
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
コロナでも安定して回復している製造業。今後色々な業界から製造業に転職される方も多いと思いますので、製造業に転職した初日から一人前(リーダー)になるまでの具体的な流れを解説させていただきます。
『自分に工場勤務が向いているのか不安』という方は、是非今後の3年間が自分の勝負の年と考え読んでいただければ幸いです。
また、製造業は手に職をつけやすく、長期的なキャリア形成に向いている業界なので、是非転職を検討してみてくださいね!
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目次
転職後は必ず社内研修が行われる
製造業は危険を伴う仕事もあります。そういった安全にかかわる研修や実際の作業を含めて【研修制度】が充実している企業が多いのが特徴です。
▶座学研修(入社後1週間)
製造業は色々な職種が存在し、同時に色々な部署が存在します。色々な部署の仕事を知るというのは滅茶苦茶大事ですが、製造業に勤めた経験がると大体理解しているはず。
しかし、企業によって異なる仕組みが存在するので、大体1週間で各部署の内容を学んでいくことになるのが製造業の特徴です。
営業・生産管理・品質・生産技術・情報システムについて研修を受けて理解を深めてもらってから配属となることが殆どです。
▶現場研修(入社後2~3週間)
製造業(工場)に転職し座学を学んだあとは、各部署で実習を行うことが多いです。小さな町工場は別ですが、転職先が大きな会社だと大抵は色々な部署の研修を受けると思います。
例えば、生産方式、カイゼン活動、省人化、自働化などの業務を具体的に見学し、現場の作業を行い各部署の内容を見ていくことになります。
▶配属(入社後4週目以降)
いよいよ現場の配属です。晴れて自分の仕事に就くことになりますが、そこでも現場座学を教わることになり、生産性・品質・安全についてみっちり教えてもらいます。
次に製造業に転職して現場でまず教わることを解説します。
製造業に入社ると絶対初めに教わること
製造業(工場)は未経験の方でも比較的転職しやすい業界。しかし製造業をなめて転職すると、おそらく3か月持たないで転職する羽目になります。
中卒、高卒でも応募しやすい求人である一方で、製造業は日本の柱となる産業であるため非常に厳しい業界です。職人と言われる方も多いので決してやさしい世界ではないことを覚えておきましょう。
入社するとまず教わる言葉は『品質』です。
この品質なくして日本の製造業はありえません。寧ろ世界最高の「Made in Japan」です。だからこそ品質について厳しく言われます。
安全・品質・納期厳守
この3セットを基本として座学を教わり、約3年間現場で覚えていきます。
転職成功からこの3年間は我慢の3年間です。製造業は決して簡単な業界ではありません。厳しい業界です。だからこそ3年間を頑張るということを当面の目標とするとよいでしょう。
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入社後3年目以降はリーダーへ
製造業(工場)に転職し、入社後3年目以降はリーダー職を目指していきます。製造業のリーダー職は主にパートさんなどのフォローや新人フォローです。
このリーダー職はめちゃくちゃ重要な役割を担った期間であるので詳しく解説します。
▶現場のコントロール
製造業の中で安全・品質・納期厳守の最も大事なのがリーダー職の仕事です。このリーダー職がどれだけ活躍しているかでその会社の実力が分かります。
リーダー職の主な業務は『現場コントロール』。製品が完成したら納期通りに高品質の製品を出荷しなくてはなりません。そのためには人をコントロールする力と、計画を管理する力が必要です。
時にはパートさんの急な欠勤があり得ます。そんな時には、パートさんの穴埋めをするために自ら作業を行っていくことも。その為、リーダー職はあるゆる業務を熟知している人がなることが多いです。
▶新人教育
製造業に転職して3年目以降のリーダー職は新人教育を任せられることが殆どです。新しいパートさんや新卒入社、転職者などに座学を教えたり、実際の業務を教育することになります。
・現場のルール
・作業のルール
・新人作業のできばえ確認
・独り立ちまでのフォロー
などが重要な教育になります。
▶顧客との折衝
製造業に転職し、リーダーとなれば顧客との折衝も頻繁に行うことになります。不具合の発生や顧客との納期調整など折衝業務が増えていくのが特徴です。
自社の状況を加味した対応が求められるので、できることできないことなどをきちんと把握して折衝していくことも求められます。
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未経験から製造業に転職する心構え
未経験から製造業に転職するとなると結構きついイメージがあるかもしれませんが、先輩社員がきちんと指導してくれる業界なので、そこは問題ありません。大事なことは未経験でも成長したい気持ちと素直さ。
特に町工場のような職人と言われるかたがいらっしゃる工場は教わるではなく技術を盗めの世界なので、礼儀正しさなども求められます。
大事なことは『自分は工場に向いていないかも』と考えるよりも『自分に合った職場を探そう』という気持ちです。
特におすすめなのが、寮付き、高待遇求人を集めた『工場に特化したサイト』を利用してみることが大事です。
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①どんな工場があるのか
②地域は通える場所か
③仕事内容は?
④雇用条件は?
⑤福利厚生は?
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まとめ
製造業の中でも工場に転職することができれば手に職が着くことが可能なので、是非積極的に応募してみてください。コロナ不況の中でも比較的安定して回復している企業が多いのでおすすめです。
転職後は概ね1か月の研修期間を経て、現場へでて先輩社員の元で経験を積み、3年後にはリーダー職へとなることで一人前と認められていきます。
製造業は、安全・品質・納期厳守を徹底的に行う世界なので、きちんとした性格である方は好まれます。以下の記事を参考に応募の際の書き方を参考にしてみてくださいね!
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