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リファラル採用はトラブルが多い!その理由をわかりやすく解説

リファラル採用とは、友人・知人の紹介で紹介者の会社に入社すること。一見知らない会社に転職するよりメリットが大きいと思うかもしれませんが、実は逆です。トラブルも多く、その代償として友人・知人との信頼関係に亀裂が入ることも。リファラル採用のメリット・デメリット・トラブルについて解説。

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●こんな方におすすめの記事●

①リファラル採用で転職しようと思っている
②紹介による転職のメリットを知りたい
③リファラル採用のトラブル例を知りたい

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リファラス採用はトラブルが多い!

リファラル採用はトラブルが多い!その理由をわかりやすく解説①

こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。

「転職したいなー・・・」と思って知人に相談したりすると、意外にも『内の会社募集してるよ。紹介しようか?』というパターンに遭遇することありませんか?

「友達もいるし、何でも相談できる!面白そうなだから入社したい」と考える方も多いかと思います。

この入社のことをリファラル(知人などを会社に紹介すること)入社というのですが、これって自分にも紹介相手にもリスクがあるのとトラブルも多いので、私はおすすめしておりません。

今回の記事は、このリファラル採用のメリット・デメリットそしてトラブルについて解説していきたいと思います。

リファラル採用・入社のメリット

リファラル採用でトラブルを避けるために方法を書いた紙を渡す男性②

知人の紹介で入社するケース(リファラル採用)は非常に多いと思います。

しかし、私の経験からメリットもありデメリットもあるのですが、デメリットの方が多く、トラブルも多いのでおすすめしていません

できれば自分の実力で転職先を探し入社する方が、知人にも自分自身にも迷惑にならないので、そちらをおすすめしています。

リファラル採用で入社するのはおすすめできないといっても、やはりメリットもあります。

企業側のメリットとして、実際に働いている従業員からの紹介なので、自社に合った求人の可能性が高いですしまた、社内の事もある程度情報を入手している応募となるので、マッチ度が高い方が応募してくれていると判断しやすいです。

もちろん選考自体は自社の選考ルールに基づいて行われますが、ざっくばらんな話をできたり、事前に紹介従業員から人柄などの情報も得やすく採用に前向きな検討ができる為、企業側及び皆さんにとってもメリットがあると言えます。

リファラル採用・入社はデメリットの方が大きい

リファラル採用で入社しトラブルに巻き込まれた女性③

しかしリファラル採用による入社は、このデメリットが大きくトラブルも多いため、私はおすすめしておりません

その大きな理由は、リファラル入社をするということは、友人知人との信頼関係が崩れる恐れがある為です。

具体的なトラブル事例として下記を見てください。

①選考段階で不採用になると関係に亀裂が入る

リファラル採用はトラブルが多い!その理由をわかりやすく解説④

せっかく友人・知人の方が紹介してくれたのに、選考段階で不採用が出される場合があります。

このような場合、もちろん企業とのマッチ度が低かったわけですから仕方がないのですが、友人との信頼度に影響してしまいます。

大丈夫だと保証して紹介してくれたのに、能力がなく不採用になると『意外に●●さんは能力低いんだなー』なんて思われたら、お互いにとって不幸になります。

また、筆記試験を行う企業ならテスト結果がズタボロで不採用になることもあるので、その情報が友人に漏れ、みなさんのプライドも傷つくかもしれませんしそれが原因のトラブルが多いです。

その為、私はリファラル採用をおすすめしていないのが一つ目の理由です。

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②選考を辞退しにくい

選考段階で思った企業と違ったと気付けば、一般応募なら辞退できるのに、友人のメンツを保つためにも断りづらいといったことが発生します。

その結果、嫌な会社に入社し友人・知人との仲に亀裂が入るなんてことも多いです。

③入社後に期待に沿えない

リファラル採用はトラブルが多い!その理由をわかりやすく解説⑤

選考が出来レース的に行われ、いざ入社してみると全く活躍できないという人も多く見ています。

私の勤めていた会社もリファラル採用で入ってくる人は多かったのですが、前評判よりかなりレベルが低く、結構白い目で見られていました(汗)。

活躍できない割には、給料が高かったり、管理職扱いで入って部下の信頼を得られないなどのパターンは本当に多いです。

むしろ、リファラル採用の方で『この人すご!』て思った人はいなかったですね(笑)。

それくらいハードルが上げられた状態での入社になるので、期待に沿えない人が多いのでリファラル入社をおすすめしていません。

また、期待に沿えない=紹介者の面目が潰れるなんてことにもなりかねませんよね?

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④友人との立場の違いを痛感

入社条件次第ですが、友人が現職で部長級で自分は係長といったケースで入社した場合、友人は神的存在に位置し、自分はプレイングマネージャー程度なので猛烈に格差を感じることになります。

年齢差がある場合の紹介ならよいのですが、友人からの紹介の場合は要注意です。

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⑤紹介者が退職すると居心地がかなり悪くなる

リファラル採用でトラブルが発生し辞めたくなった男性⑥

紹介者の方が数年後に退職といったこともあり得ます。

そういった場合、紹介された皆さんはその会社に一人でいることになるのですが、紹介者の方の支援で入った皆さんは居心地の悪い状態になる可能性があります。

現に私が在職していた企業でも、紹介者が辞めるとリファラル採用の方は暫くすると辞める傾向があったので、かなり居心地が悪かったと思います。

また、紹介者の社内評判が悪い場合、入社すると同類と見なされ非常に居心地が悪い職場環境になるので、覚悟して入社する必要があります

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入社後の待遇は必ず確認を!

リファラル採用でトラブルを避けるためにエージェント経由で応募⑦

リファラル入社で入る決断をしたなら、面接や知人を通して入社後のイメージをしっかり湧かせておくことが大事です。

この確認をしっかり行っておくことが入社後の失敗を防ぐことに繋がります。

以下僕がリファラル採用者に是非確認していただきたいチェック項目を記載しておくので、入社前にかならず確認するようにしてください。

チェック項目
・採用基準は何か
・活躍できる舞台はあるか
・立場、役職の有無
・友人、知人の社内評判(面接確認)
・待遇面
・将来のビジョン

こういった内容をしっかり把握した上で、リファラル採用による入社の最終決断をすることがおすすめです。

また、こういったまどろっこしいこと・トラブルになりやすいことをやるよりも、今後も知人、友人の方の人間関係を優先するなら、リファラル採用による入社ではなく、実力での転職がおすすめです。

 

今は便利な転職サイト、転職エージェントなどを利用すれば、いくらでも転職チャンスはあります。

 

特に『doda』を利用した私の経験からすると、リファラル採用による入社よりも確実な転職サポートを受けれるので、広い視野をもって転職活動をすることができます

是非この機会に転職サポートを受けてみましょう。

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