景気に左右されない業界に転職することで、会社倒産、リストラなどのリスク回避が可能なので、転職先の選択肢として知っておくことがおすすめ。コロナで厳しい転職市場だからこそ、少しでも安定して働きたい方は、今回の記事が参考になります!景気に左右されない理由も合わせて解説します!
こんな方におすすめの記事
①現職の業界に不安がある
②安定した業界で働きたい
③会社が倒産・リストラで転職活動したい
目次
将来を見据えた転職なら景気に左右されない業界がおすすめ!
こんにちは!就職アドバイザーの田中弘明です。安泰の令和と思いきや、戦後最大の大不況到来と言われる新型コロナウイルス問題。コロナが長期化することにより、転職市場が悲惨な状態になると言われています。
しかし、今回の問題を分析してみると、見えない経済低迷というより「見える敵」即ちコロナウイルスを倒してしまえば経済が回復する可能性を秘めています。おそらくV字回復していきます。
しかし、転職志望者の方にとっては、将来を大きく左右してしまう事態であることは間違えありません。将来を考えての転職活動をしなくては、さらに厳しくなる会社倒産、リストラを味わうこともあります。
今後の景気も考えて転職したいという方であれば、景気に左右されない業界5選を読んでいただき、選択して考えることが転職の秘訣といえます。
景気に左右されない業界5選はこれ!
転職先を選ぶ基準の一つに、安定した会社を選ぶというのは王道です。景気に左右される業界に努めている場合、将来に不安を感じることで、転職を意識してしまう方はかなり多いです。
その不安の解消手段として長期的に腰を据えて働ける環境すなわち、景気に左右されない業界を選ぶことは大事です。
コロナで業界が大きく低迷したのが、飲食業をはじめとするサービス業。日本国内、世界各国への移動ができなくなった航空、鉄道業界といった業界。しかしこれらは、コロナが原因のため収束すればV字回復が見込めます。
逆に不動産や金融、マーケティングなどの業界は、景気が悪くなると一気に低迷するので波の荒い業界です。
では、どのような業界が景気に左右されないのかについて5つの視点で解説していきます。
①エネルギー業界は景気に左右されない業界!
転職先におすすめなのが、不景気でも強いエネルギー業界です。電力会社、石油などを取り扱うエネルギー業界。こういった業界は、景気に左右されない業界と言われています。
②東京電力ホールディングス株式会社
③東京ガス株式会社
④電源開発株式会社(J-POWER)
景気が悪くなると出費を抑えるために買い物を控えたりはしますが、電気、ガス、水道などの費用は効果が薄いこともあり、あまり対策されません。
つまり、不景気になっても経済状況をあまり気にしなくてもよいと考えられています。ただ、基本的にはエネルギー系は大手が多いので倍率が高く優秀な人材が集まる傾向にある為、覚悟を決めた対策が必須です。
ねらい目は、比較的入社難易度の低い職種であるバックオフィス(間接部門)を狙うことです。例えば、事務職として転職しても景気に左右されない業界なので、安定した収入などが見込めます。
エネルギー関連は特に安定した業界なので、間接部門を中心に求人を検索してみるとよいでしょう。大手転職サイトでも求人が多いので、まずは登録して情報収集してみることをおすすめします。
②Eコマース業界は急成長が続く
不景気の中でも伸び続けているのがEコマース業界。Eコマース業界とは、世界最大のAmazonであったり、日本最大級の楽天といったようにネットショッピング系です。これらは景気に左右されない業界に近年成り上がった代表です。
②楽天市場
③Yahooショッピング
④auPAYマーケット
⑤Qoo10
今回の新型コロナウイルスで、外出=危険ということがしばらく意識付けられているため、自宅で楽しむ、外出しないでネットで注文などが今以上に頻繁に行われていくでしょう。
これらの業界は、新規参入企業もどんどん出てくるので、将来性を考えてベンチャー企業に就職してノウハウを身に着けることができるので、転職先にとてもおすすめの業界です。
もちろんEコマース関連に転職するならITの知識はつけたほうがいいです。プログラミング、Webデザインなどの知識があればエンジニアとしての転職も可能ですし、営業職/広告担当としても転職できるので、広く応募することが可能です。
特にベンチャー企業の場合は、一人で複数の仕事や役割担うのでIT知識が豊富であれば転職先への大きなアピール材料になります。転職難易度も比較的高いEコマス業界なのきちんと転職対策を実施しておくこおすすめです。
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③運輸業界は景気に左右されない業界に成長!
不景気といってもまだまだ伸びる業界であるEコマース関連と合わせて紹介したいのが運輸業界です。Eコマース系が盛んになるとそれ以上、運輸業界が潤います。その為、Eコマース系と一緒に成長し、景気に左右されない業界になったの運輸業界と言えます。
②東日本旅客鉄道株式会社
③ヤマト運輸株式会社
④全日本空輸株式会社
⑤佐川急便株式会社
ネットで買い物したら配達はついてきますし、トラック運転だけではなく、鉄道、航空、船と色々な選択肢があるのが運輸業界。その中でもトラックドライバーの転職は圧倒的におすすめです。クロネコヤマト/佐川急便などは常に募集をかけており、大手なので待遇面も申し分なし。現在大手転職サイトで出ている求人例を見てみましょう
<求める人材>
【具体的には】
★45歳以下(キャリア形成のため)
★未経験者の方歓迎
★普通運転免許でOK
★第二新卒・社会人未経験歓迎
かなり入社ハードルが低いのがトラックドライバーの特徴です。学歴不問で年齢が若ければ大手に転職できるチャンスがあるので、景気に左右されにくいといえます。
次に待遇面をみてみましょう。
<給与例>
月給:16万8280円~18万6550円【月収例】
月収:34万9000円=月給:16万8280円+各種手当
※年齢30歳・勤続3年・残業35時間・扶養家族(配偶者+子1人)
月収:30万8000円=月給:16万8280円+各種手当
※年齢30歳・勤続3年・残業35時間・独身【手当】
・扶養手当【賞与】
賞与年6ヶ月:昨年度実績
入社ハードルは低いのに、給与は良いのがトラックドライバー業界。新型コロナウイルスによってロックダウンで一時的に影響はあったものの、将来性は高い業界なので、転職先の選択肢の一つとして考えてもらいたい業界です。
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④ネット娯楽は大幅続伸が続くので景気に左右されない!
不景気と関係なく需要が拡大しているネット系娯楽業界です。これは、オンラインゲーム、アニメ、動画配信などを手掛ける企業です。この業界は、今後更に需要が加速される業界なので、景気に左右されないと言えます。
②カプコン
③スクウェア・エニックス
④任天堂株式会社
⑤セガ・サミー
新型コロナウイルスの影響で、ゲーム機器メーカーがとんでもない数のゲーム機が売れているように、自宅で家族や友人と楽しんだり、オンラインで大勢で楽しむ「ネットの繋がり」が盛んになっていきます。
また、仲間よりも個人の時間を持ちたいといった人も今後は増えていくので、より一層ネット娯楽系企業は盛んになるでしょう。また前述したように、新規参入企業も増えるので、転職先の選択肢は増えることは間違いありません。
エンジニアとしての転職がメインになるので、IT業界経験者なら有利。未経験者ならエンジニアとしてのスキルを磨いてからの転職になります。
ITエンジニアのスキルをつけるには比較的時間とお金がかかりますが、将来性を考えると今からきちんと準備しておくことで、景気に左右されにくい安定した業界への転職が実現できます。
おすすめの無料ITスクールを下記にご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
⑤工場勤務はコロナ時代最強!
転職先におすすめなのが、不景気と相反して右肩上がりの業界第一位の製造業です。これ以上最強の業界はありません。前述したすべてにおいて関連している業界なので、転職先の選択肢も沢山あります。
②トヨタ自動車
③ソニー
④東芝
⑤NEC
しかし一方で、能力主義の面が非常に強いので、向いていない人には当向いていないです。就職を検討されているのであれば、自分が本当に向いているのかといったことを今一度考えてみるとよいかと思います。
もちろん工場勤務には、いろいろな職種が存在し、未経験でも参入しやすい職種もあるので過去記事を参考にしてみてくださいね!
できれば工場の転職に強い味方である工場系専門の転職エージェントやサイトを利用しての応募がおすすめです。トヨタ、ホンダなどの自動車業界やパナソニック、東芝、日立などの家電業界も多いので、自分にあった業選びが可能です。登録から内定まで完全無料で利用できるので、登録してみるだけでも価値があると思います。
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景気に左右されない業界:まとめ
転職先を選ぶ際に自分なりにいろいろな基準を設けていると思います。そのなかで長期的に腰を据えて働きたいといった方におすすめの業界が、景気に左右されない業界の選択です。
安定して働ける業界なので、転職を考える必要もなく粛々と仕事に取り組めるのでおすすめ。給与も安定しており比較的高めの年収が望めるので、会社倒産、リストラの心配がなくなること+キャリアアップも見込める特徴があります。
今転職を考えているのであれば、コロナ時代後も急成長を遂げることが見込める今回ご紹介した5つの業界を是非検討してみてくださいね!それではまた!