
不景気の時の傾向は、リストラ、会社倒産、給与カットなど従業員にとっては悲惨な日々を過ごすことになり、転職したいという人が増える傾向にあります。生活もあるので転職に踏み切るべきかを考え悩んでいる方向けに、不景気の時の転職の考え方・景気の影響・不利な理由について解説します。

●こんな方におすすめの記事
①不景気だけど転職したい
②できる限り良い条件で転職したい
③転職したいけど行動に移せない
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目次
会社厳しいなら不景気でも転職活動をしてみるのも手
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
転職活動を始めるとき、今抱えている問題を将来を含めてどうするかを考えて行動されている方が殆どだと思います。
しかし、いざ転活を始めようとしたとき「今いる会社も不景気だけど、世間も景気が悪いと転職しても意味がないからやめておこう」と考える人が多いと思います。
でも、よく考えてみましょう。
好景気がやってくるのは次はいつになりますか?
これは予想するのが難しいですよね?
今回の記事は、会社が不景気の時の転職についての考えかを解説していきます。
不景気の時に転職が不利になる理由
一般的に転職市場は好景気の時は売り手市場、不景気の時は買い手市場と言われ、今のコロナ不況では『買い手市場』となり、転職は不利と言われています。
この買い手市場は不景気の時、企業側が採用活動を行わなくなることから新卒、中途採用の両方の採用活動を中止することから発生します。
その為、今の会社が不景気の時を迎えてから転活を始めるというのは、それなりの覚悟と苦労が必要だということを覚えておきましょう。
では、なぜ不景気の時が転職に不利な状況になるのか具体的に見ていきましょう。
①競争倍率が上がる
不景気の時は、企業側が採用活動を行わなくなるので、求人が出てこなくなります。
その為、好景気の時に求人を出しても応募者が集まらなくなるのに、不景気の時はとんでもない応募者が集まるといったことがあります。これが競争率増加です。
現に私が務めていた前職でリーマンショック時に求人を出したら、採用枠1名に対して100人以上の応募者が集まるといったことが起きています。
つまり、競争倍率が上がればライバルも増えることから、応募者希望者にとって不景気の時は転職が不利な状況になるということです。
②給与面でのキャリアアップに期待できない
好景気の転職であれば、多くの求人が出ているので今の職場よりもよい給与への転職チャンスがありますが、不景気の時は求人が少ないため、高給の求人に出会えるチャンスが減ってしまいます。
その為、給与を単純に上げたいということを転職理由にしている人にとっては、よい条件に巡り合えるチャンスは減ってしまうので、転職に不利な状況になってしまいます。
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③不景気の時の転職理由は『高度化』する
好景気であればどんな転職理由でも意外と簡単に転職できてしまいます。
景気が良い=人手不足になるので、企業は求める人材のハードルを下げないと人手不足を解消することはできません。
例えば以下の理由は、不景気の時は受け入れられませんが好景気の時は比較的認められやすいです。
②人間関係が悪い⇒一旦リセットできる環境に転職
③会社が暇⇒スキルが身に着く企業に転職
しかし、こういった理由で転職先を探そうとしても不景気の時だと求人が少ないため、簡単には転職できません。
その為、転職理由は高度化する傾向にあります。
つまり、好景気よりも自分のスキル、経験が転職先に貢献できるほどの実力を兼ねそろえていないと、多くのライバルに勝つことはできないといった不利な状況になります。
①●●の設計スキルを活かしたい
②実力主義の会社に転職したい
③英語スキルを活かして外資系に転職したい
不景気の時はでも転職活動をしたほうがいい人の特徴
不景気の時だから転職をとどまるという考えは、決して間違えていません。
なぜなら、転職することは、それなりに労力を使う行動ですし、前述した理由からも転職は不利な状況となります。
しかし、転職が不利な状況でも転職を急がないとまずい人もいらっしゃるので、次に解説します。
①リストラ、会社倒産という危機的状況
不景気の時に異常なほど増えるのがリストラ者、会社倒産という状況。
また、会社の将来・業界の将来といったあらゆる側面を考えて転職活動を考えて転職に踏み切る人が多くなるので不景気の転職市場の特徴です。
そういった方は、すぐにでも転活に取り組むべきですが、多くの方は楽観的に考えがちです。
・会社が倒産してからでいい
・失業保険を貰ってゆっくりしてから考える
しかし、これは大間違いです。
転職市場そんなに甘いものではなく、買い手市場の今は企業が応募者を選別しやすい状況です。多くの採用担当は、会社倒産・リストラとなった人の見る目は以下のような状況です。
・会社倒産⇒不運な人
・失業保険を貰ってすぐ転職しない人⇒意欲無
こういった解釈を転職市場ではされてしまいます。
現に、私が面接官だったころ、リーマンショック不景気真っただ中だったため、多くのリストラ者が面接に来ましたが、リストラ者は採用されたことがありません。
能力が高いのであれば、まずリストラに合わないというのが脳にインプットされているので、採用のハードルが非常に高く設定されてしまいます。
そういったことからもリストラ、会社倒産の匂いを嗅ぎつけた段階で転活を進めておくことを強くおすすめします。
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②精神的に追い込まれている人
不景気の時は雇止めが発生するので、少ない人数で業務をこなす必要があります。
その為、残業時間が長くなり、精神的に追い込まれうつ病を発症する可能性が出てきます。
また人間関係に強く悩んだり、パワハラ、モラハラといったブラック企業気質の企業から逃れたいとい気持ちがあるのに転職しないというのは、同様に精神疾患を誘発することになるのでいち早く転職しないと将来働けなくなる可能性があります。
自分の精神状況であったり、ブラック企業気質の会社にいることに悩んでいる人は、不景気云々よりも転活に全力で取り組むことを強くおすすめします。
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③ブラック企業に入社してしまった20代
精神的に追い込まれてしまうと転職することに気をとられ、またブラック企業に転職してしまうという事例が非常に多いです。
自分を見失った状態で求人検索をしてもブラック企業についての考えを失念してしまい、不利な条件でも転職してしまう人も多いですね。
そうならない為には、ブラック企業排除に力を入れている転職エージェントを利用して転職活動をするというのは、非常に有効な手段です。
20代限定ですが、ブラック企業を排除して求人を紹介してもらいたい人におすすめなエージェントを下記にご紹介しますので、興味があれば詳細を確認してみるとよいかと思います。
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不景気の時の転職は不利:まとめ
好景気と不景気の時の転職は大きく異なり、買い手市場になることから転職希望者にとっては一般的には不利な状況です。
しかしリストラ、会社倒産が分かっているのに転活をしない、精神的に病んでいる、20代といった方は、いち早く転活をしないと取り返しのつかない状態になることも。
先ずは、ご自分の今の状況や立場を考慮して、転職すべきかを考えるとよいでしょう。
また、第三者的なアドバイスを求める場合は、エージェントなどを積極的に利用していくこともおすすめです。それでは、また!