「話が長いと面接で落ちますか」とよく聞かれるのですが、結論から言うと「落ちる」です。面接官が嫌うダラダラ長話。一生懸命話そうという気合が空回りして、長話になってしまうケースによく出くわします。そんなときの対策方法は、結論から述べることで解消できますので、やり方について詳しく解説します。
こんな方におすすめの記事
①面接でわかりやすく端的に説明できない
②何を言いたいのかわからなくなる
③面接の練習のやり方を知りたい
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目次
面接で話が長い状態になる原因は何?
転職活動や就職活動は、人生に大きく関わる大事な場面。緊張の中、自分をアピールして内定をもらわないといけないという焦りから、面接官の質問に対してダラダラ長い話をしてしまう応募者を、非常に多く見てきました。
そういった長話は、面接の場でかなり心象が悪く面接官が、一番嫌うタイプの人なので落ちることが殆どです。僕は過去数百人クラスの採用試験に携わってきましたが、長話をする人を採用したことは「0」です。
では、なぜダラダラ話が長い状態に陥ってしまうのか、原因を見ていきましょう。
話が長い原因1:緊張
前述したように、転職や就職は人生において大事な節目の一つ。その為緊張してしまう人は多く、これらは仕方がないことは面接官も認識済みです。
しかし、緊張することが問題ではなく、緊張しすぎて頭が真っ白になって説明できないなんてことになると、「入社後に当社でやっていけないのではないか」と思ってしまうため、「極度の緊張」と「話が長い」が面接でダブルでくると、心象が悪く落ちる原因になります。
そのように緊張してしまう方は、過去記事を参考に面接の緊張対策を行うことをおすすめします。
過去記事
話が長い原因2:過剰なアピール
僕は過去多くの応募者を面接してきましたが、ほとんどの方が面接冒頭の自己紹介・自己PRで話が長い傾向が見て取れます。自分の生い立ち・経歴に自信があり、自慢話をしようと思う人ほどとにかく話が長いです。
第一印象でよい印象を与えたいのに、長話になり終始印象が悪いといったケースが多く落ちる原因になるので、自己紹介の長さなどは長くても40秒程度を意識して説明することが望ましいです。
過去記事
話が長い原因3:対策不足
転職や就職の面接というのは対策が必要です。前述した緊張をほぐす対策、面接で話が長い状態に陥らないように簡潔に述べる対策、質問の意図を理解し、論理的に答える。
これらすべての対策をきちんと行えばダラダラと長話になることはなく、面接官の印象も非常によくなり、簡単に落ちるようなことはありません。
面接が苦手であれば、下記のような転職エージェントや、新卒の就活エージェントを利用すれば、面接対策をきちんと行ってくれます。
そういったツールを活用し、長話にならないようポイントを押さえて練習することも非常に大事なので、是非参考にしてみてくださいね。
新卒:就活エージェントおすすめ3選
面接官に好印象を持たれる説明方法とは?
面接というのは、面接官の質問に対し、論理的且つ簡潔に答え、限られた時間の中で(概ね1時間)、入社してもらいたいと思わせることが大事です。
多くの人がやりがちな、強みや個性をアピールしたいがあまり、まとまりのない説明になるのと落ちる要因の一つになってしまいます。
ではどのような対策をしていことが大事か、いくつかのポイントを説明していきます。
面接でかなり重要なポイントになるので、「話が長いかも・・・」と悩んでいる人は是非実行してくださいね!
対策1:面接官の態度をよく見る!
面接官は話が長い人を嫌います。これは僕だけではなく、多くの面接官がそうです。
面接官になる人のほとんどは管理職なので、時間が無い中で状況を把握する為、端的に説明するよう部下に要求することが多いです。
なので、話が長い応募者も同様に嫌います。つまり、そのような人物だと落ちることが多いということ。
特に、面接官は長話をしている応募者を見ると態度に現れることが多く、僕がよくやってしまう退屈な時の行動が3つあるので、是非参考にしてください。
①応募者の目をみて話を聞かなくなる
聞きたくもない話を長話されると、非常に退屈で興味がなくなります。話をしているのに「もういいです」とも言えないので話を遮断するようなことはしません。
その代わりに、聞く気が無く、興味もなくなるので、応募者の目をみて話を聞くことをやめます。そういった態度が見られた場合は、自分の話が長いと自覚して、簡潔に述べるようにシフトしてください。
②椅子の背もたれに寄りかかりリラックス
僕は長話を聞くと暇なので、リラックスした姿勢にシフトしてしまいます。限られた時間で聞きたい内容も多いのに、ダラダラした話を永遠に聞かされると、まとめる能力も無いので採用を見送る(落ちる)為、時間だけ過ぎれば不採用にして終りと考えています。
そういったリラックスモードに面接官が入っていたら、今の話し方が問題(話が長い)と認識し、簡潔に説明するモードに切り替えましょう。
③メモを取らなくなる
長話は要点がまとまらない話が多いので、メモを取ることが多くなります。その為、途中で面倒になる=不採用(落ちる)で終わらせるといったモードになります。
1次面接・2次面接の結果を報告するために、上層部へその人を採用したい場合だけ情報を上申するのですが、不採用の場合は上申しません。
だからメモをとることをやめます。面接官がメモを取らなくなった場合、落ちるケースが多いので、説明の仕方を修正するすることを考えるようにしましょう。
対策2:結+起承転結で話すことを心がける
面接で話が長い人の多くは、起承転結で話をすることができない人が多いです。
起承転結で話をするというのは、ビジネスでは当然のことですが、その説明の仕方ができない人が非常に多く、落ちる要因になっています。
そして僕が一番アドバイスさせて頂いているのは、起承転結の話の前に、「必ず結論を先に述べてください」とお話しています。
では、どのような話し方がスマートなのかを下記の事例を使ってマスターしましょう。
起:売上30億しか達成できなかった今までの課題は、顧客へのアプローチ方法が大きな要因と考え
承:チーム全体で潜在顧客分析を行い、弊社製品を知らないお客様に分かりやすい資料作りも含め、リーダーとして実行しました。
転:分析が苦手な担当者には、分析方法を一から説明し、資料の説明のやり方からチーム全体に教育を行い、
結:その結果、顧客アプローチ改善・対策により50億円の売り上げ達成ができたと考えています。
結論+起承転結を行うことで、スマートに説明でき、ダラダラ長話をせずに面接官によい印象を与えることができます。
たったこれだけのことを繰り返すだけで、面接の印象は大きく変わります。
もし焦ってしまって起承転結を上手く組合せできない場合、結論だけでもよいので説明するようにしてみましょう。
対策3:模擬面接を行ってもらう
就活生であれば、大学内で面接の場を設けてくれる場合もあるかもしれません。
しかし転職活動となると、自分で全て対策しなければいけないといのが基本。
しかし、僕が一番おすすめしているのは、大きく分けて2つです。是非参考に、対策を行ってみましょう。
①転職サイトの求人にバンバン応募して慣れる
面接で緊張してしまう方は、とにかく場数を踏みその場の雰囲気に慣れることが大事です。
もちろん本当に行きたい会社1社に全力を注ぐことも大事ですが、その場で緊張したり対策が不足したりなどで不採用になるケースもあります。
もちろん場数を踏むのが目的なので、落ちることも多いかもしれません。
しかし場数を踏むことで、長話になるようなことがないように、慣れていくことが大事です。
大手転職サイトなら、場数を踏みつつ、良い求人を探す事にもつながるので、積極的に応募してみるとよいと思います。
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②転職エージェントを活用
転職エージェントは、企業と求職者のマッチングを図ってくれる転職者にとってありがたいツール。
優秀な応募者なのに面接が苦手では採用されることもないので、色々な対策を完全無料で行ってくれます。
代表的なところでは、応募書類対策(履歴書・職務経歴書の添削)、面接対策(想定される質問に対して、模擬面接を通じて対策方法を伝授)といったところを行ってくれるので、積極的に活用してみましょう。
サービスもマッチ度の高い求人紹、面接のコーディネート、雇用条件交渉といった内定・入社まで全てのサービスを一括して行ってくれます。
下記の転職エージェントは特におすすめなので、初めての転職・転職を複数回行っている人も積極的に活用してみるとよいと思います。
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面接官が嫌う!話が長い人の対策:まとめ
転職活動・就職活動に気合を入れて臨むのは大事。しかし気合が空回りしり、緊張のあまり長話になってしまうことは元も子もありません。落ちる要因にもなってしまいます。
結論+起承転結を意識して話すことで劇的に改善するので、是非取り入れてみてくださいね。
また、就活エージェント・転職エージェントを積極的に活用して面接対策を行ってみましょう。落ちることを恐れるならまず対策!それではまた!