
異職種への転職は、転職市場においても難易度が高い転職の一つ。20代であればきちんと対策を行えば不可能ではない者の、30代以上はかなり苦戦します。異職種の転職に大事なことは志望動機と転職理由。この2つについて面接で深堀された時の対策方法を解説します。
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
転職活動において異職種への転職をしたいと思う人はかなり多いと思います。
コロナ不況により現在の職種から異職種への転職を希望されている方も実際のところ、ご相談者様から多くいただいています。
そういった異職種への転職では、面接官が必ず聞く質問があるので、その答えを明確に答えられるようにしましょう!
【重要質問】
経験分野の職種で転職活動をしない理由はなんですか?
この質問に明確に答えられないと間違いなく不採用になるので、めっちゃ上手く答えられる方法について今回は解説させていただきます!

●こんな方におすすめの記事●
①異職種への転職の志望動機が書けない
②転職理由が明確に作れない
③上手い転職理由の作り方を知りたい
目次
異職種への転職でも『即戦力』が大事
私のブログにも幾度となく説明していることが、転職は『即戦力』が前提にあるということです。
その為、異業界への転職というのは職種が同じであれば即戦力が期待できますが、異職種となると即戦力として期待できず、教育コストがかかるというイメージを企業が持っているというのが現状です。
その為、異職種から転職即ち未経験者を雇用する時、企業側は必ず「経験分野の同職種ではなく、なぜわざわざ異職種を選ぶのか」という疑問を持つわけですね。
異職種への転職の際、転職を成功させるためには志望動機をかなり念入りに作り上げることがとても大事です。
異職種への転職希望者に必ず質問する内容の意図は三つ
企業側は未経験応募可という求人を出しているということは、未経験者を雇用する気は当然あります。しかし『なぜ異職種への転職?』については、気にすることは確実です。
その為、異職種への転職にチャレンジしたいと思う理由について聞くのはしっかりとした目的(意図)があって質問しています。この部分を理解した上で志望動機を作ることがめちゃくちゃ大事です。
次に質問の目的を見てみましょう。
▶目的1:やる気の確認
異職種への転職をすることは、今まで経験のない分野への転職となる為「自分に合わない」となりやすく、試用期間中に退職する人が非常に多いです。
事前にしっかり検討され、自分がこれからやっていく職種に対してきちんと理解しているかということを確認する必要があります。
その為、異職種への転職理由については個別に確認されるということになりますね。このやる気というのは志望動機でアピールすることが非常に重要です。
▶目的2:前職種に未練が無いか
目的1と重複する面がありますが、例えば単純に現在の営業職が辛いからという理由で、興味のある製造管理職へ転職したいというのは、正直企業側としてはリスクがあります。
営業職が嫌いではなく、今の会社での営業職が嫌いだから転職を考え応募した人は、どんな職種についても『やっぱり営業職がいい』と考えてしまいます。
どの業界・職種でも未経験から学ぶことは非常に大変です。
その為、企業としてもできる限り未経験者よりもすこしでも経験したことがある人を雇いたい為、なぜ同職種での転職をしないのかという点をしっかり確認してくるわけですね!
この嫌だから職種を変えるという理由の人は、異職種への転職希望者の方の志望動機をみるとまったく説得力がなく、ほぼ一次面接で落とされる傾向にあるので注意が必要です。
▶目的3:前職種のスキルを活かそうと思っているか
異職種への転職を希望する方の多くは、意気込みはあるのに『学ぶ姿勢』ばかりをアピールしてきます。前述したように企業は教育コストを最小限に抑え、活躍できる人材を求めています。
しかし多くの異職種への転職を希望する方は、勉強したい、学びたい、スキルを身に着けたい等、雇側の目線で面接を受けていません。
大事なことは学ぶ姿勢ではなく、前職のスキルや経験が異職種になってもどのように活かせるのかをアピールしなけば、異職種の転職をすることはできません。
だからこそ志望動機にこの前職のスキルをきちんと活かして活躍できると考えた理由を書くことが大事です。
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異職種への転職理由で絶対NGの回答
異職種への転職理由は明確にするべきですが、その転職理由がネガティブな理由になることは絶対に避けるべきです。
例えば、営業職から製造管理職への転職の場合、「営業職は知らない人といきなり話す機会があるので、初対面で緊張してしまって営業に向いていないと思った」という理由が異職種への転職理由だとしましょう。
この場合、コミュ障というような印象を与えてしまいます。
コミュ障の人は、どんな職種に就こうがマイナスの印象しか与えませんし、製造管理職ならコミュ障でもやっていけると分析されていると判断され、やる気がないと思われてしまいます。
つまり『●●が嫌だから××へ』というのは回答として絶対にNGとなります。
異職種の転職は面接が厳しい傾向にある
異職種の転職で大事なのは志望動機。その志望動機から必ず同業種ではなくなぜ異職種の転職なのかという質問がきます。この質問はかなり深堀されるので志望動機にわざと穴を作っておくのがコツです。
答えは、次のステップを踏みながら回答していくことがポイントです。
▶STEP1:まず面接官の質問を受け入れる
異職種の転職では、同職種での転職をしない理由に対しての質問が来ます。その際の質問は「実績を上げているのであれば、同職種への転職の方がいいのでは?」と言われますので上手く切り返すことが大事。
この質問をされた時、いきなり「●●職が嫌だから」というのではなく、一旦質問を受け入れるのがコツです。
▶STEP2:応募職種の方が今の実力を発揮しやすいことの根拠を伝える
次に、事例として営業職から製造管理職に転職した方が、今のスキルを発揮しやすいということの根拠を説明することがとても重要です。異職種の転職を希望する方は、この部分の説得力がなく落とされる例が殆どです。
このように、今の営業職に未練があるわけではなく、今までの経験を活かして本当は応募職種に就きたかったということをアピールすることが大事です。
そして、前向きな思考で説明することで、相手に熱意を伝えることが大事ということを忘れないようにしましょう!
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異職種への転職におけるアドバイスをもらいたいときは?
現職から異職種への転職を成功しようと思うがあまり、説得力のある転職理由を作るのに非常に苦労されている方が多いです。ポイントは、一度面接官の説明の意図を受入、前向きな回答を心がけることでよい印象を与える秘訣です。
しかし、折角考えた志望動機からの転職理由でもそれが説得力のあるものかどうかは正直わかりませんよね?
そんな時には、登録していた転職エージェントの応募書類対策や模擬面接といった無料の転職サポートを受けながら確認していくことがとても大事です。
特に20代の方は転職経験があまりなく、付け焼刃の異職種の転職対策になりがちなので、エージェントに確認してもらうと第三者の立場から意見をもらえるのでおすすめ。
30代の方でも初めての転職なら、一度エージェントに見てもらうとよいでしょう。
未経験職種への応募から、各種対策に利用したいエージェントを下記に紹介しますので、是非登録を検討してみるとよいかと思います。
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