
WebエンジニアとWebデザイナーということば、一見すると同じような職種にみえますが、実は違います。特に未経験からエンジニアを目指す方で、勘違いして応募してくる人もいるので注意が必要です。今回の記事は2つの違いを解説するとともに、おすすめの就職方法を解説します。
こんにちは!転職アドバイザーの南野弘明です。
ここでは、既にIT業界やシステム関係の仕事に携わっている方、これからIT業界に携わりたい方を対象に、Webエンジニアへの転職、Webデザイナーへの転職を目指している方向けで解説していきます!
Web業界は、コロナ時代において更に飛躍が見込まれる分野なので是非Web系エンジニアについて理解してくださいね!
最後にWebデザイナーに転職する効率の良い方法も紹介します!

目次
Webエンジニアとは何?
古くからシステムエンジニアという言葉はよく知られていましたが、Web全盛の今、Webエンジニアという呼称が広く知られるようになってきました。
Webエンジニアとは、Webサイトを中心としたシステムの設計や開発、運用や保守を担当するエンジニアを指します。
今やインターネットは、私たちの生活とは切っても切れない程、暮らしに欠かすことができなくなっています。URLという言葉は子供からお年寄りまで知られるようになりました。
こうした中、Webエンジニアの役割が非常に高まっているのも事実です。
今やネットには玉石混交、さまざまな情報が氾濫していますが、この情報に誤りがあるとパニックや騒動を招くことすらあります。
Webエンジニアは情報化社会のインフラを支えているという自覚と認識を持つことが求められます。Webエンジニアは、WebプログラマーやWebディレクター、Webデザイナーなど、異なる職種の方たちを束ねて、それぞれが連携し合って仕事を進めます。
このため、コミュニケーション能力やマネジメント力を養っておくと有利に仕事を進められます。
Webエンジニアの仕事
Webエンジニアの主な仕事内容は、WebサイトやECサイトで使用されているシステムを作ることです。
具体的には、システム構築、Webサイトの制作、Webサイトの保守などをおこなっています。
WebエンジニアはWebサイトを制作する工程で、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2つに分けられます。
▶フロントエンドエンジニア
私たちがユーザーやお客の立場で目にするWebサイトの画面、入力画面などの「目に見える部分」のコードを書く作業が担当範囲となっているエンジニアを意味します。
フロントエンドエンジニアは主にHTMLやCSS、JavaScriptを利用します。また時にはデザイナーに代わって、ユーザーの目に触れる画面を制作するため、Bootstrap等のフレームワークを使うこともあります。
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▶バックエンドエンジニア
Webサイトの画面やアプリケーションの入力画面から入力されたデータを変換し、データベースに登録するなど、バックエンド(裏側)の処理システムを開発するのがバックエンドエンジニアの役割です。
バックエンドエンジニアになるには、LinuxやPHP、Perl、Pythonなどの知識が求められます。
Pythonについてはこちら↓
Webエンジニアに転職するには
Webエンジニアは人材不足が深刻になっており、求人は増えています。
本来なら売り手市場なのですが、そうも言えない部分もあります。ミスマッチが多く、せっかく転職したのに能力を発揮できず、或いは買い手側の期待に応えられるず、業界を去ったり、渡り歩く人も少なくはありません。
そうした事にならないよう、注意しておくべき点や必要な準備について解説します。
①明確な目標を定める
フロントエンドエンジニアなのか、バックエンドエンジニアなのか、或いはプログラマーなのか、ディレクターなのか、中長期的なビジョンを描いておくことです。
Webエンジニアの採用試験では中期的ビジョンを聞かれることが非常に多いです。
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②課題を明らかにする
Webエンジニアに転職する為の目標となる職種やポジションが定まれば、学ぶべきこと、課題が明らかになります。フロントエンドエンジニアを目指なら、今生かせる自分のスキル、不足するスキル、新たに学ぶべきことが見えていきます。
③課題が見えたら果敢にチャレンジ
「天は自らを助くる者を助く」という英語のことわざがあります。神は人に頼ろうとせず、自ら努力をする者を助ける、という意味ですが、転職もまさしくその通りです。
「自分は能力があるから、転職なんて簡単さ」と考えている人は、転職できても長続きしません。むしろ、「こんな能力で通用するのだろうか?」と謙虚に自分を見つめ、向上努力をしている人が成功します。
転職は自分を売り込めるか否かが勝負です。
売り込めるだけの知識やスキルを身に着けておくこが大切です。ヒューマンスキルも大切ですが、Webエンジニアを目指す際には具体的なスキル、例えばPHPやRubyが使えるとか、Bootstrapに詳しいとか、何か一つ強みを発揮できるものを身に着けておくことをお勧めします。
Rubyについてはこちら↓
Webデザイナーとは
Webデザイナーは、まずPhotoshopやillustratorなどのグラフィックソフトなどを用いてWebサイトのデザインをおこないます。
そのデザインをもとにして、HTMLやCSSなどのマークアップ言語を使用して、実際にWebサイトを制作します。
Webサイトはそれぞれの組織や企業の「顔」であり、誘客や集客のための重要な役割を担っています。Webデザイナーは、クライアントの要望を聞き出し、その要望に沿ってデザイン性と機能性を考慮しながら、クライアントの「顔」となるWebサイトを制作していきます。
Webデザイナーの仕事
Webデザイナーの仕事は、よくフロントエンド系のWebエンジニアと混同されますが、厳密には全く別の仕事です。
Webデザイナーは、画面のレイアウトやボタン、画像などの作成を通して、画面の見え方をデザインするのが仕事です。
フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーがデザインしたものに沿って、動きを付けたり、より使い勝手のよいサイトにするためにUI/UXを意識しながらプログラミングします。
このようにWebデザイナーとフロントエンドエンジニアの役割は分かれていますが、どちらも経験し、全て一人で担当してしまう人もいます。
Webデザイナーに転職するには
Webサイトは企業や組織の「顔」です。「顔」はお客やユーザーから常に見える部分であり、プランディングの重要な要素となっています。またリニュアルのニーズは多く、こうしたことからもWebデザイナーの求人倍率は大変高いのです。
Webデザイナーは華々しい職業ではありますが、きちんとした裏付け、能力が無ければ続きません。Webサイトは真っ先に見える部分だけに、デザイン力が問われます。
デザイン力には先天的な感性も必要ですが、体系的に身に着けていくものでもあります。デザインの基礎を学んでいなければ、いきなりデザインはできません。また、ツールを使いこなすスキルも必要です。
例えばIllustratorやPhotoshopといったデザイン系の仕事では必須のソフトを習得しておく必要があります。マークアップ言語であるHTMLやCSSに関する知識も必要となります。
HTMLとCSSについてはこちら↓
さらにはJavaScriptやPHPなどのプログラミング言語を知っておくと、さらに強みとなるでしょう。
Webエンジニア、Webデザイナーにはヒューマンスキルも求められる
Webエンジニア、デザイナーともにコミュニケーション能力も重要です。人と接するのが苦手、一人で仕事をしている方が良いという人には向いていません。
クライアントの要望を聞くのはWebディレクターかもしれませんが、Webサイトの細かい仕様の詰めは、Webデザイナー自らクライアントにヒアリングし、確認を求めるケースがあります。
また、Webエンジニアとの共同作業も多々あり、プロジェクト内でのコミュニケーションも重要です。その他、Webデザインをする上では、当然顧客からWebアプリケーションに関する要望、バックエンド系に関するリクエスト、時にはサーバー要件などの話まで対応するともあります。
サイトアタックに対する対策、SEO対策なども他人事では済まされませんので、これらの対応も考えなくてはなりません。こうした点を考えると、これからのWebデザイナーは、デザインにも長けたWebエンジニアであることが求められるかもしれません。
Webデザイナーへの転職を目指す皆さんは、関連するITの知識を身に着けるための自己研鑽もお勧めします。
Web系エンジニアになるにはスクールがおすすめ!
Webデザイナーを目指すとき、多くの人は独学での知識習得を目指しますが、とても効率が悪いです。
Webデザインを勉強するには上記の内容を効率よく進める必要があるのですが、多くの方はHTMLの知識習得を目指し、その他を後回しにしてしまい結果、知識と技能のバランスが悪くなったり、転職における面接対策がおろそかになったりとよいことはありません。
Web系スクールに通うことで、知識と技能の習得及び卒業後の転職支援が付いているので、未経験Web系エンジニアを目指す方にはおすすめ。
当然費用がかかりますが、その分の見返りは十分なので時間と労力をお金で買うという発想に転換してみるとよいでしょう。
特に私がおすすめしているのが『6ヶ月で未経験からWebデザイナーになる!【デジタルハリウッドSTUDIO by LIG】』です。
都内にあるスクールですが、基礎から応用までしっかり学べ、転職支援もありますので、是非一度面談を受けてみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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