未経験からIT業界に転職したいという方は、コロナにより急増しています。特に20代で一度社会人を経験して、IT業界に転職する方が最も多い傾向にあります。しかし、30代、40代にも人気が高い業界だからこそハードルも高め。今回はそんな業界に転職する為に大事なこと年代別に5つご紹介します!
こんな方におすすめの記事
①未経験からIT業界に転職したい
②未経験で転職するコツを知りたい
③ITスキルを効率よく習得したい
目次
未経験からIT業界に転職するにはコツがある
こんにちは!転職アドバイザーの田中弘明です。
今回の記事は「未経験からIT業界に転職する」にスポットを当てて解説していきたいと思います!
今後も伸びること間違いなしの注目を浴びているIT業界。「他の業界から未経験としてIT業界にチャレンジしたい!」と思っている方も多くいらっしゃると思います。
伸びている業界なので、是非チャレンジしたいと思っている人も多いと思いますが、未経験からIT業界に転職するためには、どんな所をポイントとして押さえておくといいのか知っています?
「ここを間違えるとIT業界に未経験で転職することはまず不可能!」
ということで今回は、未経験からIT業界に転職するための大事な年代別の5つのポイントをご紹介します!
未経験からIT業界への転職を成功させるためには、しっかりとした準備が必要です。是非これからご紹介することを参考に、未経験からIT業界への転職活動を進めてみてください。
①未経験からIT業界に進んで何がしたいか決める
未経験からIT業界に転職するためには、IT業界はどのような仕事をするのかを知る必要があります。
IT業界のことも分からず漠然と未経験求人に応募しても、内定をもらうことは至難の業。今回は「必ず知っていただきたいこと」を説明いたします。
IT業界といっても非常に多岐にわたります。
大事なのは、「IT業界に入って自分が何をしたいか」です。
それを決めた上で実際に転職活動をしていくと未経験でも「応募書類対策」や「面接対策」が上手くいったりします。未経験でも比較的求人が多くて転職しやすいの下記の7つの仕事。
②Webサイトやウェブサービスの開発
③システム開発関連(企業向のシステム開発等)
④ネットワーク関連
⑤ウェブやシステムが安定稼働できるよう構築・運用・保守
⑥ハードウェア開発関連(家電・PC・スマホなどにシステム等に組み込み)
参考URL:https://next.rikunabi.com/
大手は未経験を採用することはほとんどないので、中小、ベンチャー企業をターゲットに転職活動をしていくのがよいでしょう。
未経験からIT業界に転職する為には、上記7つのどの職種・業界にするかきちんと選んでみましょう。
②IT業界では働くメリットを知る
IT業界で働くメリットを理解しておくと転職活動のモチベーションになります。
これからの時代は3つの大きな分野に期待されています。
未経験からIT業界に転職したいなら注目の技術なので是非覚えておきましょう!
・IoT
・Bigデータ
現在でも IoT が加速しているので、インターネットとの連動が増えれば色々な業界からビジネスに参入してくるのは間違いありません。
さらに、 Bigデータと呼ばれる膨大なデータを解析すると未知の分野が分かるようになり、特にマーケティング分野でとても期待されています。
最後に最も期待を寄せられているのが「人口知能」です。
この分野が加速することで「人手不足」は大きく解消される一方、ほとんどの仕事が無くなってしまうと言われています。しかし、人工知能を開発する側の人間は決して職を失うことはありません。
上記3つの分野に関われる優秀な人は一生職に困ることはありませんし、高額の報酬を得られることは間違いないでしょう。
自分がIT業界のどの分野で働き、どのような将来におけるメリットがあるのかを知れば、志望動機も書きやすくなりますよ!
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③未経験からIT業界で働く適性があるか確認しておく
未経験からIT業界に転職するためにも適正があるのかどうかは、しっかり確認しなくてはなりません。
急速に発展し、高額な報酬も期待できるIT業界のため、未経験でもIT業界にチャレンジしてくる人はとても多いです。
しかし、未経験でIT業界に転職できたのに1年も持たずに転職する人がとても多い業界です。
離職した人に聞いてみると、共通した答えがありました。それが、自分に合わない業界だと思ったということでした。
その原因は、自分が未経験からIT業界でやっていく適性があるかを確認していないのが原因です。それでは、どのような人に適性があるのかを見ていきましょう。
変化に対応する能力があれば未経験からIT業界を狙っても安心
ご存知の通り、IT業界は若年層が中心の業界です。
その理由は、技術の進歩が激しく、新しい技術が流行れば、今までの仕様を全て変更して対応しなければならなかったりと「激動の変化に対応する」という適性が必要になります。
それが若年層であれば柔軟に対応できる可能性が高いため20代、30代が多いのが特徴です。
そんな状況の中でも、前のやり方に固執することなく柔軟に変化に対応できるかどうかは、重要な素質です。未経験からIT業界に転職したいならもう一度自分の性格を見直してみましょう。
日々勉強することが苦じゃないか
前述した通り、IT業界は「激動の変化」が特徴的な業界です。
その為、新しい技術が入る度に常に勉強です。
プログラマー志望の方であれば、常に勉強が必要であることは頭にいれておきましょう。
仕事が終わった後でも勉強に費やす人も多いですし、土日も勉強している人はとても多いです。上昇志向が強く、学習意欲が強い人であれば、未経験からIT業界に転職しても成功する可能性は高いでしょう。
IT関連に強い興味がないと未経験からIT業界は厳しい
IT業界で仕事をする人の多くは「仕事好き」です。
残業が多い業界なので、モチベーションを保つためには「仕事が好き」というのは大事な要素になります。さらに、変化の多い業界となると勉強も必要になるでしょう。
また、IT業界の特徴の一つでもありますが「チームで仕事」をします。一人でやる仕事だと思われがちですがまったくことなります。
・プライベートが大事
・黙々と一人でやりたい
という思いが強い人にはIT業界はまったくお勧めできません。未経験からIT業界を目指すのであればIT業界に強い関心があることは非常に大事なことと言えます。
④未経験からIT業界でも前職の経験はアピール
未経験からIT業界に転職するためには、前職の経験もアピール材料になります。
③で説明した「適性」を判断したうえで「自分にあっているかも!」と思えるのであれば、あとは書類選考対策、面接対策です。
IT業界でも一定数で「未経験可」の求人があります。
概ね未経験可で転職が成功する人は、何かしらの接点があったりします。例えば、営業経験、生産管理等、ITに何かしら関わった経験をもっている人が多いです。IT業界で未経験の人でも就きやすい職種は以下です。
などがあげられます。IT業界が未経験でも、今までの仕事を振り返り、何かしらの接点や役に立つような経験がないかどうかを考えてみましょう。
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⑤未経験からIT業界でエンジニア志望は要注意!
未経験からIT業界に転職する際、未経験でプログラマー・開発職志望の方は、今までの経験から役に立ちそうな経験を見つけることも難しいですよね。
そういった場合は、資格やスクールでスキル取得した経験というのが、かなりアピールになります。
WEBやインターネット、システム開発への高い関心と勉強意欲をアピールすることができます。ただ、資格は飾り程度の認識でいましょう。
対策①:資格を取得してみる
IT関連・システムエンジニア・技術開発職関連で有名な資格として下記があります。
大きく分けて3つの職種がIT業界の未経験者の転職の際によく取得される資格となっています。
それぞれの資格の転職の際の難易度・必要性についてみていきましょう。
資格項目 | 難易度 | 必要性 |
ITパスポート | かなり簡単 | 意味なし |
情報処理技術者試験 | 簡単 | 新卒なら意味あり |
応用情報技術者試験 | 普通 | アピールにはなる |
実際にはまったくの未経験だと情報処理技術者試験や応用情報技術者試験は難易度が高くなりがちですので、まずは「IT業界ってどんなものか」を知るためにITパスポートについて勉強してみるのがいいでしょう。
ただし、私の考えは資格なんて転職のための飾り程度です。
資格の勉強にもかなりの時間が必要になりますので、おすすめではありません。資格に時間をかけるならスクールに通って実践力をつけることの方が100倍重要だと思っています。
また、スクールに通う際には合わせて転職活動も行いましょう。スクールによっては「就職支援付き」のスクールもありますので合わせて利用することで未経験からIT業界枠の取りこぼしが無いように転職活動ができるのでおすすめです。
対策②:スクールに通って勉強する
SE・プログラマー、WEBデザイナーを目指したいという人は学校に行くことでスキルをアピールすることが可能です。
プログラミングスクール自体がプログラマの職業支援をしていて、求人を紹介してくれるところもあります。
是非下記を参考にスクールに行くことをオススメします。
まとめ
未経験からIT業界へ転職する6つのポイントをご紹介してきました。
今回の記事はIT業界未経験者からどのように転職活動をすべきかについて見てきましたので、再度6つの内容にみてみましょう。
②IT業界で働くメリットを理解
③自分にIT業界で働く適正があるかどうかを確認
④前職の経験をIT業界に生かせるかどうかを確認
⑤プログラマ志望なら資格を取得・スクールに通う
⑥IT業界に特化した転職エージェントを使う
日々変化・進歩し、これからもどんどん成長が見込まれるIT業界。IT業界で働くことは、自分のキャリアにとっても必ずプラスになることは間違いありません。
正面からぶつかっていくのもいいですが、長く働くためにもご紹介したような準備をしておくことをおすすめします。
ぜひIT業界への転職を成功させてくださいね!それではまた!