
こんにちは!就職アドバイザーの南野弘明です。
就活で一番最初にやらなければいけないことって知ってますか?答えは、
「自己分析」
です。「もうすでにそんなのやっているよ!」という人も多いはず。しかし、そのやり方は本当に正しいですか?
・なぜ就活の一番最初に自己分析をする必要があるか?
・自己分析をしないまま就活をするとどうなるのか?
そういった理由を知ったうえで自己分析をすると、就活への取り組み方も変わります。早速ですが、就活の初めに自己分析をやるべき理由について答えを教えますね。答えは2つ。
①今の自分と応募企業の求める人物像のマッチ度を図る
②将来の自分を想像することで失敗しない就活にする
この2つが答えです。では、自己分析をしないで就活してしまうとどうなるか。答えは3つ。
1:やりたいことがないので就活が苦痛
2:特にやりたいことじゃない会社に入社し、毎日が苦痛
3:やりたいことを求めて転職を繰り返す。
ということです。自己分析をどのようにやればそういった事態に陥らないのか、正しい自己分析のやり方について解説いたします!
南野弘明てどんな人?
『今すぐ使える転職ノウハウ』をモットーに、転職アドバイザーとして活動中!
目次
自己分析で就活市場の個の価値を知る
自己分析が就活で大事な理由とは、自己分析をすることで自分自身の「市場価値」を知ることが第一の目的です。
正しい自己分析のやり方を知り、実施することで、自分の「市場価値」を見出し、どういった市場(業界)で自分の力が発揮できるかを企業研究の結果と照らし合わせながら、目指すべき道を探し出していくことが就活成功の必須事項なんです。
自分の目指すべき道が見つかったら、応募企業のエントリーシートに自己分析の結果と、企業研究の結果を織り交ぜながら「志望動機」 や「自己PR」を作成していくことで第一の難関「書類選考」突破を目指します。
エントリーシートは面接の場でもしっかり確認されるため、完成度の高いエントリーシートであればあるほど内定確率が高くなる、すなわち、就活事態を有利に進めることができるんです。
その為には、自己分析のやり方をしっかりマスターしましょう。
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市場価値は今までの人生経験とポテンシャルで決まる
就活における自己分析のやり方をしっかりマスターすることで、あなたの市場価値を知ることができます。その市場価値を示す物差しはたった2つ。
①今までの人生経験
②あなたの将来性(ポテンシャル)
この2つがあなたの市場価値を示す物差しです。
自己分析をすることで、今までの経験の棚卸を行い、自分自身の市場価値を知り、自分を雇うとどんなメリットがあるのかを、応募企業に示すために「自己分析」 を行う必要があるんです。
やり方を間違えてしまうと、物差しで上手く計れなくなるので注意しましょう!
自己分析の結果は面接の場で発揮される
自己分析が就活で大事な理由はある程度理解していただけましたか?次は自己分析の結果がもろに試される 「面接」という場で大いに役立つ理由を説明します。
皆さんが就活サイトなどで求人を探すとき、企業の紹介ページの採用情報欄に「人物重視」と書いていることがありませんか?
これにはちゃんとした理由があります。
多くの企業はどういった就活生を採用したいかという傾向に以下のような基準があるんです。
1位:人柄
2位:入社意欲
3位:将来性
4位:学力、想像力
4位に関してはFラン大学生では天と地がひっくり返ってもどうしようもありませんが、1~3位に関しては対策が可能ということです。
正しい自己分析を行い、企業の求める人物像とのマッチ度を十分に対策を行えば、内定確率をぐっと高くすることはそれほど難しいことではないということが言えると思います。
就活の自己分析のやり方は6つのステップを踏むこと
自己分析は就活で最も大事な理由はお分かりいただけたと思うので、これから自己分析のやり方について説明していきます。
次の6つのキーワードに対して深堀していくのがコツです。この6つのステップについて解説させていただきます。
1.各学生生活で何を行ってきたかを書きだす
⇒中学校~大学生
2.各学生生活で力を入れたことを書きだす
⇒部活、バイト、勉強、趣味等
3.なぜ頑張れたのかを書きだす
⇒部活目標と大会ベスト4進出等
4.目標達成過程の障壁とそれを乗り越えた方法を書きだす
⇒部活で大けが。入院中のイメトレ等
5.自分の理想像を描く
⇒部活でのキャプテン経験で培ったマネジメント力を極めたい等
6.社会の中でどういった自分であることが理想か
⇒失敗を恐れずにチャレンジしたい等
1.各学生生活で何を行ってきたかを書きだす
ここでのポイントは、中学~大学にかけて何を行ってきたか「自分年表」を作ってみるといいでしょう。
中学では、テニス部でキャプテンを務めて県大会で3位の結果を収められたなど、就活と関係ないことでしっかり棚卸して「自分年表」を作成することがポイントです。
2.各学生生活で力を入れたことを書きだす
1の「自分年表」が出来上がったら次は、その年表の隣に「自分が力を入れたこと(頑張ったこと)」を書きだしてみてください。例えば、
中学1年前期:部活
中学1年後期:文化祭実行委員
等、自分の力を入れて頑張ったことを書いていくことがポイントです。
3.なぜ頑張れたのかを書きだす
つぎは「自分年表」の隣に書いた「力を入れたこと(頑張ったこと)」についてなぜその時頑張れたのかを明確に記載していきます。
例えば、大学時代に力を入れたことが「テニスサークル」の場合です。
私は大学時代にテニスサークルに入っていました。
私が入っていたテニスサークルは、夏の大会で優勝することが一番の目的でした。大会に出場する飛行機運賃、合宿費用は自費で出さなければいけませんでした。
学生の私は当然お金もないので多額の費用まで出して遠征や大会にでるのはなぜと疑問を持つ友人もいました。私も1年生の夏に大会にでるまで同じ気持ちでした。
しかし、実際に遠征に行き、海外チームや強豪校と対戦すると「勝ちたい!」という気持ちが沸々と沸き、遠征や大会に出るための費用を貯めるためにもきつい肉体労働のバイトも苦ではありませんでした。
その中でも印象的だったのが、遠征先の決勝での出来事です。結果負けてしまいましたが、その時泣いて立ち上がれなかった私を相手選手が手をとってくれ声をかけてくれたことです。あのとき感じた嬉しさは今まで味わったことのない嬉しさで、あの夏をきっかけにもっと上を目指したいという気持ちになりました。
あの時の嬉しさと負けた悔しさをきっかけに何事にも強い気持ちで取り組めるようになったことは私の財産です。
さて上の結果からどういったことが分析できるか見てみましょう。「自分という人間の市場価値」は、テニスサークルの経験を通じて、
・目標に向かって計画的に努力できる人間
・悔しさを糧に努力できる人間
この2つがテニスサークルのエピソードから抽出できたあなたの「市場価値」なんです。同じように中学、高校時代について、書き出してみましょう。
4.目標達成過程の障壁とそれを乗り越えた方法を書きだす
ここからがとても重要になりますので、頑張ってついてきてくださいね!
次は、目標達成までの過程においてどのような障壁があり、どのように乗り越えてきたかを明確に書き出すことです。
よく就活性が自己分析で失敗してしまうのが「結果ばかり説明してしまうこと」なんです。
・アルバイトでバイトリーダーを経験
・副部長として都大会3位に貢献した
こんなのは全て「結果」の話です。面接官は結果を確認したいのではありません。「あなたという人間の価値」を知りたいんです。
アルバイトのバイトリーダーを経験したのであれば、
・バイトリーダー経験から何を学んだんですか?
・何を工夫したんですか?
・そのことにより、どういう結果を残せたんですか?
・入社したらどのように活かしたいのですか?
上記のような質問をすることによりあなたの「人柄」を面接官は確認したいのです。そういった質問に的確に答えるためにも「自己分析」はとても重要なんです。
5.自分の理想像を描く
ここまでの1~4まではあなたの「人生経験に市場価値」を探ることが目的でした。
次の5~6はあなたの将来性つまり「ポテンシャル」 を分析することが目的です。
企業というのは「将来性を秘めた人物に魅力を感じる」生き物です。その魅力を存分にアピールするためにも、あなた自身の理想像を描いていきます。
・半導体の研究開発職に就きたい
・アパレル業界のバイヤーになりたい
・不動産業界の営業職になりたい
など、どんなちっぽけなことでもいいです。兎に角、自分が少しでもなりたい、目指したいことがあればどんどん書き出してみましょう。多ければ多いほど説得力のある自己分析結果になります。ここで大事なのが、
自分の理想像に「見栄」をはらない
ことです。かっこいい理想はそれはそれでいいのですが、自己分析の目的は「真実の自分」をしることなので、見栄を書くのはぐっと我慢することがポイントです。
6.社会の中でどういった自分であることが理想か
最後に、社会の中の自分を想像し、どういう自分が理想なのかを分析してみましょう。
社会の中の自分というのは、色々な考えがあって当然です。例えば、
・便利を形にする企画開発職になりたい
・洋服と幸せを同時に販売する販売員
・笑顔の接客で満足度100点を常に獲得するホテルマン
自分の目指すことがどのように社会と繋がることができるかというのは、企業の求める「人柄」「意欲」「将来性」に対しての説得力のある材料としてはうってつけです。
将来なりたい自分+社会への貢献=応募の求める人物像
という公式を自己分析の結果から作り上げることができれば、まずエントリーシートで落とされることはないでしょう。
まとめ
自己分析が就活の初めにやっておくことがエントリーシート、面接の対策に直結しているのがお分かり頂けましたか?
多くの人が企業研究、面接対策、筆記試験対策に力を入れているのに「自己分析」についてはめんどいため後回しにしている傾向にあります。
自己分析をないがしろにすることで対策が不十分になり、なかなか内定を勝ち取ることができなかったり、内定が出ないことに焦り、ブラック企業に入社してしまうなどの事態を最近になってよく聞きます。
自己分析をしっかり行うことにより「自分の理想=企業の求める人物像」を作り上げることができるので、是非実行するようにしてくださいね!

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