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転職における求人票の見方&ブラック企業の見分け方



こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。

 

今日は、転職における求人票の見方&ブラック企業の見分け方について解説させていただきます。

 

求人票の中で、特に見方で悩みやすい項目は4つ!実は、

 

どれもブラック企業を見分けるポイントが含まれている項目です。

 

その企業に応募するべきか迷ったら、これらの項目に注目しましょう。また、求人票には就職する上で大事な雇用条件が記載されています。その点をしっかり押さえて転職することで転職後のトラブルも防げるので是非活用ください

ブラック企業を避ける!求人票のチェックポイント

求人票には、転職する上で重要な項目が4つあります。

 

①給与額
②勤務時間と残業時間
③休日日数
④保険の完備

 

仕事の内容よりまず先に上記4点をみる癖をつけましょう!転職するときは、自分のやりたいことを優先し確認を疎かにしてしまい入社後に「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔しても遅いです。ブラック企業は、求人票の4項目のどこかにヒントを盛り込んでくることが多いので転職活動をする上でしっかり見極める癖を付けましょう!

 

次に、①~④について求人票でどのように見るべきかを詳しく説明していきます。

① 給与額

求人票の中で「給与」についての見方のポイントは2つに分かれます。

 

・手取り金額
・給与形態

 

あなたの生活に関わる重要項目なので必ずチェックしてください。

手取り金額

求人票でまず見ることは「手取り金額は、現在と比べて高いのか低いのか」を見てください。注意しなければいけないのは、

 

「給与額が銀行にすべて振り込まれるわけではない」

 

とい点です。実際は求人票の額より税金や保険料が引かれるため、数万円少なくなります。ざっくり計算する場合は、

 

求人票の総給与金額×0.8=振り込まれる金額

 

として計算すればいいと思います。年収のイメージだと、求人票をベースに考えると、

 

例)年収400万円(賞与込み)×0.8=320万円
→320万円÷12か月≒27万円

 

が月々の手取り額になります。ブラック企業だからと言ってこの部分はしっかり書いてあるのでご安心を(笑)。

給与形態

次に、給与形態です。大まかに考えると以下のようなパターンです。

 

・固定給制
・歩合給制
・完全歩合給制

 

の3種類があります。あなたの給与に対する考え方で変わることを覚えておきましょう。選び方の基準として、

 

①毎月一定の収入を手にしたい安定志向

→固定給制

②ノルマ達成などの業績で収入が決まる

→歩合給制 か 完全歩合給制

 

といった形で求人を選びましょう。歩合制の注意点は、

 

どんな業績が給与に反映されるか

 

です。どのような成果により報酬が得られるのかハッキリしていない求人は警戒してください。

ブラック企業の場合、求人票で見方は分かっていても面接の場で、違うことを言ってくる可能性もあるので、不安な内容は面接で確認してください。

② 勤務時間と残業時間

勤務時間は、殆どの求人票でもしっかりと書かれていると思います。例えば、

 

・9:00~18:00
・8:30~17:30

 

など明確に記載されているので覚えておきましょう。つぎにとても大事なのが、

 

平均残業時間・残業代をチェック!!

 

することです。残業代の未払い問題など、ブラック企業で横暴している内容です。ここでブラック企業を見分ける重要なポイントがあるので覚えておきましょう!必ず求人票でチェックしてください!

 

【重要】ブラック企業見分け方ポイント

● ブラック企業は平均残業時間をごまかします!

 

実は、求人票に書かれた残業時間は「募集している職種のもの」とは限らないのです。

 

これにはからくりがあって「会社全体の残業時間の平均値」を出していることが多いのです。

 

あなたの部署は日平均で5時間の残業をしていて、他部署は残業がほぼゼロであればその平均は2.5時間に変わってしまいます。求人票のからくりを暴くためにも面接時に質問しておきましょう!ブラック企業は巧みに隠してきます!

 

●「みなし残業代」「固定残業代」「裁量労働制」はブラック企業の可能性大!

 

初月の給与明細を見て「騙された!」となる一番多いのは、

 

「残業代が未払い!?」

 

となることです。上記でも記載した、

 

・みなし残業代
・固定残業代
・裁量労働制

 

の3種類の制度はいずれも、ある一定の期間で〇〇時間残業したと仮定して、残業代を定額で支払う制度です。

ブラック企業は法律など無視した残業時間

ブラック企業を見分けるポイントは、仮定した残業時間が「1ヶ月で45時間、年間で360時間」に近い数字かどうかです。

 

実はこの数字は、法律に基づいて許される残業時間の上限ギリギリで(または、超えて)です。「みなし残業制度」設定している企業は、日頃から残業が多い可能性が高いと言えます。

 

経験上、上記3点セットの残業方式を用いている会社は「ブラック企業」といって間違えありません。応募先からは除外することをお薦めします!求人票から分からない情報は、転職エージェントを通して転職活動をしているなら必ず、転職エージェントに残業の件はしっかり確認してください。

 

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③ 年間休日日数は必ずチェック!

休日でチェックすべき点は、

 

「年間で何日休めるのか」

 

という点です。これは求人票の見方さえ分かっていれば必ずチェックできます。人気が高い土日休みの企業でも、祝日・年末年始に休めず、

 

年間休日が極端に少ない…

 

というケースもあるので、求人票を見る際には「年間休日数」を必ずチェックしましょう。ホワイト企業のボーダーラインは、

 

年間休日数が113日以上

 

です。厚生労働省の調査によると、年間休日数の平均は【113.7日】とのこと。業界によって102日~121日まで幅がありますが、まず「年間休日数が113日以上かどうか」を年間休日の多さを判断する基準にするといいでしょう。ちなみに、全業界の年間休日数を比較したところ、休日数が120日以上の業界は全体の30%のみ。覚えておくと、ホワイト企業探しの助けになるかもしれません(ブラック企業を避けることにもつながります)。

④ 必要な保険に入っているかは重要!

「加入保険等」には9つの項目がありますが、求人票で見方が分かっていれば簡単にチェックできます。チェックすべきは、

 

「会社が用意すべきだと、法律で決まっている保険が揃っているか」

 

という点。入社後に加入できないことを告げられ、トラブルになるケースもあるので、目を通しておきましょう。ブラック企業で非常に多くのトラブルが発生しているようです。

 

社会保険の加入は法律で決められています!

社会保険(雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金)は、原則すべて会社が用意することになっています。これは、

 

試用期間中でも変わりません!

 

「弊社は試用期間中、社会保険に加入しないことになっています」と言われるケースもありますが、法律に違反しているので要注意!です。ただし、雇用形態や会社の規模によっては、加入を免除されているケースもあります。大まかに、

 

・「正社員」ならすべて加入。
・契約社員やパート・アルバイトは条件をチェック

 

と覚えておくといいでしょう。求人票に記載されている情報と違う場合には個人応募なら「労働基準監督署」、転職エージェントを通しているなら転職エージェントに必ず確認してください。ブラック企業で非常に多くのトラブル事例があるので要注意です。

ブラック企業を避ける!求人票でチェックしておきたい7種の情報

求人票のフォーマットは企業によってさまざまですが、内容はほぼ変わりません。ここでは、特に大切な項目の見方を覚えましょう。

 

転職・就職先を決めるうえで欠かせない情報は、大きく7種類に分けられます。給与や残業時間など、細かなポイントを押さえて確認できれば「こんな会社なんて聞いてなかった…」と、転職後に後悔しなくなるでしょう。そのためには求人票から、

 

・各項目から何を読み取れるか
・探したいことがあるときどこを見ればいいか

 

をしっかり見方を熟知して見極めることが求められます。迷ったときには下記のリストを参考にしてみてください。

給与

まずは求人票の給与欄です。

 

求人票の給与欄には「月給」「日給」「手当」の情報があります。例えば、

 

基本給30万円+諸手当5万円=35万円

 

といった情報です。注意が必要なのは「手当」は賞与に含まれない可能性があります。つまり、上記の例だと賞与1か月の場合は「30万円」が賞与になります。これは、ブラック企業云々ではなく一般的な会社でも同じですので勘違いしないようにしましょう。

 

次は求人票の残業代です。

 

残業代は、「平均残業時間:●●時間」と記載されている時間に対して支払われる額です。基本給をその月の時給に換算し、その時給×1.25がその月の1時間当たりの残業代になります。

つまり、1時間2000円で20時間の残業をしたのであれば、40000円がその月の残業代として支払われます。ブラック企業の「みなし残業代」はすでに●●時間含まれているので、求人票をしっかり確認してください。

 

次は求人票の通勤手当です。

 

もらえる交通費の金額や、支給条件が書かれています。

 

・全額支給
・上限あり

 

といった金額の話や、

 

・マイカー通勤可能か?
・ガソリン代まで支給されるのか?

 

など、交通費に関する重要な内容が書かれているので、必ずチェックしてください。交通費の上限を超える場合は書類選考の時点で「不採用」になる可能性があるので、できれば交通費全額支給の企業を探しましょう。

昇給・賞与

昇給制度:毎年給与は上がるか
賞与制度:ボーナスはもらえるか

 

が求人票に書かれています。同じ会社で働き続ける場合、昇給・賞与があるかどうかで生涯年収は大きく変わってきます。

 

昇給

「初任給は高かったけど、昇給が無くて結果的に生活が苦しくなった」

 

という後悔の声も挙がっているので、安定志向の方は特に定期的に昇給のチャンスがある会社を選ぶといいでしょう。

 

賞与

一方で賞与は、支給されなくても落胆する必要はありません。

 

たとえば「年俸制」のように、あらかじめ給与額に賞与が含まれる場合は「不景気で賞与が支給されない」ということが無いため、安定志向の方にぴったり。

 

給与と別に賞与が支給される場合は、会社の業績によって賞与額がアップする利点もあるので、安定性とどちらを取るか検討するといいかもしれません。ただし、注意すべき点は、

 

書かれているのは、参考データ(過去の実績等)

 

です。業績などによって昇給・賞与の金額は変わりやすいので、最新の情報は契約書を交わすタイミングで必ず確認してください。

このあたりもブラック企業はしっかり説明してくれない可能性があるので面接で確認することをお忘れなく!

福利厚生(保険含む)

先ほど触れましたが、加入保険についてはしっかり確認をしてください。保険9項目のうち、

 

・雇用保険
・労災保険
・健康保険
・厚生年金

 

の4つは「社会保険」という言葉でまとめられることが多いので、覚えておきましょう。求人広告では「社会保険完備」「社保完備」といった形でよく表現されます。社会保険は法律で加入が必須になっている保険なので、もし揃っていなければその企業はブラック企業と判断したほうがいいでしょう。


次に、募集している企業に「労働組合」があるか確認できます。労働組合とは、

 

働き方を改善するために、その企業で働く人によって結成された団体

 

のことです。労働組合に参加することで、協力して給与アップの交渉などを行えるようになります。会社の風土を判断する材料の1つとして、活用してください。労働組合がるところはブラック企業の可能性がかなり低くなるのでチェックポイントの一つにするとよいでしょう。

勤務時間

「勤務時間」「残業時間」などが書かれています。

 

働きやすさに直結する残業時間の項目は、特に確認すべき項目です。

 

また、特記事項(備考)も念入りにチェックしてください。「8月は忙しいため、極端に残業が多くなる」「月数回、深夜残業あり」といった重要な情報が書かれているケースもあります。確認すべきこととして、

 

・いつが繁忙期(忙しい時期)なのか?
・どれくらいの期間、繁忙期が続くのか?

 

といった働く現場の本当の姿を知ることは、ホワイト企業探しに必要不可欠(ブラック企業を避けるためにも)。面接時の質問を通して調べましょう。

 

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休日

「週に何日休めるか?」「休める曜日はいつか?」といった、休日に関する内容が求人票に書かれている項目です。

 

「休日」欄には休める曜日が、「週休二日制」欄には休める日数に関する情報が書かれています。年間休日数の平均値:113日を基準に、休みの多さを判断するといいでしょう。

 

なお、年間休日数には「有給休暇」が含まれていないので、年間休日数+αでさらに休暇を取得可能です。ただし、企業によっては、有給休暇を含めた日数を「年間休日数」としているケースも。日数が極端に多いと感じたら、入社を決める前に問い合わせておくと誤解もなく、安心できますよ。求人票に疑問があれば面接で確認しましょう!

 

育児・介護・看護関連の休暇

「育児休暇・介護休暇などを、実際に取得した社員がいるか」を確認できます。取得した人数を見ることで制度の使いやすさが読み取れるので、制度を活用したいと考えている方は目を通しておきましょう。

 

仕事内容

「総務」「経理」「営業」「設計」「施工管理」「システムエンジニア」といった、職種名が書かれています。この欄を見て、

 

・自分が探している職種の募集か?
・興味の持てそうな仕事か?

 

を判断しましょう。

雇用の条件

●実際に働く場所

 

本社や事業所と同じ住所のケースがほとんどですが、現場作業が多い工事関係の仕事や、ショップの販売スタッフ、派遣社員の場合は注意が必要。「本社は北海道だけど、勤務地は東京」というケースのように、本社と働く場所が離れている求人もあります。U・Iターンなど、働く場所に強いこだわりがある場合は、特に注意!

 

●雇用形態・雇用期間

 

正社員・契約社員といった「雇用形態」と、契約の期間が書かれていますがこれは大きく分けて4種類あります。たとえば、

 

・同じ会社で長く働きたいなら正社員
・とりあえず転職したいなら契約社員
・家事と両立させたいなら派遣社員

 

といった形で、自分のライフプランにあった働き方を選びましょう。雇用形態は、大きく分けて4種類あります。

 

・正社員
・正社員以外
・登録型派遣労働者
・常用型派遣労働者

 

となっています。ハローワークの求人は、この雇用形態の件で入社当日にもめることもよくあるのでしっかり確認してください!ブラック企業で揉まるパターンもとても多くなっています。

 

●定年退職年齢、その後の契約について

 

同じ会社で働き続けたい場合、定年後に雇用を継続できる「再雇用制度」があるかを確認しておくといいでしょう。概ね60歳定年後に再契約となるケースが殆どです。

 

●試用期間について

 

「試用期間はあるか?」「その間、福利厚生などに違いはないか?」といった内容が書かれています。試用期間とは、採用した人材を本採用するか、実際に働いてもらって判断する期間のこと。

 

通常3ヶ月~6ヶ月ほど

 

で設けられています。本採用するか判断する期間とはいえ、

 

「極端に勤務態度が悪い」
「無断遅刻・欠勤を繰り返す」
「履歴書に嘘が書かれていた」

 

といった極端な場合を除けば解雇されることは無いので、安心してください。注意事項として、試用期間中の「手当」に注意してください。試用期間の長さよりも、大切なのは、

 

「試用期間中、手当などに変更がないか?」

 

という点。「住宅手当は試用期間終了後から支給」といったケースもあり、確認しなければ思わぬ出費につながってしまうこともあります。

選考に関する情報

●学歴

 

応募に必要な学歴が書かれている欄です。

 

たとえば、プレゼンが得意な人を集めるために「大学卒業以上」と指定したり、専門知識が必要な仕事の場合に「建築系の学部・学科を卒業された方」と制限していたりします。ここに、

 

「学歴不問」

 

と書かれていれば、誰でも応募可能です。

 

●応募資格

 

特定のスキルや資格が必要な仕事の募集では、「必要な経験等」「必要な免許資格」に条件が書かれています。下記のような内容が書かれていることが一般的です。

 

<必要な経験等>
・基本的なPC経験(Excel・Wordなどの使用経験)
・営業職の実務経験 …など

<必要な免許資格>
・普通自動車運転免許

 

抽象的に書かれているケースも多いので、応募できるか判断に困ったら自分一人で悩まないことも大切です。転職エージェントを使っている場合はエージェントを通して、自分が応募できるか確認しておきましょう。

 

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●年齢

 

応募できる年齢について書かれています。原則、法律で年齢制限は禁止されているため「不問」となっているケースがほとんどです。例外として、

 

技術・ノウハウ継承やキャリア形成を目的として、年齢層を絞った募集が認められるケースもある

 

ので注意してください。ポイントとして年齢制限は、調整できることもあります。たとえば「35歳まで」と年齢制限されている場合でも、企業に問い合わせれば応募できるケースがあります。企業としても、十分なスキルや知識、意欲を持っている人材なら、年齢を問わず採用したいという意識があるためです。

 

●選考関連の情報

 

採用試験の内容や持ち物、選考スケジュールなどが書かれています。具体的な試験内容が書かれていることもあるので、試験前には必ず目を通しておきましょう。

ブラック企業を避けるためには、求人票の見方を熟知必須:まとめ

ブッラク企業を避けるための求人票の見方と合わせて「求人票の見方の基本」を説明させてただきましたがいかがでしたか?

 

基本的な見方は知っていたけれども思わぬ「落とし穴があった」と一つでも為になる情報が含まれていたら幸いです。

 

ブラック企業というのは、求人情報から全てが分かるだけではありませんが、ブラック企業であるヒントは隠されていることが殆どです。特に「残業代」に関わる内容例えば「みなし残業代」については本当に要注意です!

 

細かい情報は、ハローワークや求人誌では分からない為、転職エージェントなどの民間のサービス(人材紹介会社)を通して「生の情報」を入手することが転職活動をする上で非常に重要になってくると考えてください。

 

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