
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
転職活動のやり方でスマートなのが「在職中の転職活動」ですが、実際問題として退職後に転職活動をやらざる得ない場合もありますよね?
そんなときに考えるべきことは、転職活動をしながらアルバイトをすることです。収入がある程度あると精神的にも安定するのでとてもおすすめです。
今回はさらにバイトをするのと失業保険をもらうのではどれくらい違いが出るのかについても詳しく説明させていただきます。
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
目次
バイト給料と失業保険を比較してみた
そもそも転職活動をしながらバイトをすること自体意味があるのでしょうか?
「折角失業保険がもらえるのにバイトをするともったいないのでは?」
そう思う人も少なくないでしょう。失業保険は、無職者(離職者)にとって大事な収入源ですし、失業保険の受給条件さえ満たせばもらえる権利があるので、利用しない手はありません。
そこでとても大事なのが、自分が失業保険がいくらもらえるかを知らなくてはなりません。
受給額によってバイトをすべきかどうかの判断材料になるので、バイトと失業保険について比較結果を見ていきましょう。
▶失業保険の受給資格があるか必ず確認する
大前提としてあなたが正社員のとき、雇用保険に加入していますよね?そうすれば、失業保険を受給できますが、そうでなければもらえないので注意しましょう。
さらに、雇用保険には「加入期間」があり、それを満足しないと受給できないので、全員が簡単に失業保険を受給できるわけではないことも合わせて注意が必要です。
▶失業保険受給額を計算してみる
この計算は絶対忘れてはいけません!これを計算しないでバイトをすると損する可能性があるので要注意です!
例えば、前職の月収が30万円だったとしましょう。その場合の失業保険受給目安は、
30万円×0.7=21万円程度
が自己都合の場合3か月間もらえる計算になります。
この額は、アルバイトをフルで働かないと稼げない金額です。次に前職の月収が20万円だとします。その場合の失業保険受給目安は、
20万円×0.7=14万円程度
となります。この額もバイトをかなり頑張らないともらえない金額なので無理にアルバイトをする必要はありません。
では、どのような人が転職活動中にアルバイトをしなくてはならないのか。下記を見てください。失業保険からバイトへの切り替え目安です。
16万円×0.7=11万円程度
が目安になってきます。これだと家賃を払っていくだけでも大変なのでアルバイトをした方がいいでしょう。
自己都合の場合は、バイトをした方がいい
自己都合の場合は、3か月後からの失業保険受給となるので、退職後即バイトをするのがいいでしょう。
転職活動を3か月以内に決めてしまえば何の問題も無し。経験も積めるのでおすすめです。
逆に会社都合の場合は、バイトをすると損をするのでやめた方がいいでしょう。
関連記事
転職活動中にバイトをしてしまうと職歴に傷がつく?
転職活動中のバイトで不安なのが「転職活動中のバイトのせいで職務経歴書にバイト期間をかかなくてはならない」 と 思う人もいるかもしれません。
しかし!職務経歴で重視されるのは「正社員の期間」なのでわざわざ職務経歴書にバイトのことは書く必要はありません。
面接で聞かれた場合は、生活費のことなどを説明すればいいだけなので全く心配いりません。
しかしながら問題は、6か月以上転職活動が長引いて、バイトが長い場合です。
これは、バイト期間をしっかり書いておかなければ「空白の期間」が履歴書にできるので書くべきです。そうならない為にも 転職活動をスピーディーに行い、本気で転職活動を行うことをおすすめします。
関連記事
▶バイト選びのコツ!転職活動重視を忘れるな!
転職活動をしながらアルバイトをする場合、メリットを考えながら職選びをするのが大前提です。そのための選び方のコツが以下。
バイト選びのコツ
②短期バイトをしながら稼ぐ
③転職活動の危機感が薄れないバイトにする
この3つが大きなポイントです。バイトが楽しくなって正社員への転職を疎かにすると本末転倒です。
あくまでも生活と精神的な安定を求めるための転職活動中のバイトなのでそれを忘れてはいけません。アルバイトで生計を立てるのは将来的にもデメリットしかありません。それを絶対にわすれないでください。
転職活動中のバイト選びを間違えると抜け出せなくなることも多いので注意が必要です。
転職を考えているなら失業保険を考えないで早期転職を
自己都合の場合3か月後からの失業保険支払い、会社都合の場合初月からの支払いの為、それを当てにしてのんびり転職活動をしている人を沢山見てきましたが、論外です。
転職というのは、景気状況や業界固有の状況などにより、個人ではコントロールできないことが多いです。その為、スピーディーな活動をしなければ、転職活動が長引くにつれて『個人の市場価値が落ちる』ということ忘れないようにしてください!
自分の行きたい会社を確実に選択し、短期決戦で転職先を決めるというのが転職の鉄則です。
これを確実にこなすことができる転職ツールが『転職エージェント』ですが、色々ある中で選びきれないというご相談も受けております。
私が企業側としても、個人での利用実績でも一押ししているのが『doda』です。下記におすすめの理由を紹介しているので是非参考にしてみてくださいね!それではまた!
▶dodaとは?
1位おすすめ転職エージェントNo.1『doda』
求人数 | 100,000件前後 |
面談の質 | 転職の動機からキャリアプランまで寄り添う面談 |
対応地域 | 全国 |
特徴 | 転職者満足度No.1。業界を牽引していくほどの大手人材紹介会社。サポート体制も充実。初めての転職でも安心 |
公式サイト▶ |