年収が下がる転職をする人の多くは、今の環境から逃れたいまたは、不測の事態(会社倒産、リストラ等)により転職を余儀なくされた人が多いです。年収が下がる転職は失敗しやすいので要注意!今回の記事は年収が下がる転職をしないためのポイントを解説します!
こんにちは!転職アドバイザーの田中弘明です。
最近になりご相談内容が多いのが、転職後の年収についていただくことが非常に増えています。これは本当に多くいただくお悩み相談のようで、先月は15件ほどご相談を受けさせていただきました。
転職の基本は「キャリアアップ」すなわち「年収アップ」なのですが、年収が下がる人も多く存在しているのが現状です。
では、なぜ年収が下がる人がいるのでしょうか?またどうすれば転職しても年収が下がらないようになるのでしょうかい?今回詳しく解説してみました!
目次
転職すると年収が下がるお悩み例
年収
転職すると年収が下がる人もいれば上がる人も当然います。しかし同様に年収が下がる現実でも転職したいという人はこのコロナ不況の中では非常に多いです。
しかし、私が転職をご支援させていただいている人の多くは、年収が下がる現実を知ったことで非常に公開をされてしまっている方が多いです。
以下の3名の方の事例を見てください。
3月に退職し新しい会社に入社しましたが、給料が低くモチベーションが上がりません。どうすればいいのでしょうか。入社前に年収が下がることはわかっていましたが、目の当たりにして辞めたいです。
25歳第二新卒で転職した男性
今の会社がブラック企業で転職を考えています。しかし現状より年収が下がってしまいます。それでも転職すべきでしょうか?
28歳事務職女性
退職してから転職活動をしていますが、次が見つからず貯金を切り崩している状況です。多少満足のいかない職場でも入社した方がいいのでしょうか?もちろん前職より年収は下がる方向です。
40代会社倒産した男性
上記は一例ではありますが、これから結婚考えている方、家族持ちの方などは年収が下がることはとても辛い状況だと思います。前職が嫌で転職したいのに転職先も年収に不満があり、退職という現実だけは避けたいもの。
こういった場合に考えるべきことを次に説明をしていきます。
年収が下がることを回避できるポイントを解説
年収が下がる転職は必ず後悔します。しかしこのコロナ不況では職を探して年収アップするのはなかなか難しいです。
しかし働かなくてはご飯が食べれないような状況でも次に解説するポイントをしっかり押さえて転職活動をすると最低限の年収ダウンそして、年収アップする場合もあるので是非参考にしてみてくださいね!
ポイント1:適正年収を知ろう!
転職すして年収が下がることを防ぐためにまずやるべきことは、
適正年収を知る
ことです。適正年収を知る為の簡単なツールとしては『ミイダス』というツールを使うと適正年収を知ることができます。その結果と前職・現職の給与にどれだけ乖離があるのかという視点で自分の年収を調べてみてください。
もし年収が実際の年収より低いのであれば、年収アップの強気の交渉で転職活動を進めてみるとよいでしょう。
ポイント2:完全逃げの転職は年収が下がる!
転職すると年収が下がる人に多いのが「人間関係からの逃げ」である人がほとんどです。
面接の際にキャリアアップを理由に退職理由を作り上げてきたのに面接で深堀していくと、「人間関係の挫折」が退職のトリガーだったりします。
そういった場合、人間関係から逃げたいわけですから「年収」まで頭が回っていない人がほとんどです。年収いわゆる給与は、モチベーション維持にかかせない要素なのでできる限り妥協しないようにしましょう!
年収が下がると働く意義が分からなくなり、モチベーションが一気に低下してしまうことが多いです。完全逃げの転職と考えず、考え方を新たなステップと切り替えるだけでもモチベアップにつながり、合わせて年収アップも考えることができるようになります。
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ポイント3:年収が上がる人もいることを知る
転職すると年収が下がる人もいるということは当然「上がる人もいる」ことを知っておきましょう。
このカラクリはとても単純です。
企業があなたのスキルを高く評価してくれさえすれば給与が上がるだけです。これは、単純な考えですがとても大事なことなのです。
新卒で入ると既に給与は初任給で決定しており、年々微妙に上がるだけなのですが、転職市場ではその応募者のスキルに応じて年収が変わります。
若い年齢でも高いスキルがあれば応募企業側が高い評価をしてくれるので、給与が大幅に上がる可能性が高いです。その評価の基準というのが「どれだけ企業に貢献してくれるか」がポイントです。
特殊な技術職や高いコミュニケーション能力などを持つ営業職の方は大幅な給与アップが見込めるので転職活動をやってみるのもおすすめです。
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ポイント4:管理職や事務系は転職すると年収が下がりやすい
転職すると年収が下がる傾向にあるのが「管理職」や「事務系」です。その理由は「具体的なスキル」のアピールがとても難しいのが原因。
もし、管理職の方や事務系出身者の方で給与アップを狙うのであれば、過去の実績を少し細かく話ながら、自分のキャリアと求める人物像がマッチしていること+αでアピールすることが求められます。
管理職や事務系は、求人が少なかったり、求人を出すと大勢集まることから年収が低めに設定されていることが多いのが特徴。だからこそ自分のスキルと求人のマッチ度を説明し、少しでも年収交渉ができるようにすることが大事です。
ポイント5:年収が下がる人はアピール不足
転職すると年収が下がる人の傾向は転職活動が一般的になりすぎるという特徴があります。
誰もが書く内容の履歴書や職務経歴書の書き方では絶対に給与アップを狙うことはできません。そのために重要なことはたった3つ。
・キャリアの棚卸
・エージェントの活用
企業研究を深く行うことで、企業の求める人物像と自分のスキルのマッチング度をアピールできますので絶対に行いましょう。
また、マッチング度を高めるためには、自身のキャリアの棚卸が不可欠です。キャリアの棚卸は自分のスキルや経験の棚卸になりますのでしっかり行いましょう。
上記が完成したらいよいよエージェントへの登録です。
エージェントは「非公開求人」を多く持っているのでおすすめです。非公開求人は、好条件の求人が多く、求人サイトやハローワークなどには掲載されていない企業なので大幅な年収アップが見込めます。
私が勤めていた会社もよい人材確保の為に転職エージェントを利用して効率よく採用活動を行っていたことそして、ハロワに求人を出すよろ年収レンジが高かったです。
年収が下がることに不安を感じるのであれば、転職エージェントを上手く活用してみましょう。
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ポイント6:一時的に年収が下がるのかも検討の余地あり
転職して年収が下がるのは一時的で、将来アップが見込める場合もあるので考慮しながら活動を行いましょう。
コロナ不景気の今でも入社後の定期昇給率が5%を超える企業も存在します。将来的に大幅なアップが見込めることもそういった企業の特徴です。
ご家族や恋人などに相談し、後悔の無い転職をするのもとても大事なことですね。この相談のポイントは、最低いくらあれば生活できるのかが重要です。
明るい将来が見込めるなら、しばらく我慢してもらうことも致し方ないでしょう。家族には自分のキャリア設計についてしっかり相談しておきましょう。
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転職すると年収が下がる?まとめ
転職すると年収が下がることを避けるためには、自身のスキルや経験を余すことなくアピールすることが大事です。
また給料や会社規模だけで判断するのではなく、企業の成長性、転職後のポジションなどを総合的に判断し、企業を探していくことが成功の秘訣といえるでしょう。
自分一人での活動よりも転職のプロであるエージェントと二人三脚で企業を探し、エージェントの上手な給与交渉を活用することも給与を下げない有効な手段なので是非活用しましょう!
それではまた!