職務経歴書の書き方で悩む方は非常に多いのではないでしょうか?書類選考でよく落ちるのであれば、今回の記事はとても役立ちます!大事なことはルールに従い忠実に書くことと、求める人物に寄せて書くことが大事。面接官の目に留まる職務経歴書の上手い書き方とポイントを伝授!
●こんな方におすすめな記事●
①職務経歴書の書き方が分からない
②応募書類の通過率が悪い
③アピールできる職務経歴書が知りたい
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目次
職務経歴書は自分紹介のカタログ!
こんにちは!転職アドバイザーの田中孔明です。今回は職務経歴を書くときのポイントについて説明していきます。
職務経歴書の作成をPCできれいに且つ説得力を加えていくことで、書類選考通過率が一気に改善します!あわせて面接対策にも繋がるので、ポイントと書き方を是非実践してみてください!
ご自身のことを応募企業に紹介するためのカタログが「職務経歴書」です。
みなさんが自分を紹介するためのカタログを見て、自社の求める人物像とマッチしているかどうかを判断した上で、第一関門の書類選考がやっと通過できます。
そのカタログはもちろん面接でも使われますし、入社後にも残ります。だからこそ書き方とそのポイントを押さえ、応募企業の採用担当者の目に留まる工夫が必要になります。
僕自身の企業側の採用担当者の目線で、目に留まる職務経歴書の書き方とポイントについて、今回の記事で分かりやすく解説いたします。
履歴書の書き方はこちら
職務経歴書には指定のフォーマットが無い!
履歴書とは違い、職務経歴書は基本的なフォーマットはありません。なので、どのように記載してもいいということ。
つまり作成者のスキルを存分にアピールできる重要な書類となるのが『職務経歴書』になります。この職務経歴書の基本形を一つしっかり作り上げておくことで、皆さんのプレゼンテーション能力のアピールにも繋がっていきます。
また面接官は皆さんの書類まとめ能力なんかも同時にみているので、非常に重要な書類です。すなわち見やすい構成にすることで、ライバルに差をつけることが容易です!
ここを怠ってしまうと薄っぺらい職務経歴書となり、書類選考担当者(人事や1次面接担当者)の興味を引くことができません。なので、職務経歴書は『作りこみと書き方とそのポイント』を意識して作成していくことをおすすめします。
職務経歴書の書き方・まとめ方でわかる応募者の能力
①プレゼン能力:相手への伝え方
②書類まとめ能力:性格や技術
③PCスキル:どこまで使いこなせているか
職務経歴書の枚数は『2枚以内』にまとめる
職務経歴書は転職における重要資料となる為、多くの人が細かく書いて4枚とかになっているパターンが見受けられます。今日からやめましょう(笑)。必ず2枚(2ページ)以内にまとめることがポイントです!2枚以内にまとめる必要がある理由は以下の二つです。
②面接官は読んでいる時間が無い。
→後回しにされることもあるので、面接の機会を失うことになってしまう。
では、転職回数が多い人はどうすればいいのか。転職回数が多い人は、経歴に必要なポイントを絞って記載することが重要です。4社、5社と転職している場合、全て書いてしまうと枚数が増えて採用担当者の目に留まる前に、後回しにされます。
転職回数が多い人は、職務経歴の欄を絞って書くことがポイントになるで後述の書き方を参考にしていただければ幸いです。
職務経歴書で経歴詐称は絶対にダメ!
特に注意していただきたいのが、転職回数が多い人がやりがちなこと。それが「経歴詐称」です。職務経歴書に書くことが多くなるため職歴をごまかすつまり、転職回数を減らすことや在籍期間をごまかすことは絶対にやらないでください!! 経歴詐称をすると以下のような問題が発生します。
②入社後の信用を無くす
③懲戒解雇
④リストラ時の理由にされる
※特にコロナ解雇は要注意
また、10年後に職歴作業が見つかっても解雇できるので絶対にやってはいけませんよ!詳しく知りたい方は下記の関連記事を参考にしてください。
経歴詐称がダメな理由はこちら!
採用担当者に会いたいと思わせる職務経歴書はこれ!
職務経歴書は、応募者のカタログです。その為職務経歴書の書き方は、忠実に書いていくことと、自分の個性を出すことの二つが求められます。特に経歴をアピールしたいがあまり、ダラダラと書くのはやめましょう。採用担当者が応募者に会いたいと思うのは、以下のような応募者です。
②職務スキルが十分であること
③転職回数が極端に多くないこと
④自己PRに意欲と強みが説得力を持って書かれていること
※企業によって判断基準は異なりますので、求人票をきちんと確認しましょう。
その為、以下のようなポイントを押さえて書くようしましょう!
重要ポイント
①これまでの経験・スキルの中から今回の応募職種でどのように活かせるのかを実績を踏まえて簡潔に書く。
②応募企業の求める人物像に沿って、経験とスキルを抜き出して積極的にマッチさせて書く
たったこれだけのことをやるだけで劇的に通過率が上がります。書類選考の通過率が悪い人は、是非上記を意識て書いてみましょう。
職務経歴書のベスト構成例
職務経歴書は、興味を持って読んでもらうことが重要です。そのためには、応募企業が求める人材であることを強調した文章構成にしなくてはなりません。それでは私が作った職務経歴書のひな形(見本)例とポイントを解説していきます。
このひな形には重要な書き方のポイントが書かれているので見逃し厳禁!このひな形を基に、見やすさを意識する必要があるので「エクセル」の利用がおすすめ。実際に私はエクセルで作成しています。『表形式』で職務内容を分かりやすくすることで、読み手に良い印象を与えることができます。
基本は上記職務経歴書を用いてエクセルで作成すればよいのですが、個性を出すためにアレンジしてみてもいいと思います。例えば、「業務から学んだこと」や「受講研修内容」などを表に混ぜてもインパクトがあります。
用紙サイズはA4サイズの縦書きです。
あとは基本構成となりますが、絶対に書くべきことが以下となります。
②今までの仕事の要約
③在籍した企業全ての職務経歴
④保有資格
⑤PCスキル
⑥自己PR
書き方を意識しすぎると固いイメージになるので、個性を込めてアレンジするのもポイントの一つです。
①職務経歴書の日付と氏名
職務経歴書のTOPは職務経歴書とタイトルを入れ、一段落とした右上に日付を入れます。大事な書き方が以下なので、覚えておきましょう。
作成日を記入または送信日・郵送日を記入
②書類を持ち込み
当日の日付を記入
③年齢
満〇〇歳(現在の年齢)と記入面接当日に再度職務経歴書を手渡しで要求される場合もあるので、その場合は、面接日を記入するようにしてください!
②職務要約の書き方
職務要約を書くのに重要な要素として、以下を書くことがポイントです。職務経歴書にインパクトを与える要素なので丁寧に作りこみましょう。下記が書き方のポイントです。
②仕事の流れ
③責任
④指導経験
⑤仕事の実績
⑥退職の理由
当然ですが、転職1回目と3回目では書く内容は異なります。その場合は、自分にあった形にアレンジしてください。
文字数の目安は、300文字前後を目安に作成していくと、説明にしつこい印象もなく、読み手にもちょうどいい印象を与えることができます。
転職回数が多い場合は、直近の職務要約が重要になります。過去の内容は経験したことを要約し、直近の内容は応募企業の求める人物像に当てはめて書くと、読み手に伝わりやすくなります。
③職務経歴は即戦力を意識する構成に!
職務経歴書で重要なことは『即戦力』であることをアピールしながら作り上げるのが書き方のポイントです。企業側が確認していくポイントを意識するのがコツなので下記を見てください。
⇒応募企業との関連性を確認されます
②職務と実績
③業務担当内容と所属歴
④マネージメント経験
上記が最低限書かれており、端的かつ分かりやすく書かれていることが重要です。前述したように『即戦力』を意識して書くことがコツなので、企業研究はしっかり行ってスキルと経験を結び付けていくことが書き方のポイントです。
重要ポイント
①時系列に沿って、その時の業務と求人票の求める人物像にマッチさせて書いていく
②その職務の習熟度をわかりやすく書き、応募先で役立つことをアピール
③マネジメント経験は成功例・マネジメント対象人数を記載する
転職回数が多い人は、職務経歴の欄を頑張りすぎると枚数が多くなってしまいます。その場合は、①の会社情報は統一させて書き、②~④は、実績だけを端的に書くようにしてください。
「端的=簡単に」ではなく、応募企業が求める人物像に繋がる実績だけを記入し、あたは面接の際に質問されても大丈夫なように準備しておくことがポイントです。
製造業(機械・電気電子関連)、建築・土木業界(特にエンジニア)、医療系(看護・福祉・薬剤師など)、営業職(法人、個人)などは、直近の実績を特に評価する傾向にある為、直近の職務経歴のみしっかり②~④の内容を書くようにしましょう。
④保有資格は履歴書と合わせる
保有資格はあった方がアピールポイントに繋がりますが、無くても問題ありません。よく「頑張って取得した資格だからアピールしたい」と考え、沢山書く人がいますが大きな間違いです。転職に大事なことは保有資格よりも経験値やスキルです。
その為、保有資格は多くても3つ程度の記載にしてください。また、転職先の職務からかけ離れた保有資格は記載しないようにしてください。書き方のポイントはあくまでも応募企業に直結できる資格です!
PCスキルですが基本的なワード、エクセル、パワーポイントは使えるなら問題なく使えると記入し、+αとして使用経験のあるソフトは書いておくとあなたのスキルが分かりやすいです。
例えば、設計ならどのようなCADを使用していたか等。また、転職先が日常的に英語を使う会社ならば、英語の能力を書く(例:日常会話程度等)とアピールポイントになります。
関連記事:履歴書の書き方
⑤職務経歴書の自己PRは『強み』を強調させる
職務経歴書の自己PRの書き方のコツは、自分の自慢話で終わらず、応募企業に入社たいという『入社意欲』『自分の強み』を繋げて書くのが書き方のポイントです。
応募企業と皆さんが作成した内容は、企業の求める人物像とマッチしていますか?もしマッチさせることができたら最後は『入社意欲』をスキルと経験つまり『強み』をマッチさせて書いていきます
②なぜ即戦力として働けると思ったのか
③どのように社業に貢献したいのか
上記3つの順にまとめることがコツです。目安は400~500文字程度がベストです。簡単に書くと意欲がないと判断されますので、少し長めの文字数でもOKです。
大事なことは、あなたの得意なことでどのように社業に貢献できるのかが書かれていることです。
逆に言うと、あなたの短所は一切書く必要はありません。職務経歴書はあなたを売り込むためのカタログです。
なぜ応募企業に応募したのかは、転職サイトやその他転職ツールを細かく見ると必ず書かれているポイントです。そこに寄せて書くことが重要なポイントなので、下記に登録しておくことがおすすめです。
関連記事:職務経歴書の添削におすすめエージェント
応募書類を送る場合は「マナー」を忘れずに!
転職エージェントを経由して応募すれば、転職エージェント側で職務経歴書の送付を全て行ってくれるのでとても便利です。しかし転職エージェントを経由しないで応募する場合は、全て自分で行う必要があります。
応募企業の窓口(人事や総務)とのやり取りが入るので非常に手間なのであまりおすすめはできませんが、メールや郵送で送付依頼される場合が多いです。
それぞれのパターンについて大事なことを記載します。
①メールでの送付
メールでの送付の場合のポイントは、採用担当者がメールを見落とさない為の工夫と、ファイルにパスワードをかけることです。この2つを必ず実施してください。
ファイルは必ずPDFにして送付してください。原本のファイル(例:エクセル)で送ってしまうと、その時点で不採用になる可能性があります。
重要な書類を書き換えできるファイルで送ることは、社会人としてのマナーがないと判断されます。PDFの変換方法やPDFにパスワードの設定の仕方が分からない場合は、下記の外部サイトに詳しく書かれているので、そちらを参考にしてくだい。
次に、メールで採用担当者や人事・総務のなどの窓口に送付しますが、メールの内容は下記をコピペして、必要書類をメールに添付して完了です。文言は、ご自身の情報に書き換えてくださいね!
メール表題:営業職応募の件/田中孔明(〇〇歳)
株式会社田中オフィス
採用ご担当者様
お世話になっております。先日貴社HPより営業職に応募連絡させていただきました田中孔明と申します。お約束させていただきました履歴書及び職務経歴書の件ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。
応募書類には個人情報が含まれている為、パスワードを設定させていただいております。次のメールにて、パスワードをお送りさせていただきますので、ご確認の程よろしくお願いします。
お忙しいところ大変恐縮ですが、面接の機会をいただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
②郵送で送付
郵送で送付する場合もマナーがあります。準備すべき内容は下記になるので、転職エージェントを経由しないで個人応募される方は、事前に準備しておきましょう。
②A4サイズのクリアファイル
③送付状
送付状のテンプレートは下記よりダウンロード可能です。ご自身のお好みにあった送付状をプリントアウトして利用するようにしましょう。
クリアファイルに入れる書類の順番にもルールがあり、下記の順番でいれることがポイントなので、参考にしてください。
職務経歴書に虚偽の内容を書くのはNG!
職務経歴書に実際に経験していない内容などの虚偽を書くのはやめましょう。アピールポイントが無く「嘘」を書いてしまうと入社してから苦労しますし、訴えられることもあります。
また、面接の際に職務経歴書に沿って質問されますので、深く質問されたときに嘘がばれたら即終わりになります。
私が面接官だったときに嘘をついている人が何人もいました。
面接官を欺こうとしても、面接官は採用のプロです。嘘をつくと簡単に見抜けます。例えば、業界に詳しいと書いておきながら面接で深く質問すると答えられない等、多くの人が不採用になってしまっています。
面接では、虚偽がないかしっかり確認します ので、ばれると思った方がいいです。嘘を書くよりも真実を強調しながら書くだけで気持ちが楽になりますよ。
職務経歴書は客観的視点から添削してもらうと効果大
上記の内容がしっかり書けていて書類選考通過率は大体40%(3/10程度)と考えてください。20代は書類通過率が40%くらい、30代は30%くらい40代は20%ぐらいのイメージです。
20代は長期的な育成枠入社となり、30代は管理職候補、40代は管理職となるイメージなので募集要項と企業側の条件がマッチしなくては書類を出しても通過しないのが現状です。
めちゃくちゃ頑張って作成したのに通過率が低いとショックを受けるかもしれませんが、頑張らないと5%程度の通過率になることもざらです。
できる限り通過率をよくするためにも頑張らなければならないと前向きに考えてみましょう!
履歴書と職務経歴書がある程度の形が出来上がったら、第三者に客観的な視点で添削してもらうのがコツです。自分で作成して完ぺきだと思っても、誤字脱字があったり、意欲があまりうまく伝えられていなかったりと自分ではわからないことに気づくことができます。
第三者に読んでもらい、できれば『添削』までやってもらうと、ベストの職務経歴書を作り上げることができます。もし周りに上手い人がいれば読んでもらうのもよし、または転職エージェントを活用すれば応募書類の添削も行ってくれます。
転職エージェントは、求人の紹介から内定までしっかりサポートした体制を完全無料で提供しているので、応募書類対策、面接対策に不安があれば、登録し、キャリアカウンセリングを受けみるとよいでしょう。それではまた!