最終面接を受けて落ちてしまうと心が折れてしまい、転職活動自体を辞めてしまう人が非常に多いです。最終面接は落ちないと言われる中での不採用なので、それはやはり大きな原因があります。面接官の私が最終面接で落ちる原因と落ちない秘訣についてわかりやすく解説!
●こんな方におすすめな記事●
①最終面接の内容を知りたい
②最終面接の対策方法知りたい
③最終面接は落ちることもあるので不安
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目次
最終面接の役割って何?
こんにちは!転職アドバイザー田中孔明です。この記事をお読みになられているということは、いよいよ最終面接まで来ましたね。
一次面接、難関の二次面接をクリアできたので、是が非でも内定を取りたいところ。
しかし最終面接もやはり気が抜けない状態なのでしっかり対策をして臨みましょう。
転職における最終面接の役割とは何か。
それは一言でいうと、経営者が応募者を最終的に見極めるためということです。
一次面接で現場担当者、二次面接で管理職といった段階を踏み、問題なしというお墨付きをもらった人物を最終的に経営者が判断して採用となる為のイベントが最終面接です。
その為、最終面接で不合格となると採用試験において非常に効率が悪いため、合格率は非常に高くほぼ落ちないのが実際のところです。
私が面接官を行っていたベンチャー企業では、通過率はおおよそ90%程度です。その為、ほぼ落ちないです。ではなぜ最終面接で落ちる人がいるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
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最終面接のチェックポイント
転職における最終面接の出席者は、社長をはじめとする役員数名が基本。
また、場合によっては2次面接担当であった入社後の直属の上司が出席します。
さらには、人事部長レベルは出席するかもしれません。
社長や役員が登場するわけですから、絶対に失礼な発言だけは避けましょう。
落ちないと言われている最終面接で落ちる人は、失礼な発言をした人が非常に多いのも特徴です。
では、最終面接ではいったい何をチェックしているのか解説していきます。
①最終面接は身だしなみについて100%チェックされる
転職における最終面接はほとんどが役員クラスが出席しますので、身だしなみに関しては細心の注意を払ってください。
社会人としてのマナーをきちんと守れるかどうかは、人間性確認するポイントなので、経営層はきちんと確認してきます。
・靴の汚れ
・ヘアースタイル(寝癖)
・肩のフケ
など身だしなみはしっかり整えて臨みましょう。
スーツの色は黒系を着用し、ネクタイは地味すぎないものを選びましょう。
よっぽどの身だしなみでなければ落ちないと思いますし、社会人としての常識をわきまえた身だしなみであれば大丈夫です。
そんな中でも落ちる人は、よっぽどだと思います。
また、最終面接では身だしなみとともに、鞄にも配慮してください。
特に倒れやすい鞄や、小さい鞄だと非常に見栄えが悪いです。
過去記事を参考に、ご自身の鞄がどうか再度チェックしてみましょう。
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②最終面接の質問は対策必須!
転職における最終面接は、高確率で2次面接と似たような質問が飛んできます。
復習の為にも下記に例題を書き出しておきます。
✔退職理由を具体的に説明してください(重要)。
✔志望理由をお願いします(重要)。
✔○○の業務における成功体験をお願いします。
✔長所と短所を教えてください。
といった今までの採用試験の面接で何度も聞かれた内容をまた確認されます。
めんどくさいからといって省略しないでしっかり説明してください 。次に、最終面接独特な質問をされるものもあるので、次に解説します。
質問①:●●のスキルがなぜ弊社で活かせると思ったのですか?
質問パターンとしては、職務経歴書の説明の後に、「○○の経験を弊社でどのように活かしてくれますか?」と質問されることが非常に多いです。
この場合は経験と貢献度をしっかり説明するのは当然ですが、説明の際に専門用語を頻繁に使用するのは避けてください。
なぜなら、役員の方々は専門知識がない場合もありますので、配慮が必要です。
落ちる人の典型例は、専門用語をひけらかすパターンです。
質問②:なぜ転職しようと思ったのですか?
最終面接ではほぼ確実に「なぜ退職しなければならなかったのか」「なぜ弊社に転職したいのか」を質問してきます。
これは、役員メンバーが最終的な判断をくだすために、納得できる答えをきちんと出せるかがポイントです。
この対策で効果的なのが、転職理由と志望動機に一貫性をもたせることです。
最終面接ではこの点を入念に確認してきます。
「他社ではなぜダメなのですか」という鋭い質問が飛んでくるので、しっかり対策してください。
この部分を答えられないと最終面接で社長は不採用の決断を下す場合がありますので要注意です!
質問③:あなたの将来のキャリア・ビジョンを教えてください
入社後の長期的なキャリアビジョンについて高確率で説明を求められるます。これは必勝法がありますので安心してください。
この4つについてしっかり説明できればまず落ちないです!
求める人物像はあくまでも入社するための条件。それを加味して将来像を考えることです。
未経験からチャレンジOKの求人を見て、先輩社員のインタビューを参考にどのようなキャリアを積んでいるのかを参考にすれば容易にくみたてることが可能です。
最終面接で落ちる人の特徴は、これらの対策を隅々までできていないことも要因のひとつなので、是非先輩社員の声などを参考にしてみてくださいね!
③雇用条件に相違ないか
最終面接はまず落ちないです。ですので、100%の確率で待遇面つまり、雇用条件についての説明を受けることになります。
・企業側の提示予定額(月額予定、理論年収)
・入社可能日
といった具合です。
この説明があった場合はほぼ内定をもらえると思って間違えないでしょう。
その為にも、最終面接前には希望年収額などについて事前に準備しましょう。
あなたの希望年収について再度確認があるので、必ず答えられるように準備してください。
間違えても、履歴書に書いてある内容であったり、一次、二次面接と異なる回答はしないようにしてください。
そうなると落ちる可能性があります!
落ちる人は大抵今までの待遇面を修正し、最終面接で釣りあげてくるパターンです。これは落ちる人の典型例なので注意してください。
また、年収交渉をする場合は、求人票の年収レンジを超えるような交渉は間違いなく落ちる原因につながるのでやめましょう。
年収交渉の結果、内定を出さないまたは、取り消しもありえるので、求人票の年収レンジ内で交渉することをお忘れなく!
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④最後に「意気込み」を確認される
転職における最終面接でどのサイトも教えてくれない最後の質問が飛んでくることがあります。
最終面接の締めくくりの場面で、「最後に意気込みを教えてください」といった質問を社長が聞くことが多かったです。
自分の総括としてありのままで決意表明してみてください。
そうすることにより長い転職動に終止符を打てると思います。
最後になりますが、やっとたどり着いた最終面接。
おそらく通過率は90%くらいの確率だと思いますが、準備なしで臨んでしまうと痛い目にあいますので万全の準備で臨んでください。それでは!最終面接頑張ってください!
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