
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
ひと昔前なら転職=悪というイメージもありましたが、今のご時世転職することが一般的に行われています。特に「優秀な社員ほど辞める」傾向にあり、会社は大事な人材を失ってしまっているように思います。
では、なぜ優秀な社員は転職を考えてしまうのでしょうか?その理由について今回は記事にしてみましたので、是非参考にしてみてください。
また、もし今回の記事があなたに当てはまるのなら、転職を考える時期にあるかもしれませんので、冷静に検討してみるとよいでしょう。
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
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目次
優秀な社員が転職してしまう理由は大きく分けて5つ!
優秀な社員のみならず、転職するということは必ず理由があります。むしろ理由がない転職というものはありえません。
退職者が上司に報告するとき「転職理由は?」と聞かれ「ない」と答える人はいませんよね?しかし、報告することは必ずしも本音とは限りません。
私も転職を行いましたが、上司への報告は全て「建前」です。本音の退職理由なんて伝えたことがありません。去る会社に対して本音をぶつけたところで何の意味もありませんからね。
今回の記事では、優秀な社員ほど転職してしまう本音の部分に迫っていきます。次に1つずつ本音の転職理由を見ていきましょう。
①優秀な社員は仕事量が多い
優秀な社員であればあるほど仕事量が増えます。「〇〇さんしかこの仕事はこなせない」「〇〇さんなら解決してくれる」といった具合に、仕事が集中する傾向にあります。
しかも、社内だけの仕事範囲ならまだしも、優秀な社員には外部からの依頼なども増えるので、とんでもない仕事量になります。その仕事量でさえ優秀な社員は計画的にこなすので、とても社内で頼りになる存在です。
しかし、優秀な社員であればあるほど「転職を視野に入れている」ということを忘れてはいけません。不満を爆発させる前に転職して辞めてしまおうと思うのは優秀であるからこそです。
できない社員が速く帰り、優秀な社員が深夜まで残業を強いられる状態では誰もが不満に思うのは当たり前ですよね?
特に顕著に現れるのは30代係長クラス。
給料も高くないのに仕事量は大量。優秀な社員は、次の会社で管理職を目指す人がほとんどです。30代のスキルアップについては過去記事をご参考に。
②仕事とプライベートの両立ができない
優秀な社員は深夜まで残業、土日も出勤。できない社員は、定時上がりの休日出勤はなし。仮に、残業代、休日出勤手当で高給を得ることができたとしても、プライベートが充実しない人生はとてもフラストレーションが溜まりやすい傾向にあります。
仕事ばかりして金銭的に充実しても、プライベートが充実しない人生では何のために生きているのかについての不安を持つ人がとても多いです。だから優秀な社員は会社を辞めるんです。
30代の転職理由を見ても「何のために仕事をしているのか分からなくなった」という回答が非常に多いのもそういった理由からだと考えられます。仕事は、やりがいだけでは満足できないということです。
③業務範囲が狭い
仕事をバリバリこなす優秀な社員なのに管理職の上の層が頭打ちの状態であり、出世の道がなかなか開かれない状態の企業は非常に多いです。
その為、優秀な社員であっても与えられる仕事の裁量権が無く、自由な仕事ができず、与えられた仕事をただこなすといった状態になってしまいます。そうなると優秀な社員であれば転職を考え、会社を辞める選択を持つのは当たり前です。
マネジメントを行うこともスキルアップには重要なことですし、将来管理職、役員を目指すのであれば重要なビジネススキルなので、それを学べる環境を求めるのは優秀な社員の証拠です。
新しいアイデアで会社に貢献し、部下をマネジメントして自分に合った環境でしっかり仕事をすれば、自ずとプライベートも充実するものです。自分が幸せでなければ、家族だって幸せになることはあり得ないと私は思います。
30代の家庭持ちなら、35歳までには次の職場を検討してみることも重要です。今の世の中転職した後も自社に戻る「出戻り」を行う人もとても多いです。他社の経験を現職の職場に戻って役立てると会社内が変わっていくこともあるのでお勧めです。
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面接や筆記試験に不安があるのであれば転職エージェントを活用しながら転職してみるとよいでしょう。私自身も転職を行いましたが、転職エージェントを利用しています。
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④成長できないと悟ってしまった
優秀な社員は成長を求めます。自分の仕事に誇りを持つので、成長意欲ができない社員とは比べ物にならないくらい高いです。そういった社員は自社で成長が見込めないとなると転職を考え始めます。
成長が望めないと悟ってしまう原因は「優秀な上司がいない」「教えてもらいたいことがない」など自分はアウトプットを提供しているのに、インプットがまったくない状態に陥ってしまうことがほとんどです。
さらに酷いのが、ひたすら仕事をこなすルーチンワーク化してしまっている場合は取り返しがつかない状態です。
もしあなたがその状態であるのであれば、転職を視野に入れるべきです。学ぶことができない会社と悟っているのにとどまることは時間の無駄です。辞めるという選択肢を持っておくだけでも今後の計画は立てやすくなるのでおすすめです。
⑤会社の方向性と合わない
優秀な社員は給与、福利厚生などの待遇面がいかに充実していても、自分の夢が実現できない環境で満足することは決してありません。
逆に会社の方向性と自分の将来性がマッチしていれば最大限のパフォーマンスを発揮します。
また、会社の仲間との考えが合わず孤立してしまう環境なども好みません。リーダーシップを発揮して会社に貢献したいといった強い意志を持っていることがほとんどなので、転職を視野に入れる人はとても多いです。
もしあなたが上記に当てはまるのであれば、高いパフォーマンスを求める会社は今のご時世沢山の企業で募集をかけているので、転職サイトや転職エージェントなどを利用して情報を収集していくといいでしょう。転職サイトに登録しておくだけでも情報は簡単に入手可能です。
優秀な社員が転職してしまう理由まとめ
優秀な社員が転職してしまう理由はいかがでしたでしょうか?
優秀であればあるほど自分の置かれている環境と報酬面、福利厚生、ビジョンなどを比較して、さらに上へステップアップをすることを考える人がほとんどです。
逆にダメな社員は、転職しても辛い環境だったらと思い一歩目が踏み出せずただただ時間だけが過ぎていく人生である人がほとんどです。
働くということは「自己実現の場」であるため、自分が優秀な社員だと思うのであれば現状から打破し、自分の価値を認めてくれる会社に転職することは、まったく悪いことではないと私は考えています。
転職するということは必ず理由があります。その理由を明確にし、次の会社で成功することを考え日々を過ごすことがあなたができているのであれば、実際に行動に移していくとよいでしょう。
それでは、よい転職を!
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