看護師の転職で意外と困るのが転職理由。離職率が高めの業界なので、採用側にとっても長く働ける看護師さんを非常に好みます。その為に絶対に対策をしなければいけないのが転職理由。今回の記事は、本音の転職理由からの上手い回答8選を解説!
●こんな方におすすめの記事●
①看護師で転職を考えている
②転職理由に困っている
③よい転職方法を知りたい
目次
本音の転職理由を伝えていいか悩む看護師さんは多い!
こんにちは!転職アドバイザーの田中弘明です。
看護師の転職のみならず面接の頻出質問「転職理由」。
「なぜ退職(転職)しようと思ったのですか?」
この質問の回答を正直に話してしまう人多いですよね?
この「転職理由」の質問はかなり困ると思います。正直に本音で話すべきか、ウソをついた方がいいのかよくわからないものです。
この質問が来るまでは面接官の印象がよかったのに、転職理由のせいで落とされることは非常に多いです。
今回は看護師の転職における面接で聞かれる「転職理由」について本音の転職理由からの上手い回答8選を徹底解説していきます。
理由1:人間関係の悩みから転職は看護師に非常に多い!
看護師の転職における本音の転職理由として多いのが「人間関係による転職」です。
人間関係が理由の場合転職理由は「ウソをつく」ことも考えた方がいいでしょう。あなたが100%悪くなくてもです。
その理由は、どんなに相手側が悪くてもあなたの性格にも問題があると判断されてしまうからです。
そういった場合は人間関係が理由ということは避け、「新しいことにチャレンジしたい」といった理由に変えておくことをオススメします。
人間関係の悩みだけは、どんなにみなさんが悪くなくても初対面の人には良し悪しの判断ができません。だからこそ「新しいことへのチャレンジ」といった前向きな転職理由に変えることが得策です。
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理由2:結婚を機に転職を決意する看護師
看護師の転職における本音の転職理由として「結婚を機に退職しました」というパターンです。
この「結婚を機に」ですが、一見正当な理由による退職なので認められそうですが、実は落とし穴があります。
この退職理由を伝えた後に面接官が知りたいことは、以下のようなことです。
・家庭状況、育児が理由で満足に働けないのではないだろうか
働けるようになった理由は必ず答えられるようにしましょう。面接官が不安に思っていること解決させる回答が求められるので、きちんと回答できればOK。
・子供を保育園に預けることができた。
・託児所付きの医院の為。
・両親が子供を見てくれる。
など、働ける条件は必ず答えるようにしてください。
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理由3:「キャリアアップ」の転職理由は看護師ならOK
看護師の転職における本音の転職理由として「キャリアアップを目指した転職」です。
この転職理由は、看護師の転職理由の本音でも医院側でも比較的ウエルカムな所が多いので、積極的に使ってOKです。
ただし、説明するときのポイントがあるので、下記の内容をまとめて説明できるようにしておくとよいでしょう。
・現在の職場で達成できな理由
二つセットで答えられるようにしておきましょう。この内容を論理的に説明することは難しいように思いますが、「病院調査」を行えば容易です 。
例えば、病院のHPを見てわかることはすべて調べておくことが大事です。
・診療内容
・看護師の仕事内容
・病院の雰囲気
情報を入手したうえで「だから達成できると思った」と理由が答えられることが大事です。
さらに、在職中の病院/施設で達成できない根拠は必ず答えましょう 。
その時の注意点は、「職場の悪口は言わない」ということです。どんなに理不尽な環境であっても決して悪口は言わないことを心がけましょう。
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理由4:体調不良により看護師の転職を決意
看護師の転職における本音の転職理由として、「体調不良による退職」の場合です。
ここで大事なのが、病気や怪我の場合は決して嘘をついてはいけません。
この場合の答え方は、現在の状況をウソ偽りなく答えることがポイントです。
②今も医師にかかっているかどうか
③薬は何を服用しているか
上記の理由をしっかり答えることが重要です。
一般企業ならまだしも、病院などは病気に関してのスペシャリストです。働けると病院が判断すれば働けますが、難しいと思われる場合もあるので、最終判断は病院側に委ねるようにした方がよいでしょう。
特にコロナウイルス関係は2020年現在はどこの病院もピリピリしています。
コロナが原因で転職したい(転職理由)とした場合、もしあなたがコロナに感染したとなった場合それを隠した回答は虚偽になるので注意しましょう。
理由5:配偶者の転勤は看護師の転職理由として使いやすい
看護師の転職における本音の転職理由として、「配偶者の転勤による転職」の場合です。
この場合の注意点は、配偶者が転勤族の場合「また数年後に転職してしまうのでは?」と考えます。
病院側に不信感を持たれないように、転職理由とともに以下の内容をきちんと面接で説明できるようにしましょう。
②転勤の可能性があるなら何年ぐらい働くのか
転勤があるのに「転勤の可能性はない」などのウソをついてしまうと後々大トラブルに発展することがあるので要注意です。
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理由6:通勤短縮の為の転職
看護師の転職における本音の転職理由として、「通勤のしやすさ」を理由にした転職です。
意外かもしれませんが、結構通勤時間が問題で転職を決意される方は多いです。
そのため、医院側も転職理由として受け入れやすい理由の一つと言えます。
・通勤と子供の環境(保育園)を加味
・通勤方法が車のみで大渋滞が多く、通えない
この場合は、自分の環境を丁寧に説明する必要があります。
説明の仕方によって「自分勝手」と思われる場合もあるので、交通の便が良いこと+αで「仕事観」 も加えておきましょう!
・将来のキャリア形成
・医院の方針
などを付け加える!
通勤の便がいいからだけではなく、その病院に対しての魅力も答えられるようにしてください。
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理由7:環境の変化を求める転職
看護師の転職における本音の転職理由として、「環境の変化を求めての転職」です。
環境が自分と合わないというのはよくあることです。それらの本音をストレートに伝えることは特に問題ありません。
例えば以下のような転職理由があげられます。
②外科から内科勤務
③大学病院からクリニック
など、別の環境で働きたいと思う人も一定数いらっしゃいます。
この場合は「スキルアップ」が転職理由として使いやすいので、キャリアアップを目指しての転職であることを論理的に伝える必要があります。
理由8:ブラック医院からの転職は看護師の転職理由でも多い
看護師の転職における本音の転職理由として、「残業が多い・休日出勤が多い」ことが転職理由の場合です。
病院によっては、残業代込、休日出勤手当を支払わないといったところもあるので、それが原因で転職を決意する看護師さんも非常に多くいらっしゃいます。
しかし、その理由を面接官に直接的に伝えるのはNGです。
あくまでも自分のスキルアップのためといった前向きな理由での転職であり、かつプライベートや家庭の時間もちゃんと取れるメリハリのある働き方をしたい旨をさらっと伝えることがポイントです。
労働環境の悪さが転職由であることを多くの医院が嫌うので、そういった場合の転職理由の作成は、理由1から理由7を利用することをおすすめします。
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