頑張っても給料が上がらない会社というのは、ボーナスが無かったり、昇給制度が無いため、昇格しないと給料が上がらない会社であることが殆ど。そんな会社に勤めてしまった原因はどこにあるのでしょうか?在籍しながら上げる方法、転職を視野に入れた考え方について解説します。
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①給与が上げたいの転職を考えている
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目次
給料が上がらないことを悩むのは普通です
こんにちは!転職アドバイザーのKOUMEIです。
最近SNSで多くいただいている相談内容の一つに『頑張っても給料が上がらない会社に残るべきか』という相談が増えています。これはコロナにより景気が急激に悪化したことが原因です。
ご相談者様から頂いた相談内容を見てください。
自分で言うのはなんですが、営業成績もかなり良くて、一目置かれる存在なんですよ。でも一向に給料が上がらないとい状態です。頑張っても給料が上がらない会社にいた方がいいのでしょうか。
今の会社にはお世話になっていますし、嫌いではないんですが給料が上がらないのはとても辛いです。どうすればいいですか?
32歳女性:メーカー営業
「嫌いじゃない会社」「辞めたいと思ってもお世話になっているのは確かだから辞めずらい・・・」それはみんな同じです。
折角自分を雇ってくれた会社ですから当然「恩」があります。
質問者さんの年齢は32歳という「転職市場最大の売れ筋人材」ですからどこの企業も欲しがります。しかし、本当に転職することが正しいのでしょうか?
今日は、給料が上がらない会社を辞めたいと思った時の考え方やその時の行動について解説していきたいと思います。
頑張っても給料が上がらない会社を即辞めしてしまうのは厳禁!
頑張っても給料が上がらない会社を辞めたいと思うことは多くの人が経験があると思います。
これは長年不景気の日本では致し方無しの部分はもちろんあります。
しかし、例えば以下のようなことが当てはまる人は転職することは要注意!
・皆に頼まれごとを良くする
・「●●君には期待している」といわれることが多い
頑張っても給料が上がらない人は上司や同僚に頼られている存在だったりしませんか?
しかし、給料が上がらないから会社を辞めたと思ってしまいます。またその逆で以下のようなことも考えるようになります。
・モチベーションが上がらない
・こき使われている気がする
「仕事に打ち込んでどんどん給料を上げたい!」だから転職して今より良い条件の会社に行こうと考えるのは当然です。
しかし即辞めるのは厳禁です。それは転職というのは簡単に行うことが危険だからです。
頑張っても給料が上がらないから転職という判断が危うい理由について次に解説します。
転職するということはリスクもある
今いる会社で評価が何であっても働き続けるのも一つの手です。
頑張っても給料が上がらないからといってそれだけの理由で転職することは本当に危険です。
転職というのは少なからず「リスク」を伴いますからね。
景気のいい時の転職ならあまりリスクはありませんが、2020年から迎えるであろうコロナ不景気の時には転職することは非常に難しいです。
今の会社より条件の悪い会社は山程ありますし、良い条件の会社も山程あるでしょう。
しかし給料だけで判断するとその他の部分を見落とすこともあります。
転職により今まで築き上げてきた人間関係や信頼関係をリセットすることになったり、給料は上がっても家族との時間を犠牲にすることもありえます。
つまり給料が上がらない=即転職と考えるのは非常に危険です。
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今は駄目でも将来的には上る可能性もある
特に20代の方が注意しなければならないのが、今の給料をベースに考えてしまっているパターンです。基本給が低い20代は賞与もあまり貰えないことが多いです。
また役職がない20代は、役職手当もつかないことがあり、どうしても給料は低くなってしまいます。
しかし数年後役職が付き、給料がアップすることができる可能性もありますよね?
つまり、将来を見据えないでいっときの給料が上がらないから転職するという考えは、若手の方々は大変危険な考え方です。
転職しないと現状から抜け出せないジレンマ
しかし一方で、頑張っても給料が上がらないというのはモチベを維持することが非常に難しいというのが社会人であれば誰しも経験していることですよね?
モチベを維持できないのは、給料があなたのパフォーマンスに対する対価だからです。
給料が上がらないということは「あなたを評価していない会社」と考えてもいいくらいです。あなたに実力さえあれば、あなたに対して正しい評価をしてくれる会社があるということも理解しておく必要があります。
だからこそ大いに転職すべきか悩むべきなんです!
しかし今の会社に入ってしまった原因もあなた自身。次に頑張っても給料が上がらない会社でどういった行動をとるべきかという大事な2点について解説いたします。
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頑張っても給料が上がらない会社を辞めたいと思ったら取るべき2つの行動
頑張っても給料が上がらない会社で辞めたいと思っても一方で「辞めたくない」という気持ちも存在するからこそ「悩む」わけです。
この時考えていただきたいのは「2つの行動を同時に行うこと」です。
その2つの行動をとることで、転職してもしなくてもリスクを最小限にすることができるのでおすすめです!
行動1:今の会社で全力で仕事をする
頑張っても給料が上がらないけど辞めたいとまでは思っていないのであれば、今以上に全力で仕事をするのが大事です。
営業成績が3位なら1位を狙ってみましょう。エンジニアとして設計がそこそこできるなら徹底的に技術習得に励みましょう。
この頑張りは今後絶対役立ちます!
そこで大事なことが2つあります。
大事なこと1つ目は「辞めなくてもあなたの評価は必ず社内で上がる」といことです。
全力で仕事に打ち込んでいる人を見れば当然周りにもいい影響を及ぼしますし、噂も上司の耳に届き、さらに評価を上げれます。
もちろん頑張っても給料が上がらないことは変わりません。しかし給料だけでは得ることのできない『名声』を手に入れることができる環境にあるのが今の会社なんです!
大事なこと2つ目は「辞めても自分の経験やスキル、実績に繋がる」ということ。これめっちゃ大事です。
頑張っても給料が上がらないと指を咥えていても始まりません。全力で辞めるための準備をしましょう。実績を残せば転職の面接でも高評価に繋がるので、損することはありません。
頑張った結果「給料があがった!」となれば御の字ですよね?仕事を頑張ることに損は無いんです。
行動2:在籍しながら転職活動をする
頑張って仕事に励むことと並行して転職活動をしましょう。
頑張っても給料が上がらないという現実は変わることはありません。
だからこそ転職するとどのように待遇が変化するのかということを自分なりに理解することは大事です。
今の会社で全力で仕事をしておけば、転職活動が仮に上手くいかなかったとしても今の会社を辞めさせられることや、辞める必要はありませんのでリスク回避になります。
転職活動をしながら「他社の状況を把握」してみるというのは決して人生においても損はありません。
自社の文化しか知らない中で転職活動をしてみると、いかに自分の会社が酷いか、または自分の会社がいかに恵まれているのかということに気付かされることも結構あります。
その為にも在籍しながら転職活動をしてみて給料が上がらない今の現実と比較して、転職すべきかを判断するというのはとても大事なことです。
自社と他社をきちんと比較する方法
頑張っても給料が上がらない会社を辞めたいと思ったら、転職活動をやってみるというのはとても有効な手段です。
しかし、ハローワークや求人誌といった「死んだ情報」をいくら入手してもあなたのキャリアアップにはつながりません。
そのために、良質な求人情報をゲットする必要があります。
そういった意味では、転職サイト、転職アプリ、転職エージェントという「転職3種の神器」は絶対に登録しておきましょう。
あなたに不可欠な情報を効率よく取り入れることができますし、登録したからといって必ず転職しなくてはならないことなんて何もありません。
そういった意味では、転職エージェントに登録してキャリア相談をすれば、転職すべきかどうかをプロの目線で診断してもらえるのでおすすめです。
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応募予定企業の求人票は要チェック
頑張っても給料が上がらないのは、現職の給与体系に問題があるからです。特に小企業・零細企業に勤めていたり、ブラック企業に勤めている人は要注意です。
求人票を見るときのポイントは以下の3つに注目して転職活動を避けることで、頑張っても給料が上がらないといったことは防げます。
②賞与の実績が明示されている
③目標制度などが導入されている
この3つの制度が導入されているかどうかを求人票を見て確認してください。
転職サイト大手のリクナビNEXTを見ると上記3つがきちんと書かれている会社もあります。きちんと直接確認しておきたいのであれば転職エージェントの利用がおすすめです。
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頑張っても給料が上がらない会社を辞めたいと思ったら:まとめ
頑張っても給料が上がらない会社で辞めたいと思ったらやるべきことは2つでしたね?
①全力で現職の仕事に取り組む
②並行して転職活動してみる
悩むくらいならすぐに行動を移すべきです。
あなたが20代ならポテンシャル採用が狙えたり、第二新卒という枠も狙えるので、転職ついては圧倒的に有利にすすめることができます。特に20代の若手層や30代のメイン層に人気が高いのが下記の転職エージェント。
私がブラック企業で頑張っても給与が上がらないという悩みから解放されたのも、転職エージェントの利用があったからこそです。みなさんもまずは登録・キャリア面談を受けてみることをおすすめします!それはまた!
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