1年間の転職ノウハウ

ブランク有は転職に不利!離職期間の影響・対策について解説

ブランクを持つこと自体が転職に不利ということは一般的に知られていますが、企業側がどこまでが許容範囲と考えているかはご存じですか?ブランクが長いと仕事感が鈍り、即戦力と期待できないことが転職に影響してしまいます。今回の記事は、この離職期間の影響その時の面接対策について解説します。

転職ノウハウ

こんな方におすすめの記事

①退職してから転職したい
②ブランクが転職にどう不利なのか知りたい
③離職期間について面接でどうすべきか知りたい
④ブランクを発生させない転職方法を知りたい

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ブランクは転職に間違いなく不利!

ブランクが転職に不利になると思っていなかった男性

こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。転職活動は、在職中にやるのが鉄則と言われている理由を知っていますか?後でしっかり理由は説明しますが、簡単に言うと、以下のような理由です。

 

①失敗しても後戻りも可能
②多少計画通りいかなくても心配ない
③仕事観を鈍らせない

 

上記が答えです。これメチャクチャ重要です。

 

これが退職後の転職活動だと「離職期間」というものが付き纏い、転職活動に強く影響してきます。転職活動を始めたころはキャリアアップを夢見ていたのに3か月超えたころから「キャリアダウンの求人しかない」なんてこともよく耳にします。

 

転職活動って思ったよりも難しいものです。

 

離職して転職活動を始めるときは希望に満ち溢れているもの。「自分のスキルがあればどこでも行ける!」なんて思っていたら大間違い!「自分のスキルが高い=転職活動成功」の方程式は成り立たないんですよ。

なぜだかわかりますか?答えは、企業の求めるスキルは必ずしも高い人を求めていない場合もあるということです。

誰よりも高いスキルを持っていても企業側が採用したい人物が「中の下」の採用者だった場合、あなたは企業側の求めるスキルと違うので「不採用」になることなんてよくあることです。

つまり、自分の思い描いていた転職活動と異なり、転職活動が2か月目、3か月目と長期化していくことはざらです。そうなると離職期間(ブランク)も広がっていき、企業側は良からぬことを考え始め、ブランクが転職に影響し不利に働いていきます。

ブランクは3か月を越えてはいけない!

ブランクがある中で転職しプレゼン能力で不利に感じている男性

ブランクは3か月を超えると転職活動に影響し、不利に働いてしまいます。それを踏まえて在職中に転職活動を行うべきか、退職後に転職活動を行うべきかを決めるようにしましょう。

 

これを知らずに退職してしまうと大変なことになります。

 

退職後には離職期間いわゆる『ブランク』という高いリスクが付き纏うということを心得てください。では、なぜ3か月を超えると不利になるのか詳しく見ていきましょう。

①ブランクが3か月以上の応募者は仕事感が鈍っている

もしあなたが在職中に第一線で活躍した人でも、現在3か月を超えていたら、かなり仕事観は鈍っているはずです。よく考えてみてくださいね。GWやお盆みたいな1週間~10日休んで出勤するとき、最初の数日はエンジンがかからなく無いですか?

ほんのちょっとブランクを発生させただけでそのレベルです。3か月なんて恐ろしいくらい鈍っているのは容易に想像できます。これは明らかに不利に働く要素です。

すなわち、3か月も経った人物は企業側からしてみてみると「戦力にならないかも」と思ってしまいます。

②妥協しないめんどくさい応募者

ブランクが転職に不利と思っていなかった若い女性

特に注意してもらいたいのが、ハイキャリアの方が転職活動をする際に、退職してから転職活動をする場合です。1~2か月目は問題なしですが、3か月を超えると企業側は、希望条件に妥協しない頑固者という風に考えてしまいます。

3か月を超えるブランクの原因が「全てを満たすようなハイクラスの条件でないと入社しないような人物で、内定を出しても来てもらえない可能性がある」と想像してしいます。これは、転職活動において間違いなく不利な要素になります。

③ビジネスの思考回路が長期に停止している

特に技術系の人は注意です。在職中というのは色々な情報が欲しくなくても入ってきますが、退職して転職活動をすると、ほとんど情報が入ってきません。

自分からの情報を手に入れるにも、ネットの情報が限界。その状態が3か月もの離職期間(ブランク)が続いているビジネスパーソンなんて正直戦力外といってもいいでしょう。

その為にも在職中の転職活動でブランクを作らないというのは非常に重要なんです。ブランクがあり不利な影響を与えない為にも在職中の転職を強くおすすめします。

④問題がある応募者

ブランクが転職に不利と思っていなかった40代男性

自信満々の転職活動は、最初の頃はそれで通じます。しかし離職期間のブランクが広くなるとどうでしょうか?必要とされる人(市場価値が高い人)であれば、3か月以内で内定をもらっているのではないでしょうか?

 

「なぞこの応募者は、転職活動が長引いているのだろうか?何か問題でも抱えているんじゃないか?」

 

上記のように離職期間(ブランク)ができてしまう、転職活動において面接官に不利な印象を与えることは重大な問題なんです。次は、離職期間(ブランク)が発生したときどのような説明をすべきか見ていきましょう。

ブランクについて面接で説明する時の注意点

ブランクが転職において不利に働くことを解説する女性

ブランクは何か月目から転職活動に影響するのかを考えると3か月未満で決めるのが必須。3か月までは、納得できる転職活動で説明がつきますが、3か月を超えてしまうと、面接官から困る質問が必ず来ます。

 

「この●●か月の間何をされていましたか?」

 

この質問は、面接のたびに必ず質問される苦しい内容です。離職期間(ブランク)についてどのように説明すればよいのか失敗と対策方法について見ていきましょう。

①資格取得は安易に使ってはいけない

これよく使う人がいるんですが、NGです。資格の勉強は弁護士をはじめとする「長期で資格の勉強が必須」の場合のみです。簿記2級程度で「6か月勉強した」なんて言ったら「無能」と判断されますのでブランの説得力ある材料には使えません。

資格も応募企業に対して直結する難関資格以外は、伝えると不利になる要素になるのでこの理由は使用しない方がいいです。

資格取得の対策

もし「資格取得の勉強が理由で退職した」や退職理由が「やりたいことを目指したい」という場合で、難関資格でない場合は、「転職活動をしながら資格取得を目指しており、無資格だったので長期化してしまった」と答えれば、取得と転職活動の両立がなかなか難しいというニュアンスを応募企業も理解してくれます。

付け加えて、どういうところが長期化する原因だったかもきちんと分析しておき、面接で説明できるようにしましょう!

②家族の介護はマイナスの要素

これも真実ならしかたがないですが、もし「ウソ」をつくならNGです。一見説得力があるように見えますが、企業目線でいうとかなり不利です。

「介護をしているが容体安定した」または「介護が終わった」としても企業側は、「また介護で離職するんじゃないだろうか」という良からぬ想像をします。ブランクが長い場合の「ウソ」をつきたい場合は逆効果なのでやめましょう。

企業というのは、心身ともに健康で、自社の仕事に集中して働ける人材を採用したいと思っています。介護は、家族、ご両親や親戚といった方の体が不自由で何かしらの問題があれば、仕事を途中で切り上げ対応する場面が発生することが容易に想像できます。

介護理由の対策

ブランクの理由を介護にしたい場合は、今の状態がどうなのか、そして今後も問題無い事を明確に企業側に伝える必要があります。

①今は治った
②老人ホームに入った
③親戚が見てくれることになった

など、状況が改善していることを伝えるようにしましょう。

③語学の勉強

ブランクが転職に不利と思っていなかった女性

「外資系に転職したかったので、スクールに通った」や「短期留学した」というのも一見よさそうですが、これは「結果次第」です。

TOEICの結果が650点が900点になったであれば十分なアピールポイントですが、750点になりましたでは無駄です。離職期間(ブランク)が半年あって、6か月の結果が100点アップじゃなりません

外資系企業では800点以上が当たり前の中で、それ以下ではむしろこの理由で無能と判断される可能性もありますので転職に不利になってしまします。

語学勉強の対策
語学勉強によるブランクの場合は、その結果を数値化して示すことが大事です。しかし、その結果が伴わない場合は(例えば100点程度しか上がらなかった)、英会話のレベル上達を武器にしましょう。逆に、それもできない場合は、語学の勉強で語学以外から得たことを説明しましょう。
例えば、「外国人と話す機会が増えた」や「文章の書くスピードが上がった」など、勉強から得たことを説明するとよいでしょう。

④転職活動自体が上手くいっていない

ブランクが転職に不利と思っていなかった30代女性

転職活動は頑張っているけどなかなか結果が伴わないといったことも当然あり得ます。記事冒頭でもお話したように、転職活動がスムーズにいかない場合もありえます。

転職活動のやり方が悪い場合や、転職活動のノウハウをきちんと理解しないで行うともちろん長期化します。仕事も同じように色々なスキルがないと上手くいきません。専門的なスキルだけが大事な訳ではないということ。

ブランクの説明
きちんと転職活動をしていても長引いた場合は、その理由を分析し、どこに問題があったのかを説明しましょう。例えば、「転職活動の方法を理解していなかった」や「やりたいことを優先してしまった」といった理由で終わるのではなく、さらに今どのような改善に取り組んでいるのか、反省点を踏まえて話すと好印象を与えることが可能です。

転職活動一つとっても色々なスキルがあります。長引かせないポイントを押さえて、今後の改善につなげていくことが大事です。下記は当記事で説明しているブランクを発生させないノウハウがあるので、是非参考にしてみてくださいね!

 

転職ノウハウ例
①企業研究
参考記事:企業研究
②自己分析
参考記事:自己分析を簡単にやる方法
③企業選び
参考記事:マッチ度の高い企業の選び方
④応募書類対策
参考記事:職務経歴書を無料で添削してもらう方法
⑤面接対策
参考記事:面接質問81選
⑥雇用条件交渉
参考記事:年収交渉を上手にやる方法

これらは一例ですが、最低限のことをやらないとブランクを発生させてしまう原因になります。きちんと対策をすることで、離職後の転職活動もスムーズにいくようになるので是非対策を行ってみてください。

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ブランクの説明は論理的に回答できるかがポイント

ブランクがある転職希望者を面接し、不利を感じる転職希望者

ブランクの長さが転職に不利に働かないよう、論理的に説明できる準備することはメチャクチャ重要です。長期のブランクにより「ビジネス感の鈍った人物」と思っていたりした場合は、それを覆す論理的な説明が必須になります。例えば、以下のような内容です。

 

・情報を途切れないように専門誌を読んでいた。
・ビジネス書を読んでいた。

 

など、ビジネスの一線から長期離脱時も努力を惜しまなかったことをアピールしましょう。次はブランクが長引いた場合の具体的な対処法についてお答えします。下記がその重要な答えです。

ブランクを転職対策
離職期間(ブランク)が長引いた事実を受け止めて反省し、どのように遅れや鈍った感覚を取り戻し、応募企業に貢献できるのか自分の「戦略」を論理的に伝える。

退職後の転職活動が不利になるポイントは「離職期間(ブランク)の長期化」です。この期間が長いことは、企業にとって「マイナス」しかありません。

長引いてしまった原因をしっかり分析し、そこから学んだことや応募企業に入社した際はどのように挽回し、貢献できるのかを「論理的」かつ「戦力的」に面接官に説明できるかが全てです。

ブランクができてしまうのは仕方がないこと。その事実を受け入れ、どのように挽回できるか、その熱意を企業側は離職期間(ブランク)が長い人に聞きたいことなんです。

上記をしっかり準備し、長期化する転職活動に終止符を打ちましょう!

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