
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
現在の世界中で大流行しているコロナウイルス。コロナのせいで、大不況となり、多くの中小企業、そして大企業までもが経営危機の状態に陥っています。
中小企業では、早くもコロナ倒産が続出していますし、今この記事を読んでくださっている読者の中でも、そういった企業に在籍されている方も多いのではないでしょうか。
極論を言うと、この危機的状況の中にもチャンスは沢山隠されているので、自分の努力次第では、いくらでも転職活動を成功することは可能というのが私の意見です。
では、どのように経営危機の状態から、転職活動をし、成功できるのかについて今回解説させていただきます。
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
●こんな方におすすめの記事●
①在籍企業が倒産危機
②コロナ不況での転職が不安
③不景気でも転職成功させたい
目次
前提として、終身雇用は終わっています
まず、転職活動に不安を抱えている人の多くは、安定した企業に転職して定年まで働くことを前提として考えている方が多いと思います。
しかし、コロナ時代を迎えた今、終身雇用という制度を維持することは実質不可能ですし、日本という国自体、終身雇用制度はすでに崩壊しています。
考えてみましょう。
日本を代表する大企業は、リストラや事業の切り売りを頻繁に行っていますよね?例えば東芝。半導体事業を売却し、売却益を得ています。
東芝の半導体部門にいた方たちは、リストラにあったり、買収先にいったり、そこでリストラに合うことも。
大企業でも会社倒産、経営危機に陥るわけですから、リストラの対象になれば転職活動をすることすら当たり前な訳で、何も転職することが問題なんていうことはありません。
このことを前提に考えると、従業員側も力をつけていつでも転職してOKというのが今の日本なので、逆に『チャンス』と考えて転職活動に踏み切ることをおすすめします。
次に、この危機的状況をどのように対応し、来たるべき転職活動に備えるべきかについて解説していきます。
コロナ不況のおかげで転職市場でウハウハな企業もある
コロナ不況になると当然会社倒産や経営危機が起こり、従業員を解雇しなくてはならないという状態が発生します。そういった人材は転職市場であふれかえり、経済は更に低迷がすることが予想できます。
しかし、このコロナ不況でも人財放出を喜ぶ企業が沢山あります。
それが、隠れ優良企業です。
優良企業は、会社倒産により放出された優秀な人材確保に余念がありません。そういった人材をしっかりとしたポジションと待遇面を準備しているので、現在在籍した企業よりも好条件での転職なんかも全然あり得るのが今の日本の転職市場です。
▶リーマンショック時はウハウハでした
未曽有の大不況と言えばリーマンショックです。しかし、そのリーマンショックを喜んだのが、やはり優良企業です。
リーマンブラザース証券に在籍した優秀な人材を雇えるチャンスがあるわけですから、ウハウハですよね?待遇面も準備できれば、求職者も喜んで入社します。
現に私が在籍していたグローバルベンチャー企業も、リーマンショックのおかげで優秀な人材確保に成功しました。
つまり、会社が倒産して落ち込むよりもチャンスと考え自分を売り込むことで、今よりも待遇面が
良かったり、ポジションも上がり、やりがいも出る優良企業に転職できるチャンス(きっかけ)になるということもよくあることなんです。
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転職理由も明確にできる
会社倒産や経営危機により転職を余儀なくされると、転職理由を考える手間が省けます。なぜなら、転職理由は明確ですよね?
・会社が倒産した
・会社が危機的な状況
この2つしかないんです。しかし、会社倒産ならまだしも、経営危機だと面接官も少し採用に躊躇します。
『当社も同じ状況になったらすぐにやめるのでは?』
しかし、それはきちんと転職理由の中に、家族がいたり守るべき人がいるから苦渋の決断により転職活動にいたった経緯を説明すれば何も問題ありません。
このコロナ時代です!
そんな理由は採用企業側も理解しているわけですから、理由さえ明確であればわざわざ突っ込む必要はありません。
面接まで行くということは、優秀な人材と思われている訳ですから、それよりも皆さんには即戦力としての活躍を期待しているんです。
転職活動をするかは早く決めた方がいい
「会社倒産するかも」や「冬のボーナスを待って」といったことを考えると、さらにチャンスを逃しかねません。Withコロナが長引き、生涯それが続くこともありえます。だからこそ、根拠ある転職活動の決断をすべきです。
そういった状況下で行動を躊躇するとチャンスを逃しかねません。
まだ株価も安定している中で活動した方が、転職活動におけるチャンスは100倍有利です。株価暴落後に動くと多くのライバルとのバトルを繰り広げることになるので、自分を売り込めるチャンスを逃します。
つまり、好条件の転職チャンスを逃すという事態に陥ってしまいます。
転職活動の準備は万端に!
もし、転職活動をすることに決めたのであれば、すぐやるべきことは『転職活動の準備』です。
この準備をしないで転職市場に飛び込むことは無謀なので、次に転職を成功させるためにはどんな準備をしていくべきかについて解説していきます。
▶自己分析と企業研究
転職活動をやる時に多くの人がいきなり履歴書と職務経歴書を書き始めるのですが、これはやめましょう。
いきなりやると、書類選考の通過率が悪かったり、面接まで行っても自己アピールができずに撃沈するパターンを面接官の時に沢山確認しています。
その為には、キャリアの棚卸、自分の強みを理解した上で、応募企業とのマッチ度を図っていきます。このマッチ度を図る為には、しっかりとした企業研究を行う必要があり、自己分析結果を活用しながら企業研究をするのがポイントです。
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企業研究のやり方はこちら
▶自分の市場価値を知る
転職市場というのは、年齢、スキル、経験で市場価値が大きくことなります。需要があるスキルを多く保有している人程、その市場価値は高く評価されます。
すなわち、好条件の転職が可能になり、結果として転職が成功しやすい人材だったということになります。
また、その自分の市場価値を知るというのは年収という数値で表すことができます。
その年収により、価値を見出してくれる転職サイトを利用すれば、自分の年収を知ることができるので、企業側にも条件を提示しやすくなるメリットがあります。
その市場価値を計算してくれるアプリが『市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!』です。
多くの転職者を基に、市場価値を年齢、スキル、経験から計算してくれるので、一目で分かるとともに、サイトに登録すれば、優良企業からのスカウトを受けることもできます。
市場価値を知りたい方は、下記より登録してみてはいかがでしょうか。
▶転職エージェントの登録は必須
上記の準備ができたら、いよいよ企業に応募していくことになりますが、転職サイトやハローワークでは、好条件の企業に出会えるチャンスは皆無ですし、ライバルであふれかえる、そしてブラック企業の宝庫なので絶対に避けましょう。
利用すべきは転職エージェントだけでOKです。
私は、グローバルベンチャー企業から超優良企業に転職し、年収400万円UPを経験しておりますが、その求人を紹介してくれたのが転職エージェントです。
転職エージェントは『非公開求人』を持っているので、転職エージェントに登録し、キャリア相談を受けることで非公開求人を紹介してくれます。
▽非公開求人の特色
非公開求人の企業のHPにある採用情報を見ると『今は募集しておりません』となっていることがあります。
これは、公開できない秘密があるからなんです。その理由が下記。
企業が求人を非公開にする理由
②公開すると大量に応募が来てしまう
③他社に情報が洩れる
非公開求人は、優良企業が多く、待遇面もかなり良い求人ですので、公開情報としてオープンにすると多くの求職者が応募してきてしまいます。
それを避けるために、転職エージェントを利用して、優秀な人材を確保するという企業側のメリットも多くあるのが特徴です。
▶絶対おすすめ転職エージェント2社
転職エージェントも日本には沢山あります。その数ある中から探すのはさすがに大変ですよね。そういったときは下記の2社のどちらかに登録してみることをお薦めします。
ベンチャー企業の面接官時に利用した経験と自信のホワイト企業への転職時にも役立ちました!
▽20代おすすめエージェント
若手1位『第二新卒エージェントneo』
第二新卒はもちろん、フリーター/既卒/中退/高卒/中卒/早期離職など学歴不問で就業支援を行っているので納得の転職が可能です!
求人数 | 10,000件前後 |
面談の質 | 若手専門のエージェントなので不安解消の為に初回面談は2時間と他社の倍! |
対応地域 | 東京、大阪、名古屋、福岡にオフィスあり |
特徴 | 若手の転職支援実績No.1。初めての転職からキャリアに不安な方までサポートしてもらえます。書類添削、模擬面接なども充実。 |
対応年齢 | 10代、20代 |
公式サイト▶ | 【公式】第二新卒エージェントneo![]() |
▽30代おすすめエージェント
30代1位おすすめ転職エージェントNo.1『doda』
求人数 | 100,000件前後 |
面談の質 | 転職の動機からキャリアプランまで寄り添う面談 |
対応地域 | 全国 |
特徴 | 転職者満足度No.1。業界を牽引していくほどの大手人材紹介会社。サポート体制も充実。初めての転職でも安心 |
公式サイト▶ |
会社倒産、経営危機でも勢いの転職は危険
会社倒産、経営危機状態では、多くの方が急いで転職しなくてはと思い、勢いで転職活動をし内定をゲット。そして入社して後悔というパターンを多く見てきました。
現に、面接官をしていたときもそれが原因ですぐに退職する人も見てきました。
ようするに、そうなると転職は失敗です。
会社倒産や経営危機をチャンスと考えず、急いだ転職の為、万全な準備をせず「同業他社だから大丈夫という」淡い期待で転職することは大変危険です。
バンバン応募して、バンバン面接も確かに重要です。
しかし、それが転職を成功したことに繋がるということになりません。転職が成功できたというのは、自身のスキルや経験が活かせる会社に転職し、社業に貢献でき且つ待遇面も納得できたときにはじめて転職が成功したと言えます。
会社が危険と判断してから行動する大まかな計画は以下のようなスケジュール感がベストです。
▶会社の危機的状況を認知してからのスケジュール感
会社の危機的状況を認知した後のスケジュール感は以下を目安としましょう。
①自己分析:最大2週間
この作り込みは超重要なのでしっかりと行いましょう。
②企業研究(業界研究):最大1週間
自己分析と照らし合わせ、業界研究も念入りに!
③転職エージェントに登録から応募:最大2週間
登録から応募まで間髪入れないのがコツです。厳選しすぎるとポジションが埋まっていくので、間髪入れずに応募していくのがポイントです。
④応募から内定まで:約2か月
好景気なら1か月ですが、今は未曽有のコロナ不況。2か月を目途に転職活動を進めて行くのがコツです。
⑤退職から入社:1.5か月
引継ぎ1か月、楽しい有給消化が2週間と考えておくとよいでしょう。
上記のスケジュール感だと大体5か月程度は転職に必要となるので、目安として頭に入れておきましょう。
今回の記事のまとめ
会社倒産、経営危機というのは、今の日本では大企業でもありえ、終身雇用は既に崩壊していることを認識しておくことが大事なことを今回の記事で解説させていただきました。
同時に、転職することは普通の事であり、何も恥じることはありません。
むしろ、会社倒産や経営危機は転職理由としても最もラッキーなパターンで、有無を言わさず使えることで、応募企業側にも不信感を与えなくて済むのでおすすめ!
もし転職活動を考えたらしたの3つの事を実際に行動に移しましょう!
①自己分析
②企業研究
③転職エージェントに登録
この3拍子をしっかり行えば、企業倒産、経営危機に恐れず、転職成功が勝ち取れるので、がんばりましょう!それではまた!
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