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40代が転職失敗に陥る原因!体験談を基にわかりやすく解説

40代が最も転職失敗を経験しやすい世代。会社倒産、リストラなど影響により転職活動をすることになり、職探しを急ぐがあまり入社した企業も危険な会社だったりします。転職失敗に陥りやすい40代の根本原因と、失敗しない対策についてわかりやすく解説します。

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こんな方におすすめの記事

①40代の転職を成功させる秘訣を知りたい
②会社倒産・リストラを経験して凹んでる
③40代でさらにステップアップしたい
④失敗に陥る原因を知りたい
⑤原因を理解した上で対策したい

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40代の転職失敗・成功例はこれだ!

40代の転職失敗について原因を分析する男女

こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。40代の転職は「成功!」と「失敗・・・」があからさまに分かる年齢層です。

実際にTwitterで交流がある転職希望者の方々に聞いた、40代で成功した人、失敗した人の体験談を基に整理してみましたので、転職活動のお役に立てればと思います。

40代の転職で失敗した例を実際に見ていき、失敗することが分かる例を基に、是非「成功」側に行けるように考えてみましょう!

失敗原因は対策を行う上で最も大事!今回の記事では、原因と対策を徹底追求していきます。

転職失敗例:キャリアチェンジしたAさん

40代で転職失敗を経験した女性が原因を考える様子

40代の転職を失敗した原因を相談する男性①

40代Aさん
飲食業界のホールスタッフから設計事務所の事務職に転職しました。飲食業界ではホールスタッフをしてやってきました。加齢とともに体力の衰えを感じたため、立ち仕事ではなく、座ってできる仕事を求めて転職を決意し、座ってできるしごとなら事務職と考え転職活動を行いました。

40代の転職を失敗した原因を分析するアドバイザー①

南野弘明
なるほど。キャリアチェンジの転職ということですね。具体的にはどんな転職ツールを利用しましたか?

40代の転職を失敗した原因を相談する男性②

40代Aさん
転職ツールは「ハローワーク」です。転職サイトは利用方法が難しいと思いやめて、誰でも利用できるハローワークがいいかなと。結局30社応募して、面接まで行けたのが4社。内、面接1回の会社の事務職になんとか滑り込み入社できました。

40代の転職を失敗した原因を分析するアドバイザー②

南野弘明
おーおめでとうございます。立ち仕事からの転職で無事事務職に転職できたんですね!年収などはいかがですか?

40代の転職を失敗した原因を相談する男性③

40代Aさん
入社したのは、小さな設計事務所の事務職です。業界も職種も初めてだったので本当に苦労しました。しかし、苦労は覚悟できていたのですが、問題は年収が30%ダウン。さらに、求人票には「残業代別途支給」と書かれていたのに実はサービス残業を求める「ブラック企業」でした。昇給の見込みはほぼゼロで、賞与も雀の涙程度です。

40代の転職を失敗した原因を分析するアドバイザー③

南野弘明
今のお仕事で抱えている問題や、今後のキャリアについてどのように考えていますか?

40代の転職を失敗した原因を相談する男性④

40代Aさん
大学に上がる子供を思うとすぐに退職できないため、現職場で頑張るしかないのですが、何のために転職したのかよくわからなくなりました。事務職を選びましたが、正直キャリアのことを考える余裕もありません。今後どうすべきかご相談にのってください。

 

このような事例は40代に多く、失敗の典型例と言えます。Aさんの問題点を見ていきましょう。

Aさんの失敗例は、40代の失敗事例で非常に多いのが特徴です。転職をご支援させていただいたとき、私が素直に感じた転職が失敗してしまっている典型的原因があるので解説させていただきます。

問題点1:40代のキャリアチェンジは厳しい

40代で転職失敗を経験した女性が原因を考える悩む様子

40代で転職活動をすると決めた場合、キャリアチェンジは厳しいです。20代のポテンシャル採用であれば、未経験職種にガンガン応募すべきですが、40代の転職は今までのキャリアを活かした転職が必須です。即戦力であるからこそ、40代の市場価値が高まります

また、40代は一般的に管理職レベルのスキルを求められます。平社員しか経験がないとなると大幅に市場価値が下がるので、失敗どころか転職活動から抜けれれないということも考えられます。

 

40代の市場価値
①経験を活かしたスペシャリスト
②管理職としてのマネジメント
即戦力として活躍できる
④若手への教育・指導
⑤業界・職種においての戦略的思考

 

上記の5つの項目を満たすことができればできるほど市場価値が上がっていきます。つまり、それらを満たさない「40代からのキャリアチェンジ」は根本的に失敗する原因です。

今回のAさんの場合は、飲食業の肉体的疲労からの転職だとしても、ご家族などの事情を考えると飲食業の中で現場からバックオフィス(事務系)に転職することが望ましいですが、まったく異なる事務職での転職のため、年収も市場価値も大幅に落とす結果となっています。

【対策①】何を優先するかの自分軸をかならず持つ

40代Aさんの会話からもわかるように、体力的にきついため座ってできる仕事である事務職に転職することは仕方がありません。しかし、Aさんにはお金がかかってします年齢のお子さんがいます。

ご自身の体のことを考えるのも大事ですが、お金も大事。入社前に年収が大幅に下がることをわかっていたのに入社後に後悔する原因は、自己分析で自分の市場価値と年収の妥協点をきちんと決めていないことが原因です。

 

40代が転職で考えるべきポイント
①即戦力で働ける環境があるか
②年収は希望金額を上回っているか
③通勤は1時間以内か
④雇用条件・福利厚生に問題ないか

 

上記4点を入社前にもう一度考えるようにしましょう。これらを満たさない企業への転職は失敗の原因です。自分の転職軸を複数持つことにより、より希望に合った転職が可能になります。

【対策②】自分の市場価値を事前に分析する

40代というキャリアの集大成で転職に失敗すると次の転職は非常に苦労してしまいます。失敗しない対策の一つに自己分析があり、その自己分析の中でも「年収相場」は、かならずチェックしておく必要があります。

年収相場は、転職サイトで行うことができますが、僕が使った中で分析結果が非常にわかりやすく記載されていたのが下記のサイト。

「あたたの年収」が丸わかりです。

自分はどのような市場価値があり、転職すると年収がどれくらい上がるのかをわかりやすく分析してくれます。もちろん無料で利用できるので、一度試してみるとよいかと思います。

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問題点2:書類選考対策ができていない

40代で転職失敗を経験した男性が原因を考える様子

30社応募して4社のみ面接とのことですが、これは応募書類の対策をやっていない結果だと感じました。40代が転職するのに重要なポイントは6つあります。下記を見てください。

 

40代が転職に失敗しない活動フロー
①自己分析とキャリアの棚卸
②マッチ度80%以上の企業に応募
③企業研究
④応募書類作成
⑤面接対策
⑥雇用条件交渉

 

この中6つきちんと順番通りに対策していくことが書類選考通過率を上げ、面接という重要な舞台に立つことができます。

Aさんはその部分が不十分な為、転職活動の失敗原因になってしまっています。

【対策①】40代の履歴書の注目ポイント

40代の転職は20代の転職とは大きくことなります。「できます」「やりたいです」といった熱意では採用担当者は「合格」というサインは出してくれません。

履歴書に書く志望動機は、以下の3つをかならず書き、企業へアピールすることが大事です。

40代の履歴書の志望動機はここが大事!
①自分の専門分野は何か
②その専門分野で応募企業に貢献できる理由は何か
③なぜ応募企業でなくてはならないのか参考記事:転職理由と志望動機の一貫性

【対策②】40代の職務経歴書の注目ポイント

また、履歴書の詳細が書かれている書類である職務経歴書には、40代という武器を利用した即戦力をアピールする必要があります。
40代の職務経歴書はここが大事
①求人票に求められるスキルを持っていることの証明
②その仕事の立場や経歴の中で達成したこと
③マネジメント経験
④自分の強みを自己PR
履歴書・職務経歴書を読む面接官が、ハイレベルな40代であり、自社が求める求人と80%以上の高マッチ度となるように応募書類を作り上げないとまず書類選考は通過しません。その為にも、転職エージェントを上手に活用して応募書類の添削をお願いすると良いでしょう
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問題点3:ハローワークで転職活動

40代で転職失敗を経験した女性が原因を聞く様子

まず、Aさんは在職中に転職動をしているにも関わらず、ハローワークを利用しています。これは絶対にやってはいけません。在職中に利用する転職ツールは「転職エージェント」または「転職サイト」です。

 

ハローワークは無職者かつ兎に角仕事ができればいい人が利用するツールです。

 

ハローワークでまともな求人を探すことはほぼ不可能でしょう。40代でさらに上を目指すなら断然「転職エージェント」です。ハローワークを利用した結果、40代の平社員として採用された求人はほぼ間違いなく「ブラック企業」です。

エージェントはブラック企業を避ける意味でも使える転職ツールであることも覚えておいてくださいね。転職失敗に陥る40代の多くは、ハローワークで求人を探していることも原因の一つです。

 

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【対策①】40代の転職は「エージェント」を上手く活用する。

転職エージェントとは、いわゆる「人材紹介会社」です。多くの方は、求人紹介だけと思われがちですが、求人紹介一つにおいても非常にマッチ度の高い求人紹介を行ってくれるので、転職におけるミスマッチを防ぐことが可能になります。

業界最大手のリクルートエージェントの例を見てみましょう。

 

40代の転職を失敗した原因に対して対策するリクルートエージェント

画像引用元:リクルートエージェント

 

最大手リクルートエージェントの場合、求人数は非公開求人10万件と合わせると20万件以上の求人を日本全国で持っています。

また、キャリアアドバイザーと相談しながらの転職ができるので、40代の転職の悩みについても細かく確認しながら親身な対応にも期待できます。

さらに、転職活動が不慣れな方で安心の「各種対策」が完全無料で行ってもらえるので、転職失敗が許されない40代の転職にもきちんと対応してもらえます。

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【対策②】求人票の見方を理解する

「求人票の見方なんて知っている」という40代の方ほど求人票に書かれた重要な情報を見落としています。それらも40代の転職を失敗させてしまう原因。

求人票には、応募してもらいたい人に対しての基本情報が書かれています。例えば、40代に求められる求人例を見てみましょう。

 

◆必須:5年以上の製薬業界での品質管理または品質保証業務経験/ICH、GQP、GMP規制に関する知識

【具体的には】
◆必須要件
・製薬業界での品質管理または品質保証業務経験(5年以上)
・ICH、GQP、GMP規制に関する知識

◆求められる語学力
・日本語:ビジネスレベル必須
・英語:読み書き(中級以上)
└週1回程度グローバル会議に参加するため
課題を理解できるレベルの英語力が必要です(週1程度発生:議事録)。
メールのやり取りは日常的に行われます(提出資料・レポート類作成)。

◆求められるスキル
・ピープルマネジメント経験
シニアマネージャーとしてグループを統括・采配するために必要です。
・コミュニケーション能力/プレゼンテーション能力
└品質システムグループは全てのステークホルダーへの対応が発生します。
・ネゴシエーションスキル
└ビジネス関連当局やパートナーと連携した業務の遂行に必要です。
・適切なタレントマネジメントスキル
部門の人材採用、管理、育成、維持等を行うために必要です。

◆求められるスタンス
・他者への配慮を怠らず、常に前向きに
周囲と連携を取りながら業務を遂行しようとする行動力

★20代半ばから40代半ばまで幅広い年齢層が在籍

参考サイト:リクナビNEXT
参考URL:https://next.rikunabi.com/

 

この求人のように、経験年数が長い5年以上や「管理」「教育」「マネジメント」というスキルが書かれていたり、「40代活躍」などが書かれている求人は、ハイキャリアの求人です。

そのため、若手よりも即戦力の強い40代が応募すると書類選考が通過しやすい傾向にあります。

逆に「第二新卒」「未経験」「研修あり」などのローキャリアを意識した求める人物像が書かれている場合は、高確率で書類選考は通過できません。

どの年代のどんな人物を募集しているかを的確に読み取り、その求人にマッチしていることを応募書類でアピール、面接できちんと説明することで、内定率が10倍以上跳ね上がります

過去記事で「求人票の正しい見方」を詳しく書いておりますので、是非参考にしてみてくださいね!

 

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40代の転職失敗原因と対策:まとめ

転職失敗を経験した40代に原因を聞く女性エージェント

40代の転職活動では、自身のスキルを生かせる転職先を見つけることが大切であり、それが成功、失敗の別れ道であることはお分かりいただけたと思います。

若手と同じ感覚で転職活動を行うことは、40代の転職で失敗する最も大きな原因です。

そのためには、各種対策を転職エーェントの利用しながら二人三脚で行い、マッチ度のい求人にピンポイントで応募していくことが失敗を回避する秘訣といえます。

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