時短勤務は女性の働き方にとって一番の悩みの種。企業によっては時短勤務を悪と見なし、嫌がらせをしたりする企業も存在します。そんな女性の働き方である時短勤務の考え方、きついと思ったときの転職の考え方についてわかりやすく解説します。
●こんな方におすすめな記事●
①時短勤務で満足のいく仕事ができていない
②育児は大変だけど会社も辞めたくない
③一度退職したら社会復帰できなそうで不安
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目次
既婚女性の働き方の悩みは「時短勤務」にあり!
こんにちは!転職アドバイザーのKOUMEIです。
女性の働き方は、社会の情勢変化により大きく変わり、多くの女性が会社で活躍していただいている企業も多いと思います。
しかし、日本だけでみると本当に女性が働ける環境が整っているかと言えばそうでないのが現状です。特に多くいただいているご相談が『時短勤務と育児の両立』についてです。
今の会社で活躍したいと思っていても、育児という大事な仕事がどうしても残ってしまっている為、両方がおろそかになって悩んでいる方も多いようです。
今回の記事は、時短勤務と育児の両立をするための対処法について解説して行きたいと思います。
時短勤務でよくある悩み事例
時短勤務というのは、女性の働き方において育児と仕事を両立する上で非常に大事な制度です。
しかし、この時短勤務の制度があるとそれはそれで色々な悩みが出てきてしまうものです。
下記のような時短事例を見てみると、時短勤務により通常勤務の方より勤務時間が短いことが一目瞭然です。
【時短】9時30分出社・17時00分退社
上記の事例ですと、1時間15分の時短勤務をしている例となります。この時短をすることにより、色々な不都合が起きるので、次に解説していきます。
短い時間で全てをこなす必要がある
時短勤務でやることも減ると思われがちですが、実は時間が短くなってもやることは変わらないので、ハードに仕事をこなさなくてはなりません。
良くあるパターンとしては、今までは1時間の休憩で外食していたのをデスクでの食事にして、仕事をしながら昼食をとるなどが女性の時短勤務利用者の傾向です。
休憩時間を捨ててでも仕事を熟さなくてはならないので、時短勤務はとてもハードです。
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残業ができない為、家に仕事を持ち帰る
通常勤務であれば残業制度を利用し、1時間分を終わらせてから退社すのが一般的
しかし時短勤務の場合、子供の迎えがある為、残業をすることができません。
その為、会社の仕事を持ち帰って子供が寝た後に仕事をするという女性はかなり多いです。
育児に疲れているのに家でも仕事をするというのは非常にきついてですし、想像を絶するレベルであることはいうまでもありません。
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人間関係が悪くなる
時短勤務に良心的な職場環境なら良いのですが、女性が多い職場ですと時短を取っている人は悪者扱いにされます。
その原因の多くは、時短勤務の女性の仕事を他の誰かがやらなくてはならない為、それを任された担当者が不満になって上司や同僚に文句を言ってしまうというパターンです。
これが男性が多い職場の女性なら、こういった問題はほとんどありませんが、女性が多い職場であるがゆえにそういった人間関係の悪化が起きてしまうということがよくあります。
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時短勤務が原因でうつ病になる女性も多い
現代社会において、時短勤務が原因でうつ病になる女性も多いです。
その原因の多くは、仕事も育児も中途半端になり、「なぜこんな苦しい思いをして働く必要があるのか」という悩み、葛藤によりうつを引き起こしてしまうのが原因です。
そういった女性の多くは、今の仕事に希望を持っています。
・条件が良い職場だから働きたい
・将来出世したい
どうでもいい仕事であれば転職すればいいのですが、そうもいかない事情があるので、辞めるという決断ができないことで「うつ」を引き起こしてしまいます。
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一度退職して、子供が大きくなったら社会復帰はあり?
前述のようにうつ病になってからでは遅いので、一度退職して子供が大きくなったら社会復帰しようと考える方も多いです。
できるのであれば、私はそれをおすすめしています。
どちらも中途半が嫌であれば、育児を優先する方が絶対に大事です。しかし、そこで問題になるのが「一度辞めてしまってブランクを作ると社会復帰が難しいのでは?」という問題でよね?
まさしくその問題で、一度退職すると今の条件で転職することはかなり厳しいです。
今の職場にも戻れる保証はないですし、転職先で同じ仕事に出会える保証もありません。
ですので、今の仕事が本当に好きなのであれば、絶対に辞めない方がいいです。過去記事でも紹介しておりますが、好きな仕事に出会えたというのは非常に『ハッピー』です。
多くの女性が仕事を好きと思っていないで、お金の為にやっています。
しかし、今の仕事が好きならば絶対に辞めるべきではありません。一次的に退職して社会復帰を目指すとキャリアダウンになることが殆どなので、先ずは下記の目標でやってみることをおすすめします。
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一年間は歯を食いしばる
育児休暇から復帰した3か月は、正直かなりきついです。多くの方がここで挫折して退職することが殆ど。
しかし、本当に好きな仕事であれば、辞めることはもったいないので、まずは一年間続けてみて、本当にダメなら退職という気持ちで仕事をしてみるとよいかと思います。
一年という縛りを設けることで、気持ちも比較的楽になると思いますし、目標の達成度を一年後に確認することで、自社での将来と転職後の将来も検討できる余裕もあるので非常におすすめです。
時短勤務の女性はかなりハードではありますが、まず一年という目標を掲げてみましょう!
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仕事と育児以外は基本考えない
将来を見据えて自己啓発などをやられている方は、全て一時的にストップしましょう。そういったことがプレッシャーになり、更に精神状態を悪化させます。
自己啓発は、一年後に退職してからでもできます。子供が大きくなったら手がかからなくなるので好きなだけできます。
余計なことを考えず、仕事をどのようにこなすと効率がいいか、育児を疎かにしない為には何をすべきかだけに集中することで、以外にも耐えれたりするものです。
ちなみに、旦那さんのご飯など気にする人もいるかと思いますが、もちろん旦那さんとはよく相談し、協力できることはしてもらうようにしましょう。
今時、育児に非協力な旦那さんは少ないと思いますが・・・。
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今の仕事に未練が無いのであれば、退職、転職がおすすめ
前述したのは、あくまでも『仕事が好き』が前提。
もし、今の仕事に未練が無いのであれば、さっさと退職または転職して、楽な仕事に移動した方がいいです。
強調してお話したうつ病になる方が多い中で、我慢をすることは絶対におすすめできません。
家庭の中でお金に困っていないのであれば、育児に集中。
お金に余裕がないのであれば、派遣社員などに転職することがおすすめです。パートタイムだと社会的保証に難ありなので、派遣社員がおすすめ。
特におすすめなのが、事務職の派遣社員。
事務職の派遣社員は、未経験でもオフィスワークデビューがしやすく、時間に融通が利きやすいことが多いので、今の仕事を辞めてお金に困るのであれば、派遣社員への転職がおすすめ。
下記に、おすすめの事務職派遣社員へ転職サポートが受けれる人材紹介会社などに登録して、一度相談してみるのも一つの手だと思います。
時短勤務の苦労と対処法:まとめ
時短勤務をする女性ということは、悩みが付き物です。
仕事が好きだから辞めれないというときは、辞めることは考えず、今の仕事と育児だけに集中できる環境を作り上げる事が大事です。
そしてそれは一年という目標を立てて、旦那さんの徹底サポートを行ってもらうことをおすすめします。
もし、辞める決断であれば正社員⇒派遣社員の道を選び、条件のいい派遣先を大手人材紹介会社を通じて紹介して貰うとよいでしょう。
また、キャリアダウンをしたくないという方は、転職エージェントなどを通じて時短勤務OKの求人を紹介してもらうというのも手です。
女性の社会進出が拡大する中、本当の意味での女性が働きやすい環境とまでは行っていないのが現状の様ですので、まずは、皆さんの置かれている環境と将来を考えて行動していく必要があると思います。
それではまた!
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