
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
コロナで加速したオンライン化と在宅勤務。この二つが加速したことで世界中のビジネスのやり方が大きく変化しました。
観光業:窓口業務業務大幅削減でオンライン化
飲食業:デリバリービジネス加速
服飾系:店舗削減でネット通販拡大
さらに、週休3日制度導入などを大手銀行が取り入れはじめていることから、銀行の窓口業務などは加速して廃止されていくでしょう。
間違いなくサービス業の中でも一部では劇的に衰退の一途をたどっています。今サービス業に従事されている方は不安を抱えている方が多いと思いますが、実は安泰サービス業もあるので一概にすべてが危険とは言えません。
今回の記事は、危険なサービスと安泰サービスについてわかりやすく解説させていただきます。転職の検討に参考にしていただければ幸いです。
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
●こんな方におすすめの記事●
①転職を考えているけど、どんな会社を選ぶか悩んでいる
②リストラにあって職がない
③サービス業から異職種に転職したい
目次
AIとIT化で多くのサービス業従事者が職を失う
コロナという感染症により、外出を控える人が世界中で多くなっています。そういった世界情勢により人との接触をするようなビジネス形態は衰退し、オンラインビジネスが猛烈に加速しているのが現状です。
例えば、工場勤務であればできる限り人と人の接触を減らし、リスク削減の為のIT化が加速しています。
飲食業は積極的にデリバリー化を推進。また、店頭お持ち帰りを加速させるなど、人との接触を減らすようなビジネスが進んでいます。
今後は店頭受取も、ロボットや自動化なども加速する為、店頭業務は不要になります。
つまり、人との接触をもろに行っていたような仕事は、一気に加速して消えていくことが容易に予想できます。特に、サービス業に従事していた方は、本当にやばいです。
20代、30代のサービス業の方は早く転職活動をした方がいい
サービス業に従事している20代、30代はリストラの対象になることはまずありません。
しかし長い目で見るといずれ40代になり、リストラの対象になっていく訳です。
40代でバリバリの管理職はリストラの対象になりませんが、鳴かず飛ばずの40代は速攻でリストラ対象です。
そうならない為にも、IT化に影響されない職種に転職することが非常に重要なので、サービス業に従事していながらもリストラの対象にならなくてよかったではなく、早めに転職を検討すべきと考えることが大事になってきます。
危ないサービス業をどうやって見分ければいい?
危ないサービス業を見分けるポイントはたった一つ!
その場に行ってサービスを受ける必要があるのかどうか
という視点だけです。
例えば、銀行の窓口業務なんかは無くなると言われていたのになかなか無くなりませんよね?しかし、コロナウイルスの影響により窓口業務にリスクありと判断され、IT化が加速するのは必然です。
逆に言うと、美容院のようにその場に行かないとサービスを受けることが不可能なような業種は安泰だと言えます。「ロボットができれば終わる!」という人もいますが、すぐにはありえません。
なぜ美容師に資格が必要かを考えれば容易です。そういった視点でサービス業を解剖してみると安泰業界がわかるので詳しく見ていきましょう。
▶生活衛生サービス
美容師、理容師、美容などの業界です。こういった生活衛生上必要な業界は対人サービスが必須なので今後も安泰です。
今すぐに転職を考えるのではなく、自分のスキルに磨きをかけ、常連客を付けることで独立開業を目指していくというビジネスプランをもって業務に取り組んでいくことが重要です。
しかし、生活衛生サービスの中でもクリーニングや浴場勤務されている方は即転職を考えましょう。
コロナの影響により、窓口業務の衰退と浴場などのマスクを外す空間に訪れる客は激減します。その為、経営危機に陥ることが必然なのでいち早く転職することをおすすめします。
▶飲食サービス
飲食サービスの中でも『調理』に従事されている方は安泰です。生活上調理されたものを食べることは必要不可欠です。
つまり調理師免許を持っている方は、今後も安泰して働けるので、今のお店に働いていることで不満などがあり、転職を考えているのであれば、転職活動を進めていることについては問題はありません。
しかし、バーテンダーやファミレスの調理に関わらないような仕事に従事されている方は大変危険です。
デリバリー化が進んでいるので、家で過ごすことが多くなっている以上不用な職種になってしまっています。間違いなく削減対象になっていく職種となります。
早めに転職を考え行動することをおすすめします。
▶接客サービス
店舗で勤務し、販売を促進するような業務に従事されている方は即異職種に転職しましょう。
店舗削減が加速している昨今、コロナの一時的な影響と考えるのではなくコロナという恐怖が焼き付いている以上、そう簡単には生活形態は変化しないと考えるべきだと思います。
1年後、2年後に今の店舗が経営悪化しないという保証はありませんし、更に転職市場が悪化する可能性もあります。
その時に、接客というスキルは間違いなく使いものにならないんです。
なぜなら、特別なスキルが無いことが原因。前述した美容師や調理師は特別な資格を保持しているという強い武器があります。
つまり接客という客にとってもリスクのあるような業態にこぞって買い物に来ることは激減していくので、早く転職することを強くおすすめします。
▶家庭生活支援サービス
いわゆる家政婦やベビーシッターのような形態です。このサービスについては、しばらくは加速していくと思われますが、長い目で見ると衰退します。
コロナの影響で夫の収入で賄えない主婦層が共働きで生活を維持しようと考える為、家庭生活支援サービスを利用する人が増えていくことは間違えありません。
保育施設からクラスターが発生したりしているころもあり、保育園に預けるという選択肢を避ける家庭が増えていくことも予想されます。
その為、家庭支援サービスを利用する家庭がこれから増えていくことが予想されます。
今家政婦、ベビーシッター業に従事している場合は、転職を考えずに今の仕事をこなしていくことで十分ですし、条件のよい転職ができる場合もあるので、転職活動をされている方はそのまま進めてみましょう。
▶介護支援サービス
介護業界は、クラスター発生などが騒がれる業界なので人気が下がっています。
しかし、高齢化社会が加速する日本では介護職という職種は100%切ることはできません。つまり、介護職とコロナは共存する以外手が無いのが現状です。
今の職場にコロナリスクがあるのであれば、コロナ対策のきちんとした企業に転職するというのも一つの手なので、時と場合により転職を視野にいれてみるとよいかもしれません。
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▶情報サービス
情報サービスとは、テレビやラジオ、インターネットでの通信や放送にあたる「情報通信業」という業界のサービスです。
IT化が進み、情報通信業は加速している業界なので経験者の方はコロナに影響を受けないほど好条件の転職が可能です。
今の会社で長く働くこともよし、更に好条件の転職も可能なので、将来を見据えた転職は非常におすすめです。
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まとめ
生き残れるサービス業と消えるサービス業で考えた時、最も重要な視点はその場所にいかないとサービスを受けることができないかどうかです。
その場にいってサービスを受けなくてはならないサービスは、無くなることはありませんが、代替策があるようなサービスは間違いなく衰退していきます。もし、今従事されている方は転職を考えることをおすすめします。
また、転職活動で異職種希望される方は、サービス業の中でも特殊なサービスを提供できないような職種への転職は避けるようにしましょう。
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