裁量労働制を導入するブラック企業の残業風景

裁量労働制やみなし残業という言葉をご存じですか?この2つの言葉が求人票に書かれていたら要注意です!ブラック企業の特徴の1つとして「残業代を支払わない」といった特徴があるので、求人票で見かけたら絶対に避けましょう!裁量労働制が危険な理由をわかりやすく解説。

 

こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。

 

ブラック企業の定義については厚生労働省も具体的に述べていませんが、一般的には長時間労働の強要などがあげられます。

 

転職活動をするにあたっては、残業時間についてきちんと確認しておくことが非常に重要になります。

 

特に、求人票に下記の様な文言が書かれているような求人には絶対に応募してはいけません!ほぼ間違いなくブラック企業です。

 

ブラック企業求人注意内容
①裁量労働制
②みなし残業代(例20時間含む)

 

この2つが書かれていることがなぜブラック企業なのかについて、今回は解説させていただきます。転職を検討されている方は要注意!

 

僕の自己紹介
グローバルベンチャー企業から超絶ホワイト企業に転職成功!数百人の応募者の採用活動に携わり独自の『転職ノウハウ』を開発!自身も転職→年収400万UP。複数企業での採用人事経験をもとに、転職支援をするアドバイザーとして、当サイト・Twitterで転職・就職の情報配信中!公式Twitter:@hiroakiminamino

 

裁量労働制はブラック企業の登竜門!

裁量労働制を導入するブラック企業を求人票で確認する男性

裁量労働制の定義は、厚生労働省のHPで明確に記載されているの下記を見てください。

 

業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務として厚生労働省令及び厚生労働大臣告示によって定められた業務の中から、対象となる業務を労使で定め、労働者を実際にその業務に就かせた場合、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなす制度です。

○専門業務型裁量労働制の対象業務は?
「専門業務型裁量労働制」は、下記の19業務に限り、事業場の過半数労働組合又は過半数代表者との労使協定を締結することにより導入することができます。

 

特に多くみられるのが研究開発職に従事されているような職業です。こういった職業の方はどうしても夜中にデータを取得したりすることもあるので、ある程度個人の裁量にゆだねた仕事が求められる場合があります。

 

また、企画業務型裁量労働制というのもあるのですが、これも考え方は似たようなものなので割愛します。

 

これが本当にやばい制度で、ブラック企業はこの制度を上手く活用して残業代を支払われないように調整してきます。

▶裁量労働制の事例

裁量労働制を導入するブラック企業の残業でうつになった男性

実際に大手転職サイトで『裁量労働制』と検索すると232件以上の求人がヒットしました(2020年12月現在)。その中の記載事例を見てみましょう。

 

勤務時間

・専門業務型裁量労働制
・1日のみなし時間8時間00分

※参考/10:00~19:00(休憩1時間)

 

一見何の変哲もないように見えますが、残業代については求人票内に記載がありません。これからもわかるように自由な働き方ができる一方で、残業代を支払う必要がないという捉えかたができるので、裁量労働制を取り入れるブラック企業が多いです。

▶ブラック企業の裁量労働制活用事例

裁量労働制を導入するブラック企業の残業を再現した女性

裁量労働制は、8時間の勤務を個人の裁量で決めてよいという制度で、有効活用すれば非常によい制度です。例えば以下のような働き方も可能です。

 

裁量労働制を導入するブラック企業の日中の風景

プロジェクトメンバー
今月は実験が待ちの状態が多いので、3時間勤務にしましょう。でも、来月忙しいので毎日12時間勤務になりそうです。

裁量労働制を導入するブラック企業ではない会社の上司

上司
わかりました。では、今月はデータまとめを中心にやって、3時間勤務でも構いません。来月の為にも温存しておきましょう。

 

このように活用次第では非常に有効な働き方です。しかし、ブラック企業は違います。

 

朝9時出勤夜10時までを毎日強要し、残業代を支払わないというのが横暴しています。これは入社してみないとわからないことなので、裁量労働制と書かれている企業には応募しない方が得策です。

 

また、勤務時間も8時間勤務となるように調整させるため、出勤簿は8時間勤務で全て調整された状態になるので証拠は残らないようにされています。

 

ブラック企業に入社したくないのであれば『裁量労働制』と書かれた求人には絶対に応募しないようにしましょう!

 

ブラック企業に転職したくない方はこちら↓
20代の東京、大阪、名古屋、福岡限定

おすすめ第二新卒エージェントneo

サイト名 特徴
第二新卒AGENTneo 正社員での就職・転職を希望する18歳~28歳の方々の就職/転職をサポート! 経験・学歴不問でフリーター、中卒、高卒、大学中退、大学卒業後(既卒)、短期離職、第二新卒(就業後3年以内の離職)、中途、キャリアアップの転職など幅広い経歴の方を完全無料でサポートしてくれるエージェント。

評価項目 解説
求人数 10000件以上
担当者の質 1人あたり平均10時間の手厚いサポート。 企業担当による面談対策。幅広い求人の紹介。 内定後はもちろん、入社後もサポート。 ブラック企業を除外、優良企業のみのご紹介で安心して活動できる。
登録メリット 豊富な経験を持つのキャリアアドバイザーがみなさんの将来像や希望、適正を踏まえて求人を紹介してくれる。 履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成も行ってくれる。 
対応エリア 関東、関西、九州

みなし残業代とは何か

裁量労働制を導入するブラック企業の残業で休憩中

「みなし残業代」というのは、例えば「月給の中に残業代20時間を含む」という場合です。このことが求人情報の中に書かれている場合はほぼ間違いなくブラック企業です。裁量労働制と合わせて覚えておきたい言葉となります。

 

『労働弁護士ナビ』さんのページを見てみましょう。

みなし残業とは、賃金や手当ての中に、あらかじめ一定時間分の残業代を含ませておく制度のことで、一定の残業代を固定して支払う固定残業制度とも言われてます。

例えば「月30時間の残業を含む」などと雇用契約書に記載されている場合には、月30時間までの残業代は賃金とは別に残業代として支給されない賃金体系のことです。

 

このように、残業30時間までは給与として振り込まれ、通常超えた分は支払われるはずですが、支払われないなどの事例が非常に多く、違法性を含ませた制度です。

 

つぎにこのみなし残業の制度のメリットと落とし穴を見ていきましょう。

▶みなし残業のメリット

裁量労働制を導入するブラック企業で働く男性

みなし残業は固定残業代の為、その残業時間以内であれば固定で支払われるのでお得です。

 

例えばみなし残業代が30時間ならば、20時間しかしない月は10時間分得をするので、仕事を効率よくこなせる人材にとっては毎日定時に終わらせれば30時間分の給与を得する制度です。

 

しかしこの制度を取り入れている会社はそんなに甘い会社じゃない!つまり、ブラック企業だからこそ取り入れています。次に、ブラック企業特有の落とし穴を見ていきましょう。

▶ブラック企業のみなし残業代例

裁量労働制を導入するブラック企業の残業代

みなし残業代の制度を取り入れているということは、長時間労働が定常化している会社を意味しています。これは裁量労働制と同じです。

 

しかも、20時間を超えた分は残業申請できず、サービス残業をさせられる会社がほとんです。上司の言い分は「20時間を超えても仕事をこなせないお前の能力が低いだけだ」と言われて終了・・・。

 

みなし残業を取り入れている会社は、20時間で絶対に仕事が終わらない会社です。そして、20時間を超えた分の残業代が支払われない会社が殆どです。

 

次に大手転職サイトの事例を見ていきましょう。

▶みなし残業代の事例

裁量労働制を導入するブラック企業の残業が多くて辛い男性

みなし残業を取り入れている会社には絶対行かない方が身のためです!実際に大手転職サイトで『みなし残業代』と検索すると42件ヒットしました(2020年12月現在)。記載事例を見てみましょう。

 

月給:21万円~35万円
※固定残業代を含む

※上記は、関東勤務の場合の給与となります。

<関西の場合>
関西/月給20万~35万円 みなし残業代1万3500円(10時間分)含む
東海/月給20万~35万円 みなし残業代1万3500円(10時間分)含む

固定残業代:1万4200円/10時間
※固定残業代は残業がない場合も支給し、超過分は別途支給する

 

『超過分は別途支給する』と記載されているのは、超過分を支給しないと法律上問題があることは会社側も知っています。しかし、ブラック企業の殆どは、超過分を申請することに対して前述の内容で拒否・否定してくるので危険です。

 

残業した根拠をしても拒んだり、申請者に対しての評価を下げるなどの措置を講じるなど色々な策を行います。ブラック企業の可能性が非常に高いので、転職の際には覚悟を決めて転職するようにしましょう!

 

おすすめ!転職エージェント3選
当サイトから登録の多いエージェントはこちら(各サイトに遷移できます)
【若手】20代の転職

【ミドル】
20代、30代の転職

【管理職】
40代の転職

裁量労働制とみなし残業:まとめ

裁量労働制を導入するブラック企業で残業する男性

今回の記事はブラック企業がよく使う残業代を支払わない対策方法をご紹介しました。転職サイトに記載されている以下の2点が書かれている場合は、ブラック企業の可能性が非常に高いので気を付けましょう!

 

①裁量労働制
②みなし残業代
※固定残業代ともいう

 

そもそもですけど、こんな制度使わなくても普通に残業代管理すればよくないですか?こういう制度をわざわざ導入する事態でブラック企業なんですよね(笑)。

 

ブラック企業を避けるには色々な転職ツールを活用して、情報を入手することが大事です。私がホワイト企業に転職する為に利用した転職ツールを下記に紹介していますので、是非活用してみてくださいね。それではまた!

 

※ボタンをクリックすると転職エージェントランキング特集が確認できます!

エージェント特集 おすすめ理由
20代に特化したおすすめの求人を紹介してくれるエージェント。初めての転職でも徹底サポートしてくれるが特徴です。未経験可の求人も豊富。
20代、30代が利用したい大手転職エージェント。経験者・未経験者でも安心!給与アップを目的とした転職に特におすすめ!私自身も400万円の年収アップに成功!
40代のおすすめエージェント。ハイクラス求人、管理職の方向けのおすすめエージェントをご紹介します!
🔻僕のおすすめ転職戦略公開🔻

●転職はむずかしい?

●ブラック企業だけはやだ!

● 今より悪い職場だったら・・・

これらは全部対策可能です。

単純にハローワークや求人紙に出ている求人では、上記を満たす求人には出会えない。転職エージェントだけでは、現場の生の声は入手できない。

そんな不安を全て満たすおすすめ転職ツールを集めて見たので、活用してみませんか?現役面接官、人事経験豊富な私が全力でおすすめする完全無料の転職ツール公開!

↓詳細はこちら↓

Twitterでフォローしよう