ブラック企業の定義について詳しく知ることは、現職場を離れるべきかの判断基準になります。厚生労働省のHPにも記載されるてる一方で、詳しい定義や特徴についてはいまいちわかりずらいといった印象です。今回の記事は、ブラック企業の定義と特徴について解説していきます!
●こんな方におすすめの記事●
①今の職場が辛くて転職したい
②ブラック企業に転職するのが怖い
③ブラック企業を避けて転職したい
④厚生労働省のHPをみてもよくわからない
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ブラック企業の定義を理解することは大事!
こんにちは!転職アドバイザーの田中孔明です。
今日は、twitterにて多くの方からお問い合わせいただいた「ブラック企業の定義」について説明をさせていただきたいと思います。
転職する一つの動機として、現在の労働条件が過酷 だからというのもあると思います。
そこで皆さんがよく失敗する行動として『自社が辛いから他社』という行動ですが、これは大きく間違えてしまっています。大事なことは、たった一つ!
ブラック企業かどうかという点をはっきりさせることがとても大事。
なぜなら、「現状が辛いから他社に転職したい」では、他社に入社後に辛いとまた転職することになりますし、現に他社が楽なんて保証なんてどこにもありません。
だからこそブラック企業の定義や特徴というのを知ることが大事!
現在の職場から転職する為の根本的な動機になりますし、転職時もブラック企業を避けて転職することにも繋がります。今回の記事で是非『ブラック企業の定義・特徴』をきちんと理解し、転職すべきかの判断基準にしてみてくださいね!
『ブラック企業の定義』は厚生労働省のHPでもあいまい
『内の会社がブラック企業で辛い』というご相談を受けることが多いのですが、実は非常に難しいのがブラック企業の定義です。
なぜこのブラック企業の定義を示すのが難しいかというと『厚生労働省』においてもブラック企業の定義というのを具体的に示していないことが原因です。
その為、個々の認識に偏りがある為、ブラック企業についてハードルが下がったり、上がったりするのですが、私の考えとしては下記の様に大きく分けて3つがブラック企業の定義と考えています。
②残業代の不払い
③パワハラなどが常習化し、コンプライアンス意識のかけらもない
中でも長時間労働については一番問題視されるポイントですが、少し前では長時間労働で自殺に追い込まれた事件『電通過労死事件』が話題になりました。
この問題により、ブラック企業が社会に大きく報道され、淘汰されていくきっかけになったのですが、皆さんもお気づきですよね?
電通と言えば超一流企業です。
しかし、こういった企業でもブラック企業偏差値は超高いというのが現実です。その為にも、大手だったら大丈夫という考えは絶対にやめましょう。
まずは、上記3つをブラック企業の定義としたうえで次に、ブラック企業の特徴を見ていきましょう。このあたりの特徴を押さえておくことで、厚生労働省のHPの内容も納得いく答えになるかなと思っています。
ブラック企業の定義は『特徴』から探るとよい
ブラック企業の定義は非常に難しいのですが、特徴という観点で考えると非常に多くの特徴があるのでわかりやすいです。
厚生労働省のHPでも、もちろんあいまいながらもブラック企業の定義を書いています。
わかりにくので特徴を探りながら見ていくのがよいので、次に詳細を含めて解説していきます。
特徴1:入れ替わりが激しい
ブラック企業の定義を深く知る為には、入れ替わりが激しい点に着目してみることがおすすめです。離職率と採用率の両方が高いすなわち、入れ替わりが激しいというのが特徴です。
兎に角大量に採用して使えない従業員は追い込んで自主退社させ、また採用するという無限ループが行われています。
特に特徴的なのが『リクナビNEXT』に広告を大量に出している企業です。
常に離職する人が多いので、採用数も増える。しかし、精神的に強く本当の実力(厳しい要求にも結果を出せる)があり、兎に角高い報酬を求める人にとってはブラック企業とは言いづらい企業もあるのが特徴です。
【年収例】
1360万円/39歳/中途入社9年目(固定年額650万円+賞与710万円)
1100万円/34歳/中途入社6年目(固定年額490万円+賞与610万円)
830万円/27歳/中途入社2年目(固定年額400万円+賞与430万円)
参考サイト:リクナビNEXT
ブラック企業の定義を深く知る為には、入れ替わりが激しい企業なのかどうかを自社に置き換えてみてみるとよいでしょう。
特徴2:深夜でもオフィスの電気が消えない
ブラック企業の定義を深く知る為には、ブラック企業の特徴である深夜でもオフィスの光が煌々と点いているのかを確認してみることがおすすめです。厚生労働省でも『長時間勤務』に増えれています。
これは入社前に絶対に確認してください。
むしろ面接途中で確認することがベストです。
ちなみに私は夜10時ごろ確認に行きました(笑)。10時以降は『深夜労働』の域に達するので、深夜手当が出ますが(ブラック企業は除く)、常習している企業は深夜労働の概念がない会社がほとんど=ブラック企業と言えると思います。
ブラック企業は離職率が高い⇒人手不足⇒一人あたりの労働時間が長くなる⇒深夜&休出が頻繁に発生⇒人が辞める⇒また採用するの無限ループが発生します。
夜10時ころにオフィスの明かりが見えればそれはブラック企業の前兆かも。在職中の方であれば、転職を考えてみることをおすすめします。
ブラック企業の定義を深く知る為には、みなさんのオフィスの『灯り』に注目してみてくださいね!
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特徴3:モラハラ・パワハラ・セクハラが常習化
ブラック企業の定義を深く知る為には、恫喝をはじめ、社内のイジメなど日常茶飯事という特徴があるかどうかに注目してください。
私は直接経験したことはありませんが、兎に角恫喝が激しく多くの人が辞めていくのを何度も見ています。
仕事の失敗というのは、誰しも一度は経験したことがあると思いますが、恫喝で精神的に追い込んだり、人格否定が常習化しているのがブラック企業の特徴です。
そういった企業は、管理職への教育がされておらず、ブラック企業体質の企業が非常に多いです。特に精神論は酷いです・・・例えば、以下のような特徴があります。
②気合いだ!
③客をだませ!
④この仕事がとれなかったらクビだ!
確かに精神的に弱い人では務まらない仕事もあるでしょう。
しかし、雇用したからには正しい教育をして、戦力になるように育て上げるのも企業の役割です。そういった一面が欠如している企業だからこそ、ブラック企業のレッテルを貼られてしまうわけです。
ブラック企業の定義を深く知る為には、上司からの恫喝、社内のいじめなどの人格否定などが起きていないかという点に注目してみてくださいね!これも厚生労働省が注目しているポイントです☆
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特徴4:ブラック企業はキャッチコピーが特徴的
ブラック企業の定義を深く知る為には、ブラック企業は常に人手不足という点に注目するのよいでしょう。
その為、転職サイト『リクナビNEXT』でも、ブラック企業をにおわせるキャッチコピーがふんだんに使われているのが特徴です。
特に注意すべきことが以下の5つ!この特徴に当てはまる企業はブラック企業の可能性が非常に高いです。
上記のような言葉を頻繁に使っている企業は要注意。
私が転職したちょーホワイト企業は、逆に会社の雰囲気を示す言葉として『教育体制』についてしっかり語られており、階層別研修などもあるということを説明されています。
そして何よりも、どのような応募者であることが望まれるのか、求められる人物像にしっかり記載されています。すなわち、何を応募者に求めているのかよくわからない企業はブラック企業の特徴ともいえます。
ブラック企業の定義を深く知る為には、自社が万年人手不足になっていないか、人件費を過度に削っていないかという点をもう一度確認してみてください。
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特徴5:ブラック企業は想定年収のレンジが広い
転職サイト『リクナビNEXT』で、年収レンジが異常な程広いパターンよく見かけませんか?
ブラック企業の定義を深く知る為には、採用時の求人票に遡って考えてみることがおすすめです。
これはブラック企業の可能性があります。例えば以下のようなレンジ。
例2:係長で年収1200万円
例3:試用期間は月収16万円スタート
そしてこれに付け加えて下記みたいなことも書いてませんか?
・未経験者でも入社1年で850万円達成事例り。
・親切丁寧に指導しするので、高年収に期待
これみると誰でも簡単に稼げそうですよね。そこがブラック企業の特徴です。
誰でも簡単に年収800万円なんて稼げないです。甘い言葉に誘われて入社、その後精神を病んで自主退社というパターンにならないように注意してください。
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ブラック企業の定義を深く知る為には、入社前に遡って想定年収を過度に謳っていなかったかもう一度思い出してみてください。
特徴6:ブラック企業の入社ハードルは低い
ブラック企業の定義を深く知る為には、入社ハードルが低くなかったか思い出してみてください。
一般的に言われている転職は『即戦力』が期待される中で、ブラック企業は『使い捨て人材』に期待を寄せているのが特徴です。
そのため、入社のハードルを思いっきり下げて面接し、若ければ常にウエルカムのスタンスで採用活動を行っているのが特徴です。
ブラック企業のハードルが低い理由
・未経験歓迎
・年齢不問
ハードルを下げて入社させ、中でも期待できる人材であれば、安い給料で過酷な労働を強いる。その為、離職率が高く、採用数が多いという負のループが発生します。
ブラック企業の定義を深く知る為には、入社ハードルが低さに注目し使い捨て人材が多く採用されていないかという特徴を自社に置き換えて考えてみてください。これは厚生労働省も選別という形で解説しています。
特徴7:求人票に想定残業時間を記載しない
ブラック企業の定義を深く知る為には、求人票に遡って考え、想定残業時間を記載していたかどうかを思い出してみてください。
もちろん、記載する義務が無いため、書いていないからといってブラック企業とは限りませんが、その傾向が高いのが特徴です。
特に注意すべき点が、見込残業代込みの給与額の求人。
例えば、20時間の残業代込みのような求人はほぼ間違いなくブラック企業。
なぜなら、20時間以上の残業代が含まれているわけですから、それ以上の残業はあたりまえ。さらに、追加分を申請すると申請する為に異常な程申請理由を要求してくる企業が多いです。
その為、結果的にサービス残業という形で残業を強いられることになり、過労死残業ライン80時間を簡単に越えてしまうという結果になります。
ブラック企業の定義を深く知る為には、厚生労働省のHPでも解説されている長時間労働という観点で自社を見てみるとよいでしょう。
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ブラック企業の定義から転職対策するとよい
自社のブラック企業や求人票から分かるブラック企業の定義と特徴を厚生労働省HPの内容より詳しく紹介しましたが、結局のところ、転職先が本当にブラック企業かどうかを調べることができる範囲には限界があります。
特に注意が必要なのは『ハローワーク』求人。
このハローワークの求人はブラック企業を見抜くのは困難です。その理由は、求人情報の詳細が不明確ですし、ハローワークの相談員さんではブラック企業かどうかを見抜くことが困難なためです。
その為、ハローワークを利用を避けるというの私の転職における対策の一つ。
2つ目は、転職サイト『リクナビNEXT』と転職エージェントの併用です。特にこの転職エージェントの活用はブラック企業を避けて転職する為には必要不可欠な存在です。その理由を次に説明します。
①転職エージェントはブラック企業の定義を知っている
そもそも転職エージェントの持つ求人は、ブラック企業度がかなり低い特徴があるのですが、しかし100%ブラック企業とは言い切れません。
その為にも転職エージェントを持つ情報を頼りにしたり、不安な部分があれば転職エージェントに聞いてもらうということが必要になります。
記事冒頭でも説明させていただきましたが、特に残業に関しては以下の3つを確認してもらいましょう。
☑見込み残業代はないか
☑残業時間は月45時間を超えるこはないか
この三つを、「私が聞きたいからという雰囲気を出さずに聞いてくれ」とお願いするだけでしっかり対応してもらえました。ブラック企業の定義を深く知た今だからこそきちんと確認しておきましょう。
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②ホワイト企業を紹介してという
転職エージェントには、絶対にブラック企業を紹介しないでくれというのをキャリア面談で釘を刺したうえで、残業について確認してもらった結果見事にホワイト企業に転職できました。
転職したホワイト企業
残業代:全額支給
残業代区切り:5分単位
休み時間:必ず休憩をとることを義務付けている
有給消化:上司に依頼すれば100%取得できる
しかし、この作戦は転職エージェントの中でも限られたージェントに限られます。
特に20代におすすめしている転職エージェントは、ブラック企業を避けて求人を紹介することに力を入れているエージェントで、大々的に広告を出しているのが特徴。
逆に私が利用した20代、30代向けの転職エージェントは業界最大手の転職エージェントなので、20代なら2社を併用して転職活動をすすめることをおすすめします。
ブラック企業の定義・特徴を押さえ、エージェントに確認してもらうというのはかなり有効な手段です。
転職に急いでブラック企業に転職ということだけは絶対に避けましょう!
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