
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
最近になりTwitterなどでご相談させていただいている中で多いのが、未経験の業界、職種にチャレンジしたいという方がとても増えています。
いくつか質問させていただく中で、未経験でチャレンジしたい動機として、
- 現在の業界の低迷
- 現在の業界の仕事
- 業界、職種に将来性が無い
といったところが主な動機の様です。また、未経験業界、職種にチャレンジするなかでの悩みというのが
・未経験で応募して受かる可能性はあるのか
・採用されてもついていけないのではないか
・そもそも採用されないのでは?
と不安になっている人も多くいらっしゃるようです。今回の記事は、そんな未経験業界、職種への転職に対する不安を解消するために、
- どのような業種、職種であれば未経験でも採用されやすいのか
- 企業側が未経験者を採用する意図は何か
といった点に焦点を当てて解説していきたいと思います。
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
●こんな方におすすめの記事●
①コロナで会社が倒産した
②業界が低迷して転職を考えている
③スキルが無い自分でも転職できるか不安
目次
未経験でも転職しやすい職種ってある?
未経験でも転職しやすい業界、職種はあるのかといった疑問についてまずはお答えします。
皆さんがよく利用する、ハローワークや転職サイト、転職エージェントの求人の多くは当然「経験者採用」がメインです。
転職というのは、「即戦力」を求めているので当然ながら経験者が優遇されます。
しかしながら、求人をよく見ると「未経験可」と記載されている求人も多く存在しますよね?その割合は、
概ね60%程度
と言われています。ここで着目すべきことは「業界、職種」によって未経験可の求人を占める割合が違う ということです。
例えば、飲食業なら全体の約70%が未経験可であったり、IT業界であれば、全体の30%であったりと占める割合が全然違います。
つまり、未経験可の求人が多い業界は、特別なスキルを必要としない業界・職種ということになります。
次に、業界別の求人数に対して、未経験可の求人を占める割合を見ていきましょう。
▶未経験可の多い業界と求人の割合
未経験でも勝負しやすい業界、職種ランキング
👑 | 業界・職種 | 未経験割合 | 給与 |
1 | 美容・ブライダル・ホテル・交通 | 76% | 低 |
2 | 販売・フード・アミューズメント | 72% | 低 |
3 | 技能工・設備・配送・農林水産他 | 68% | 低 |
4 | 保育・教育・通訳 | 55% | 低 |
5 | 医療・福祉 | 52% | 低 |
6 | 管理・事務 | 51% | 中 |
7 | 企画・経営 | 48% | 中 |
8 | 医薬・食品・化学・素材 | 46% | 高 |
9 | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 42% | 高 |
10 | 営業 | 35% | 中 |
11 | クリエイティブ | 32% | 中 |
12 | 電気・電子・機械・半導体 | 30% | 高 |
13 | 建築・土木 | 29% | 中 |
14 | WEB・インターネット・ゲーム | 28% | 中 |
15 | ITエンジニア | 22% | 高 |
※南野弘明独自調査結果
「未経験者歓迎」の割合が高ければ高いほど、未経験でも採用されるチャンスが多い職種と言えます。
上記の結果からも分かるように、接客業は未経験可の求人が多く、技術的なスキルが求められるエンジニア系は、未経験可の求人が少ない ということです。
これはいわゆる「即戦力」になるまでの時間がかかるものほど未経験ではやっていけないことを意味しています。
逆に高度な技術を必要とする職種なほど給与は高い傾向にあります。
未経験可で一番おすすめは『IT業界』
転職者に求めるられることは「即戦力」ですが、なんで未経験者を歓迎しているでしょうか?
企業側からすれば未経験者を受け入れるということは、「教育コスト」がかかるわけです。それでも未経験可を募集するということは、何らかの「期待」があると考えられます。
今後の世界情勢からしても、未経験で転職するなら是が非でもIT業界がおすすめです。
このれは、IT業界の職種なら何でもOKです。
IT業界も一定数の未経験可の求人がありますが、ITエンジニアは かなりハードルが高いです。ここでいう未経験というのは、実務経験はないけど知識はあるレベルの事をいいます。
まったくのド素人だと新卒を雇えばいいわけで、わざわざ転職者を受け入れる必要がありませんよね?
IT業界に転職したいのであれば、まずはスクールに通って最低限の知識を習得することが絶対条件です。
IT業界は、新技術が早いため、それに対応できるほどの知識や技能が必要になるり、未経験で入社してしまうと「自分に合わない」と思い早期に転職する人が非常に多いです。
自分の適性を見極める為にもスクールに通い、自分に合っているかを確認してから転職活動をすることをおすすめいたします。
特に2020年現在は、新型コロナウイルスの影響もあり、外出自粛で在宅ワークを強いられることも多いです。そのような状況下で、スクールに通うのはリスクが高い!そこでおすすめなのがオンラインスクールです。

①外出自粛のコロナ騒動でオンライン化が主流に。
②在宅しながら空いた時間で受講。
③転職支援サポート付きなので安心!
④高度な技術も学べる。
ハローワークの職業訓練校では味わえない質の高さがエンジニアスクールにはあります。例えばAI,IoT,ブロックチェーンなど最先端の技術に触れながらの学習なので、自分に自信がつく!そして、その勢いのまま転職審がついているので、未経験よりも確実に実力が身に付き、IT業界に転職し、エンジニアという職種で開花できることが期待できます。
つまり、「未経験だとハードルが高いからあきらめる」とい考え方はナンセンスで、そう思う前に自らの実力を高め、転職支援を受けながらIT業界などの専門性の高い職種にチャレンジしていくことが非常に重要になります。
未経験に強いエージェント↓
『未経験歓迎』の求人の落とし穴
私の経験から言っても「未経験者を歓迎している企業」はとても多いです。しかし、未経験者歓迎だからといって、誰でも採用されるわけじゃないことを覚えておきましょう。
また、未経験歓迎求人は、ブラック企業も潜んでいます。
ハローワークの求人で未経験求人を見るといかにも怪しい企業が山ほど出ていますよね?例えば下記。
●●駆除の東証●部上場
株式会社●サンテ
完全にブラック企業で、常に未経験の求人を出しています。まったくおすすめの業界でもないですし、おすすめの職種でもありません。
未経験で転職しやすい業界、職種というのは転職のハードルが低いわけですから、それだけ人材を人財と思っていないというのが特徴です。
高度なスキルを必要とする業界であれば、スキルの高い人材を雇うため、未経験求人がそれだけ少なくなり「人財」と思われます。
未経験求人は必ずしもブラック企業ではありませんが、リスクはあるので簡単に飛びつくのはやめておきましょう。
20代であれば専門のエージェント利用がおすすめ
「仕事内容」や「求める人物像」などから未経験者を募集する理由や、どんなところに期待しているのかを転職エージェント(人材紹介会社)がしっかりと教えてくれます。
未経験でも安心して転職できるように、徹底的にサポートしてくれるの是非転職エージェントを活用してください!
特に下記がおすすめ!初めての若手の転職に非常に定評がる為、未経験でも安心!しかも、完全ブラック企業排除なのでおすすめです★

サポート時間が平均10時間と長く、初めての未経験求人に応募でも安心。特にブラック企業が多い未経験求人に対してもブラック企業自体を排除に力をいれているので、心強い!
未経験業界と職種に対しての転職でも安心でき且つ、転職サポートに力を入れている。応募書類対策から内定まで、対策という面で一人でやらなくてよいので、転職活動が効率的。内定後の書類作成まで一緒にやってくれますよ!