に20代の転職希望者にとっては、自分の興味・スキルに合った様々な選択肢を見つけることが可能です。また、リクルートエージェントのコンサルタントは経験豊富でプロフェッショナルであり、求職者のニーズに合わせたアドバイスを提供することが可能です。
doda (★★★★☆)
dodaは、豊富な求人情報と分かりやすいインターフェースが特徴です。求人情報が充実しているので、20代の求職者でも自分に適した仕事を見つけやすいです。ただし、リクルートエージェントと比較して、一部の特化した業界の求人が少ない場合もあります。
マイナビエージェント (★★★★☆)
マイナビエージェントは、新卒者や若手社員を中心に高評価を得ています。各業界のトレンドを理解し、個々の転職希望者に対して具体的なキャリアアドバイスを提供します。ただし、中高年の転職希望者に対するサポートが他のエージェントと比較して若干弱いという点がマイナスポイントです。
type転職エージェント (★★★☆☆)
業界ごとに専門のキャリアアドバイザーが求人の詳細だけではなく、 今後のキャリアプランも含め案内してくれます。みなさんの気付いていない可能性、キャリアの可能性を広げる求人を紹介してくれるので、登録の価値あり。
ビズリーチ (★★★☆☆)
ビズリーチは、高級な職種や経営層向けの求人が多いのが特徴です。一方で、20代の求職者には必ずしも合致しない場合もあります。それでも、ビジネススキルやリーダーシップスキルを向上させたいという意欲的な20代には有益な選択肢でしょう。
これらの評価はあくまで一般的な傾向に基づいており、各求職者の具体的なニーズや希望によって最適な転職エージェントは異なります。自分のキャリア目標を明確にし、それに最も適したエージェントを選ぶことが重要です。
メリット③:責任と権限の幅が広い
前述した内容と重複する部分もありますが、ベンチャー企業で働くと責任といった内容や、仕事における権限の幅が大企業や中企業よりも広く与えられるのが特徴です。
ベンチャー企業に転職する方の多くは、責任の面に大きなメリットを感じ、広い権限の中で仕事ができることに喜びを感じている方多いのもその特徴です。
自ら決定し、問題を打破できるような方は、ベンチャー企業への転職に向いている方と言えます。
メリット④:変化がある環境
ベンチャー企業で働いていることのメリットは、同じことを繰り返すのではなく、常に新しいことに目を向け、変化した環境で業務に取り組めるといったことが言えます。
決められた業務に身を置くことが苦痛で、常に勉強して結果を出したいと考える方には、ベンチャー企業の体質が非常に合っています。
メリット⑤:急激な昇級・昇格がある
ベンチャー企業は、良い人材確保に力を入れている企業が多く、実力さえあれば、惜しみなく給与を与えることが多いです。最先端の技術・サービスを展開していくことは、優秀な人材を常に雇用しておくことが大事。
僕の場合は、32歳で事業部長となる経験ができ、僕より先に転職・就職をした人よりも出世、昇級スピードよりも早かったです。
最先端のベンチャー企業に転職することで、大幅な給与アップや昇給が見込めるのも転職のメリットと言えます。
メリット⑥:思考が似ている人と仕事ができる
ベンチャー企業への転職・就職のメリットは、今の会社に勤めていると浮いた人(考え方が尖がっている)でも、ベンチャー企業では受け入れてもらえる、むしろ歓迎ムードになることもメリットと言えます。
新しいことをやりたいといった気持ちは悪くないのに、まわりがついてこれないということもあり、人間関係がぎくしゃくしてしまうことはよくあります。
しかしベンチャー企業では、社長・役員・上司・同僚すべてのベクトルが「成長」「技術革新」といった思考になっているため、尖がっている考えや、広い視野で新しいことに取り組む考えができる人が揃っており、歓迎されます。
以上のことからも、ベンチャー企業に転職・就職することは、新しいことに目を向け、個人で問題を打破していく能力を試せる環境で仕事ができるといった大きなメリットがあります。
ベンチャー企業で働きたいと思っている人は、今一度ご自身の今までのキャリアの棚卸や自己分析により、転職すべきかどうかを検討するとよいでしょう。
ベンチャー企業に転職するデメリット
前述にメリットを述べてきましたが、ベンチャー企業に転職することは決してメリットだけではなく、大きなデメリットも存在します。
僕が働いていたベンチャー企業は、業界でも超有名ベンチャー企業で、グローバルなビジネスを展開していました。
そこだけを目にすると大きなメリットに見えますが、実はデメリットも存在し、そのデメリット知らずに転職してしまうと失敗することになるので、次に詳しく解説していきます。
デメリット①:安定経営ではない
前述したように、ベンチャー企業は資金面が脆弱で、ベンチャーキャピタル・銀行といったところから多くの資金調達を行っています。
その為、種の状態が長く続き、芽が生えないベンチャー企業もあるので注意が必要です。
ベンチャー企業は、技術力やサービスに独自性の高い最先端技術を投入していくのですが、その投入までには多くの資金が必要になため簡単に言うと「借金」を抱えている場合が多いです。
その見分け方は、企業のHPで資本金が従業員の割には莫大に膨れ上がっているような企業がそれに該当します。例えば50人の会社で資本金3億のような会社は間違いなくキャピタルから投資されています。
経営に安定性が無いということは、数年後に倒産する可能性も無きにしも非ずなので、そういったリスクがベンチャー企業にはあると思っておきましょう。
しかし、芽が出れば急成長する可能性も秘めているのがベンチャー企業なので、安定性を求める方にはベンチャー企業への転職はおすすめできません。
デメリット②:労働環境面が悪い
経営に安定性が無いということは、労働環境にも影響していきす。
特に、残業代・職金制度・各種手当といった面では非常に杜撰です。
特に、ベンチャー企業は年俸制の会社も多く、残業代を支払われないといった企業も結構あります。
また、年俸制ついてに「裁量労働制」を謳う企業も多く、労働時間が長くなることも多いです。
その為、「仕事が好き」「自己成長したい」といった強い気持ちで転職しないと、その労働環境についていけないといった方も多く辞めてしまうケースがあります。
前述した僕の会社も年俸制で裁量労働制です。また、退職金制度もなく、家族手当や資格手当なども一切ありません。しかし、仕事のやりがいについては最高です。
世界最先端の独自技術を有している環境で、自分の実力で切り開く楽しさがありましたので、そういった環境で仕事にやりがいを感じられない人には、ベンチャー企業には向いていないと言えます。
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デメリット③:仕事がハード
自分の力で切り開くことができるのがベンチャー企業の醍醐味です。しかし、そこには大きな壁が存在し、色々な調整や結果を出すために、自分の力が大きく試されます。
その為、プレッシャーもあり、結果を出すために終電で帰ることもよくあります。
しかし前述のように年俸制の会社は、残業代が出ない為、忙しい時は非常に大変です。そういった環境で仕事をしていくことが苦手な人は、ベンチャー企業への転職はおすすめできません。
現に僕の勤めていたグローバルベンチャー企業は、海外とのやり取りも多く、時差で顧客とのミーティングが常時ありました。
夜中のミーティング後に依頼事項の対応を朝型行い、一回帰宅して再出勤などもあり、体力的にもかなりきつい経験をしています。
しかしそれらの経験というのは、大企業や中小零細企業では味わえない経験ですし、その経験がなければ今の自分がない、そして転職してからのその期間で学んだこと経験したことでどんな苦境でも耐え抜くことができるようになりました。
仕事がハードと言っても、多くの仲間がいて支えあえるのがベンチャー企業の魅力です。デメリットだけ見ると酷い部分もありますが、それらはご自身が身を置きたい環境や考えで決定する必要があると言えるでしょう。
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優良ベンチャー企業の探し方
今回の記事は、ベンチャー企業に転職するメリット・デメリットについて解説していきました。
安定志向の方には向いていないベンチャー企業ですが、会社と共に自己成長したい環境があるのがベンチャー企業の魅力です。
また、転職・就職しようと考える企業がベンチャー企業かどうかは、求人票だけでは分からないことも多いです。
そして、転職しようと思っている会社の安定性・将来性についてもわかりません。
②自分にあったベンチャーで成長したい
③成長性の高い企業に転職したい
④年収を大幅に上げたい
そんな夢のような企業に転職する時は是非一度「転職エージェント」「就職エージェン」に相談してみることをおすすめします。
転職エージェントとはいわゆる人材紹介会社で、求職者と企業のマッチングを図ることで、企業側から報酬を得るというビジネスモデルを展開しています。
そういった会社に転職条件を伝えることで、皆さんの求める理想的な企業を紹介してもらえるのでおすすめです。
優良ベンチャー企業は「非公開求人」に多い
僕が勤務していたグローバルベンチャー企業も人材紹介会社を経由して、優秀な人材を獲得しており、ハローワークには求人を載せていません。
人材紹介会社には、条件の良い「非公開求人」があり、それらの求人を紹介してもらわないと前職の求人応募できない仕組みです。
ベンチャー企業であることはもちろん転職エージェント側に伝えているので、ベンチャー思考が高い人のみが紹介してもらえる求人なので、採用側も人材の選別を行う必要がない大きなメリットがあります。
企業が非公開にしたい理由
また、人材紹介会社に非公開求人で出すことにより、採用したい人材の特徴を外部に漏らすことなく採用できる大きなメリットがあります。
例えば、「極秘プロジェクトのプロジェクトリーダーを年収800万円で採用したい」といったときに役立ちます。
非公開求人は、非常に魅力のある求人が多いため、ベンチャー企業に転職したいと思う方は、転職エージェントを経由して応募すると、優良ベンチャー企業に転職できる確率が大幅にあがるのでおすすめです。
僕の前職や僕自身の転職経験から、ベンチャー企業の求人が多転職エージェントという印象をもった企業を下記に紹介しますので、3社程登録し、キャリア面談を受けてみることをおすすめします。
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まとめ
ベンチャー企業は名前映えすることもありメリットだけに着目されがちですが、実は大きなデメリットもあることがお伝え出来たと思います。
ベンチャー企業に向いていない人が転職してしまうと地獄ですが、向いている人が転職すると一気に昇級・昇格といった魅力があるのも特徴と言えます。
ご自身が将来どうしたいのか、どう成長したいのかを考慮してベンチャー企業への転職を検討してみてください。それではまた!