
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
薬剤師の転職で一番悩むのが『転職理由』ではありませんか?
薬剤師のみならず、非常に多い相談内容がこの『転職理由の伝え方・書き方』です。ストレートに転職理由を言ってしまうと、応募先に不信感を与えてしまわないかという点が非常に困っています。
今回の記事は、薬剤師の転職において伝えにくい転職理由について上手い書き方(コピペ可)と、転職理由にプラスしておいた方がいいポイントについて解説いたします!
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
●こんな方におすすめの記事●
①薬剤師として転職を考えている
②転職理由の伝え方が分からない
③上手い転職方法を知りたい
目次
転職のきっかけ(転職理由)は何か
薬剤師の面接の場において、転職理由についても必ず聞かれます。
いま、他の職場で働いているのであれば、その職場からの転職理由を述べましょう。結婚や出産などで復職するのであれば復職理由を答えなければいけません。
企業にとって、採用は非常に重要です。
あなたという人材を採用したとしても、またすぐに辞められたのでは意味がありません。企業はあなたを採用するために大きなコストを支払い、新たな仲間として受け入れようとしています。
それにも関わらずにすぐに辞められてしまったら、お金と労力の無駄になります。そのため、面接で不採用にならないために退職理由はきちんと考えておかなければいけません。
▶転職理由を伝えるときの注意点
例えば、これまでに2回転職しているのであれば、それぞれに対して企業側が納得できるような理由を考える必要があります。
企業が転職理由の質問をする背景としては「この人は不満ばかり述べて職場の輪を乱し、挙句の果てにすぐに辞めるのではないか」や「前の会社で何かトラブルがあったのではないか」などに疑念を持つようになります。
そのため当然ですが、転職理由を述べるときに前職のマイナスのことを言ってはダメです。例えば、
・給料が低かったため
・人間関係が悪かったから
・会社の方針に疑問を感じた
など、このような理由は心の奥底に閉まっておくようにしましょう。
マイナス面を強調する人であれば、面接官は「この人はこれから働こうとする私の会社に対してもマイナス面しか見ないのでは?」と疑ってしまいます。
入社しても、同じきっかけですぐに辞めてしまう人間のように捉えられ、不採用になるリスクが高まります。
そのため、面接官が納得できるような前向きの転職理由を考えておく必要があります。例えば、以下のようになります。
▶転職理由例
在宅医療まで手掛ける調剤薬局で働き、スキルアップを目指したいと考えたため、前職を退職して御社へ転職しようと考えています。自分独自のスキルや知識を身につけることを考えたとき、在宅は非常に重要な分野だと私は思っています。
現在の調剤薬局であっても、在宅医療は行っています。ただ、薬を薬局内で調剤して薬を渡すだけの施設在宅がメインです。
こうした誰でも行える在宅ではなく、御社のように家庭を訪問し、本当の意味で在宅を経験できる会社で働くことで、自らのスキルアップを図りたいと考えました。
いまは管理薬剤師として数人の薬剤師を束ねている立場ですが、御社と縁があった場合はゼロから学ばせていただきます。
▽転職理由のポイント
今回は「スキルアップ」を転職理由にしています。転職理由は志望動機とも重なりますが、このように納得できる理由が必要です。
また、「これまで病院薬剤師であったが、結婚して子供も生まれる予定であり、本気で家族を養うために年収の高い調剤薬局で働く」という理由でも問題ありません。
この場合、「数ある調剤薬局の中でも、なぜその求人に応募したのか」という理由まで付け加えるようにしましょう。他にも女性薬剤師であるなら「子育て支援に理解のある職場で働きたいと思ったから」でも問題ありません。
重要なのは、本心の退職理由を述べつつも、マイナスのように聞こえないように伝えることです。自分の気持ちにウソを付く必要はなく、表現を変えましょう。自分の気持ちには正直だけれども、前向きな理由に置き換えることによってより良い転職理由になります。
薬剤師になろうと思った理由は何かも準備
薬剤師の面接で聞かれる質問の中で「なぜ薬剤師になろうと思ったのか」という質問もあります。
ベテラン薬剤師であるとあまり聞かれませんが、新卒での就職を含め20代や30代前半の薬剤師であると聞かれることがあります。
つまり、「薬剤師として心がけていることは何か」を問われています。
「なぜ薬剤師になったのか」という質問はベテラン薬剤師の中途採用面接で提示されることはなくても、薬剤師として何を大切にしているのかについては年代に関係なく面接の場で誰でも質問されます。
中途採用の面接では、この想いを自分の言葉で語れるようにしておきましょう。例えば、以下のようになります。
▶薬剤師で心がけていることの例
患者さんと関わることで、患者さんの心の障壁まで取り去ることを心がけて薬剤師をしています。
前職は精神科病院の門前薬局で働いていました。このとき患者さんは精神病という特殊な病気を抱えている人が多かったため、薬を渡すだけでは不十分な場合が多いです。
例えば、睡眠薬や抗うつ薬を服用することで「薬から抜け出せなくなるのでは」と考えている患者さんが多いです。こうしたとき、薬の飲み方や副作用だけでなく、「どのように薬と付き合えばいいのか」を含めて丁寧に服薬指導しています。
その分だけ服薬指導に時間はかかりますが、ほとんどの患者さんは「薬を飲むことに不安を感じていたけど、いまは気持ちが楽になった」といってくれます。
精神科では心の持ちようによって病状が改善したり悪化したりするため、こうしたサポートが必要不可欠です。
御社は精神科の処方せんをメインで受ける薬局ではありませんが、患者さんに貢献する気持ちには変わりありません。そのため、同じよに高い医療情報の提供によって顧客満足度を向上できると考えています。
▽薬剤師で心がけていることの回答ポイント
薬剤師として心がけていることについては、普段あまり意識していない人もいると思います。そうした場合であっても、面接の場では答えられるようにしましょう。
こうしたこと述べることによって、大きな自己PRになります。あなたという人間を経営者や採用担当者に理解してもらい、採用につなげましょう。
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まとめ
薬剤師の転職は、転職理由が非常に伝えずらい特徴があります。それは、給与アップを目t系とした転職になりがちであるというのが大きな原因です。
しかし、今回ご紹介させていただいた転職理由は、前向きな転職理由になりますので、是非転職活動に役立てていただけると幸いです。
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