共働き世帯がコロナで増加。その理由は夫の収入減を妻の収入で補填するというのが多くの目的。しかし共働きの難点は子育てという苦労があることや精神的・肉体的な負担があること。育児と仕事の両立におすすめしたい女性の働き方のやり方について解説します!
こんな方におすすめの記事
①共働きの課題を知りたい。
②専業主婦から正社員を目指したい女性
③雇用形態の選び方のポイント知りたい女性
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目次
共働きの課題とは何か
こんにちは!転職アドバイザーの田中弘明です。
コロナ禍で収入が大幅に減少する世帯が全体の8割以上と言われるため、貯蓄が無い世帯はかなりの死活問題と言えるでしょう。
その為、世帯収入を増やそうとパートや派遣、正社員を目指して仕事をすることを考える共働き世帯が大幅に増加しています。
コロナにより現在の日本は大不況です。
失業率も世界水準で見ると非常に低いですが、その数字以上に厳しさを感じている世帯は多いです。そんな中で共働きとなると大きな課題もあるので理解を深めていきましょう。
共働きの課題1:育児についての負担
コロナ禍で共働きが増えると専業主婦からパート→派遣社員→正社員といったステップアップを目指すことが多いです。
そこでまず解決しなくてはならないのが、子供をどうするのか。
小学校3年生以上なら学童保育に頼らなくてもよいですが、2年生以下の場合は学童保育に頼る必要がありますし、今まで保育園に入れていなかった子供を保育園に預ける必要があります。
つまり、コロナ禍による共働きをするかしないかの一つの境目は、お子さんの学年が3年生以上からというのが一つの目安となるでしょう。
3年生以上であれば善悪の判断がつく年齢なので、鍵の開け閉め、火の使用禁止等ルールを徹底すれば子供を預けなくてはならないという問題については解決可能です。
小学校3年生という学年を境目に女性におすすめの働き方が変わるので、是非今回の記事を参考にしてみてくださいね!精神的・肉体的な負担も大幅に低減可能です。
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共働きの課題2:職がなかなか決まらない
コロナ禍で共働きを決意して、子供の問題も解決。
社会復帰を決意しても世の情勢を考えると、そう簡単に仕事が決まるとは限りません。
リストラや非正規雇用切りが進んでいるので、正社員をいきなり目指してもブランクが邪魔して共働きがスタートできないといことは容易に想像できます。
ここで考えるべきことは、ステップアップして正社員を目指したり、派遣社員としてある程度の収入を得たり、パートタイムで働く、または単発バイトで空き時間にバイトをするという働き方についてきちんと考えること。
ブランク(離職期間)が長ければ長いほど自分のスキルの証明が難しくなり、即戦力として企業側は期待できないので正社員をいきなり目指すと不採用になりやすくなります。
そのためには、パート→派遣社員→正社員といったステップを踏みながら共働きの収入を増やしていくことがポイント。もう一つは、お子さんの年齢を考慮していくことで、女性の負担は大幅に軽減できます。
次に、このステップアップに対してどのように働き方を選んでいけばいいのかについて解説していきます。
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スキルに自信が無いなら「パート」から
コロナ禍による共働きスタートはまずパート採用という働き方を目指しましょう。
このパート選びのポイントは、今までの経験を重視することです。
例えば過去に銀行員としての経験があるのであれば銀行のパート採用に応募するなど、自分の経験を選ぶことです。
百貨店の販売経験があるならば、スーパーのレジなども可能ですね。
コロナ禍だからすべての業界が採用を止めているということはなく、スーパーマーケット・ドラッグストアーなどの販売業は臨時ボーナスを出す程の好調です。自分の経験に直結する職種を選んで共働きをスタートしましょう。
お子さんが学校や幼稚園に行っている間だけのパートであれば、時給1000円のバイトだとしても月収としては下記程度の収入を得ることも可能です。
1000円☓5時間☓20日=10万円
年間:120万円
夫の収入500万円でも世帯年収620万円程度を得ることが可能!
また、時間に余裕がないのであれば単発バイトなどに応募して空き時間で収入を得るというのも賢いやり方です。
繰り返しの単発バイトでも月3万円程度は得られるので、家計の足しには十分です。下記のおすすめ単発バイトサイトなどを利用してみましょう。
社会人ブランクが少ないなら派遣もOK
社会人経験があり、共働きで世帯年収を増やしたいなら派遣社いう働き方をおすすめします。
コロナ禍で既に派遣切りも進んでいますがIT業界、事務系職員などは、採用しているところも結構あります。
基的には派遣会社と契約することになりますが、社会人経験の内容について、派遣会社としっかり話し合うことをおすすめします。
派遣社員として働くことも、派遣先の求めるのはやはり即戦力。
コロナ禍でより一層即戦力が求められるので、過去の社会人経験、パートでの経験などはしっかり確認されます。説明できることが重要ですので共働きで派遣社員を目指す場合は、対策を十分行いましょう。
派遣会社であれば時短勤務や時差通勤など比較的条件を緩めることができる派遣先を紹介してもらえることもあるので女性の共働きによる負担も軽減できます。
その他おすすめ派遣サイト
派遣サイト名 | 特徴 |
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子供が3年生以上なら正社員がおすすめ!
共働きの中で、派遣社員で経験を積めたらいよいよ正社員という働き方を目指していきます。しかし正社員というは簡単になれるものではありません。
コロナ禍が進む以前は好景気でしたので、多少の経験があれば正社員にもなれたでしょう。
しかし、現在は違います。
本当に会社に必要な人物を厳選して採用されます。
つまり、即戦力として活躍できない人物以外を採用することはありません。
応募書類、面接等しっかり対策をしなくては、本当に実力があっても不採用になります。そのために必要なのが正社員という働き方を目指す転職対策です。
この対策というのは、当サイトでも紹介させていただいているので是非参考にしてください。
いきなり正社員となる女性の負担は大きくなるので、お子さんの年齢に合わせてステップアップしていくことも視野に入れておきましょう。
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共働きでもキャリア形成と年収目標が大事!
コロナ禍で増える共働き世帯。
主婦から正社員を目指すべきステップを踏むとしても、そこには年齢と目標年収を加味する必要があります。
働き方の中で、正社員を目指せる年齢というのは30代までが一般的です。
正社員のブランクがありすぎる40代は、正社員になれる可能性が極めて低いです。40代は、転職市場でマネジメント層なので管理職しての採用です。
しかし管理職以外となると20代、30代を採用した方が長期キャリア形成も企業側やりやすいわけですから、正社員採用は絶望的です。
そこで考えるべきは、共働きをして世帯年収をいくらにしたいかです。
一般的な家族4人世帯で必要な年収は600万円から700万円程度です。
これは老後の多少の貯蓄を含めていますが、世間一般の3000万円必要とは異なります(これにも私は疑問ですが)。下記を目安に考えていくとよいでしょう。
夫の年収例 | パート年収 | 派遣社員年収 | 正社員年収 |
350万円 | 120万円
派遣社員を目指す |
200万円 正社員を目指す |
280万円
目標達成! |
400万円 | 120万円
派遣社員を目指す |
200万円
派遣社員で頑張り次第で目標達成! |
ー |
500万円 | 120万円
派遣社員を目指す |
200万円
派遣社員で目標達成! |
ー |
600万円 | 120万円
目標達成! |
ー | ー |
上記表でもお分かりいただけますように、あくまでも夫の年収がポイントです。
夫の年収が600万円をえるようであれば、パートタイムで十分ですし、350万円なら主婦から正社員を目指さないと目標が達成できないことを意味しています。
まずは家族会議を開き、今後のことをよく打ち合わせしていく中で、どのような働き方が合っているのか相談するようにしましょう。
女性は家庭と仕事の両立という負担が大きいので、家族の助けが不可欠です。負担を少しでも減らせるようきちんとプランを持って仕事をすることが大事。
共働きは圧倒的に女性への負担が大きいです。家族で協力して負担を少しでも減らせるように進めていきましょう!
共働きの仕事選び:まとめ
コロナ禍で増加する共働き。
専業主婦から正社員を目指す女性の働き方と仕事の選択はいかがでしたでしょうか?
まず頭に入れるべきことは、子供のこと。
正社員は子供が小学校3年生を超えてからがおすすめ。
また、専業主婦が抱えるブランク「離職期間」への課題。
この穴埋めは、正社員をいきなり目指すのではなくパートからスタートしていくことがステップとして重要です。
そして最後に考えるのが、どこまでステップアップが必要かでした。これは、夫の年とあなたの年齢で決まってしまいます。
正社員を目指すのにあなたの年齢がすでに40代ならば絶望的。そのためには、夫年齢とあなたがどこまで努力できるかを考慮した上で世帯年収を決定しましょう。
また共働きは女性への負担が圧倒的に大きいので、是非この機会に家族できちんと話し合ってみましょう!
それではまた!