プログラマーになりたいと思っても、何も知らずに転職することはできません。特にプログラマーは技術的スキルが必須です。今回の記事は、プログラマーを目指したいと思った時に知っておくべき8つの基礎知識、特にPHPの重要性についてご紹介いたします。
こんな方におすすめの記事
①プログラミング初心者
②これからプログラマーとして転職したい
③PHPについて知りたい
目次
プログラマーになりたいならプログラミング言語が大事
こんにちは!転職アドバイザーの田中弘明です。
皆さんご承知のように、今やIT抜きで社会が成り立たなくなっており、更には新型コロナの影響で、在宅ワークにも適したIT業界が注目されている関係からも、IT業界を志望する方が急増しています。
特に20代の若年層に人気が高い職種がプログラマー、SE(システムエンジニア)やWebデザイナーがあり、その中でも最人気が高いのがプログラマー職でしょう。
そこで、ここでは主にプログラマーへの転職に役立つ基礎知識について解説していきます。
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識として、プログラミング言語を身に付けなければなりません。
コンピューターは人間の言語をそのまま理解することはできません。
コンピューターに仕事をさせているのはソフトウエアですが、ソフトウエアはプログラムから成り立っています。
プログラムはコンピューターが理解できる言語で記述されていなければならず、そのための言葉をプログラミング言語と称します。
プログラミング言語には様々な種類があり、世界中に数百種類のプログラミング言語があります。よく知られているものとしてはJavaやPHP、C++、JavaScriptなどがあります。
それらの中でプログラマーとして転職するには何から学べば良いのか迷いますが、後ほど主なプログラミング言語毎に解説を交え、皆さんの疑問にお答えしていきます。
ITエンジニアの登竜門がプログラマー
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識として、ITエンジニアの領域は、プログラマーが登竜門であるということを知っておくべき大事なことです。
いきなりSE(システムエンジニア)を目指して転職しようとする人がいますが、多くのSEはプログラマーを経験します。
なぜなら、プログラミングを知っているSEはプログラマーとのコミュニケーションが円滑にできるため、プロジェクトチームの作業効率がよくなるのからです。
また、システムテストを行った際に、どのプログラムに問題があるのかをSEが自ら切り分けをすることで、システムテストが円滑に行えます。
こうしたことから、プログラマーを経験したSEの方が重要視されるのです。
プログラマーになる!と考えたときは、この職種について詳しく知る必要があるので、更に知りたい人は下記の関連記事をご確認ください。
プログラマーになりたいならAIの基礎知識は重要
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識として、AIについては知っておくべき大事なことです。
AI(人工知能)が進化すると「プログラマーは不要」になると基礎知識を習得するためにどこかのサイトで勉強したことがあるプログラマー志願者の方もいるかもしれません。
確かに10年後にはプログラマーという職種が不要になっているかもしれません。
なぜなら、必要なパラメーターさえ与えれば、AIはプログラミングまでこなせるようになる可能性があるからです。しかし、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、
AIを動かすのも所詮は人間です。
AIエンジニアという職種があり、AIエンジニアにもPythonというプログラミング言語のスキルが求められます。
将来AIエンジニアを目指すのであれば、プログラミング技術は身に付けておくのが近道であるのは間違いありません。
関連記事
今後プログラマーを目指す方に、これからお勧めのプログラミング言語を紹介して参ります。今回は特に最近人気が集中しているPHPについてご紹介します。
プログラマナーになりたいならPHPは必須
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識の一つにPHPというプログラミング言語があります。
PHPは、Webアプリケーションやソーシャルプリケーション向けのメジャーなプログラミング言語であることをIT業界に転職する為の基礎知識として覚えておきましょう。
WikipediaにはPHPについて次のように書かれています。
『PHPは"The PHP Group"によってコミュニティベースで開発されているオープンソースの汎用プログラミング言語およびその公式の処理系であり、特にサーバーサイドで動的なウェブページ作成するための機能を多く備えていることを特徴とする。』
Javaがローカルで動くプログラムであるのに対し、PHPはWebサ-バー上で動くプログラムであるということがポイントです。
yahoo!やFacebookなどの大手IT企業が早くからPHPを採用した事で、Webアプリケーションの大半はPHPが用いられています。
誰もがWebを利用するようになったことで、現在はPHPプログラマーの求人が非常に増えています。
その為PHPの知識を習得しておくことは、IT業界でプログラマーとして転職したいと考えている人であれば、一押しの言語をといっても過言ではありません。
PHPを習得するとどんな良いことがあるの?
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識として、どの言語の需要が転職市場で高いのかは必ず知っておかなければなります。転職市場での需要が高い言語が、PHPです。
すなわち、PHPは企業にとってもニーズが高いプログラミング言語なのです。
次にPHPは比較的習得しやすい易しいプログラム言語だということです。
在宅のオンラインスクールでも簡単に学ぶことができるので、多くの未経験からプログラマーを目指す方たちに人気の言語と言えるでしょう。
またPHPは、訪問者の属性や時間帯によって表示内容を変えるような動的なコンテンツが作れます。
更にはPHPを習得しておけば、自分で事業を始めたい場合などにも一人で簡単にECサイトを作ることができます。
プログラマーになりたいならHTMLも覚えておこう!
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識として、知っておかなくてはいけないのがプログラミング言語ではありませんが、Webサイトを構築する際にHTMLについてです。
HTMLは「Hyper Text Markup Language」の略で、Webサイト上に表示される文字や画像を静的に表示する程度の機能しかありません。
このHTMLだけで書かれたWebサイトにPHPを追加すると、例えば時間によって背景画像を変えることができます。
訪問者の属性から表示するメニューを変えたり、新しい記事を常に先頭に表示したり、Webサイトが動的に変化するようになります。
つまり動きや変化のあるWebサイトはPHPの得意とするところであり、HTMLだけでは作れないということです。
WordPressで十分なのでは?
基礎知識⑥のHTMLについて触れたので、次はWebサイトを作る際、最も手軽な方法はWordPressというフリーのツールについて説明します。
実際に世の中の3割ぐらいのWebサイトがWordPressで構築されています。
またWordPressを使うには、特にプログラミングの知識は必要ありません。
このWordPressを熟知してしまえば、Webサイトの構築や管理といった仕事を受注する可能性もあります。
今後このWordPressについては、々な分野のエンジニアが多く活躍していくことは間違いありません。
しかし、WordPressにも弱点はあります。
WordPressはPHPで構成され、HTMLを用いています。
Webサイトの細かい調整を行うとか、独自性を発揮したい場合には、別にPHPやHTMLの知識が必要になってくるのです。
その為、WordPressを用いたエンジニアとして活躍するためには、プログラム言語PHPの知識は必要不可欠となると思ってください。
ECサイト構築はEC-CUBEで十分?
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識として、ECサイトについて知っておきましょう。
ECサイトという言葉はご存知ですか?
ECサイトとは、Electronic Commerce(エレクトロニック・コマース)サイトの略で、代表的なものとしてAmazonや楽天があります。
こうしたECサイトを構築する際にもPHPはよく利用されています。
直接PHPを用いてECサイトを構築することもできますが、日本ではオープンソースのEC-CUBEというECサイト開発ツールがよく利用されています。
EC-CUBEは無料で利用できるばかりかショッピングカート機能が標準で搭載されていたり、機能やデザインも自由にカスタマイズ出来たり、ECサイトの構築にはうってつけのツールです。
実はこのEC-CUBEもHTMLやPHPから作られています。
EC-CUBEを使えばプログラミング知識が無くとも、簡単なECサイトの構築はできますが、やはり細かい調整や機能追加等のメンテナンスを行うには、PHPやHTMLの知識が必要になってきます。
つまり、世界中で利用されているツールも結局のところPHPの技術があるかないかでエンジニアとして大きな差が出てきてしまうのが現状です。
プログラマーになりたい!PHP編【まとめ】
プログラマーになりたい人が知っておくべき基礎知識(絶対知っておくべきこと)について紹介してきました。
特に大事な言語は『PHP』です。
このPHPをマスターするかでプログラマーとしての転職を左右するといっても過言ではありません。
前述したようにPHPを知らなくとも基本的にWebサイトやECサイトを構築できるのは確かです。
ところが、ある程度の規模の会社でこうしたサイトを実際に構築するのは、アウトソーシング先のITベンダーに委託するケースが圧倒的に多いのが現状です。
しかもWebサイトの構築を受注したITベンダーは、以上紹介してきたようなWordPressやEC-CUBEを開発ツールとして使う傾向があります。それは開発コストを低く抑えられるからです。
そしてITベンダーはWordPressやEC-CUBEを用いた開発でも、それらをプログラマーに担当させます。
それはユーザーの細かいリクエストに対応するためには、PHPやHTMLを使えるプログラマーが必要だからです。
以上述べた通り様々なツールの出現でWebサイトの構築は一気にハードルが下がっていますが、それとは逆にプログラマーの需要は増えています。
ツールだけを使ったWebサイトでは他社との差別化は難しく、企業間競争を勝ち抜くためにはITエンジニアの手を借りる必要が高まっているからなのです。
これをお読みになられた皆さんは是非プログラミングを学ばれ、このIT時代を勝ち抜いていってください。
補足:どうやって勉強すればいいの?
未経験でプログラマーとして活躍したいと思っているけど、独学で何を勉強したらよいか分からないという方は、無料のITスクールに通うことを強くおすすめします。
プログラミングを独学で学ぶというのは、非常に時間がかかり非効率的というのが理由です。
無料のITスクールであれば、一切お金もかかりませんし、転職支援まで行ってもらえます。
前述したように、プログラマーの需要は高まっているのに人手が足りない、全くの未経験者を雇用し教育するコストもかけたくないという企業に対して、無料で受講者にプログラミングの基礎を教え、転職支援することで、無事入社することができれば企業から報酬を得るというビジネスモデルを展開しているが無料ITスクールです。
その中でも一押しなのが『【完全無料プログラミング研修&就活塾】』です。
『【完全無料プログラミング研修&就活塾】』は、通学型スクールでしたが、コロナ感染防止のためにオンラインスクールも行っています。自宅いながらプログラミングを無料で学習できるのでおすすめです。
まずは、無料カウンセリング受けてみるとよいかもしれませんね!それではまた!