ハローワークの求人票に応募しようと考えていざ求人票を見ると「ブラック企業?」と思ったり、面接や入社後にブラック企業と思わせることが多いと思います。ではなぜハローワークに多く集まるのか、その原因と入社しない為の対策について解説していきます。
●こんな方におすすめの記事●
①ハロワークを利用している方
②ハロワークの求人票に疑問がある方
③ハロワーク以外の転職方法を知りたい方
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目次
ハローワークの求人票はブラック企業が多い!
こんにちは!転職アドバイザーの田中孔明です。今日はTwitterで質問いただいたご質問内容についてお答えしたいと思います。
まず、「ハローワークを利用しないでどうやって転職するの?」と疑問に思う人も沢山いらっしゃると思いますが、世の中に存在する利用価値が高い転職ツールを使えば、良質の求人に出会うことができます。
それを知らずにハローワークの求人を利用してしまい、入社前後にトラブルに巻き込まれるといった事例がよくあります。つまり、ブラック企業の遭遇率が高いのが『ハローワークの求人票』です。
それでは、ハローワークを利用しない方がいい理由、ブラック企業が多い理由を解説していきます。
ハローワークの求人票を僕が見ない理由
なぜハローワークの求人票を僕が見ないのかというと、それにはきちんとした理由があります。まず「転職」をすると考えたとき、多くの人は以下のような転職ツールを使うことがほとんどです。
・企業のHPの採用情報を活用する
・求人誌で求人を探す
・転職サイトで求人を探す
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多くの方は、これらを利用して転職活動を行おうと考えると思います。まずここで絶対おさえて欲しいことは、ハローワークというのは、基本的に無職者が利用する転職ツールということ。
これを知らない人が殆どです。つまり、無職で早く転職したい人が集まりやすい傾向にあります。このすきをついたのが『ブラック企業』です。
キャリアアップしたいといった転職の場合や、好条件の転職がしたいといった目的には全く使えないのというのが、ハローワークの求人票ということを前提に覚えておきましょう。
ではなぜハローワークの求人票で優良企業を探すのが至難の業なのか、次に解説いたします。
ハローワークの求人票は優良企業がほぼない
ハローワークで「いくら優良企業を探しても見つからない」ということを知らずにハローワークで探し続けても時間の無駄です。
さらに時間だけが過ぎて行った結果、転職の焦りから、しょうもない企業に応募してしまうと、ブラック企業に転職する確率が増えるということになります。
ハローワークはキャリアアップを目指す転職希望者が利用するツールにはなりません!
そもそも、ハローワークの正式名称をご存知ですか?ハローワークは、正式名:公共職業安定所という「無職者向け」に転職を支援する場所なんです。
その為、優良企業が求人を出すと多くの方が応募してしまい、効率的な採用活動ができなくなるということがあるため、優良企業はハローワークに求人を出さないということが非常に多いです。
その為、手っ取り早く採用したいブラック企業がハローワークに多い原因となり、優良企業が集まらない原因となっています。
ブラック企業がハローワークを好む理由
ハローワークは、どんな経歴の人だろうが、利用に制限がないという特徴があります。簡単に言うと、中卒でも定年後の方でも社会人経験がなくてもだれでも利用できるのが特徴です。
さらに、知らない人も多いのですが、職業訓練の斡旋や助成金の支給も行っています。公共機関なので、利用料金は無料です。つまり、費用をかけずに利用できることが最大のメリット となります。
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企業側の目線で求人を見ると、幅広い求職職者を募集できる一方で、レベルの高い求職者の応募が期待できないというのが正直なところ。
その為、離職率の高い企業や慢性的な人手不足の企業が安い賃金で雇用したいというのがブラック企業の温床になる原因であり、ハローワークの求人票にブラック企業が多い要因となっています。
では、それらについて次に詳しく解説します。
①求人を無料で掲載できる
ハローワークは国管轄の転職支援サービスなので、企業側は、求人の掲載料がかからないことがブラック企業が集まりやすい原因と挙げられます。企業側の心理として、
・現状は採用の予定はないが一応掲載しておく
・費用をかけずに採用したいからハローワークで求人を出す
①同じ会社の同じ求人内容が半年以上ハローワークに載っていた場合、その会社は基本的にブラック企業だと考えてよいと思います
— こうじ (@grand_mal201901) November 30, 2019
②「正社員 欠員募集」「急募」という求人がずっと出されている場合、その求人に応募した人がすぐに辞めてしまうということなので、確実にブラック企業だと考えてよいです
といった企業が非常に多いです。本当の優良企業であれば、優秀な人材を確保するために費用をかけてでも転職サイト、転職エージェントに求人広告を掲載するということをよく理解してください。
これは企業側だけではなく求職者側にも言えます。
優良企業に就職したい人は転職エージェントや転職サイトを利用して、優良企業を紹介してもらったり、探すことが大事ということです。
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②ハローワークの求人にはフィルター機能が無い
ハローワークの利用は年齢、経歴に関係なく誰でも利用できます。しかし、転職エージェントや転職サイトでは、一定の制限をかけていることが多いです。
例えば、20代、フリーター、高卒、大学中退などの若手でフレッシュな人材のみに特化した専門的且つ優良エージェントなどは18歳~28歳程度までの年齢制限をかけています。
これは、若手でポテンシャルの高い優秀な人材を求める企業と求職のマッチングをスムーズに行うことがエージェントの特徴だからと言えます。
大手優良エージェントも40代までがギリギリ利用できる限界値を設けています。また、大手だと正社員経験がなかったり、職歴が不安定な求職者は紹介案件がかなり限られてくると思います。
40代の転職におすすめの転職エージェントであれば、キャリアアップから専門スキルを活かした転職まで幅広く対応しています。
そういったフィルター機能が無いことから、使い捨て人材を集めたいブラック企業にとってはどんどん応募が来るので、ハローワークの求人票にブラック企業が多い理由となってしまっていると言えるでしょう。
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③ハローワークの求人票はハードルが低い
売り上げが伸びている企業というのは転職エージェントや転職サイトに高額広告を出す費用があるくらいの企業です。つまり、優秀な人材を雇うことを目的としていますので、求職者に対して、高度なスキルを要求してくる傾向にあります。
逆にハローワークの求人票は、ハードルを低くして採用でき、効率的に人を集めることができるというのがブラック企業が多い原因となってしまっています。
しかし、考え方を変えると、無職者でも働きやすい仕事が多いというメリットもあると言えます。
ただし、一般的にスキルや経験を必要としない職種は賃金が低いです。誰でも出来る仕事=低額賃金であるため、ハローワークの求人は質が低い求人が多く掲載されてしまっている原因ともいえるでしょう。
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④求人票の内容と実態が異なることも多い
断言しますが、僕は今後もハローワークを利用することはありません。その第一の原因が、求人票の内容と現場の仕事内容が全く違うケースが多いからです。
よくyahoo知恵袋で「ハローワークは良い求人もある」という回答者を見かけますが、おそらく転職エージェントなどを利用したことが無い人が回答してるのではないかと言わざる得ません。
ハローワークは、誰にでも仕事を紹介する機関なので、求人広告の真偽を厳密に確かめているわけではありません!
つまり、求人広告の内容を確認するのは、利用者まかせです。
採用予算が削られたのでエージェント経由の採用ストップしますって企業が増えてる…エージェント経由で中途採用してるってことは採用にコストをかけれる企業ってこと☺️👆ハローワークはブラック企業が多いので要注意です!
— すず|最強のキャリアサポーター (@suzu_JobTier) January 7, 2021
そのため、面接や内定をもらった際、または入社後に雇用条件を確認すると以下のようなトラブルが発生しているのが、ハローワークの求人票の特徴です。
・面接で確認した残業時間よりはるかに多い
・労働環境が劣悪
といった現状があります。本当にひどいです・・・。しかも、転職後に問題が発生してもハローワークは対処してくれないことが多い(ほぼ皆無)ので、ブラック企業を避けるための知識が必要です。
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ハローワークと転職サイトを比較してみた結果
ハローワークと転職サイトなどを比較すると、ハローワークもよいところは当然ります。例えば、以下のような利点があげらます。
・自宅近辺の求人が探せる
・通勤の無駄を省ける
これらのことからハローワークのメリットがあるのは事実です。しかし、転職して叶えたいことはそれだけではありませんよね?大手転職サイトのアンケートでも転職して叶えたいことは多数出ています。下記の代表例をみてください。
①転職して何を叶えたいかを考える
②スキルアップしたい
③人間関係を改善したい
④綺麗なオフィスで働きたい
⑤メリハリのある働き方がしたい
⑥安定した企業で働きたい
上記の希望を叶えることは、地域密着企業だけでは叶えることはできず、高度な企業を求める傾向にあります。それらをハローワークの求人で探してもほぼ見つかることはありません。
②応募企業の事前調査は絶対必要
ストレートに言ってしまうと、ハローワークに掲載されている求人広告は、「質が低い」と言わざる得ません。その為、ハロワークの求人以外にも転職サイトを利用するということは非常に有効な手段と言えます。
ハローワークの求人票や面接の際に真実を確認すための有効な手段として「口コミ」を確認することが大事です無料で登録して、応募企業で働いたことある掲載者、現職の方の生の声が書かれている下記のサイトに登録して確認するとよいでしょう。
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③求人票の見方をきちんと理解する
ハローワークの求人=ブラック企業と説明しているように思われるかもしれませんが、完全イコールではありません。ごく稀に、ホワイト企業も存在します。
しかし、ホワイト企業であるかどうかを求人票だけで見極めるためには経験と知識が必要となります。
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さらに、それを自分自身でやることはかなり厳しいでしょう。そういった悩みを解消させたい、サポートしてもらいたいなら、転職エージェントを利用して見るとよいでしょう。実際に転職エージェント、転職サイト、ハローワークを比較するとどのようになるのか簡単に下記表にまとめてみました。
これからしても「転職エージェントの利用価値」が非常に高いことがお分かりいただけると思います。無料で利用できるので是非登録、面談を受けてみてはいかがでしょうか。
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結論:ブラック企業を避けたいなら転職エージェントがよい
では、転職エージェントはどうかというと、転職エージェント側がしっかり企業に訪問して、人事などと求める人物像を確認し、求職者側へ真実を伝える為の調査を行います。例えば、
・求める人物像
・求職者に企業を紹介するためのピーアルポイントの確認
・ブラック企業ではないか
等、エージェント側が企業を審査したものを紹介してくれることが多いです。また、入社後にも
・ブラック企業ではないか
・求人広告と差異はないか
・転職後の悩み、不安はないか
など、電話やメールでしっかりサポートしてくれます。そういった優良エージェントを利用することで求人票と実態が異なるといったトラブルを避けることができます。
特にブラック企業排除に力を入れている転職エージェントを下記に記載しますので是非登録、面談を受けてみてはいかがでしょうか。
ハロワークの求人票とブラック企業の関係:まとめ
いかがでしたでしょうか?ハローワークはデメリットが多いですが、地域密着の求人があるのが特徴なので、ブラック企業を見抜く力さえあれば、利用するメリットもあると思います。
ただし、私は今後もハローワークを利用することは無いと思います(笑)
それではよい転職を!