「今の会社では頑張っても給与に反映されないからインセンティブ制度がある会社に転職したい」という方は意外と多いのではないでしょうか。がんばった分だけ評価されることによりメリットも多いのですが、デメリットも大きいことを理解して転職活動に臨みましょう!今回の記事は、転職用語のインセンティブについて解説します。
こんな方におすすめの記事
①インセンティブ制度のある会社で稼ぎたい
②インセンティブ制度のメリット・デメリットを知りたい
③正しい転職方法について知りたい
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目次
インセンティブ制度とは何?
転職活動をしていると、営業職・技術営業職・サービスエンジニア職・サービス職など様々な職種の求人票に「インセンティブ制度あり」といった記載がある求人を見たことがあると思います。
このインセンティブ制度とは何かについてまずはおさらいしておきましょう。
ただし、企業によっては報酬を金銭ではなく、その他の方法で与えることもあるので注意しましょう。
インセンティブと間違えやすい用語
転職活動をしていると求人票の中に、ボーナスや歩合制といった用語も散見されます。
これらはインセンティブと混同しやすい用語なので違いについても理解しておきましょう。
用語 | 意味 |
ボーナス 賞与 |
会社の業績によって支払われる報酬。 個人によって差が出にくい制度で、例えば一律基本給の1.5ヶ月支給などがそれに該当します。 |
歩合制 | インセンティブ制度と異なる点は、歩合制をとっている会社は一件で●万円などがそれに該当します。目標ではなく、件数で支払われるところがインセンティブと異なります。 |
インセンティブ制度がある会社に転職するメリット
インセンティブ制度は、雇用契約を結んだ賃金・給与に対して目標を達成することで報酬が支払われるので、「歩合制は少し厳しい・・・」と思っている方におすすめの制度です。
稼げる会社でガツガツ仕事をしたい方の中でも、営業職の方は特にインセンティブ制度を好む傾向にあります。
また、サービスエンジニアの方も「メンテナンス契約」についてインセンティブ制度がある会社も多いので、求人票をしっかり確認しておきましょう。
メリット①:やる気になる
インセンティブ制度は、歩合制よりもゆるいですが、目標を達成することで高い報酬を貰えることも多いです。
月給にプラスしてインセンティブが安定的に支払われるような不動産仲介業などは特におすすめです。
大手転職サイト「リクナビNEXT」の求人例を見てみましょう。
月給+2つのインセンティブ
月給:30万円以上
※固定残業代を含む2つのインセンティブ:
【1】フローインセンティブ
物件の契約時に「仲介手数料の5~10%」を支給。【2】ストックインセンティブ
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契約時に多くのインセンティブをもらいながら管理件数を増やし、安定的に収入も増やせます。某不動産企業
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この求人は一例ですが、従業員のモチベーションを維持するためにも一定期間のインセンティブを支払うことで高い年収を維持してもらうといった制度のために取り組んでいることがわかる求人です。
転職後に稼ぎたいと思っている方にとっては、インセンティブ制度を導入している会社は非常に魅力的な企業と言えるでしょう。
メリット②:平等な評価でわかりやすい
転職理由の中でも根強い理由が、「平等な評価をしてもらえないから」といった理由は多いです。
努力して結果を出しても結局は、先輩やその上司の成果に繋がりモチベーションが上がらないから転職活動をするといった方は多いのではないでしょうか?
そういったことから解消されるうってつけの企業が、インセンティブ制度を取り入れ、インセンティブを評価の対象としている企業への転職です。
ワンポイントチェック
従業員の仕事の成果・成績・実力を待遇面で平等に評価する仕組みです。
①給与反映型
②インセンティブ型
③歩合制型
など
年齢・学歴に一切関係ないのも特徴です。
高い報酬制度や評価の高い会社への転職を希望される際は、転職エージェントなどに「インセンティブ制度を導入している企業はありませんか?」と相談することで、豊富な求人・マッチ度の高い求人を紹介してもらえます。
特にリクルートエージェントなどは、未経験からハイクラスまで20万件を超える求人を取り扱っているので、転職相談などを受けてみるのもおすすめです。
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インセンティブ制度がある会社に転職するデメリット
前述したインセンティブ制度はメリットが沢山あるので、早く転職して稼ぎたいと思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、ここには注意しなければならないインセンティブ制度のデメリットもあるので次に解説いたします。
知らないで転職すると大変なことになるので、しっかり理解してから転職活動を行うようにしましょう!
デメリット①:年収・月収が不安定
インセンティブ制度を取り入れている会社への転職は、月収に反映してくれたり、四半期毎に一括支払いの企業などもあります。
そのため、月収や年収が安定しないといったデメリットがあるので注意が必要です。
顧客との契約によりインセンティブが発生する場合、契約を解除されるとインセンティブが打ち切られるというパターンもあるので月収・年収が安定しないといったことが大きなデメリットです。
デメリット②:最低ノルマが与えられることも
インセンティブ制度を導入している会社は、「ノルマ」を最低ラインで設定している可能性もあります。
例えば、契約3件まではインセンティブは発生しないので最低ノルマとするなど、入社後に説明を受ける場合もあるので注意が必要です。
俗に言うブラック企業などは、内定時に説明したり、入社時に説明したりと色々とひどい手口で応募者に対して行ってくることもあり得るので注意してください。
ブラック企業対策については、転職エージェントを仲介することでインセンティブ制度の内容なども事前に聞いてもらえるのでぜひ利用してみることをおすすめします。
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変わったインセンティブ制度とは?
転職活動をしていると、インセンティブを金銭・報酬を支払うということを明記している求人票は多いのですが、中には変わった制度としてインセンティブ制度を取り入れている企業もあります。
僕は下記のような制度を取っている企業ではなく、金銭・報酬としての対価を明確に受け取りたいので、転職を検討されている方は、求人票に書かれている内容については注意して読むようにしましょう。
制度 | 内容 |
変動賞与型 | がんばった分を一律賞与ではなく、賞与に上乗せして支払う制度。社員全員に目標設定をしている企業に多いです。 |
表彰制度 | いわゆる目標達成で金一封を渡すような会社です。金一封もたかが知れているので、転職先としてはおすすめできません。 |
昇格・昇給制度 | 成果によって昇格・昇給に反映させる制度です。ただ、降格制度も同様に取り入れていることも多いので注意が必要です。 |
インセンティブ制度:まとめ
インセンティブ制度についての記事はいかがでしたでしょうか?
平等な評価の中で、高額な報酬を得られるインセンティブ制度は、営業職を始めとする成果主義の業種・業界・職種で根強い人気となっている制度の一つです。
インセンティブを増やしていくことで高い年収が得られる一方で、インセンティブ頼りだと月収・年収が安定しないといったデメリットもあるので注意しましょう。
また、転職前にはご自身の年収を的確に把握することで、転職先でのインセンティブをどれくらいもらえると満足が行くのかなどもしっかり検討しておくとよいでしょう。
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それではまた!
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