
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
飲食業はコロナウイルスの影響で大打撃。2020年12月の最も稼ぎ時の中、営業自粛、時短要請を各県で出されたことから2021年に入っても厳しい現実が突き付けられるのは間違いありません。
また、今後多くの飲食店が倒産していくことも予想されるので安定業界に転職することが最もおすすめです。
特に飲食店勤務の方が転職先に選ぶべきおすすめの業界は『製造業』です。
今回の記事は、飲食業方が転職するのに製造業がおすすめの理由と、その為の転職のコツについて解説していきます。
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
目次
製造業はコロナ不況でも強い!
コロナ不況でモノが売れないから製造業はダメと思っている人が多いですが甘い!大きな間違いです。
コロナの影響で「外出して楽しむ」から「家で楽しむ」へ生活がシフトしています。
その為飲食業は大打撃を受けた一方、家電メーカーや家具メーカーは売れ行きは好調です。なぜなら家で楽しむものを購入するからです。
ゲーム機、パソコン、ソファー、ベッド・・・STAY HOMEに欠かせないものばかりですよね?そしてめっちゃ売れたのが『車』です。
特にトヨタ自動車は2020年9月の販売台数が過去最高を記録するといったとんでもない事態になっています。これは、公共機関を利用するとコロナ感染のリスクがあるので『車で移動しよう』と考え、日帰り旅行者が増えたことが大きな要因です。
また、中国経済がV字回復したことにより、中国国内でも同様に『車の移動』を考える人が増え、販売台数がV字回復したことがあげられます。
飲食業が急激に危機的な状態になった一方、製造業はかなりウハウハな状態つまり人手不足の状態が続いているので、飲食業で危機的な方は是非製造業への転職を考えるようにしてくださいね!
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製造業は意外と未経験者が多い
製造業に転職される方を見るともちろん経験者が多いのですが、未経験で転職を成功される人も多いのが製造業の特徴です。
製造業は特殊な技術を持ち合わせていなくてはいけないというのは、設計部門や開発部門の人であって、工場勤務の作業員の方や検査員の方は意外と未経験者の方が多かったりします。
特に未経験者の方で多いのが飲食業出身者です。
飲食業出身者が製造業に向いているというのも一理ありますが、飲食業自体が離職率が高く、逆に製造業は人材不足に悩まされている業界でもあるので、飲食業からの転職の受け皿になっているというのも事実です。
ではなぜ飲食業から製造業の転職が向いているのかという点について解説します。
調理が好きな飲食業出身者は製造業がおすすめな理由
飲食業出身者に製造業をおすすめしている第一の理由は『調理』という観点が、製造業とマッチしていることが第一です。
調理というのは、食材を使って調理することによりお客様に提供する業務ですが、製造業も部品を集めて組み立てて顧客に提供するという物作りが調理という点とマッチしているのが特徴です。
その為、飲食業の中でも調理担当の方が転職して製造業に入るとかなり長期的に働いている人が多いです。
私もメーカー出身で工場のスタッフの方と話をしたりしたときも飲食業出身者の方が多かったですし、調理担当だった方は製造業でマネジメント職まで上がっていた人も多かったです。
そういった意味でも調理とモノづくりという点は非常にマッチ度が高いと言えると思います。
製造業の中でもおすすめなのが『工場勤務』
製造業の求人は色々な職場があります。例えば、倉庫だったりクリーンルーム(きれいな環境でモノづくり)だたり、冷凍庫の中で仕事をしたりと色々な場所で働くことになります。
飲食業出身者の方はまず求人を見るとき【工場勤務】というワードに絞り込んで検索するようにしましょう。
製造業というワードだけだと設計、電気、開発など専門性の高い職種(大学卒業レベル)が含まれてしまうので注意してください。専門性の高い職種には飲食業からは就くことはできないのであしからず。
次に工場勤務の中でも色々な職種があるので、飲食業出身者の方におすすめする製造業職種ベスト3を解説します。
▶ライン作業
飲食業から製造業に転職するということは全くの未経験からの転職になります。その中でも比較的馴染みやすく、面白みを感じる事ができるのがこのライン作業です。
よくテレビなどで見たことがあるかもしれませんが、部品が流れてきて次の部品をくっつけるといった作業が一般的です。手でやることもあればロボットを操作して行う作業もあるので結構簡単です。
ただ1点難点なのが、ずーと同じ仕事をするので集中力が持続できない方にはおすすめできません。
単純作業が苦にならない人はかなりおすすめの業務なので、ご自身の適性と合わせて検討されてみることをおすすめします。
▶倉庫作業
飲食業から製造業に転職を考えるとき物を組み立てるということをイメージされる方が多いと思いますが、工場の中には『倉庫』というのもあり、この倉庫で作業するというのもおすすめです。
倉庫には、部品を保管している倉庫、完成した製品を保管する倉庫などがあり、そういったものを管理する仕事が工場の中にはあります。
倉庫勤務は、在庫数を管理したり、期限切れ品の廃棄、生産ラインに必要部品を投入していく作業、お客様に出荷する作業など多岐にわたります。
ものを作らない作業なので、比較的飲食業出身者の人で調理などの経験が無くても受け入れられやすいので応募を検討してみるとよいかもしれません。
▶検査業務(おすすめ)
飲食業から未経験で工場勤務に転職するときに最もおすすめしたいのがこの検査業務です。検査業務は一見難しいと思われるかもしれませんが、未経験者の方はめちゃくちゃ多いです。
ライン作業の中にも検査業務はありますが、一番おすすめなのは出荷検査という業務です。
完成した製品がお客様の要求を満たしていることを保証する為に【出荷検査】という作業をするのですが、めちゃくちゃやりがいがあります。
出荷検査で不良品や不適合品を食い止めることができなかればお客様に迷惑をかけてしまうことから責任を持って仕事に取り組めますし、食い止めたときの達成感は非常にやりがいを感じます。
その為未経験から工場勤務に転職される方の多くは出荷検査の部門、いわゆる『品質管理部』に応募する人が特に多いです。
工場勤務の中でも人気の部門なので倍率は高いですが、やりがいが得られるのでコロナで飲食店が倒産の危機なら工場の品質管理部門に応募してみることをおすすめします。
まとめ
飲食業はコロナという見えない敵がいる限りオワコンの業界です。もし不安に思ってくすぶっているなら早く転職しないと2021年は本当にやばいです。
飲食業の倒産ラッシュが起きるのは目に見えているのだから、即転職しないと転職市場で取り残される運命を辿ってしまいます。
製造業はSTAY HOMEで家電、家具をはじめ生活の中で必要なものを購入する人が増えているため、需要が爆発的に増えています。なので、未経験者でも参入しやすい業界でなので、飲食業から転職される際は製造業一択で攻めることをおすすめします。
転職サイトだけではわからない、転職のサポートを受けたいと思うのであれば人材紹介会社を上手く活用したり、転職アプリを利用して転職活動をするとかなりスムーズに転職できるので利用してみることをおすすめします!
最後におすすめの転職エージェント(人材紹介会社)などをまとめておくので転職に不安があれ是非利用を検討してみてくださいね!それではまた!
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