資格取得を転職活動に対して有利に進める為に、励んでいる方いませんか?実は転職における採用と資格取得は、ほとんど関係ありません!資格が有利と吹き込む人がいたら大嘘なんで要注意!資格が転職に有利が嘘の理由を現役面接官がわかりやすく解説します!
●こんな方におすすめな記事●
①資格取得に猛勉強中
②資格を転職に活かしたい
③資格取得を目指そうとしている
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目次
転職における資格取得有利説は嘘!
こんにちは!転職アドバイザー田中孔明です。早速ですが、ツイッターで本日いただきました質問について記事にしたいと思います。以下質問の内容です。
まず、転職する為に資格取得してアピールしたいというのは大きな間違いです。転職市場で求められるのはたった一つ!!
即戦力として企業に貢献してもらう
これだけです!
この重要な上記のワードを頭に入れながら本記事を読んでくださいね!今日から資格の勉強を辞めて転職活動を優先すべき理由が丸わかりです!!資格取得が有利は嘘の理由を解説します。
資格取得状況を評価ではなく「即戦力」が評価される!
転職に資格取得が必要/有利なんて大嘘です!!
転職市場で求められているのは「即戦力」です(未経験応募は別)。この即戦力として企業に貢献できるかどうかが合格か不合格かを決めるポイントです。
資格の欄が「普通自動車免許」しか書いていなくても何も関係ありません。
面接官が確認したいのは、求職者の方の経験やスキルが自社の応募条件にマッチしているかです。同業に転職を考えているならスキルは十分のはず。
資格取得する時間とお金をかけるなら「応募書類対策」と「面接対策」に時間をかけることの方が100倍重要です。資格有利説はまったくの嘘です。
転職で資格取得が必要だとか有利になるなんて、経験者にとってはまったく関係ないことだと思ってくださいね。
資格を持っていれば実力の根拠になるのでは?
よく反論する人で「資格取得は実力の根拠として使える」と言いますが、これは根拠としては使用できないのが現状です。
少し考えてみましょう。例えば、経理採用の場面を想像してみてください。
Aさん:28歳
経理経験5年
Bさん:32歳
事務職10年で簿記2級がある
この2名ならどちらを応募書類で通過しやすいとおもいますか?
間違いなくAさんです。
経理職で募集をかけているなら、資格なんて関係なく「経験年数」が最も武器になります。それ以外に当然、面接で知識や人間性などは確認しますよ。
「簿記2級」よりも「経験年数の方が上回る根拠」として正しいです。 資格を取ってアピールと考えるのではなく、資格は補助的な役割と考えるのがベターです。
資格取得が有利という面ではまさに嘘です!
未経験求人でも資格は役立たない?
皆さんがよく勘違いしてしまうのが「未経験OK求人に応募する際は資格がアピール(有利)になる!」と考えている方も多いかと思います。
では次に、先ほどの例を変えて一般事務職として見てみましょう。一般事務職は、未経験歓迎求人が非常に多い求人なので、例として非常に参考になります。
未経験可の事務職求人票例
・未経験OK!
・電話対応から受付の対応までできる方優遇。
・PCスキルがあれば優遇。
上記のようなを多く見ませんか?未経験OKと載され、必要なスキルやさらにあるとよいというな条件が記載された求人です。そこに以下のような女性の方2人応募してきたとしましょう。
Aさん:25歳
販売職で事務職経験は0年。簿記2級あり。
【スキル】
・Word,Excel,Power Point問題なし
・Excelはグラフ化など可能
・趣味でHP運営
・接客経験5年なので受付も可
・仕入、発注業務経験あり
・店舗運営経験あり
Bさん:32歳
事務職10年で経理経験2年。
【スキル】
・Word,Excel,Power Point問題なし
・電話対応問題なし
・営業アシスタント経験あり
この場合はどちらをとりますか?
これはBさんの方が有利です。
未経験OKだけど電話対応や受付ができる人材であってほしい。未経験と書いてあっても経験者が応募してきた場合は、圧倒的に有利です。ただし、採用には色々な選定基準がある為、必ずしもAさんがダメということはありません。
つまり経験求人、未経験求人ともにまずみられるのは、応募者の経験でありスキルです。その経験やスキルが必ずしも必要とは限らず『リンクしたスキルや経験』でも構いません。つまり、資格取得を重視しているというのは大嘘です!
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20代向けの求人だけは資格取得がポイント!
転職に資格取得が必要/有利なんて嘘です!しかし正確に言うと第二新卒、フリーター、ニートをはじめとする20代だけは別です!
20代はポテンシャル採用なのでそもそもスキルが無いのは分かっています。
なので少しでもライバルに差をつけるのであれば、業務に直結したスキルを持ち合わせていることを証明するために資格をとっておくのは有効な手段です。
ただし、前提条件は『20代の限定求人』です。これが、20代ではなく30代も含むような求人では前述したように資格保持の優位性はありません。
例えば、総務から経理に転職したいなら簿記2級くらいあれば十分なアピールポイントでしょう。フリーターの正社員経験が無くても資格で熱意をアピールするものいいですね。
20代のピンポイント求人の探し方は、下記の様な『20代専門』の転職エージェントを利用するとかなり有利に転職することが可能です。
当然その際は、エージェント側に資格保持についてはしっかり伝えてください。保持している資格の優位性がある求人を紹介してくれるので、忘れないように!この場合の資格取得有利は嘘ではなく本当ですw。
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まとめ
転職に資格取得が必要/有利なんて嘘です。面接官が見るポイントはたった一つ!
経験者、未経験者でも「即戦力」としての逸材化どうかだけです。
資格取得の時間があるなら、対策をどんどん行っていく方が100倍重要です。資格有利説は嘘なので騙され注意!
ただし、第二新卒、フリーター、ニートなどの方をはじめとする20代限定求人のみだけは自分の熱意をアピールするためにも資格取得は有効な手段ですよ!
そういった20代求人は人材紹介会社(エージェント)を通じて転職活動をすることが有利になるので、もしスピーディーな転職を成功させたい方は、下記の年代別の転職エージェント特集を参考にしてみるとよいかと思います!
それではまた!
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