フリーターのデメリットは正社員との格差にあります。特に顕著に現れるのが給与面。正社員の守られた立場とは裏腹に、上がらない時給、雀の涙の賞与。そんな厳しいフリーターの立場を、正社員と比較することでコロナ時代の対応がわかりますので、今回の記事で分かりやすく解説!
こんな方におすすめの記事
①フリーターを辞めたいと思っている
②正社員と比較したデメリットを知りたい
③上手い就職方法を知りたい
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目次
フリーターと正社員を比較するとわかるデメリット
フリーターでいることはコロナ禍の今本当に厳しいと思います。シフトが削られ収入は下がり、人によっては解雇になってしまっている方も多いと思います。
「そろそろ就職しないと本当にやばいかも」「正社員になることが嫌だったのに今更就職しても大丈夫だろうか」といった声もよく聞きます。
そんな方に知っていただきたいのは、フリーターと正社員を比較することで見えてくる本当のフリーターのデメリットです。人生を後悔したくないフリーターの方は是非参考にして、就職の糧していただければ幸いです。
では決定的な違いは何かというと結論は「安定」です。安定を手に入れるということは、人生を豊かにする大事なこと。例えば「健康でいること」も安定の一つ。
正社員になるとどんな安定が得られるかを下記にまとめたので次に見ていきましょう。
正社員のメリット
収入 |
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雇用の安定性 |
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経済的安定性 |
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社会的信用 |
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老後の安定性 |
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自由度 |
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仕事の幅の広さ |
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比較結果①:フリーターは収入面で大損する
フリーターと正社員を比較するともっとも大きなデメリットが現れるのが「収入面」です。この収入面が下がることで人生の大きな損をしてしまうことは決して忘れてはいけません。
厚生労働省が令和二年の版の雇用形態別年収推移が下記です。
【正社員と非正規雇用の比較:男性】
男性の働き盛りの40代で平均年収が400万円を超える年収が、フリーターを含む非正規社員になると250万円に届こない程度。つまり1.6倍程度の差がつくことがわかります。
これだけ差がついてしまうと流石に家族がいると生活もできません。一家の大黒柱の男性である場合は、早い段階で正社員への就職を目指さないと本当に大変な人生を歩むどころか結婚なんてできないことがわかります。
【正社員と非正規雇用の比較:女性】
女性のフリーターの場合、正社員と比較すると働き盛り30代のが200万円を切る年収に対し正社員で260万円程度ですが、逆に30代をピークに年収が下がっています。
これは結婚を期にシフトの減少や働く時間を減らさざる得ない状況が発生してしまうからです。
男女共働きで得られる年収が正社員なら650万円程度に対し、男女フリーターでは450万円が限界。200万円もの世帯年収に差が出ることがフリーターの大きなデメリットといえます。
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年収に差がつく原因①:正社員は年々昇給していく
日本は外資系企業と比較すると、日本独自の年功序列制度をとっている会社が一般的です。すなわち、毎年基本給の1%~5%くらいまで昇給していくのが特徴です。
例えば、基本給が20万円なら20万円×0.05=1万円昇給といった形で毎年給与が上がっていくのが基本です。
ただし、ブラック企業や小企業、零細企業は昇給制度が無いところもあります。一般的な企業であればこの昇給制度は整っていますのでご安心を。
この昇給制度ですが、働く上で「安心」と「モチベーション」の維持にとても役立ちます。昇給が無く給与が一定の会社では、何のために頑張って働いているのか分かりませんが、昇給制度が整っていれば毎年数%ずつ給与が上がっていきますのでとても安心できます。
業績によって大きく昇給するときもあるので、とてもモチベーションに繋がりやすいです。コロナ不況により昇給カットがあるかもしれせが、微々たるものでも上がる傾向にあるのが正社員という立場の大きなメリットです。
フリーターと正社員を比較するとこれだけ収入面に差がつくとかなりフリーターがきついことがわかります。
年収に差がつく原因②:待遇は正社員が優先
問題のフリーターは、年々給与が上がるとは限らないということです。これはフリーターのデメリットと言えます。
正社員は、給与規定というものが社内にあり、昇給制度について言及されていることが多いのですが、そこにはパートやアルバイトについて何も明記されていません。
つまり、アルバイトやパートには昇給制度などは設ける必要が無いことを意味しています。
将来のことを考えてパート、アルバイトのモチベーションを維持する為に勤続年数によって昇給させることもあるかもしれませんが、ほぼ皆無といってもいいくらいです。
毎年給与が上がらないのに仕事励むことは精神的にもかなり辛いです 。
20代前半ならまだしも、20代後半、30代以降で同年代正社員と給与差が大きくなるのですから、かなり辛い状況になることを覚悟した方がいいでしょう。
そういった意味でも、フリーターの給与が上がらないということについては納得できるのではないかと思います。
年収に差がつく原因③:フリーターは年齢と共に給与が下がる
正社員は年齢が高くなると給与も高くなりますが、フリーター(アルバイト/パート)は、年齢が高くなると給与が下がる傾向になります 。これはフリーターのデメリットです。
これは単純に「体力」の問題と捉えることができ、若い20代であれば、Wワーク、Tワークなどでがむしゃらに稼ぐことも可能ですが、年齢が上がると体力的な衰えがあるので、掛け持ちバイトはそう簡単な話ではありません。
そういった意味で年齢が高くなると給与が減少していく傾向になるのは必然的でしょう。
フリーターの将来は、給与が下がっていく傾向にある為、給与が上がらないから不満というのはフリーターの立場で居続ける限り解決できないといったところが正直なところ。これは、フリーターのデメリットといって間違いありません。
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比較結果②:フリーターは雇用が不安定
使用者からの申し出による一方的な労働契約の終了を解雇といいますが、解雇は、使用者がいつでも自由に行えるというものではなく、解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、労働者をやめさせることはできません(労働契約法第16条)。
フリーターと正社員を比較した場合なぜ多くの大人たちが「正社員として働け!」というかというと、雇用の安定性が大きく異なるからです。
労働契約法第16条で正社員を解雇することは簡単にできず、逆に正規雇用の方は期間があるため「不要」と判断すれば契約期間が終われば契約を打ち切れば終わりです。
これはフリーター、パート、派遣、契約社員全てに言えます。だからこそ正社員に就職することにどれだけメリットがありフリーターでいることがデメリットであるのかをしっかり知る必要があります。
比較結果③:経済的に安定できる正社員はメリット大!
フリーターは正社員と比較するとまったく経済的に安定していません。
正社員の場合、福利厚生の中で病欠休暇や慶事休暇(冠婚葬祭)など企業独自の福利厚生を設けていたりするので、いざとなったときに使えるメリットがあります。
しかしフリーターなどはこれらの福利厚生は設けられていないことがほとんど。その為経済的にも差がついてしまうことが大きなデメリット。
病気・怪我をするとその分シフトが減らされ経済面で安定しません。2つの雇用形態を比較するだけでも経済的安定性がことなることがわかります。
正社員に設けられている企業の独自福利厚生の代表例を見ておき、就職活動の際に下記のような福利厚生が充実している企業に就職することを心がけましょう。
②慶弔休暇
③育児・介護休暇
④自己啓発手当
⑤職務能力手当暇
⑥文化・体育・レクリエーション
⑦財産貯蓄
比較結果④:フリーターは社会的信用がない
フリーターと正社員を比較すると大きな違いの一つに社会的信用があります。この社会的信用とは、大きな購入をしたり、お金を借りる時に借りられないといったパターンです。
良い例が「住宅ローン」です。フリーターで住宅ローンを組むことはほぼ無理。それは収入が安定していないことが原因です。
2つ目は、クレジットカードの発行です。これもフリーターの審査はかなり厳しいですが、正社員は簡単にクレジットカードが作れます(借り入れなどは審査されます)。
社会的信用がないとお金が必要なときに貸してもらえないので、この部分でも人生において大きなデメリットです。社会人として生活していれば必ずお金が必要な時がきます。
そのときに借りられないのは大きなデメリットになるので、必要な時期に就職活動をしないと取り返しがつかなくなるので注意しましょう。
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比較結果⑤:老後の安定性がない
フリーターと正社員を比較すると老後についても大きく異なります。年収が違い貯金額が異なることはもちろん、定年退職時にもらえる「退職金」があるかないかも大きな違い。
またフリーターは国民年金に加入しますが、正社員は厚生年金に強制的に加入させられています。
この国民年金と厚生年金の大きな違いは受け取る額が大きくことなり3倍もの差が出ます。つまり、フリーターの老後は働け続けないと生活ができません。
60歳を過ぎる頃には何らかの病気を抱えてくる人も多いでしょうし、簡単に働き続けることはできません。だからこそフリーターと正社員を比較し、正社員のメリットを知ることは非常に大事です。
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比較結果⑥:フリーターは自由な生活を得られやすい
フリーターと正社員を比較した時、唯一のフリーターのメリットが「自由」です。
3ヶ月稼いで3ヶ月旅に出るなんてことも可能です。
しかし正社員はそんなことはできません。基本は土日祭日休み、長期休暇といえばお盆、年末年始です。あとは有給休暇を使っての休みですが、有給休暇もなかなかとることもできないかもしれません。
しばられ働くことが嫌いな人は、フリーターでいることは間違えていませんが、長い人生で大損するのは明らかにフリーターであることを忘れないようにしましょう。
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比較結果⑦:仕事の幅が広くなる正社員
フリーターと正社員を比較するとスキルアップ面が大きく異なります。正社員の場合、研修や資格取得などが充実していますが、フリーターへはそこまで充実した制度はありません。
また、責任がある仕事や決定権を与えることもなくスキルが身につくということもほとんどありません。
正社員は研修が充実していたり、階層研修なども盛んです。手に入れることができるスキルはフリーターと正社員とでは雲泥の差。
つまり、将来職を失ったときも正社員経験者と非正規雇用者では全く異なることが一目瞭然です。だからこそフリーターでいることよりも正社員の方が比較して明らかに有利であることが今回の比較結果でわかると思います。
フリーターのデメリット対処法
コロナ禍でフリーターの方たちは厳しい立場に置かれています。今まではがむしゃらに働けたのに今はシフト自体が減らされたり、緊急事態宣言で時短勤務など非常に悩ましい現実があります。
フリーターのデメリットは給与面が一番です。その穴埋めをする方法について解説します。
対処法①:Wワーク、Tワークで稼ぐ
フリーターと正社員を比較した時もっとも厳しいのが収入面です。その穴埋め方法で一番有効的なのがダブルワークやトリプルワークでひたすら稼ぐというのが王道です。
20代のフリーターの方ならこの方法が最も手っ取り早いので兎に角がむしゃらにバイト先を探しましょう。
ただし、コロナ感染拡大の観点からも密閉空間での仕事や、対面式の仕事(販売業等)などをトリプルでいれないようにしましょう。
またバイトは短期で終わるような仕事を中心に探し、メインのバイトを残しつつ、空いている時間で短期バイトを入れていくことがおすすめです!
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対処法②:IT業界への就職を試みる
フリーターとしてやっていくことは今後の生活を豊かにすることはまずありません。
給与面や将来性を考えるとフリーターでいることは大きなデメリットです。だからこそ将来を見据えた就職活動は必要になります。
給与を上げるというのは現状だけに目を向けるなら前述したトリプルワークなどで対応できますが、現実的に厳しいという場合もありますよね?
だからこそ就職に向けて活動していく必要があります。
特におすすめなのがIT業界への就職。
一般的なITスクールは高額のスクール費用が掛かる中、無料で技術習得から就職まで対応してくれるスクールも存在します。なかでもおすすめのITスクールが下記になりますので、まずは無料説明会に参加してみることを強くおすすめします。
20代の内にITエンジニアを目指すことができれば、将来給与面も安定してくることは間違いないですよ!
対処法③:フリーターをこの機会に卒業する
フリーターで給与が上がらない現実を見ているより、確実にステップアップできる就職という選択肢は非常に有効です。
前述したIT業界への就職はテクニカルなスキルが必要になる一方で、それ以外にも正社員の道を選ぶことはもちろん可能です。
その際は、就職エージェントなどにより自身のスキルに合った就職場所を紹介してもらうことがとても重要です。
応募書類対策、面接対策などもきちんと実施してもらえるので是非一度登録、キャリア面談(就職相談)を受けてみることをおすすめします。
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フリーターと正社員の比較:まとめ
フリーターという生き方は、最も給与面について不利な状況や立場を表しています。
正社員でいることは最低限法律で守られ、会社の中でも立場・待遇がよい状況です。
コロナで抱えている問題がフリーターとしての給与が上がらないことへの不安・不満であればフリーターのデメリットをきちんと自覚し、できれば就職という目標を立て安定した生活を求めていくことがおすすめです。
中でもIT業界は確実に伸びる業界なので、完全無料のITスクールなどでに通学して技術・就職先の支援をうけることがおすすめ。
また、それ以外の道でも就職ることは可能なので、その際は就職エージェントをうまく活用することがおすすめです。それではまた!